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- 481 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:45:01 ID:HU.t/Pe.0
-
━━アリスの店・地下実験場━━
: : : : : : : : : : ;;;;″ ｀;;: : : : : : : : : : : : : :_::,:,:,:,:,:,:,:,,:,:,:,::,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,::,,:,:,:,:,:_:_::_:_ : :
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,l,
;"',, ;"',, ;"',,
;"' ,, ;"',,
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;"',, ;"',,
- 482 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:45:29 ID:HU.t/Pe.0
-
,, -＿‐＿- ､
/ ,,-::,,´_::,,-､::_::＞､ ｀ヽ
／￣｀''´ ヽ ヽ
// l l l l l l:l l
l/ l l＿ /l l､─l ─ l l::l l
l /l l´l / l/ ヽr==､l l/ l
l/l/l l .lrﾄT ﾋｿl / l ヽ
l V ､l└′, ,, l/ / _ヽ
/ l l､ / l l l エビルデインねぇ……。
l/l l l ヽ __‐_ ｲ l l lV あれ、効率悪いから私は好きじゃないんだけど。
l/l / ／ -､ヽi ‐l / l/ヽ l
>‐´i´ l´ _::-ヽ/ ￣ヽ_｀
／ / /:l:::／ ヽ
／ _ __ l ＿ ／::::l:::l ヽ
／ l l ::::::l::::l ヽ
∧＿∧
( ・ω・) 耐性持ちが格段に少ないってメリットを除けば、
( つとﾉ ギガデインとドルモーアで事足りるんよ。
u-ｕ まあそれらよりも基本威力は高いけどね。
- 483 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:46:10 ID:HU.t/Pe.0
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ＼
| ＼ ,＿ | その両方とも使えるのなんて、あなた達ぐらいだお。
/ ｕ ∩ノ ⊃―）／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
＿＿＿_
, ‐- ､ ｀ ｰ- ､
／‐- _ ＼ .＼
／ ＼ ヽ :.:.:.ヽ
, ' , ヽ } ..:.:.:.:.:',
/ i :.{ ヽ,!:. ...:.:.:.:.:.:.:{
{ .::| .: .:|弋了¨ i:. ヽ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
ヽ :.ヽ,:.:.|,ｨfﾃ示､ヾ/ :.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',
ヽ .:.ｿヾ !ﾟ:i} ﾉ Y .:.:.i:.:.',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}
{ ハ ｀´ / ,ｨ.:.::|.:.:.}:.:.:.:,'.:.:.::.::ノ で、それをどう改良したいわけ？
ヽ.:.ヽｰ { .:||.:.:.:|.:./.:.:,r{.:.:.／ エビルデインの先……――――はまだまだ会得は無理そうだけど。
ヾ､｀ｰ=r=､ ヽ!ヽ､ﾊ/ヽ､{ ヽ{
ｿ-―}=ミx_,ｒ彡ﾒｰ-‐ ､ ｀
i ／ﾊ_{ヽ、 i
ノ , ,〈 | / } ヽ、 ヽ、
, ' / !i＞' |＿Xヽ､. Y ー- 、
／ｰ- =-‐{ｰ‐┘{ : : :ヽ、｀ｰ- ,'==一'_´-‐´〉
ヾ｀>ｰ--‐X´￣ : : : : : ｀´￣/ ｀¨´ ヾ ／
〈 ,ゝ: :-‐ Z＿_: :./〉 〉
iﾆﾆ≧===≦｀i: : : : : : : : : : :{ ,≧===≦ﾆﾆi
<／~i´｀^i~ 〈 _ -‐,r‐‐i-＞'~´^´i´~＼>
- 484 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:46:54 ID:HU.t/Pe.0
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ -=・=- -=・=-. ＼ これよりさらに強いのがあるのかお。
| u , （__人__） U |
＼ ..｀ ⌒´ .〆ヽ （……実力不足で名前すら聞き取れない）
/ ヾ_ノ
/rｰ､ |
/,ﾉヾ ,> | /
ヽヽ〆| .|
∧＿∧
( -ω-) =3 ……その先は使える人が歴史上でもほとんど居ない幻の魔法……いや、技かな？
( つ日ﾉ まあ覚えないに越したことがない禁術に似たようなモノなんよ。
u-ｕ
- 485 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:47:27 ID:HU.t/Pe.0
-
＿＿＿_
／ ノ ＼＼
／ （●） (●）＼
／ ∪ （__人__） ＼ とりあえず今日来た目的は、
| ｀ ⌒´ | エビルデインを使う時の負担が大きいの何とかならないか？
＼ /⌒)⌒)⌒) ／/⌒)⌒)⌒) なんだお。
ノ | / / / (⌒) ./ / /
／´ | :::::::::::(⌒) ゝ ::::::::::/
| ｌ | ノ / ） /
ヽ ヽ_ヽ /' / ／
ヽ ＿＿ ／ / ／
_,.''´,,;: -──-- ､:;｀ヽ､ ｀ヽ.
_,,..-''ｧ'" ｀ヽ! ヽ.
／ / ｀', ',
∠/ / /| ﾊ ､/_,./-! | |
i |ｰ/‐!､/ | ﾊ /__ ﾚ'|. | |
| |/rｒｧ'､ レ',ｱ;'￣'7ｱ|. | |
! /| ' ﾄ } ﾄ |, | ﾊ/ |
', / ,ﾊ. '- ' ｀￣ /ﾚ' ',
Vヽ､ |" ' ,' | ', 今のやる夫にはまだ過ぎた魔法なのよ。
ﾉ.人 ､-‐''ｱ | i ヽ. ギガデインより消費が大きい魔法よ。
〈 / ｀ヽ. ￣ _,.イ| ﾊ ﾉ r-｀ それをノーリスクで撃とうだなんて甘いわ。
Y ,.ﾍﾊ/>-‐ｧ'7＞/ / レ'| ﾉ
ﾚレ'´_,,-!.イ二/_,.／ |／｀￣"'レ'
／´ |/::::| 7 / ｀ヽ.
/ /::::::||/ / |
/ /::::::::|:| ,' / |
/ /::::::::|:| ,' 〃 |
／ く::::::::::|::| l |
rく二二ニﾆ┘ヽ:/_」二二二ニニ＝-:､__」
7 ー-' ､ ..,,__ /_,.＞'‐ /-'"
! ___,,.. -‐ '' "´ /
- 486 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:47:44 ID:HU.t/Pe.0
-
＿＿＿
／ ＼
iニーヽ ／─ ─ ＼
iニ＿ ￣￣／（●） （●） ＼
⊂ノ￣￣| （__人__） u | そう言われると……やっぱり地道な修行しかないのかお？
⊂ ヽ∩ ｀ー´ ＿／
'､＿ ＼ ）
＼ ＼ ／ ／|
|＼ ヽ ／ |
∧＿∧
( ・ω・) いや、格上の魔法を使う技法とか結構あるんよ。
( つとﾉ 一番お手軽なのはテンションを上げて使うこと。
u-ｕ
- 487 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:48:10 ID:HU.t/Pe.0
-
,イ 二二二 ヽ ---- ､
イ´:.r ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼ ＼
／ ｀ヽ、:.:.:.:ヽ ヽ
／ / ヽ ヽ ヽ:.:.:‘， }
,イ ! i ! ', ヽ ヽ .',:.:.:.:ｉ ｉ
. } !! | | | | ', ', ヽ 廴_ }:.:.:| |
i / 丁|┼ ､| | i ヽ----ヽ´ ! .|:.:.:| | .| |
| / | | | /!| ヽ', ヽ ',ヽ } i:.:.| | .| |
!/ | | ! ,' ﾘ ヾ､ ＼ i ﾘ|| |', ヽ!. ! !
〃∨ .| ヽヽ{ , -==≠|/ ', / ヽヽ
/ ', |ヽ ヽ|ヾ≠ // } i }
. ﾘ !＼ヽ ′ { ｉ / / / 難しいのになると体力を犠牲にして使ったり、
. ノ } ｀ヽト r‐‐, イ ヾ､ /. ノ/ あるいは強力な補助具を使ったりとかね。
', ! {ヽ } ヽ､-＞＜――ヽ } ヽ { ヽ!
ヾ､! ヽ| {:.ゝ―‐ ´:.:.:.:.／ ヾ､ | ｀ 魔族ならまた別の魔力収束術もあるのだけれど。
/￣￣ヽ:./:.:.:.:.:|＿／ ｀ ヽ-､
/ /:.￣ヽ/ ｉ
/ /:.:.:.:.:.:/| ',
__|＿ ／ /:.:.:.:.:.:/:.:| | i
/ /:.:.:.:.:.:/:.:.:.:| } |
＿＿＿_
／ ＼
／_ノ ヽ､_ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） u | ……難しいのはどう考えても無理そうだお。
r､ r､＼ ｀ ⌒´ ,／ 言われてもやり方さっぱりだし。
ヽヾ 三 |:l1 > ー‐ ヘ
＼>ヽ/ |｀ ｝ ヽ
ﾍ lノ `'ｿ ｲ | |
/´ / ./ | | |
＼. ｨ_ノ .| | |
| | |
- 488 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:48:30 ID:HU.t/Pe.0
-
, ´￣ ´ ￣ ｀丶
／ -‐ _ ￣_ ‐- ヽ
/,/´￣ /´ ｀￣ ｀ヽ｀ヽ
i´ ' ヽ i
/ ‐ﾅT、 |7i‐､ l|
/ ! l i//ヽ!＼ ｌ,―､,ヽ /l
' ,ヽヽ l ＿_ ヽ!{::::::l /∨ヽ!
i ヽ＼ヽ´￣ ‐ﾞ'/ / ヽ そうね……魔法の鎧を作ってあげるわ。
!|l ヽ､ l＞ _ ‐ _イ/ //i /l ! 剣、盾と合わせて魔法特化にしておけば多少は楽になるでしょうし。
｀ ヽl丶!｀／ヽ､ﾊノ ヽ 'ノ l/ ﾉ'
｀ ／ / ! !ヽ ヽ '
ヽ ＿/ // i＿ ノ
/ //｀o｀＝＝ヽヽヽ
i_// / / 丶ヽ>
／ / / 丶 ＼
／ ,￣ i ヽ ＼
＼＿i―‐-､l ヽ, -―,､_／
｀ ｰ― ´‐--' -‐ '
| |/
l－!
￣
＿＿＿
／ ＼
iニーヽ ／─ ─ ＼
iニ＿ ￣￣／（●） （●） ＼ ありがたいけど……
⊂ノ￣￣| （__人__） u | 船を買ったばかりだから予算がないお。
⊂ ヽ∩ ｀ー´ ＿／
'､＿ ＼ ）
＼ ＼ ／ ／|
|＼ ヽ ／ |
- 489 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:49:08 ID:HU.t/Pe.0
-
_,,.. ..,,_
, '" ,.<ﾆぅトミ`、、
_,,. '’ '^＾¨¨ア¨`ヾ>＼
⌒7 j／ | ／) ヾ>､'.
_,′7 __Ｌ／ _` /＾｀い;
__ﾌﾞ |{ _/|/｀ヽ, ／Γ ﾟ.´_
-=ﾆア _] .八 扞＝ミ_] ／)ナト､ j:｛
〈 _` 〕'´~-ヽ八_丿｀⌒ ｧミ､j .ﾞ八
|／ ‐- ］ i 〈_/ /| /＾iiハ
_／ _,ｨｧﾝ八 ､ , .ｲjﾊ/| j{ 私が作るとなると2万Ｇってところかしら。
] r＜八レく .)> _,,.. ＜八Ｖノイﾉ でも今回は特別にタダでいいわ。
} | }ﾊ人､ﾉ＼, |_ノ!イ ノﾊ
レ'"¨｢[_ 〉 ／ ._人j八j人
{ ＼)ぅ=ミ} '" /^~`)ト､
_ｧ‐-ミ辷_｣ }に.,_人_／ ,
＾L : /｝ ｛ .
＾L ___｝ , /: :｝ ´,_ ＼..,,_
＾L{ミj{ .′ ./ : /´, "'' ..,, ⌒]ト.,,__
＾⌒:. ,. j｛ : :{: :´:., ［ __ノ〉
｀¨｢)>..,,_]］: :´_: : :＾' ..,,__,,..､` __,. r<_)~＾
}'＾: :｡:ﾞ_:。: : : :}､..,,__,,..ｨ癶ノヘ/
＿＿＿＿
. '" U ｀丶、
／ ＼ ＼
/ ｀¨″ `'ｰ'"￣｀
{ 三三 三三 } …………何か裏があるんだお？
'. Ｊ /
＼ ｕ ﾞ'ー'^'ー'ﾞ ／
｀¨７ ￣ ‘,
/ ‘,
- 490 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:49:34 ID:HU.t/Pe.0
-
,x ― ､
イ r 辷ゝﾍ ゝ ､ ＼
/ /え/ ゝヽ∧
/ / / ゝ ∧
,′ i , ∧
ﾉ ! l l /,ｲ i i
/ノ l r､ | /| ∧ / ,x≠ /ヽ |
´ | ﾍヽ|:::|/::i ／ 弋ソ ,'ノ |｀
!{ }＼l:::::/／ イ-- ７ __ _ 代わりに血を相当量貰う。
ゝl ｌ￣l ヽ- , /~￣ / } ', / /､ 今後の実験とかに色々と必要なの。
//＼ ヽ i l ／ヽ. l i / L､
, ≦＼: : : ≧´ ヽ≦: : : :ノ ｀ ヽ、 i / ヽ
/ ゝ : : :|____| ＼ ／ i __l ／
i ＼: :/: :ヽ: : / } ヽゝ ／
l ヽ: : : :ヽ/ lヽ ＼／
/ ＼: : ,' l 》￣
/ , ヽ/ |／
／ , ／ヽヘ/ヽ/ヽ／ ,､ l
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 死なない範囲なら良いけど……
| （__人__） | やる夫の血なんて貰って使い道あるのかお？
＼ ｀ ⌒´ ,／
r､／ ＼r 、
|:l1 l;l:|
/|｀ ｝ ｛ ´|ヽ
ノ `'ｿ ゝ' `ヽ、
/´ / ヽ、 ヽ
＼. ｨ 个‐´
| |
- 491 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:49:53 ID:HU.t/Pe.0
-
, -――- ､＿＿＿＿
, '",､,,r=fﾆﾆ=、 ｀ヽ￣￣｀
／,r='´::::::::::::::::::::::ヽ、 i ＼、
./ /::::::;ｨ'=j=v=r-v-=', ', ニ=--
/ '-vｼ 、 ', '., ｀ヽ、
,' { 、 、 l l ﾄ､ } .ヽ、ヽ '-､ヽ、
, l ､. ヽ ヽ } ﾄi'´ﾘヽ､ l｀ー-. ヽ､__,
l , , .', ￣｀ｰ-､ ヽ| ,rf::::T /＼{ ｀ｰ ﾄ､< 闇に適応できる人間は少ないわ。
ﾘ, ', .ヽ.,r=气, ヾﾘ ｀¨´,ｲ/ 人 |从iﾘ 錬金術師から見たら、やる夫は最高級の素材よ。
', ヽ ゝ｀¨´ , ,ｲ./ ヽ }
>､ ヽ、＼ -‐ ,.イ/iﾘ_ /＞=ー--､ , -――''''''´〉
.{/i ＼ ヽ_,rニﾆr.-.' f´ /::/´￣ ハ.,＿＿／-‐‐-､,＿_／
i,r-‐'"￣ ＼ .ヾ､Y:/ ／ 、 ｀ー-,
, -‐'" ＿＼__ヾ=--､ .／ ､ー-‐''´ 「''ー- ＿ノ
_,, -‐''" .／i＼厂,r--=- ヽ＿,,,／ /⌒＼ {′
V ／i￣__/(f ／ >/⌒｀ヽ､ |
/＿＿＿＿＿＿_.／i￣ .{(f / ／｀ゝ､＼ ヽ｀ー-―――-､
／,r-v-v-v-v-v-vf￣ ,ィ' ＞=-､＿＿ ,＞<´ ＼ ヽ .', ＿＿＿,ノ
/{/: : : : : : : : : : : : : : :＼ ＿,r'´/ / /;/ ｀ー- ＿＿＼ ヽヽ ',‐'´
{､:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:´:_:V T￣￣ヽ..,/ /::::::::::| ｀T´＼_,). ＼ ヽ
V´V´V´V´V´V´V´V´V´/::;;}ﾆ ｀￣￣￣￣￣ヽ .}. ｀´
＿＿__
／ ＼
. ／ ＼
. ／ ／） ノ ' ヽ､ ＼
| ／ .ｲ '=・= =・= u| うーん……そんな実感ないんだけどなぁ。
/,'才.ﾐ) （__人__） ／
. | ≧ｼ' ｀ ⌒´ ＼
／＼ ヽ ヽ
- 492 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:51:39 ID:HU.t/Pe.0
-
∧＿∧
( ･ω･) 魔族とかではなく人間でドルマ系統、さらにはエビルデインを扱えるって相当稀少なんよ。
（っ ） オルテガの息子ってブランドも合わせれば、攫われたりしないように警戒すべきなんよ、本当は。
( ＿_フ
(_/
＿＿
, ´ ｀`丶.
/ ＼
/ /￣￣￣⌒＼ ∨
// / /＿＿＿＿__ ＼ ∨
// / /＼／＼／＼/＼ | ＼
／/ | | | / / ￣L_| !{⌒ヽ
／ 〃 | |ハ,.ｲ / / / , ｜',
{ ｉ{ | |r=ミ､／| /|/| l |/ | ′
. ＿___ ＿__ 「ヽ 八 | |乂ﾂ j／r=ミ刈 /`､
. '＼＼＼ ｿ|､＼ | } ＼', | , 乂'ｿ/ / / } ま、高位の錬金術師じゃないと価値がわからないけど。
'二＼＼:| |ヾヾ} / /＿＿＿_ヽ__人 / ,.厶ｲ／)ノ 少なくとも貰う量の血液と2万Ｇ分の鎧じゃ、鎧の方が安いぐらいよ。
... '二ニ＼| r―ﾃﾃく―――――‐- ﾐト ´＿,,. 公イ /
. '二二:「|｜f'´/, ｸ二二二二二二二V____ﾉ＼}／ヽ/
. '二二 }/ / /／二二二二二二二二V|/＼ ＼＿＿／ }＼
'二ﾆハ {/,ﾆ二二二二二二二二 {＼_}＼/ ＼
'二二ﾊ ∨,ﾆ二二二二二二二二 ＼| ＼)__ / ＼
'二二∧ !/,ﾆ二二二二二二二二 ＼ ＼)__ ＼
'二二八 ∨,ﾆ二二二二二二二二 ﾄ､ ＼)__ ' / ＼
＼二二 V,ﾆ二二二二二二二二 ｜(＼ ＼)_ ′ /ヽ/「
. ＼二 V,ﾆニニニニ二二二二_____|_:_､:(＼/ V)_____'__/ヽ/_」
＼ ∨二二二二二二二二 ＼| : : ＼(} V)/＼Vヽ/＼
. ∧ ∨/,| /＼＿_＿＿＿＿|: : : : :|(} V)＿_'_/|￣
⌒), ｀ヾ|／＼/＼／＼／＼_|:ｚ_:_:_:|(} Ｖ＼/|`
∧ /＼/`､:. : : : : : : : : : : : :|(} 〉 |
- 493 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:52:02 ID:HU.t/Pe.0
-
＿
_´＿ _` ､
／‘=’ﾆ ‘=’u‘. …………今後は気をつけるけど……どう気をつければ良いんだお？
i └‐' ｰ' ｕ‘. やっぱり強くなるしかない？
ヽ !
_,.．-― ―- ．._
, ´ ｀ ､
／ _rｧ=ーrｧﾆ, ＼. ＼
/ ／ r)''´ ＿ ヾi ヽ .l l
,.' i i'´ _,.-ｧ)='''''''=ｧz､_ l ヽ l .l
l j ﾚｨﾌｨ / ',｀ヾ ｀ヽﾊ
l / ,' ./i ,ｲ ヽ l ヽ ＼
|./ i ,' _A十ﾊ._ -ﾊ=ﾉ､. ヽ、 ﾊヽ
/' ./ .l ,.rzi jﾆ､ヽ ﾉ|＿__ヽ,. ､ヽ､ ヽ.j｀ヾz、
. /,' ,rｧi‐i¨.j / .ﾄz:::j ｀ヽi' 弋ﾆｿ .j ﾊ j lヽヽ､ﾊヽヽ ヽ､
i i ,'|i l ヽ.ヾ=' ノ ./iヽ i!∧｀ヽﾊヽ i / ﾉ
. i!ヽ∨ ./ ヽ __ ,.' l ﾞー＝≧ﾐﾄ ｿ それが一番よね。
ヽ ｌヽ ー┬､ 7_ ‐- ,.ｨf ｧ､ー-､ l) i!/ てっとり早く強くなるには格上と戦い続けるのが一番。
｀ｧ> ./ ∨ |｀ ｰ ´ | ＼ | ヽ/ヽ!i| / 私たちもそれで強くなったし。
/ j―＝ﾄﾆ＿__＞ー''フ＝―､ _,.．-'''ﾌ
,./ ﾊヽ i! i!ｲ ノ´ ＼ _,.-'''/,' ／｀ヽ
,.'/ .,' ｀ヾ,.i!＿__i!rイ´／ヽ￣￣￣¨＼‐''¨ i i ｀ヽr'´
, '_/ ,' /〉| ヽ ／ ./＼ ｀¨＞､.i i ,r‐＜
_, '‐/ .,ヽ. //ハ // _,..．-'' ＼ _／´ l. l. > ＿l
_,.．-,.¨´ / l ヾ //,'ﾆ=ヽノ＜.| l l _,.ｨ==≧,< .l l ヾi、
￣ｱ _ｨ''´ヽ ﾉ| .j/i .l__, ┴--､...| l l ／／ ｒvｧ ヾ .// _,.. j
- 494 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:52:25 ID:HU.t/Pe.0
-
＿＿__
／ ＼
. ／ ＼
. ／ ／） ノ ' ヽ､ ＼
| ／ .ｲ '（ー） （ー） u| アリスさん達より強い相手ってのが想像できないお。
. /,'才.ﾐ). （__人__） ／ 一体どういうところで戦ってたんだお？
. | ≧ｼ' ｀ ⌒´ ＼
／＼ ヽ ヽ
,.‐''"￣｀""''ｰ､
／ ,. ''"二ニ=､_｀ヽ､
/ , '"´ , , ヽ､ ヽ,
,' / , / /-ﾄ ﾊ / , ｀ ',
| ﾚﾍ !,ｨiてiヽ! ﾚ',｀/| ./ ﾊ|
! ﾚ'i 'ゝ-' '|'|ﾄﾊﾍノﾉ
/ , ハ " ｀' !/〈V エルフの図書館地下迷宮。
ｲ // | 〉､ ｀ _,.ｲ i さとりが修行で攻略中らしいけど……やる夫も興味あるなら行けばいいわ。
レへ!,.'"ヽ!＼｀i'7"|ﾉ ﾊ 〉´
/ ＼ ,〈ﾌ」ヽ､´
く,.へ_,.ﾍ__,.､_」ﾄ ! ｀>､
7^ｰ'^7ｰ「 ﾓ｀^iﾍi´
/ | ﾓ | ', ___
/ |､____ｽ__,ﾊ ヽ､ /＼＼
/ iゝ--ﾄ|--ｲ >/. ＼＼
〈r､_,.､___r,. ! !」 ｀|イ/ヽ､ ::::/'''7
i ,Ｊｲ ,' | i'7ゝ-' / /
ヽ､__!/ ﾊ＼. / /
/ / ', ＼./__/
- 495 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:52:40 ID:HU.t/Pe.0
-
(( ) ｚ
＿＿__( )) ｚ
∧＿∧ /__ o、 |、
（ ・ω・） | ・ ＼ﾉ ま、あそこは得るモノも大きいけど危険も一杯なんよ。
旦 ｏ） | ・ | 無茶したくないなら、ヤンヨが修行つけてあげてもいいんよ。
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿_
,イ´ /:.:.:.:.:/｀ヽ＿＿＿
,イ´ / /:.:.:.:／ /
./ i /:.:.:.:/､ ／ / .! /､
{ | ｉ:.:.:/ /. ｀ヽ、// / ヽ
ｉ ! ! | r ｀/ ／ ___ ／｀i ,′! ｉ
} ! ', !{ // !/ ∨::}ヽ〃! | .|
ノ ./ ｉ} Y / { ヽ/ /,' | ﾉ!.|
./ ノ ,' } { ,/ } ヽ| / .ﾘ
. i／‘， ｉ__/ | ／/／ r , ／|/ ヤンヨ……あなた不調なんでしょ？
| ヽ| i ｀|/- 〃/ ヽ イ/./ / 大丈夫なの？
/ ｀￣ ＼｀ヽ|､ / /＼ i i
/ ｀ヽ:.ヽ__{ ／/ | /
ｉ ! ＼ }:.｀ヽヽ 〃
r―― ｌ ヽ―:.／ヽ,
／ , イヽ | r､ --､ |',:.:.:ヽ ヽ
/￣ ―､ ＼ /::ゝ//ヽ/ |:.i:.:.:.:ヽ ＼
＞￣／＼ ＼ ｉ::::::::´::::::::::} !:.:.}:.:.:.:.:| ‘，
',＼／ ＼ ヽ|ヽ|::::::::::::::::::::} /:.:/:.:.:.:.:| ｉ
. 7 /--＞{::::::::::::::::::ノ /:.:.:ｉ:::::＿| ＿ |
- 496 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:52:53 ID:HU.t/Pe.0
-
∧＿∧
∩ω･ ）三二一 見たところまだ全力出さなくても、スパルタ修行できそうだから平気平気。
. ..とヽニニﾉ三二一
.(｀ヽ /三二一
. ＼ 」､ l三二一
Ｕ三二一
＿＿＿＿
. '" U ｀丶、
／ ＼ ＼
/ ｀¨″ `'ｰ'"￣｀
{ 三三 三三 }
'. Ｊ / これから血を抜かれるってのに、あのスパルタ修行は勘弁だお。
＼ ｕ ﾞ'ー'^'ー'ﾞ ／ 疲れて死んじゃうお。
｀¨７ ￣ ‘,
/ ‘,
- 497 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:53:17 ID:HU.t/Pe.0
-
_,,,... -──- ､.,_
,. '"´ _,,. -──- ､, ｀' 、
.／ ／ _,,.. -─,.へ--､＼ ＼
,.' / /'"´ / } ヽﾉ ｀ヽ
,' .,' / ,! / ,' | ﾊ
| | / -イ|／| /| /ｰﾊ | |.
| | /ァｧテ､ |／ .|/ｧﾃｒ､ ! ,'
| ', 'ｲ { rl| |l r} } 八 ,（.
', ∨ 人 ヽ-' ヽ-' |/ｒイノ
,ﾊ | ,ゝ ' ,! ｀ヽ
／ ノ 人 ,ﾊ ） 疲労は気にしなくていいわよ。
（,' ﾉ |,' ＞ ､ ￣ ／ ,ﾊ （ 私がベホマを使えるから。
{ ﾍ ﾉ| / __ｒ| ｀ﾞ'ァ 7´|/|／￣￣｀ヽ
）_,.イ ∨／ | ト-ｒｒ‐イ´/／ ﾊ
「｀ヽ,. -─-＜l` ー}| |{-／ }
|::::;.' ｀ヽ./{|_|}/ / /
/∨ |/|_,/∨､_ﾍ. }== く＼/＿＿__ｒ─ﾍ /
く::::,' ｒ| Ｏ Ｏ'|ﾚ' ｀7ｰ､＿＿ｒ‐ ｧﾍ| ｼｬﾝﾊｰｲ
ﾄ､イ /.人 - ノ||／） ／/ /￣
*``･*。
｜ `*｡
｡∩∧__∧ *
+ (･ω･ )*+ﾟ それじゃエビルデインの訓練になるように――
`*｡ ヽ つ*ﾟ*
`･+｡*･`ﾟ⊃ +ﾟ
☆ ∪~ ｡*ﾟ
`･+｡*･ ﾟ
＼ ﾟ ｏ 。｜ 。 / 。 ／
○ 。 ﾟ ｜゜ O / ｏ ／ 。゜
゜ 。 ＼ o ﾟ O ﾟ 。 /ﾟ 。 O
ﾟ 。 ＼ | ﾟ o ／ ﾟ 。 ゜
。 ゜ 。 ｡ 。 ﾟ 。ｏ ゜
＿＿。＿＿＿ ﾟ 。 ゜ ―O――――
゜ ｏ ｡ ｏ ﾟ 。 ﾟ 。 ﾟ
ﾟ 。 Ｏ ／ 。 ｜゜ 。ﾟ ＼゜ O ゜
゜ ｡ ／ 。 / ○ﾟ O ＼ ｡ ゜
Ｏ ゜。 / ﾟ ｜ 。゜ ﾟ 。 ｏ
／ ｏ 。゜ | ｏ ゜ ＼
- 498 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:53:45 ID:HU.t/Pe.0
-
f f圭圭斧s､､ ,ｲ
l lﾆ圭圭圭斧s､､ / fi
ト､ | |ﾆ__ﾆ圭圭圭斧s､､ / .{i
| ',ヽ _＿___.{ {ﾆ{ ト､ =圭圭圭斧s､, -‐…─〈 {:i
|/ >､ 0＼､} }:i:ﾑ二圭圭圭／r‐ '´ : .:ﾏ {ﾑ
|。 ,' ヽ ,‐ｧ'ー'心､__＿____/ ', : : .:ﾏ{/
ﾄ､ ,'. /:/ : ヽﾉ八:/:.:/ ', . : : :__∠___
{圦!。 /,ｲ{ :. ,ｲﾍノ:_:_:〉､ ﾟ｡,斗匕 , -‐心
弋i ＞､_/〈/:ﾑ､fi_tﾁ'ﾟ_/:/:.:.://ﾑ /rz､ ,ｨ≦ ＿.ﾑ 魔王軍の機械系って格好いいんよね。
___ f´>､／‐ ﾑ:.:.iﾑ「 !{ソ/:.:.:/:〈〈ｉiﾑ__/〈Z7/_:-‐'´ : : : } ってことで、これで行くんよ。
,....，｡*…･台 )二{ ﾉnm-‐ ' ﾑ:.i:.:｀ー':./:.:／⊂二≧s､`寸 ___ : : / 前回の時より1～2段階ぐらい強い程度だし、平気平気。
,........，。+*…･･”...,，*…'“”ﾟ￣ ∪￣´ 廴二二_／:.と_⊂ﾆfﾟr‐_〕__}￣￣´: : ｀‐:/
､ ,..+*'ﾟ゜ Ⅶ:.:.:.:.:.',:.:.:.:.:.:.:.:, UUfﾑノ──‐r─'¨´
ﾞ゜ﾟ““””´ /7≧zzz≦三彡':.,へ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}
//:.:0:.ﾏ──‐r'´:/:.:.:.:ﾑ＼:.:.:.:.:.:./
込:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:i:.:.{:.0:.:.:.:.:＼＼:.:./
〉‐-ミ＿心､_ﾑ入_＿＿_ノ lKﾟ
辷zz､:天: : : :_＿_八rzzzz､_j_}￣｀ヽ､
￣｀´ ｀￣ゞ-' ﾚ'´', ＿_7}i ゜・．
ﾞﾏf´:::::::ﾉ l o ﾄ､
! ﾞミ､/ ', _＿, -' }
‘． ヽ ',´ _＿__ノ
‘r‐r'ヽ__j￣} }}
ﾏﾑ 廴__ﾉ }:}
ﾏﾑ､＿＿丿j
辷:::::::::::__ノ
｀￣´
¨¨¨¨¨ 、
／ ｉ ｌ! | ＼
′u | | |ｌ ! u. ヽ
/ ! （___人___） } ああ、もう！ こうなりゃやけだお！
i u !ililililil| / 全力でやってやるお！
! {ililililiﾉ ／
ゝ イ..ノ}
7 ..ノ} ! ノ
/ .ノ |´
/ |
- 499 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:53:57 ID:HU.t/Pe.0
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●
- 500 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:54:09 ID:HU.t/Pe.0
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━━ポルトガ近郊・海辺━━
, '.´￣｀ヽ
,'´｀ヽ ヽ、＿,' ノ ,'
,ィ´￣..｀.:ヽ...、 ,' '::::,、＿ ｀ー = '´
ヽ、 （ , ' '.:::､
,.:'´￣ ）、 ,.::' , ,.:' (
.,,;_,_,_,_,_;_ ｀ヽ ,' i ':...､ ':...､
: : : ;_; ; : : ': :.:.:.: ., , , _ ＿ヽ ___＿＿＿＿＿＿,,;'＿＿,';;＿＿＿＿;'::.,＿＿＿＿;':.､＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
:.:.,;'l; 弋二￣ ￣ 二ﾆ = -― :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :,:, :, :, :, :, :, :, :,:, :, :, :,:, :, :, :,:, :, :,
戈江ﾆ戈 弌 ＿ :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :,
弋 ＼ ｀丶 、 :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :,
', ',,, '一二三 :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :,
' ,,, ｀丶 、:, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :,
: : : : : : ’'ー二三二 :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :,
: : : : : : : : .. ’'ー 、＿;, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :,
: : : : : : : : : .. ’'ー二三二 :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :,
: : : : : : : :: : : : : : : : .. ｀ ー= 三 二 = 、 :, :, :, :,
: : : : : : : :: : : : : : : : : : : : .. ｀ ー 二
: : : : : : : :: : : : : : : : : : : : : : : :: : : : : : : : ..
: : : : : : : :: : : : : : : : : : : : : : : :: : : : : : :: : : : : : : : : : : : : : : ..
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- 501 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:54:19 ID:HU.t/Pe.0
-
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ●） （●）＼
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼/⌒） おっ、居た居た。
| |r┬-| | ﾉ おーい、ばらしー！
_＿＼ `ー'´ ／/
（⌒ |_,,,ノ
""''''''ヽ_ |
| |
| |
i ￣＼ ./
＼＿ |/
_ノ ＼＿＿_）
（ _／
|＿ノ''
__/ﾐゞZソ ／ ＼
∠二＞メ∨辷彡 / ′/ ヽ
才/／|:ﾟ| .: / / 〃 { ':.
. ｲ ／´ ∨ .: ′ / 从 .:ﾊ. l ﾊ
／／ ..: .: { .{: !≧ﾐx: } ′:}
_ ／／ .::: .:/ 八 .::!N {ｧ:} j/ / .:′
< ￣ ` ､.: .:/ .:/:| ヽ ト ゞ' ∨j／
￣￣ ＼ ＼ .:/ .:/:/| :|. ゝ
＼ ＼ .:/:/八 !:. ､ _, ´ ん、どうしたの？
＼ ＼ﾑ}_:_ヽ|:::.. ｲ
.:/＼ ＼/: ｀vー - 'ヽ＼
. : :/:＼ ＼ :厂}-: ―～＝=ｧ
: :/: : : |＼ ＼: : : : ／´￣: {＼
:/: : : : |:: :ヽ ): :／: : : : : : |＼＼
- 502 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:54:48 ID:HU.t/Pe.0
-
＿＿__
／_ノ ヽ＼
／ （ ●） （●）、
／::::::::⌒（__人__）⌒＼ ばらしーが何してるのか気になったから、
| |r┬-| | 様子を見に来たんだお。
＼ `ー'´ ／
⊂⌒ヽ 〉 ＜´/⌒つ
＼ ヽ / ヽ /
＼_,,ノ |､＿ノ
. -―― - .
´ ＞=＝＝ｰ 一z ＿＿
／ __ /ィ ミニ＝=彡, -―-､ヽ
/ /:Yフ ー=＝ニ二／／ ＼＼
./ ミ{ノム=≦/ , ～ー― ､ ／／ ＼
′ { /ﾟ:|＼`ー － ´／~￣￣ヽ 二ニ ノ=彡
′ l |メ|メ:|＼￣￣ ﾄﾐ､＼ヽ ー=ミ `
| l| :|::∧:::l￣{l| | {ヾ芋ﾐヽ＼ミ二ニﾐ ､
| |l :l/ ∨ :八ゝ､ ゝ ヽ八{:!｀ |: : :. ＼ ヽ＼
| l:ﾄ､ 、 ＼＼＼‘，¨` ヽ: : :. ＼ ヽ＼ ／ ´
| |:lゞ＼ ＼ ヽ ミ{乂} /: : : :. ＼ ＼ ー-ﾐ__,／´ そう……。
'. !:': :＼＼ ＼ __/: : : : : :. ヽ ￣￣ 私はちょっと考え事してた。
. ‘､ ',::ヽ : ＼＼ ｀ー ― ｲ二二ニミ ､ ‘，
ヽ V＿＿: `: ｀: .､ ＜二/ ゝ ,.＿ ヽ＼ ゝ- ､
} /⌒ー- ミ‐x `ー=＝ニ二 二 二ニニ＝===ミ ､ ー
ﾉ7: : : : : : : : :ヽ＼__ ｀ー～ ― ―- ミ
/: : : : : : : : : : : `ｰ:､＼｀ー--‐＝≧ﾐ ￣ 三二ニ
. {: : : : : : : : : : : : : : : :＼＼ﾞミニ二二ニ＝＝===
- 503 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:55:18 ID:HU.t/Pe.0
-
＿＿＿
／_ノ '' 'ー＼
／ （ ●） （ ●）＼
／ :::::⌒（__人__）⌒::::＼ 何か悩み事かお？
| ｀'ーｎl^l^ｌ |
＼ l っ/
( ゝ
ｉ ＼
__ , -―=＝=--=＝=‐- 、 __
く必}廴__ _, ＿ .. ≧ｆ必}ｱ三ﾆ=
-=ニ三竺勹 ￣￣ 「 ｀ヽ ヽメ≧≒=-
,ｲ必ナ / ,, / ; | ､ Ｙ＾ヾ＼
厶斗/ / 〃 l| ! | 、 ', ｌ ヾ ヽ.
〃/ / || l| i| | ! |! : ｜￤ ヽ ヽ
〃/ / ! ! ヽ、l| ｌ| }ｉ| | |∥ ! ｉ : ｊ ! 〉 }
〃/ ,′| | ￤｀ヽ、 ｊｊﾊ|| ! }i|| |￤ｉ ｉ : ハ /
{Ｌ{..__,′ { { {_ｊ_ｊ_Ｌ≧ｘl|{ ｊ}、ｊｉ|| |｜| | }l ,′ . / /
. `￢7メ、､ ＼ 云＝弌 从メ≪卅ﾅﾅﾉﾉ从ﾊ ∨/
,′}ﾊ i ｉ l}{戈::::!:::} ヽ≧≪ｊ乂i| |ハ / /
,′ﾉﾉ }i i 从 ￣ `~ﾌﾉ| ｉ| ￤ y /ハ 私の目的って何かなって、
,'／ ／ ｉ l/ｊ ｌ|ヽ、 _'_ ｀ナ| ｉ| ｉ / / ハ ずっと考えていたの……。
／ ／ i| ｉ ｉ￤l| ｊ}＞｡､ ィァ｜ ｉ| ￤ { ｛ / ハ
／／ __｣..⊥ /￤l| ｀ヽ≒ ｀Y´ｱ≠ア￤ ｉ| ｉ _≧ニﾆミ､
/〃,' ﾊ ｀ヽ ｊ| __ノ＾ヽ`'～'ﾞ^≠ﾍ、ｊ__ｊ|_ノ´ / ）ﾒ
`≒=､ { ヽ､ _ ‐- ､,≧zく -‐ ｆ´}//∧
,'＼＼ ） ￣ _ 二ﾆ= {ｆ必) } =ﾆ二￣ ／ // ハ
,′ ヽ ヽ ￣ { ／^}ﾞ￢{ﾍ、｀ヽ、 /￣ // / ﾊ
,′ ﾉﾉﾉ ､ ヽー＜ イヽノヽ､ フ￢ー ′ ｛｛＿ ハ
. ′ ／／ ＞‐-､ ￣ヽ/ﾊｒ'´￣ ﾊ､＿,. 彡≒､｀ヽ/ ∧
- 504 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:55:31 ID:HU.t/Pe.0
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ 魔王を倒すことじゃないのかお？
| （__人__） |
＼ ⊂ ヽ∩ <
| | '､＿ ＼ ／ )
| |＿＿＼ “ ／
＼ ＿＿＿＼_／
／／ // / , / , / ', ! .
/ / /ｲ ' ' / ,' //! l |i |｜
/ / ||｜ｌ |ｉ | |ｌ ｌ | ｉ｜| ｌ |l ! ｜| i
| { ||｜| || | |ｌ | _| |｜ｌ | |l ! ｜l |, ′
ヽﾄ |{｜| |l |、ｌ l {._l小|ヽ＼ _,||斗 7 「| /
ヽ｀二丶 ヽい. ヽヽ|｀iト!、ﾄ|､|_,.ｨﾍ,ｨ'廾j示､ﾉﾉ ／/
＼､ ＼＼ ＼示ﾐヾ| ＼/{,仟坏Y'} |,イ.ィ_,ノ
,ﾊ| ｜ !＼i ゞ=" ﾄ{_辻少jﾉ'/＾| | |
_／ ﾉ ｜ | ∧ , ` …＝ﾍ ｜｜ | それはそうなんだけど……
. . ‐=_,ﾆ ￣ ／ ＿厶⊥ l l＼ ｀ _ __ ｰ′ | l | | 真紅や雛苺が受けた指示と違って、
／ ／ _, ´ | }| l | }| l丶. ‐ ／| l｜ | 私だけ凄く曖昧過ぎるから。
／ ／ ／ _／ゝ┬‐iしﾉ ﾉ ﾉ | |ヽ＞--‐=≦´,--| |∧ ヽ
. ／ ／ ／ { | く_/ｰﾍ.｜| |＼∨-‐| |{ ｌ |ヽ
. / ／ ／ ﾊ 弋__,. -―`ｰ' ￣ >‐=ｘﾌ＾ ハヽ| |
- 505 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:55:48 ID:HU.t/Pe.0
-
＿ __ ＿ __
__ , ． "´ ´ ｀ rく ＿＿＿
← ､__ﾄ-!ヽ=ﾆ＝ ＝彡ゞ＜￣＜_´
／三三>ｧ / ､ .∧ `ト- →
￣/／ / / ,, l! i! ヾ ', Ⅶ＼》ヾ＼
ﾑ／/ / 〃 || }i } | | ﾊ ハ 丶 ヽ
〃/l ヽ、 l| ＿ ji ! li j ,' } ハ ＼ヽ
.〃/ l! l i l| ｀ヽ､i! "⌒i! |l |｜l / l/ ﾊ 丶＼
〃/ { l ! l! i_!｣Ll≧ｘ i|〒士ﾅﾅﾉﾉ从ﾊ ハ 〉 }
〃/ ﾍ l! l! 云＝弌l ヽメ､{::[､Yﾘｊ,ｨ^h.､l:::| ハ. /／
{Ｌ{..__ l| ヾﾚ仆从 弋:l!ﾉ ヾト-ｒｧl } } | 〉:::l ' . , '/
`￢7メ、/ |ﾍ´￣｀ 、 `ー.ﾉ '∧:::i! ∨/ 雛苺は夢見るルビーを手に入れること。
}ﾊ 、 〃T:.、 _ _ ／ ＿_ ,.ノ::::l| y ∧ 真紅は世界樹を守ること。
ﾉﾉ }i! l|:::::i::::,ゝ、 ｀ ´ / ／ _ /::::::::::il { ｛ハ どちらもしっかりとした具体的目標がある。
／ ∠⊥⊥::::i!::!ゞ≒く｀Y´レ' ,r‐'´ﾊ_ノ´￣ 丶､ ≧ニﾆミ ､
／ ／: : : : : : ｀ヽ､ｊ|_:__ノ＾ヽy'￣´ : :/ﾊ: : : : r ‐ ､__ヽ、 ハ ） ）
／／ ハ ＿ _ ; : : : : : : : :.{ｆ y ′ : : : /: : }ー ´: : : : : :｀ー ､ / /
/〃,' {: : : し～ ､ _ : : : : : ∨ : : : : : :/ : : |: : : : : : : : : : : :_:// /
`≒=､ ﾊ : : : : : : : ヽ: : : : : :/: : : : : : / : : ::l'⌒ー ､ ／⌒ﾝ ｛ ｛＿
/ . ＼＼ﾍ : : : : : : : ｀⌒ー/: : : : : :./ : : : :l!: : : : : : : : : / ≒ ､｀ヽ
＿＿＿
／ ＼
iニーヽ ／─ ─ ＼
iニ＿ ￣￣／（●） （●） ＼ それがばらしーにはないってことかお？
⊂ノ￣￣| （__人__） u |
⊂ ヽ∩ ｀ー´ ＿／
'､＿ ＼ ）
＼ ＼ ／ ／|
|＼ ヽ ／ |
- 506 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:56:12 ID:HU.t/Pe.0
-
,. ＜,ｨ /／､､＿＿ 〃/ |＼
,. ＜ ／/ // ｀==ニ二´ ｀二ニ==彳/ 仆､＼
∠ ＿＿_／ / /,′ ｌ |l /l | ＼〉
／ 厶∨ | l ｜ | l| 、 | |/ l| ∧ ヽ＼
/ l , l | | l | | | l l l |ヽ. ＼＼
/ | / | , | ｀ヽ、 | ｌ ｌ | | | | ｌ| l | ＼＼
. / | |l | ｌ | | l |l ＼! | l | | ! | ｌ| l | ヽ ヽ
/ /｜|l | |l ｌ l | _j.Lゝ‐|＼ ﾊ ∧ / l / , j |l/| ｌ |
‐- ､ / / | ﾄ､ | ｌ斗七i !| 」{ ｜l ＼/ 厶斗‐メ､/!l / / / { ｜ |
￣ヽ冫, ′, ′ ヽ! Ｎト|ｨ=＝弐ゞ、 ﾍ ﾘr￢〒ryfz-{ |/ﾚﾍ j ＼ ｌ |
／／ , / ﾚ∧ ヽ {Ч;;'j} ∨ Ｖﾍ｛(f卮}_） 〉ト､ ヽ ヽ、 / /
´／ ／ ,′ 八rﾍ. ゞニ- ∨ ゞﾐYｼ／ハ !｀丶、 ＼ ∨ /
／ / /＞ ､_〉 ｀ｰ…く /_／ヽ、 ＼ ＼ ｀ヽ、 ええ……それが不安なの。
'′ / / , ∧ i ､＿ﾉ/´ヽ ｀、 ｀､ 丶 l 忘れてしまったんじゃないかって。
＿＿_ / / ,′ / rへ、 - - ／ 〉 ｌ| l 丶 } |
￣: : : : : :.:￣｀丶､/ / /しﾍこ＞ ､ r～'⌒r勹 ｌ| l| / |
: : : : : : : : : : : : : : ＼ / ＼: : : : : : : ＞‐＜/⌒Y´: :／ | | 〈 ∧
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ _ノ ::::::: ゝ､ ＼
| （○） （○） u | ……なるほど。
＼ （__人__） ,／
／ ｀⌒´ ＼
- 507 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:56:30 ID:HU.t/Pe.0
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,. ＜,ｨ /／､､＿＿ 〃/ |＼
,. ＜ ／/ // ｀==ニ二´ ｀二ニ==彳/ 仆､＼
∠ ＿＿_／ / /,′ ｌ |l /l | ＼〉
／ 厶∨ | l ｜ | l| 、 | |/ l| ∧ ヽ＼
/ l , l | | l | | | l l l |ヽ. ＼＼
/ | / | , | ｀ヽ、 | ｌ ｌ | | | | ｌ| l | ＼＼
. / | |l | ｌ | | l |l ＼! | l | | ! | ｌ| l | ヽ ヽ
/ /｜|l | |l ｌ l | _j.Lゝ‐|＼ ﾊ ∧ / l / , j |l/| ｌ |
‐- ､ / / | ﾄ､ | ｌ斗七i !| 」{ ｜l ＼/ 厶斗‐メ､/!l / / / { ｜ |
￣ヽ冫, ′, ′ ヽ! Ｎト|ｨ=＝弐ゞ、 ﾍ ﾘr￢〒ryfz-{ |/ﾚﾍ j ＼ ｌ |
／／ , / ﾚ∧ ヽ {Ч;;'j} ∨ Ｖﾍ｛(f卮}_） 〉ト､ ヽ ヽ、 / /
´／ ／ ,′ 八rﾍ. ゞニ- ∨ ゞﾐYｼ／ハ !｀丶、 ＼ ∨ /
／ / /＞ ､_〉 ｀ｰ…く /_／ヽ、 ＼ ＼ ｀ヽ、 目的だけじゃない。
'′ / / , ∧ ' ､＿ﾉ/´ヽ ｀、 ｀､ 丶 l ルビス様から何かを教えて貰った記憶もない。
＿＿_ / / ,′ / rへ rｰ-―ｭ ／ 〉 ｌ| l 丶 } | ただ漠然と魔王を討伐しなくちゃって意識はあったけど。
￣: : : : : :.:￣｀丶､/ / /しﾍこ＞ ､ ｀￣￣ r～'⌒r勹 ｌ| l| / |
: : : : : : : : : : : : : : ＼ / ＼: : : : : : : ＞‐＜/⌒Y´: :／ | | 〈 ∧
＿＿＿＿
. '" U ｀丶、
／ ＼ ＼
/ ｀¨″ `'ｰ'"￣｀
{ 三三 三三 } （……出会ったのが倒れているばらしーを助けたところだし、
'. Ｊ / それ以前に何かあって記憶喪失に陥ってる可能性がある？）
＼ ｕ ﾞ'ー'^'ー'ﾞ ／
｀¨７ ￣ ‘,
/ ‘,
- 508 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:56:58 ID:HU.t/Pe.0
-
ヽ,,,...__ ,,人 メ ! ', ヽ:: ',:: ヽ
／::::::.７ iヽ＼ ゝ l ', ',::: ',:: ',
:::::::::::/ |:::∨ ＼ l', ',:: ﾊ::: i:: ',
:::::::::/ ｜:::∨ ＼ i:::', ;斗匕 ﾊ .,:::: l:: ',
. / ; ｜::;::∨ ﾟ 。i i:::::',／; ',:::ヽ i ',::::人...,,ﾘ
/ ; .| ,' :::::＼ i i／',::::; ヾ从从i ＶY⌒ﾌ
:::∨ ; / ,' ::::＼i ﾊ ヾ;_,.ィ7ﾃ爪 ゝr'´_ﾌ
:::::∨ / .,′ ::ヽ ヽ、ﾊ ゝ.弋リ,, `ｰ┐
:::::::∨ ; ::::＼ ヽﾊヾ ｌｌｌｌｌｌ !
,' : ::::/: :i / 私が忘れたせいでこの世界が守れなかったらどうしよう、って
,' .::: :::/.:: :|_, Ｕ. r フ/ 考えれば考えるほど不安で一杯になるの。
,' .::: :::/ ::: :|（＿,r'⌒ヽ、 /
,' .:: :::/ ::/: ,ﾉ ,､ ＼ 丿ゝ_....._ノ
,' .::: :::/ ::// :|／: : ヽ、乂￣）
,' .::: :::/ ::// :/: : : : ::.: : : ::.＼ゝ
,' .:::: :::/ ::// :/ﾞ : ..: : : ::.: ::: : くゝ
.::; :::: ' ::::/ ::// :/: : : : ﾞ : ､ ソ廴ン ,,.,,,
／....,,,::/__//_／.. : : : : : : : .｀丶､ ＼.∧/|
Ｙ´: : : : : : : : : : : : ;,;,:.:.......: : : : : : : ｀ ､∧//|
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : "ヽ、: : : : : ∧///,ヽ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ＼
| ＼ ,＿ |
/ ｕ ∩ノ ⊃―）／ 何というか……やる夫には上手く言えないけど、
( ＼ ／ ＿ノ | | 魔王さえ倒せば何とでもなるんじゃないかお？
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
- 509 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:57:14 ID:HU.t/Pe.0
-
＿＿__
／ノ ヽ､_＼
（●） （● ） ＼
／⌒（__人__）⌒ ＼ 雛苺と真紅への指令も、対魔王軍を考えてのものだお？
| ) ) u. | だからその根本原因である魔王を倒せば丸く収まるはずだお。
＼ `ー'´ ／
⊂⌒ヽ 〉 ＜´/⌒つ
＼ ヽ ヽ /
＼_,,ノ| ､＿ノ
,. ＜,ｨ /／､､＿＿ 〃/ |＼
,. ＜ ／/ // ｀==ニ二´ ｀二ニ==彳/ 仆､＼
∠ ＿＿_／ / /,′ ｌ |l /l | ＼〉
／ 厶∨ | l ｜ | l| 、 | |/ l| ∧ ヽ＼
/ l , l | | l | | | l l l |ヽ. ＼＼
/ | / | , | ｀ヽ、 | ｌ ｌ | | | | ｌ| l | ＼＼
. / | |l | ｌ | | l |l ＼! | l | | ! | ｌ| l | ヽ ヽ
/ /｜|l | |l ｌ l | _j.Lゝ‐|＼ ﾊ ∧ / l / , j |l/| ｌ |
‐- ､ / / | ﾄ､ | ｌ斗七i !| 」{ ｜l ＼/ 厶斗‐メ､/!l / / / { ｜ |
￣ヽ冫, ′, ′ ヽ! Ｎト|ｨ=＝弐ゞ、 ﾍ ﾘr￢〒ryfz-{ |/ﾚﾍ j ＼ ｌ |
／／ , / ﾚ∧ ヽ {Ч;;'j} ∨ Ｖﾍ｛(f卮}_） 〉ト､ ヽ ヽ、 / /
´／ ／ ,′ 八rﾍ. ゞニ- ∨ ゞﾐYｼ／ハ !｀丶、 ＼ ∨ /
／ / /＞ ､_〉 ｀ｰ…く /_／ヽ、 ＼ ＼ ｀ヽ、 なら良いんだけど。
'′ / / , ∧ ' ､＿ﾉ/´ヽ ｀、 ｀､ 丶 l
＿＿_ / / ,′ / rへ rｰ-―ｭ ／ 〉 ｌ| l 丶 } |
￣: : : : : :.:￣｀丶､/ / /しﾍこ＞ ､ ｀￣￣ r～'⌒r勹 ｌ| l| / |
: : : : : : : : : : : : : : ＼ / ＼: : : : : : : ＞‐＜/⌒Y´: :／ | | 〈 ∧
- 510 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:57:28 ID:HU.t/Pe.0
-
／／ // / , / , / ', ! .
/ / /ｲ ' ' / ,' //! l |i |｜
/ / ||｜ｌ |ｉ | |ｌ ｌ | ｉ｜| ｌ |l ! ｜| i
| { ||｜| || | |ｌ | _| |｜ｌ | |l ! ｜l |, ′
ヽﾄ |{｜| |l |、ｌ l {._l小|ヽ＼ _,||斗 7 「| /
ヽ｀二丶 ヽい. ヽヽ|｀iト!、ﾄ|､|_,.ｨﾍ,ｨ'廾j示､ﾉﾉ ／/
＼､ ＼＼ ＼示ﾐヾ| ＼/{,仟坏Y'} |,イ.ィ_,ノ
,ﾊ| ｜ !＼i ゞ=" ﾄ{_辻少jﾉ'/＾| | |
_／ ﾉ ｜ | ∧ , ` …＝ﾍ ｜｜ |
. . ‐=_,ﾆ ￣ ／ ＿厶⊥ l l＼ ｀ _ __ ｰ′ | l | | でも……
／ ／ _, ´ | }| l | }| l丶. ‐ ／| l｜ |
／ ／ ／ _／ゝ┬‐iしﾉ ﾉ ﾉ | |ヽ＞--‐=≦´,--| |∧ ヽ
. ／ ／ ／ { | く_/ｰﾍ.｜| |＼∨-‐| |{ ｌ |ヽ
. / ／ ／ ﾊ 弋__,. -―`ｰ' ￣ >‐=ｘﾌ＾ ハヽ| |
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （一） （一） ＼ それに……ばらしーが何か目的があって別のことをしてたら、
| （__人__） | 今ここには居なかったお？
＼ `_⌒ ´ ／
. ノ / ）ヽ く
( ＼ ／__ノi ） , )
. ＼ ﾞ ／ ヽ ヽ/ /
＼_／ ＼_ﾉ
- 511 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:57:46 ID:HU.t/Pe.0
-
∩＿
〈〈〈 ヽ
＿＿＿_ 〈⊃ }
／⌒ ⌒＼ | |
／（ ●） （●）＼ ! !
／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼| l だから、やる夫はばらしーを連れてきてくれたルビス様に感謝するお。
| |r┬-| | ／ ばらしーが居ないとやる夫は無事にここまで来られなかったし。
＼ ｀ ー'´ ／／
/ ＿＿ /
(＿＿＿） /
―――---､ _ ,. ――---
￣゛＿,.ニ巧_ｊ／￣ ≧￣ ｀ 、
ー――― ７ / `ー― ＿ /{ﾏ ,... ＿
／ ／ / ￣￣ ヾｰく＿_ --―一
／ ／ ./ ､ | l ＼ト ＿_二ニ ＝一
／ ／ / ＼ | | | | ヽ ＼
.／ ／ /| | . | | | | ＼＼
／ ／ /' | ｜ | 卜.| | | ∥| ＼＼
ム ／ | | | T 卜| |＼ ｜ j ｜;! ∥| ＼ ヽ
￣￣゛ ー― 、 | | |.斗女 | | | ＼/‐―ｫｲ / | |!|| ヽｲ
＼ > / ハ ヾハ:::::ヽ｣、|/ /ﾏ ７ミ| / j //|| ／｜
,. ￣ // ＼ | ゞ--' /／ハ∨匂ｲ} |//｜|| ／ ／
,. ´ ,. ´ / ∧ 、 ヾﾐＺ少 ／ /| || .／ ／
／ ,. ´ /ー― 、 | |＼ 、 _ ／|／| | || ／ ／
,!Ｘ ∧＼ ｰr―‐;＞ ／;￢| | | ／ ／
ヽ＼ /｜ | ｰ一 ＼＼::::::/` -- ´匕／ l| | | ＼ ＼ ＿
＼＼ / :| | ┌‐┤/ _)二￣ //＞― ￣￣￣￣／、
＼＼―― _| ｊ_ -― ヾ＼ / ／ｲ__／ ー―--- </＼ ＼
＞￣￣＞ｔﾍ ｀ヽ 》- Ｖ／／￣￣ ￣￣ ／ j! ヽ >
／／／ イ 冫 人＿彡|Ｙﾌ/ ﾍ ＼ , ´ / ／／
- 512 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:58:08 ID:HU.t/Pe.0
-
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ―） （―）＼
／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼ あの……何か言ってくれないと、その、恥ずかしいお。
| u |
＼ ／
＿ __ ＿ __
__ , ． "´ ´ ｀ rく ＿＿＿
← ､__ﾄ-!ヽ=ﾆ＝ ＝彡ゞ＜￣＜_´
／三三>ｧ / ､ .∧ `ト- →
￣/／ / / ,, l! i! ヾ ', Ⅶ＼》ヾ＼
ﾑ／/ / 〃 || }i } | | ﾊ ハ 丶 ヽ
〃/l l| ＿_ji ! li j ,' } ハ ＼ヽ
. 〃/ l! l i l| ｀ヽ!l､l"⌒i! |l |｜l / l/ ﾊ 丶＼
〃/ { l ! l! i_!｣Ll｣_ `ト i|､ 孑士ﾅﾅﾉﾉ从/ハ 〉 }
〃/ ﾍ l! l! 云-‐-､ヽ ,ﾍ{:::{､Yﾘｲj::}|ﾚ′ ハ /／
{Ｌ{..__ l| ヾﾚ仆从 ,r=≠ﾐ. V′ ヾト-ｒｧ/ ﾊ ． .//
`￢7メ、/ |ﾍ , `ーｲj/ l| .∨/
}ﾊ 、 〃T ､ _ _ , ／ i l| y ∧ ありがとう、気が楽になったわ。
ﾉﾉ }i! l| . i＾i.,ゝ、..／ﾝ′ ,ィ＞､_l l| { ｛ハ
／ ∠⊥⊥ ｜{. ,／／ノ＾〉､´/ ﾙ. l| ≧ニニﾆミ ､
／ ／. { У.／シ ／〉..ﾞヽ. r､/ l| lr'´￣｀ ー - ､＿_ ） ）
／／ ハ ＿ _ , ﾊ ¨´.／ .ｲ . | | { { Y´ ′ __, - '/ﾚ' /
/〃,' { し～ ､ _ 〉 ｲ l `v′ヽ､∨ ノ / / /
`≒=､ ﾊ ｉ ノ ヽ } ,r～´ / ｛ ｛＿
/ . ＼＼ﾍ. ! l! |＼ /ー‐ ' ´ ノ ≒ ､｀ヽ
- 513 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:58:19 ID:HU.t/Pe.0
-
＞爻＞‐…‐- ､
⌒>'′／ ＼
/ // 爻⌒ヽ
ノ //!l| 川 {{r＜⌒
７ 乂ﾃ刈 厶ｲﾉﾘ、 不､ ＼
. 人 ｨ代ｿ从/{ｉ狄ﾊ}ハ ∧厂
／ >/ﾊ ､ ゞ='ｲﾙﾉ / ∧ 私はやる夫と一緒に全力を尽くす。
／/ /へ、ｰ .イ { { .ハ それを使命だと思うことにするわ。
／ / 爻7爪 ハ ハ :.
／ ! （{f升ﾄ} ） 〉イ⌒ヽ
. / ヽ ィ辷=彡' / 八 ＼＼
/ / / ） ﾌ{⌒ヽ { ヽ }
{ 乂{ ／ ／ / ル'⌒ヽﾉ _丿
ヽ ｛ ∧ / /丿 ､_,_,／＼
ヽ′∨⌒ヾ ｀:.、 ＼
} ⌒) ＼ ＼
__ノ ー‐-､ __,丿＼ ＼
（ (⌒ヽ._丿 （ ＼
う、_,_,ん）、_＿_,_,_丿
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／ （⌒） （⌒）＼
／ ::⌒（__人__）⌒::: ＼ うん、これからも頑張るお！
| |::::::| ,---、
＼ `ｰ' しＥ |
／ l､Ｅ ﾉ
／ ｜ |
（ 丶- 、 ヽ_／
`ー､＿ﾉ
- 514 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:58:42 ID:HU.t/Pe.0
-
_
, r ‐ -r '´ ￣ ヽ<匀ヾ ヽ
/~〈匀}Y´￣ ゞ-ﾉ三ニ＝=－ -ｩ
_-=＝ニ三ﾌ ヾ 彡 ≦ミ三≧ヘ､
／:::::／:;ィ7／ ′ ､ 丶 ﾄ､ ヘ ｀￣´
￣フ::／ l ", / ,, i l } l| ヾ ヽl＼ ヽ
/／ ,' ./ / l| l ! l! ! } i! 丶＼
" ./ /! l| l! |! "⌒)-ﾁ‐|!- ﾘ l | ＼ヽ
/ /ﾍ ﾘﾊ T〒ミx ｀ﾒｒ≠ﾆミｌ' l! l| ヽ＼
./ / ∨ ﾄ､ K弐ヾ､＼ｊ{〈{匂ｲ}j l| l! ＼丶
/ / Ⅵヾ∧ゝ__ﾘ `辷ソｲ' } i| } |
./ / ゞⅦハ ′ ､_）{ /:. l| ムィ それと……やる夫は私が居ないとって言ってたけど、
/ / ﾘ l ヽ `｀ / /:.:i:. ! ／ ／ 私もやる夫が居なければ今ここに居なかった。
/ / / , ｸ ' l:.:._＞- r ≦/ /:.:.:ｌ::. 八_. ／ ／
ｲ ,' /r' ム-久l:r､Y⌒Y＾lノ ,ﾊL:.｣_;水´{ ∠ く_
ム l{ // ' ,ｨく ヽＶ /}泌r／ ／: : :イ: :_:_:ﾍ:》 `ー ニ､-、
{ ﾍ. /,ﾄ､'xヘヽ ﾍ 八弐 /_:_:_:ノ⌒´ : : : } /／
ヽ ゝ､_ / |:i:ﾍ ´ｭ-､ オ: /:.ﾘ ム: :-: :、: : : : : :ﾘ 〃
`ー ､／ ﾊ: : }_/l : ' : : : |: :{ /´: : : : : :`メ､ :_: :l| //
{ ｲ {: :∧人:':_:_: ;ｨ :∧/ : : : : : : : : : : : : 了 //
ﾊ i /: : : |: :ﾊ: : : :l| : :K; : : : : : : : : : : : : :/ //
＿＿＿
／_ノ '' 'ー＼
／ （ ●） （ ●）＼
／ :::::⌒（__人__）⌒::::＼ 特に何かできたって気持ちはあまりないんだけど……。
| ｀'ーｎl^l^ｌ |
＼ l っ/
( ゝ
ｉ ＼
- 515 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:59:11 ID:HU.t/Pe.0
-
_＿＿
＿ ．r f:!z ｀ ．f:Y::l
←＜二ﾆ＝ゞﾂ ヾソ
／／ /。／ミ≡ ､
／／7 ./／ / , ヽ
／／ ./ " .' 〃 l '.
／／ ′ { ! |l ! ! | '.
／／ / ゝ|/_」L」_|ｌ /ﾄ l
. （ く / / Ⅳ气ミx从ﾘﾊ ′
＼＼ / / / / ヽ {.ijﾞ ﾘ' j/
＼＼ / / / ｀¨ '、 そんなことない。
. /＼＼ ／ ′ _.,/ ゛゛゛ / やる夫はちゃんと守ってくれたよ。
/ ヽ＼ . ' ,不 ス ｀ﾌ′ 出会った時から、最近だと皆殺しの剣騒動の時も。
. / } }/ / ／:┴=ｰ_￣7― ´ ＼＼
/ ／／ 〃／: : _,-――z二ニ=ｭ ヽ ＼
. / ／／ ／､＿ノ: : : : : : : : : ヾﾑ:.〉 > >
′ ／／ ／:／: : : : : : : : : : : : : : :〉:7 ／／
/ ／／ .:∧: : : : : : : : : : : : : : : : : ﾉ:/／／
. ／／ .::/.:∧: : : : : 弋_:_: : : : : ／くｦ.／
"／ .:::/.:/ .:ﾍ: : : : ／∧￣二ﾆ》: : ヽ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ ＼
| ＼ ,＿ | いつも無我夢中だし、最近のはあまり覚えてない……ん……うん。
/ ｕ ∩ノ ⊃―）／
( ＼ ／ ＿ノ | | （そう言えば、あのとき……あと一つ技が身体に馴染んでたような……）
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
┌──────────────────┐
│ やる夫はダークマッシャーをおぼえた！ │
└──────────────────┘
- 516 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:59:24 ID:HU.t/Pe.0
-
. ´￣￣ ｀ ´￣￣｀ ヽ
r:tz ．´ ＼
, ―ゞｲ7彡 ､ ﾏfヲz＿_
. ←―イ:/! / / / ', ヽ Y-イ―→
／ 7才ﾒ| ,′ 〃 ｌ .{ l| ! } ∨::!＼￣
／／ ′ﾚ7 ! l| `ﾄ､! ＿_ ﾊ | | |∨＼|ヽ＼
／／ 八 ' 斗云ミ|ヽ{{⌒j}厶云ミﾊ ,} | ヽ ヽ
／／ .′ N ヽり从ﾘ从ﾄ ＼ﾑ=r≠_=-ｲ / | ＼＼
. / / / / ヽ { x≠ミ `ヽノヾ:(ヾ<Yｲ/lｲ ∧ ＼＼
/ / / / /∧ i ＼7})ｿﾑ ! ヽ ＼ヽ
./ / ′ ,′ィ‐Zxﾊ ＿_ ￣ /_八r-､､ ＼ }X} それにほら、今だってこうして悩みを聞いてくれたし。
{X{ / ∧ﾍ { トｲ_＞‐．､｀ ´ ノｰｲ r 17ﾑ ヽ /〃
＼ヽ .′ .′>_｀’ ` Y⌒Y ￣ `｀ ﾚイ＿ ＼ /:/
＼＼ / .:ｉ /_: :`ー――ｭ jヾ::ｲ ┬―一'’: : : : :＞ｧ ∨/
＼ V . .:K : ヽ､: : :／ﾑK~~7{f泌ﾊ＿_ ﾄミx― : : : : /: : | /∧
И} . :|,ﾊ: : : ￣{ﾄﾐﾆ≧彡:ﾑ {:⌒7⌒7lｲ7-―～': : :/ { | !
/ ７ . :|: :|＼＿:_}|l|ｌ|: : : : : :}～ﾍ: : : : : |li:|ﾘ : : : : : : ;ｲ ヽ＼
／／ . : :|: :|才＞ｲﾊ|ﾘ: : : : :/ : : : } : : : : ∨}: :‐x‐z＜: ! ＼ヽ
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ （●） （＜） ＼ 悩みを聞くぐらいならお安い御用だお。
| （__人__） | 他に何か悩んでることあるなら、この際だし聞くお？
＼ ｀⌒´ ,／
／_∩ ー‐ ＼
（＿__＿） |、 ＼
| |/ ／
| ⊂ ／
| し'
＼ ､／ ／
＼／ ／
＿／ ／｀`l
（＿_＿_／（＿/
- 517 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:59:34 ID:HU.t/Pe.0
-
＿ ＿＿＿＿ ＿
＼｀::.. ´￣ ｀´ ￣ ｀ ＜／
＿＿＼:::＞:< ヽ＜:::≪_
｀ ＜二二≫→ ≪二＞二≫
/ //￣ ヽ ＼
. / // / ′ | l| l| ‘， ＼
/ // ,{ :|:|十ト| l|斗ﾊ从 }ヽ ＼
. 〈 〈/: /八 从ﾄトV ＼,ﾊf^ﾆﾐl|l ! l/ ＼ ＼
＼ ＼': : lNﾄﾄー一 ヾrf辷}ﾘ从ノ | ＼ ＼
/ ,＼ ＼l| ∧ ′ ｀¨ﾌ/|: ｌ|: | } } それじゃお言葉に甘えてあと一つだけ、
.:' ' ／ ／l| | lヽ － ／: |: ｌ|: | / ／ 相談に乗って欲しいことがあるんだけど。
{ ／ ／ 从从 :|へ＞r～イ⌒ﾌ从从＿＿ |.〈 :く
／ ／／⌒: ｰ'⌒＼ヽｲV⌒ﾌイ:. : : : : : : : ⌒ヽヽ ＼
. ／ ／∠: : : : : : : : : : :.ヽﾑ{f薇)}ﾌ: : : : : : : : : : ／ ＼ ＼
{ 〃 {⌒ヽ: : : : : :＿,r～くミ彡ｰ～z:＿: : : : :ﾉ} /〃
ヽ ＼ ∧: : :｀ー‐r´¨: :ヽ. .__jL___. .f/¨: : :ヽｰ' :∧. /〃
ヽ ＼ヽ: : : : /:::. : : : : /'/'/'/rzく: : : : .::::V¨} ヽ､/〃
| ＼ ＼: : : {::::::::.. : :「ヽ_,rくｲ: : :}: : .::::::::::} :| /〃
| ＼ ＼: :ヽ:::::::::/´: : : Y: : : ∧::::::::::::/: :!: /〃 ＼
| l|> :>: ::V::/: : : : .:∧: : : :∧: : .:/: : :| /〃 ‘，
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | なんだお？
./ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
- 518 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 21:59:49 ID:HU.t/Pe.0
-
／/ / / / l | ｉ ! ! l Y ヽ
／ ' / ! ｲ / / ! / | ./{ｆ＾i} /!／l | ｊ l | l ｉ .
／ / ト.l i! ∧ /斗 ｌｆ＝≠十 l }! / |≧=+-/ li ! ,.! .ｌ !ヽ
! ﾊ l! | i | Ｖ l !/l| l{/７＝! /iﾍ､ |! l| / ! .小l|＼＼
,ｨ'| / i!∧! ヽｌ ヾ| l! /:`-}{l/ｲノ_}ハ Y!/ l / | ｊ ヽ ヽ
, ' l从 | 三三三三三 ヽ /ﾍ:::::{ ＼Y´__,.ｲ/| ∨ ! / ＼＼
/ /Ｎ U ヽ:＼__],.ノ::/ ! i! ﾉｲ , ´ }
/‐ ＼_,.＞く ｌ 八 ／ , ´
' /--' ､＿ﾉ } ヽ- ‐ ´ ノ
/ :` ー‐ ､ ∪ -､ _ U ﾉ |´￣
, ′／: : :,: :＼ `ｰ‐ '´ ｀ ー‐ ' ／/ } 一週間もみんなして好き勝手してたら、
ｲ: : : : / : ｌ 个 ､ ' ' .イ / ﾊ かかる費用がとんでもないことになってそうで怖いのだけど。
//: : : :/ : : i! : : : :＞ . ＜: /: / |
,:': : : / : : : :|: <￣ └ ､` ｰ __ ,. -_= ´ｰ-､:/: / l
: : : / : : : : :| : _＼ `ｰ'⌒ヽ `く_ ＿_,∠、:' |
￣｀ ー － ＜:.:.:.:.｀ヽ、 〉／ ／ l l|
＿＿＿＿
. '" U ｀丶、
／ ＼ ＼
/ ｀¨″ `'ｰ'"￣｀
{ 三三 三三 } …………うん、愚痴は聞くだけ聞くお。
'. Ｊ /
＼ ｕ ﾞ'ー'^'ー'ﾞ ／ （解決できるとは言ってないお）
｀¨７ ￣ ‘,
/ ‘,
- 519 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 22:00:12 ID:HU.t/Pe.0
- 本編以上です。
次はキタキタおやじのおまけです。
- 520 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 22:00:51 ID:HU.t/Pe.0
-
|＼ ,イ! ＿
＿_!＼ ヽ ,. -―――- ､ / / |／／l
ヽヽ＼ ヽ !／､-∧‐ｧ ヽ,ｌ / /／ ／＿_
＿＿ ＼＼`ｰr～<‐_‐,>～～～～Vノ´ ／／ ＿_＼
／ ＿_＼ ￣￣l∧ ﾚvヘ! ／⌒ヽ |｀￣ ｜| ┼ ｜
| ｜ ┼ l ﾊ＿ヽl l ﾚ'＿＿ /⌒! ＜ ﾚ <ト |
| ﾚ <ト ,ゝ { 〉 ﾟ＿ ＿_ﾟ u ' / | -っ |
| -っ | Y /,.,.,.,.,.,.,.,.）、 lー′ ＼＿_／
─┼─｜|ヽ＿＿／ ヽ { ‐ ﾉ ノ
─┼─ ／￣￣￣ `ｰ ＿＿, ィ-―‐ ､ ─┼─｜|
r‐┘ ／ ｀ ´￣ ', ─┼─
l_＿_,ノ / ,ｲ`辷/^! ／ l r‐┘
ﾚ┼､ / ／ ｛ Ｌ._ { / lj / l_＿_ノ
ナ´ r′ くヽ ＼＿ `ー-′ ,イ ﾚ┼､
. `つ { r‐ｿ っ ＼_ ／ | ナ′
`┴'┴′ ／｀.:ヽ､＿＿_／⌒⌒ヽ `つ
｡ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.;r=､、:.:.:.;r=､、:.:〉=､、 ,r=､、
/:.:.:.:.:.:.＿_(＿」」―(＿」」‐{＿」」‐(＿」」―‐
〃〃/r'――――――――――――――
|{{||｛l├┬┬r──┬┬r―‐┬―――――
/{|{,ﾊl|ll｜｜|ｌｌｌｌﾊｌlｌl| ｜|{|ﾘﾘﾘ′
| ｜｜l || ｜| |
・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━
アドバーグ・エルドル。
通称、キタキタおやじの朝は早い。
朝日が昇ると同時に起き、朝食を済ませるとすぐさま昼食用のお弁当を作り始める。
脇で。
- 521 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 22:01:15 ID:HU.t/Pe.0
-
./!､ / ./l_,,,,
/ .| _, - ‐ /l- ､ _ ./ //, /
l､ ヽ. , .'::: ､>'-'' <_ _ヽ､l ﾉ/' /
ヾ l, '___r,ﾆ､ｰ<(_ )<-‐ヾ==ﾋ'_ノ
`､ノ'_ﾉ`i' ヾﾐ､.'〈`/`T //ヾﾐ ',
__.|_i'::::::::,/二とヾ､l||'､,,,!,とて)ヾ .l
/ ,,-､|:::::::::::ｰ=-- '''';;;i ｀'''''' /i
', .',:::::l:::::::::: , ‐-ヽ､_ノ-‐‐､ .∨ _,,,=-.'￣`ｰ-､_
', l::::.:::::::: ,l州州l川ll州州 |l , ' 二`ｰ ⊇
l ｰ.;::::::::. / / `l::::/`ﾍ ,' ./ _,‐--⊃.‐' さぁ！ 今日も訓練ですぞ！
`ｰ-',::::::::::l.l ', |:/ ﾉノ ,/ ヾ,`'''''' __ 魔物の皆さん！ キタキタ踊りを覚えましょう！
ゝ､::::::`... `ｰ―',/ ／ ./ , ::::,' ,r=＝''' 二ｰ--.､
|`ｰ=､___ ｀ﾆ ', ' ./ / ...:::,' _./,,,,,,___,,,/::::::::_ｰ ﾆ'ﾉ
_,,,,,,,/:::､::::: ￣i | / / :::::,' ／ ..::､::::::::::_, ｰ--ﾆﾉ'
, ' ヽ､_,,,,,===.'=!､__ ./ ..::' ::::::,' ／ ..:::::::/￣
/ ::::' ヽ::::::::::::::::,' .／ .::/::::/
.|.. ...::::. .....:::::`:::::::;::::.''''=‐--､/ ..::ノ:::::/
|::::.........:::::::::::::::::::::...........::::::::::::::-==ノ::/ .:::::::l::::::::／:::::／
|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,,,=-'............:::::::::::::::::::::::／
|:::::::::::::::::::/'￣￣￣￣￣￣￣|ｰ､::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ
.|::::::::::::::::::|:::::::::::::::::... .| ￣￣'''''''='''''
__
(__ヽ,
））
// ＿,.ゞゞゞ､_
// r''" ヽ;:., ,..._,..ｌ`ヽ,
| | /: ｒ: :|'l| ｌGGﾄ､ :l
>": l: :|.. :: 〉⑪| | :| ウホッ！
i' ,;;;|: :|;;: ヾ盆l// |
| -'"`Y;; :|;;;;`ー'"/ :ヽ （こっちくんな！）
`i‐-.;;;;）;; :|-i―'''<;;;, :ヽ
ヽ､;;;;;|;;;;, :|;;;;> >;;;,, :）
```(v);););)``` (ｖ);););)
・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━
彼の卓越した踊りの腕は魔物相手に磨かれる。
朝早く街の外に出かけ、太陽が真上に昇るまで魔物相手に踊り続ける。
その圧倒的な実力を前にした魔物は彼から逃げるように走り去る。
おそらくあまりに眩しすぎて近くで見ていられないのだろう。
- 522 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 22:01:46 ID:HU.t/Pe.0
-
|ﾐ|弋_｀_´_ソ ヾﾐヽ
|ﾐ| ヾﾐヽ
|ﾐ| ヾﾐヽ
|ﾐ| ヾﾐヽ
|ﾐ| ヾﾐヽ
|ﾐ| ヾﾐヽ
,ｲヽ |ﾐ| ヾﾐ
/ | i ／l .|ﾐ| ヾ
| | |/ / l .|ﾐ|
ﾄ､ ∧ -‐━‐- ､! ! ! / / |ﾐ|
! ､＼ !| ! ／ υ ＿/＼ ./_／ .|ﾐ|
ﾞ､ .､ ヾ |／∧,イ＿ｘ‐'_,―‐' ヾ |ﾐ| ｘ≦三三ミ､ ＿＿＿
＼＼ l∠Y⌒ヽ厶イ i __.|ﾐ| ／≦三 三ミ､ ,( ＿ 幺
｀ｰ｛ニゝ-ィ_ヽ/⌒ γ⌒i― -ゞヾﾐ｝_ｉ≦三三 三≪ / ,-― ´
!＼ﾚ∨ |／ υ .! ﾉ ヾﾐヽ }≦三三 ≫ / /
, -――ヾ≒ i ･＿_ ｉ Y´ u ヾﾐ| {≦ 三≧ー―‐/ / むっ！ 難易度が高い。
/ ﾞ､-'―‐'´ ヽ / ! iﾐ|ﾉ ≪三≦ /
i_ ┬― ´i从ﾘ从ﾉｊﾊjヾ' ／ ヽ ,ﾉﾐ! ヾｊヾｊヾ＿＿＿_.′
. ||| ./ ｀ー―― ´ ＼＿.| |ﾊirくｊヾ ヾｊヾｊヾ~
. ||| / | |ｨ´ｊ ｊヾｊヾｊヾｊヾｊ
ｒ‐ ||| 〈 ′ |ヾｊヾｊ ヾｊヾｊヾｊ |
{ ﾐヾ〉 .〉 / ./ヾｊヾｊヾ ｊヾｊ | ,－､
ゞ-〈_/ ＿ / ／ヾ从从从ﾙ'｜ !￣￣￣￣￣ l
. ||| ＿ヽ .｀/ .／ ｀ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ" ! -┬ |
. ||| ヾ＝ ／ ｀ー―― ― ´ ! |
~ ｀¨¨¨¨´ ゞ'^＾′
・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━
昼になると街に戻り、劇場で一仕事をする。
スーパースターの彼を妬む輩によって毎回妨害をされるが、
それで折れては踊り子の名折れ。
支配人の無理難題に応える為、今日も斬新な演出に挑む。
決してお仕置きなどではない。
- 523 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 22:02:26 ID:HU.t/Pe.0
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{:::::::::ﾚi
. r'::::::::::::ﾚ! _ -- ミ __
_ﾏ:::::::::::::},. : ´γ⌒ヽ ｀ 、 /i ノレ'::::フ
ヾ;::::: _/＝＝ { ^ｑ＾ﾉ￢＝=ﾐ‘ , ,/::::}'::::::::::::::ﾌ
｀Y´／ ヽ ⌒⌒／￣｀ ヾ-i::::::::::::::::_<´
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Y :〉 γ⌒ー '⌒ヽ /､ ＿_
「 〕iト Υ , jﾉvﾊﾉvﾊﾉv'ﾘ γ´} ,xく|／:.| さーて、パトロールパトロール！
l-- L.八 ' ゝ !:::::::::/ }.i ,、_ノ.／: ／: :..ﾘ
∨＿＼iﾄ､ {::::: / ノ＿／: :}' ＿_／
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弋￣￣／_./::::/￣__ ,. -＿ !:::{L ＿＿ ﾟ,x＜!__:|
＼／≦=T Т ヽ .γ´ -ミヽ:::´:::::＿＿_::｝／: :/
乂r‐Ｖﾉ .| !--{ { ♀ )｜ヽ´ ヽ＼:／
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〈 く .| -‐ ‐- .l:ｨ:::::／ ,.: ／
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r‐―/二ﾆ=‐- -‐=ﾆ二｀ヽ彡｀ヽ
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| i /! / Ｖ＿Ｖ ∨＿Ｖ Ｖ ! ! | |
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| | | |. l | ││| | まーた、お前か。
| | | | | ││| / 毎日毎日騒動を起こしやがって。
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ヽ! / / ≧=――=≦〔 |l|イ | | |
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仕事の後は街のパトロール。
彼の献身的な働きは街の顔役も一目を置くほどだ。
ただ顔役はいつも疲れた顔をしている。
彼はいつも自分より頑張っているのだろう、とその顔を見て励みにする。
- 524 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 22:02:52 ID:HU.t/Pe.0
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／ ｀ﾞ'' 、
/ ' ,
/⌒ヽ ／ヽ, __l
l ヽ从／ .,'
ヽ ｀''´＿｀'''/
｀´|. /,.,.,.,.,.,.,.,l.| ,-/l ＿ ふむ……明日はこの衣装で行ってみるか。
_,,-ー''""~~￣￣', ヽ l{. ｰ 丿〈 .l〈/.r.'__ ん？ 来客かな。
／ .ｰ‐- ／ ヽ ｀",''--‐''´ r-.,| .'´r.'
.／／ ,、＿,,/ ｀'〈 ヽ/ 丿
...´／ _,,-'" ./ ‐'ヽ、 _,,-''" /´
.r'´ / 、 ＼/ .／ .／
7 /,、 /ヽ/ヽ/ -‐-、 ヽ .／
｀´ | ｀￣´ ∨ヽ／', ｀ﾞ''‐..,,＿＿／ _
.', ヽ'´￣｀ヽ´｀Vv＿／＼／/
ヽ /
＼ ..／
｀''-,, .／
｀''、-..,,_＿＿＿_,,.. イ"´.＼
＼ .` ヽ、''ー-,,, )、
.> .） .ヽ｀ヽ、 ' ,
,.' ´/ ／ .＼ .ヽ .',
./ ／ . ／ .｀) ',
r-.' /／ （ . ', ＜ピンポーン！
.ヽ / ｀￣ヽ, .',
) / .ヽ丿
<／
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夜になり帰宅した後は舞台の為の衣装作り。
彼に休む暇などないのだ。
- 525 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 22:03:08 ID:HU.t/Pe.0
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l ,ﾍ!:!. '´て)`ヾ 〃´て)`ヾ￣!⌒i
!ｒ´i:! `二ﾆ- |::i -ﾆニ' 〃 !.|
ヾ（`!. |:::` i ﾉ.i/
ヽ`l !_ !//
`! 'ﾐｰ'~' /ｿ オヤジさん、最近またはしゃぎすぎてるな。
, ﾄ、 ､......_ _......._, /!
／ |ヽ ､＿_., /;;|、
..／ !| iヽ ／;;;;!;ヽ、
' `| ヽ ヽ、 i .／;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ-,,,, _
! ! `ｰ---,,,´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ､
ヽ :;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
ｰ-、 ヽ / :::::/;;:::
ヽ ヽ ! / ヘ,,_
> ` ' ' ￣
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そんな彼を見かねてか、友人が訪ねてくることもある。
- 526 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 22:03:38 ID:HU.t/Pe.0
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┌､ | || ／|ヽ
ト､＼ | | | ,r───-､ | | /／ﾄ､
＼＼ヽ!| | ／ ＼ | / / ／/
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∧─┰ ─┰ /ヽi
Ｙ r‐､_r─-､ レ' これも世の為、人の為、キタキタ踊りの為。
| i（lllllllllllllllllllト､ ﾉ これしきではまだまだはしゃぎ足りんわい！
＼ ,イ´
┌──-､ `ー‐ｧ‐─-' `十──---､
`ﾆﾆ_ ＼ ／＼ ノ | ＼
｀Ｔ ヽ／＼ ヽ／ ├──‐‐ﾍ ＼
ヽ ヽ／ | ＼ ＼
＼_____,／ | し､_ノ
r─‐┤ ト､
,. -‐-─-- 、
. ／ `ｰ､
〃 i, ,. -‐
r' ｨ=ゝー-､-、､r=‐ヮｫ.〈 ／
! :l ,ﾘ|} |. } / .や
. {. | ′ | } l
ﾚ-､{∠ﾆ'＝=ｧ ､=＝ﾆゞ< | ら
!∩|.}. '"旬ﾞ` ./''旬 ` f＾| |
ｌ（( ﾞ′｀￣'" f::`￣ |l.| | な
. ヽ.ヽ {:. ｌﾘ |
. }.iｰi ^ r' ,' ノ い そうか、反省の色は無し……いつものことか。
!| ヽ. ｰ=＝=- / ⌒ヽ ま、俺はオヤジだって喰っちゃう男。
. ／} ＼ ｰ‐ ,ｲ l か お仕置きと称して良い思いできるからどっちでも良いがな。
__/ ∥ . ヽ､＿!__／:::|＼ ヽ
/i |! i :;::;:::::::ﾄ､ ヽｰ- ` ー--
│ .| i l ノ ,' :ｉ i
ﾉ |- ⊥.｣__ /_,. -‐ | |
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アッつーい友情で結ばれた友が激励に来たらしい。
これ以上彼の生態に立ち入り取材するのは無粋なようだ。
ナレーターはこれにて避難をする。
- 527 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 22:03:51 ID:HU.t/Pe.0
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_,,-i､
_,,―''"｀ ﾞl, ＿_
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ヽ ,／ .／′ ﾞッ′ 丿 .ﾞl ,/ ,l゜ │
ﾞ'ヽ、 ヽ .,/_,,,,,,,,-←i､ ,,-‐i､ 丿 lﾞ ,lﾞ
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丿 .| ﾞ'ﾐヽ.__,,,,-'" .,iﾄ|│ ,,/ﾝシ'゛ .lﾞ .|
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｀'ヽ,、 .,/ ﾞﾞl,_,,,,-''"｀ ||,lﾞ .,,/ﾞlｿ'ﾞ,,-'"_,,,-‐'″
`'ﾍ-,,,、 ｀'i､ ,lﾘ .,,,ji!'彡‐,ン‐'"
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アッサラームの夜が更けてゆく……。
- 528 ： ◆g51h1lhLxU ： 2014/12/31(水) 22:05:13 ID:HU.t/Pe.0
- というわけでおまけ終わり。
交流会イベント、ばらしーで最後に締めようと最初に思ってたら案外選ばれなかったという。
ヒロインがヒロイン（笑）になっちゃうところでした、ええ。
では今年の投下はこれでおしまいです。
皆様、よいお年を。
- 529 ： 師走もどこかの名無しさん ： 2014/12/31(水) 22:10:17 ID:DQXo5wHE0
- 乙
このオチで締めかよｗｗｗｗｗｗ
- 530 ： 師走もどこかの名無しさん ： 2014/12/31(水) 22:25:17 ID:clp/T3fg0
- 乙津ｗ
- 532 ： 師走もどこかの名無しさん ： 2014/12/31(水) 23:35:01 ID:EB9VS2bM0
- 乙でしたー よいお年を
- 533 ： 師走もどこかの名無しさん ： 2015/01/01(木) 00:05:22 ID:oXZ411Uk0
- 新年あけましておめでとうございます！ 今年もよろしくお願いします
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