東方やる夫スレ纏め＆胡蝶のやる夫
真女神転生C やる夫はメシアを育てるようです
第2話
- 115 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 22:49:50.86 ID:QpN06fhX
-
＊ ＿＿＿＿＿__
／￣| + ／ ヽ + やる夫もとうとうデビルサマナーになったお！
｜ ::｜ ／⌒ ⌒ ＼
｜ ::｜x / （ ●） （ ●） | .人 苦闘のすえに悪魔も倒したし、かなりＬｖアップしているはずだお！
,― ＼ | ::::::⌒（__人__）⌒::::: | ｀Ｙ´
| ＿＿_） ::｜ .! l/ﾆﾆ| /
| ＿＿_） ::｜＋ヽ `ｰ‐' / 十
| ＿＿_） ::｜ .＞ ＼
ヽ＿＿）＿／ / ＼
＿＿＿
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼ やらない夫に追いつくのも、もうすぐだお！
／ ,（⌒） （⌒）､＼
| /// （__人__）/// | さっそくアナライズでどれだけやる夫が成長したか確認するお！
＼ ｀ ヽ_ノ ／
ヽ , ＿_ , イ
／ |＿"＿＿__
| ｌ.. ／l´l
ヽ 丶-.,／ |___＿＿＿___|
/`ー､＿ﾉ ／ ／
- 116 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 22:50:26.70 ID:QpN06fhX
-
─────────────────────────
「アナライズ結果が出ました！」
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／
r､／ ＼r 、
|:l1 l;l:|
/|｀ ｝ ｛ ´|ヽ
ノ `'ｿ ゝ' `ヽ、
/´ / ヽ、 ヽ
＼. ｨ 个‐´
| |
サマナー やる夫 属性NEUTRAL Ｌｖ５
スキル
力８ 知７ 魔力１０ 耐７ 速６ 運８
─────────────────────────
＿＿＿_
／:::::::::: u＼ １レベルもあがっていない……だと……
／:::::::::⌒ 三. ⌒＼
／:::::::::: （ ○）三（○）＼
|::::::::::::::::⌒（__人__）⌒ | ＿＿＿＿＿＿＿__
＼:::::::::: ｀ ⌒´ ,／. | | |
ノ::::::::::u ＼ | | |
. ／:::::::::::::::: u | | |
|::::::::::::: ｌ u | | |
ヽ::::::: -一ー_~､⌒)^),-､ |_|＿＿＿＿＿＿＿|
ヽ::::::::＿＿＿,ノγ⌒ヽ)二二二 | | |
- 117 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 22:50:56.53 ID:QpN06fhX
-
／￣￣＼
／ ノ ＼ ＼ ガキの一匹倒しただけで簡単にＬｖが上がるわけが無いだろ、常識的に考えて。
| （●）（●） |
. | u.（__人__） .| ガキで換算するなら少なくともあと５匹は倒さないとＬｖは上がらないぞ？
r､ | ｀ ⌒´ .|
,.く＼＼r､ ヽ ﾉ
＼＼＼ヽ} ヽ /
rヽ ` ヽ / ｧ'´ヽ
└'｀{ . ＼.| / i
ヽ､._ ヽ､_,r' .|
｀ヽ､ ／' |
｀'ｰ'´
／￣￣￣ ＼
／ :::::＼:::／＼ ガキ一体にあれだけ手こずったのに……あれをあと五体も倒さないといけないのかお……
／ ｡<一>:::::<ー>。
| .:::｡ﾟ~（__人__）~ﾟj
＼、 ゜ ｀ ⌒´,;／゜
／ ⌒ヽﾟ '"'"´(;ﾟ ｡
/ ,＿ ＼ ＼／＼ ＼
と_＿＿）_ヽ＿つ_;_ヾ_つ.;.
- 118 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 22:51:15.51 ID:QpN06fhX
-
／￣￣＼
／ _ノ ＼ まあ、今回ので戦闘の雰囲気は掴めただろ？
| （ ⌒）（⌒）
| （__人__） 次回はブラウニーももっと有効に使えるだろうし、必ずしも今回ほど苦戦するわけではないだろ
| ｀ ⌒´ﾉ
,| }
／ ヽ }
く く ヽ ノ
＼ `' く
ヽ、 |
| |
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼ そうだお！やる夫にはブラウニーがいるお！二人で戦えばガキなんて楽勝だお！
。o（゜＞） （＜゜)o 。
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
| |r┬-| | て
＼ `ー'´ ／( ｀´) そ
／ ＼ﾉ ﾉミ
|＼ ＼・ ・ ＼____ノ
- 119 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 22:51:41.53 ID:QpN06fhX
-
|
＼ __ ／
＿ （ｍ） ＿
|ミ|
／ ｀´ ＼ いいこと思いついたお！ブラウニーと一緒にガキを倒し続ければ、それだけでＬｖが上がるお！
＿＿＿_ ！
／⌒ ⌒＼ ガキ一体の経験値は低いけどいっぱい倒せば、あっというまにやらない夫に追いつくお
／（ ●） （●）＼
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼ １Ｌｖ上げるのにはガキを５匹倒せばいいんだから、４０Ｌｖまで上げるには
⊂。（ﾟ＞） （＜ﾟ）。つ
⊂ ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼ つ ４０×５＝２００体倒せば、やらない夫に追いつくお！
⊂ | /| | | | | | つ
＼ (、`ー―'´, ／ いまのやる夫とブラウニーなら２００体なんて軽いお！
（ ヽ __＿＿_ .／.／
＼ ＼| ., ﾚ゛／
.＼旨 ξﾝ┐
- 120 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 22:52:09.19 ID:QpN06fhX
-
／￣￣＼ おめでたい計算しすぎだろ……常識的に考えて……
／ ＼
|:::::: ｜ そんなんでＬｖが上がるんなら俺はとっくにＬｖ１００だっつーの
. |::::::::::: ｜
|:::::::::::::: ｜ ....,:::´, .
. |:::::::::::::: } ....:::,, ..
. ヽ:::::::::::::: } ,）:::::::ノ .
ヽ:::::::::: ノ （:::::ソ: .
/:::::::::::: く ,ふ´..
-―――――|:::::::::::::::: ＼ -―,――ノ::ノ――
|:::::::::::::::|ヽ、二⌒)━~~'´
ﾉ Ｌ＿＿＿_
⌒ ＼ ／ ＼ なんだお！やる夫のスーパーブレインコンピューターが導き出した答えに
／ （○） （○）＼
／ （__人__） ＼ 文句でもあるのかお！
| |::::::| |
＼ l;;;;;;l ／l!| !
／ `ｰ' ＼ |i
／ ヽ !l ヽi
（ 丶- 、 しＥ |そ ドンッ！！
`ー､＿ﾉ ∑ l､Ｅ ﾉ <
ﾚY^Ｖ^ヽｌ
- 121 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 22:52:28.61 ID:QpN06fhX
-
／￣￣＼
／ _ノ ＼ （ ;;;;( まあ、今より強くなろうっていう心意気は認めるけどな。
| （ ─）（─ ) ;;;;)
| （__人__） /;;／ 俺がＬｖアップに必要なガキの数が５体っていったのは、お前のレベルが低いからだ。
. | ﾉ l;;,´
| ∩ ノ)━・' お前のレベルが上がれば上がるほど必要な経験値は増えていく
／ ／ ＿ノ´
(. ＼ ／ .／ │
＼ “ ／_＿_| |
. ＼／ ＿＿＿ /
／￣￣＼ まあ、単純な話、Ｌｖが上がるたびにＬｖアップに必要なガキの数が数倍になるってことだろ。
_ノ ヽ、 ＼
（ ●）（ ●） | おそらく、Ｌｖ９からＬｖ１０になるのだけで６０体以上のガキを倒さないといけないだろ。
（__人__） | ..／}
_ ヽ｀⌒ ´ | / / __ そして、そんな数のガキが倒せる環境は都市の中には無い。
(＾ヽ{ ヽ { ./ / . ／ .ﾉ
(￣ ヽ ヽ i ヽ / 厶- ´ ／ 低級悪魔とはいえ、そんな数の悪魔が一度に侵入したら大騒ぎになるからな
.(二 ヽ i i |,r‐i ﾉ. ヽ / ／
ヽ ／ ノ ／ r一'´ ー ､ ￣￣￣）
i { ｲ―イ / .`ー―. ､＿_ .〈￣￣
ヽ. `ｰ '/ / /＼ ＼
`ー ' ￣￣! | ヽノ
- 122 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 22:52:45.15 ID:QpN06fhX
-
／￣￣＼ それに、お前にはまだ話していなかったが、悪魔の召喚には『マグネタイト』が必要になる
／ _ノ ＼
|:::::: （● ） ）
. |::::::::::: （__人)
|:::::::::::::: ｀⌒´ﾉ ....,:::´, .
. |:::::::::::::: } ....:::,, ..
. ヽ:::::::::::::: } ,）:::::::ノ .
ヽ:::::::::: ノ （:::::ソ: .
/:::::::::::: く ,ふ´..
|:::::::::::::::: ＼ ノ::ノ
|:::::::::::::::|ヽ、二⌒)━~~'´
＿＿＿_ ━┓
／ ＼ ┏┛ マグネタイト？
／ ＼ ,＿＼. ・
／ （●）゛ （●） ＼
| ∪ （__人__） |
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
- 123 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 22:53:10.01 ID:QpN06fhX
-
／￣￣＼
rヽ ／ ノ ＼ ＼ あ～～正式には「生体マグネタイト(生体磁気)」と言うらしい。
i ! | （●）（●） |
r;r‐r/ | | （__人__） | 怒り・悲しみ・喜びなどの人間の感情エネルギーとか
〈_L (｀ヽ .} | ｀ ⌒´ ﾉ
l｀ （ ｀`/ . | } 生物が持っている生体エネルギーとかだ
ヽ l . ヽ }
|,. l /⌒ ー‐ ｨ ヽ
／￣￣＼ ひらたく言えば、悪魔のエサだな。
／ _ノ .ヽ、＼
| （●）（●） | ＣＯＭＰから悪魔を召喚したり、召喚した悪魔が戦ったりすると消費する。
. | （__人__） .|
| ｀ ⌒´ ﾉ ……ブラウニーはＬｖの低い悪魔だからマグネタイトの消費は少ないがけどな
. r─一'´￣`＜ヽ }
. `ー‐ｧ , ) , -'~⌒ヽ、
ノ {. ,ﾍ ,l. ゝ、_ .'ヽ).
. ／, ､ _ /. | . ', . .. .ヽ、
（／ / // / / ...| ...|＼..＼＼ ＼_)
/ // / / . . ＼_＼_)､_）
ｰ' {_/ノ ."´
- 124 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 22:53:39.85 ID:QpN06fhX
-
／￣￣＼
／ _ノ ＼ だから仲魔はそう長い時間、ＣＯＭＰの外に出してはおけないだろ……
| （ ●）（●
| （__人__） 必要なときに、必要なだけ、必要な悪魔を召喚する。
. | ﾉ
| ∩ ノ ⊃ これが、デビルサマナーをやっていくうえでの心得だな。
／ .／ ＿ノ
(. ＼ ／ .／_ノ │ 素人ほどやたら多く仲魔を作りたがるが、使いこなせないんじゃ意味が無いだろ
＼ “ ／_＿_| |
. ＼／ ＿＿＿ /
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ､_.＼ ふむ……勉強になるお。
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | ところで、そのマグネタイトはどうやって手に入れるんだお？
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
- 125 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 22:54:05.38 ID:QpN06fhX
-
／￣￣＼
／ _ノ ＼ 基本的には悪魔を倒して手に入れる事になるだろうな。
| （ 一）（●）
| （__人__） 悪魔によっては体内に大量のマグネタイトを貯蔵しているから、そこから頂戴する
| ｀⌒´ﾉ
| ,.<))／´二⊃
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃
ヽ､ｌ ´ヽ〉
''"::l:::::::/ __人〉
:::::::::|_/ヽ. /|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
:::::::/´∨/`ｰ'〉ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
:::ｙ′.: ',ゝ､_/ヽ.||||i|::::ヽ::::::|:::!
／: :／/: : : :|:::ヽ|||||:::::/::::::::i::|
／￣￣＼ まあ、いまのお前のＣＯＭＰにはブラウニー１体を召喚するには十分な
／ _ノ ヽ､_ ＼
. | （ ●）（● ） | マグネタイトがあるから当面は心配いらないだろ。
. | （__人__） │
| ｀⌒ ´ | 節約するにこしたことは無いが、マグネタイトについては、今後、仲魔が増えたりしたときに改めて
. | |
. ヽ / 考えればいいだろ。それと、召喚する悪魔が強ければ強いほど消費するマグネタイトも多くなる。
ヽ /
〉-r:::┬〈、 強い悪魔が１体いてもそれだけじゃイージーモードにならないのがサマナーのつらいところだろ……
／Λ 〉.:〈 7//＼
. ／////V::::::V/////＼
///////∧::://///////}
.////////∨/////////{
- 126 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 22:54:23.77 ID:QpN06fhX
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ デビルサマナーって思ったより面倒なんだお……
／ ＼
| ＼ ,＿ | てっきり、悪魔同士で戦わせているだけかと思ってたお
/ ｕ ∩ノ ⊃―）／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
／￣￣＼
／ _ノ ＼ 楽な仕事なんて無いってことだろ。
| （ ー）（ー）
. | （__人__） いっとくが、まだまだサマナーとしてやっていくために知っておくことが沢山あるぞ
| ｀ ⌒´ﾉ
. | ｎｌ^l^l
. ヽ | ﾉ
ヽ ヽ く
/ ヽ ＼
- 127 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 22:54:54.36 ID:QpN06fhX
-
＿＿__
／ ＼
. ／ ＼ まだあるのかお？いくらやる夫のスーパーコンピュータでもオーバーフローしそうだお
. ／ ／） ノ ' ヽ､ ＼
| ／ .ｲ '（ー） （ー） u|
. /,'才.ﾐ). （__人__） ／
. | ≧ｼ' ｀ ⌒´ ＼
／＼ ヽ ヽ
／￣￣＼
／ _ノ ＼ 悪魔の知識とかサマナーが利用できる施設とか、色々あるが……今日は疲れただろうしな。
| （ ●）（●）
. | （__人__） 今日は今後、サマナーとして仕事をこなしていくうえで、最も重要な依頼の受け方だけ教えておく
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ｍm
/ ￣￣￣ つﾉ
| |￣￣￣
- 128 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 22:55:20.41 ID:QpN06fhX
-
＿＿＿ ━┓
／ ― ＼ ┏┛
| (●) ヽ＼ ・ 依頼？デビルサマナーは悪魔ぶっ倒してればいいんじゃないのかお？
l （⌒ (●) |
〉 ￣ヽ__） │
. ／´ _＿_／
| ヽ
| |
／￣￣＼
_,ノ ヽ､_ ＼ たしかに、デビルサマナーの仕事の大半は悪魔を倒すことだ。
（●）（● ） |
（__人___） | だが、それも悪魔を退治してほしいという需要があってこそ仕事として成立する。
'､ |
｜ ｜ 依頼も無いのに悪魔を倒しても、街を守る事にはなるが結局タダ働きになってしまう
| , ／_.{
｀ｧﾆニ＜／／〉、＿_ __
,./ /＼ ／ : : : : : : ＞ : :＼
_／ /|ｲ:::::/∨. : : :l: : : : : : : : : : :.丶
／. : : : :| ./｀Y / : : : 」: : : /: : : : : : : : }
,´ : :/: : : :| ｉ::::::|/ : :／: : : ／: : : : : : : : :|
{ : :/. : : : :|/:::::/ : : : : : : : | : : : : : : : : : ,'
/ : :,' : : : : : |::::/ : : : : : r---く´ニ＼: ヽ:ﾉ
､'ｰr,_| : : : : : :|:/ : : : : :_/二ヽ V: : : : ｀ :´
／ :.／￣＞＜ :./ : : : : :/ 二 ヽ_」┘: : : ∨}
/ : : :ム / : : : :￣￣￣￣~ﾞ''-ゝ.」: : : : : ∨ :}
{ : : : : : :＼､ : : : : : : : : : : : : : : : :＼. : : :∨ : :l
ヽ: : : : : : : :￣"＼ : : : : : : : : : : : : : : : ／ : : :{
- 129 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 22:55:48.83 ID:QpN06fhX
-
／￣￣＼ そして、様々な悪魔の力を駆使できるサマナーには悪魔退治以外にも仕事が依頼される場合がある。
／ ヽ_ .＼
（ ●）（ ●） ｜ 具体的には、探し物をしたり、用心棒を依頼されたりする。もっとも、悪魔の力を必要としているくらい
（__人__） |
ｌ｀ ⌒´ ｜ だから依頼には命にかかわる危険なものもあるから注意深く依頼を受けないといけないぞ
{ ｜
{ /
_. -: ´Λ _.へ｀ 、
r : :: : : :|: :ﾍ ￣r' ＼ : ＼
/: : :: : : : : ﾍ: ﾍ >、 >ﾍ: :Λ
/: : : ﾄ､: : : : : : ヽ／:／`ｰ／ : : V: |
〈: : : :::: _ -￢-－―-､: : : | : : :: : ヽ: ｝
/: : :_ン´: : : : ＼ ,___, ｨ ）:く : : :: : : ヘ|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿＿_
／ ＼ ／＼ ｷﾘｯ スペシャルDXウルトラ・サマナーであるやる夫にかかればどんな依頼も楽勝だお！
／ （ー） （ー）＼
／ ⌒（__人__）⌒ ＼ 今後、やる夫のことはサマナー界の新たる巨星、キング・オブ・やる夫と呼んでくれお！
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
ノ ＼
／´ ヽ
| ｌ ＼
ヽ -一''''''"~~｀`'ー--､ -一'''''''ー-､.
ヽ ＿＿＿＿(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒＿(⌒)⌒)⌒))
- 130 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 22:56:11.52 ID:QpN06fhX
-
／￣￣＼ あーはいはい。それじゃさっそく、依頼を受けにいくぞ―
／ ＼
|:::::: ｜ といっても今回はどんな依頼があるのか見てみるだけでいいからな
. |::::::::::: ｜
|:::::::::::::: ｜ ....,:::´, .
. |:::::::::::::: } ....:::,, ..
. ヽ:::::::::::::: } ,）:::::::ノ .
ヽ:::::::::: ノ （:::::ソ: .
/:::::::::::: く ,ふ´..
-―――――|:::::::::::::::: ＼ -―,――ノ::ノ――
|:::::::::::::::|ヽ、二⌒)━~~'´
,ﾍ
＿＿＿_ / / わかったお！これから天才サマナーやる夫の伝説が始まるお！
／＼ ／＼ ／ /
／（ ⌒） （⌒）＼／ /
／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼ /
| |r┬-| |
＼ ｀ ー'´ ／
／ ＼
/ ＼
/ ／＼ ヽ
／ ＼ ﾉ
U ヽ ノ
- 131 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 22:56:41.32 ID:QpN06fhX
-
／￣￣＼ サマナー達があつまるコミュニティが何か所かにあるからここから近いところにいくぞ
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） |
（__人__） │
(,｀⌒ ´ |
__ . { | ＿＿＿_
. {__} { / ／⌒ ⌒＼
l1 ,. - 、 ` ー イ-、 ／（ ●） （●） ＼ それで、どこに行くんだお？
rz=γ⌒ヽ ＼rf} ィ￣＞、 1 /／::::::⌒（__人__）⌒::::: |
Y⌒ Y1 ! z=､}z} ｀´／:.:.:}ﾐ、::! | /| | | | | |
'､__ノ::i fイ__)==zｭ､}＿_/_/:)､j ＼ (、`ー―'´, ／
_,.く:::::::::ﾍ ｀Y: : : : :＼─-｀Y´:/: :!／ ￣￣￣ ／ ,
／ }!::::{ 入／: : :r--1 }::::: , -─────--_, イ、
/ ／ｲ::,ﾉ :} _＼: : :1ﾍ::::Y＜＿＿＿_＿＿_＿__/__,.〉/ /=z、
. i / / / イ::::::::::::i: : :!: : Y-=＝＝＝＝＝＝= z___／ _!/γY
. ! i / / ノ＿＿,ﾉ : :.i : : |:.:.!:.:.:.:.:.:.!:.:.::.:.:.!:.:.:.::.:.:.￣:.!ヽイ/ {!j
. i: :: :i { <／ ｀ ─--─一 ┐:i:.:.:.:.:.: !:.:.:.:.:.:!.:.:.:.:.:.:.:.:.:. jノ∧ /
! : :.i､ ｿ ｀ー──────‐ '´￣!__{__ノ
ー -'
「移動中 街のスラムエリア → サマナーコミュニティ施設」
- 132 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 22:57:18.76 ID:QpN06fhX
-
／|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
／ | |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
／ | | ||||||| |||||||
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／ .|
／ .｜ llllllllll llllllllll
／ .| ＿＿＿＿＿_ ＿＿＿＿＿＿＿_
／ | |:::::::::::::::::... .. .ｉ| ||￣￣|￣￣|￣￣|| Ц γ |~ヽ
／ ／| | |:::::::::... ... . ' ..| ||;;;;;;;;; |;;;;;;;;; |;;;;;;;;; || | | |
／ ／:::: | | |::::... .. . '' | ||￣￣|￣￣|￣￣|| | | |
／ ／...........| | |__.., | ||;;;;;;;;; |;;;;;;;;; |;;;;;;;;; || |＿|＿|
／ , 1.|..,;;;, .,;;;,| | |;;.ｉ| | ||￣￣|￣￣|￣￣||
／ ／:::| | |;;;| |;;;|| | |;|::| | ||;;;;;;;;; |;;;;;;;;; | ;;;;;;;;;||
|. ,,; |......ｉ| | |;;;| |;;;|| | |;|::| | ||￣￣|￣￣|￣￣|| Ц γ |~ヽ
| ／| .| . ...| | |;;;| |;;;|| | |;|::| | ||;;;;;;;;; |;;;;;;;;; |;;;;;;;;; || | | | ヾ;ゞ
ヽﾐゞ;; | .| . .| | |;;;| |;;;|| | |;|::| | ||￣￣|￣￣|￣￣|| | | ヾゞ:;ヾ
ﾐ ゞ;;ﾐゞ;;.. ;. | ..| | |;;;| |;;;|| | |;|::| | ||;;;;;;;;; |;;;;;;;;; |;;;;;;;;; || |＿|＿| ヾ;/ゞ
ゞｿミゝﾐゞ;;ヾ;:;;: . | | |;;;| |;;;|| | |;|::| | ||￣￣|￣￣|￣￣|| ;ヾ ゞ;
ヾ;:;;:ヽﾐゞ;;ｿゝﾐゞ;;. | |;;;| |;;;|| | |;|::| | ||;;;;;;;;; |;;;;;;;;; |;;;;;;;;; || ヾ;;;ゞ ;;ゞ
ヾ;:;ミヽﾐゞ;;ヾ;:; | |;;;| |;;;|| | |;|::| | ||￣￣|￣￣|￣￣|| Ц ヾ;;; ;;ゞゞ:;ヾ
;ゞゝヽﾐ;ｿミゝﾐゞ;;,| | |￣￣.| | |~''| | ||;;;;;;;;; |;;;;;;;;; |;;;;;;;;; || ヾゞ:;ヾ ::ｿゞ
ﾐゞ;;;:;ｿｿミヾ;:;;: | |￣￣.| | |~''| | ||￣￣|￣￣|￣￣|| ゞ:;ヾ ゞゞ:;ゞ:;ヾｿ
iｿ ヾ;: ;;:ヽ_;:ゞ | |⌒l⌒| | | . | | ||;;;;;;;;; |;;;;;;;;; |;;;;;;;;; || ゞ:;ヾ;ヾ ゞゞ:;:ゞ;;
;i;:ヽ_;:ゞﾐゞ | | |i.__|___| | |__,| | ||;;;;;;;;; |;;;;;;;;; |;;;;;; ヾヽ::ヾｿ;;;: ;ヾ ゞゞ;.;:ヾ
;ゞil|;;;;;ヾヾヾゞ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ::ヾｿ;;;:;ヾ ゞゞ:;:: ;;:ヾゞ ゞ;
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ､_.＼ ここがサマナーのコミュニティ施設？
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | ただの図書館じゃないかお？やる夫はあんまり本は好きじゃないお
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
／￣￣＼ この図書館の一部をデビルサマナーたちが利用してるんだよ。
／ ⌒ ＼
（ ●）（ ●） | サマナーって仕事自体、あんまり表だってやる仕事じゃないからな、こうやって他の施設の
.（__人__） .|
ｌ｀ ⌒´ | 一部を借りて、密やかに営まれているのさ。ほら、裏口にまわるぞ
{ |
{ ＿ |
（ヽ、ヽ / ）|
| ｀`ー―‐'| ..ヽ|
ゝ ノ ヽ ノ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
- 133 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 22:57:50.75 ID:QpN06fhX
-
| |￣￣￣|:l | | ::| ,| |
|￣￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| |
| 「デビルサマナー協会第６集会場入口」 ｜｜
l＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_,| |
| |`''-､_ ｜ |
| | ｢￣￣￣￣￣￣|￣￣￣￣￣｜ |
| | | | | |
| | | | | |
| | | ｒ‐┐| ｒ‐┐ ,| |
| | | | |｜! ! .| |
ノヽ-ﾍｨiヘl＾ヽ-, | | l └‐'ﾞ l└‐' | |
―――――┐ｽ ! ! | | | |
| ,ﾚi | | |＿＿＿＿＿＿,|＿＿＿＿＿,,| |
| Z | | ／ ,｜_|／
| ヘ |＿|／
／￣￣＼
rヽ ／ ノ ＼ ＼ ほら、ここが入口だろ
i ! | （●）（●） |
r;r‐r/ | | （__人__） |
〈_L (｀ヽ .} | ｀ ⌒´ ﾉ
l｀ （ ｀`/ . | }
ヽ l . ヽ }
|,. l /⌒ ー‐ ｨ ヽ
- 134 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 22:58:13.79 ID:QpN06fhX
-
＿＿＿_
／ ノ ヽ＼ バレバレじゃねーかお！
／ （○）}liil{（○）
／ （__人__） ヽ 何が「密やかに営まれている」だお！隠す気が微塵もないじゃねーかお！！
| |!!il|l| |
＼ lｪｪｪl ／
/ ヽ
しヽ ﾄ､ﾉ
| __ |
!___ノ´ ヽ__丿
／￣￣＼ ここは、一般人もサマナーに仕事の依頼ができるように比較的オープンなんだよ。
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー） もっとも、危険な依頼や、人に言えないような依頼はもっと規模が大きいところに行かなきゃだめだけどな。
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ そして、そんなところはこれとは比べ物にならないぐらい閉鎖的で、コネがないと入る事すらできないだろ。
. | ｎｌ^l^l
. ヽ | ﾉ ほら、中に入るぞ
ヽ ヽ く
/ ヽ ＼
- 135 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 22:58:49.75 ID:QpN06fhX
-
| |:.:.:.:.:.:.:.:.:| : : : : : :/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ: : : : : : : : : : :/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ: : : :
| |:.:.:.:.:.:.:.:.:| : : : : : :| | .::| |: : : : : : : : : : | | .::| |: : : :
| |:.:.:.:.:.:.／￣￣￣:| | .:.::| |￣￣￣￣￣| | ...:.::| |￣￣
[| |:.:.:.／ ヾﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾉ ヾﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾉ
| |／ ／￣￣￣￣￣/ /￣￣￣| |￣￣￣￣￣＼
| [二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
| |:.:.:|
| |:.:.:| ／￣￣￣/l |￣￣￣＼
| |:.:.:|＿＿＿＿_（＿＿＿＿l/|＿＿＿＿＿＿＿＿_l＿＿＿＿_）＿＿＿
￣￣￣￣￣￣￣|／ |i| ｌ」 |i| ｌ」 |i| ｌ｣ |i|
￣￣￣￣￣￣￣ ｌ」 ｌ」 ｌ」 ｌ」
, ― ､
／ ／|―――――- ､
／ |´￣￣￣￣｀ヽ｜
／ | |｜
／￣￣￣￣￣ヽ|｜
／ .:: /|｜
....::: / :|｜
....::.:::: / .:|/ , -―――――――- ､
....:::::::: / / / |
「サマナーコミュニティ施設 内部」
＿＿
／ ＼
／─ ─ ＼ ふーん。人は少ないけど中は思ったより広いお
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ .｀ ⌒´ ／＿
／/ ヽ ／＼
／ / _ ／ ／
／|￣￣￣￣￣￣￣（__.ノ￣|＼／|
| ｜ ／
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|／
／￣￣＼
/ ヽ､_ ＼ 部屋の隅に何台かＰＣがあるだろ？
. （ （● ） |
. （人__） | あれを使うことで、依頼を申し込んだり、依頼を受けたりすることができる
r-ヽ |
（三） | |
> ノ /
/ / ヽ /
/ / へ> <
|＿__ヽ ＼／ )
|＼ ／|
| ＼_／ |
- 136 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 22:59:14.23 ID:QpN06fhX
-
／￣￣＼ （ ;;;;(
／ ._ノ ヽ､＼) ;;;;) ここは一般向けの意味合いが強いからそこまで、難しい依頼は受けられないが……
| （●）（●）/;;／
| （__人__）l;;,´| 駆け出しサマナーのお前にとってはちょうどいいだろ
| ./´ニﾄ━・' .ｌ
| .l _ニｿ }
/ヽ､_ノ /
__/ / ノ__
/ / / ｀ヽ.
/´ ./ ,. ヽ.
ﾄ､＿,/. ｜､ ヽ
｜ ｜/ /
＿＿＿＿＿
／Ｕ:::::::::::::::::: ＼
／ :::::::::::::::::::::: ＼ なるほ……！？
／ ;;;;;-──::::::::::::──- ＼
／ ::::::::::;;;;;;;;;;;;;:::::::::::: ⌒__丶 ＼
／ ::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;′:::::::.....'::. ） .ヽ ＼
| :::::::::::::::::::::::::"ノ :::::::::.... __ ..丿 .|
| Ｕ:::::::::::;;;;（;;;;;;;_ ﾉヽ.___＿） U |
＼ ::::::::::::::｀ヾ: : : ::.. ../ ／
＼ ::::::::::::::::::｀￣:.⌒ " ／ ｿﾞｸ！
〉三三三》:;;;;;;;;;;;;;;;;::《三三三〈
- 137 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 22:59:42.37 ID:QpN06fhX
-
:::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::
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:::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::: :::::::::::::
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣¨丶
／::::::::::::::::::::::::: ＼
／:::::::::::::::::::::::::::::::u ＼
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::U 丶
/:::::::::::::::::::::::::::::::::U::::::::::::::::: │ （な、なんだお！？この悪寒は？）
/:::::::::::U:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :U │
i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::´ {ｰ-===._-､ ,. │ （まるで、突き刺さるかのようなプレッシャー……！！）
l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.＿ ＼ヽ、 ／ |
l:::::::U::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ､⊥エｪ_,_ヽ. `く´ ﾉ ｜ （さっきの悪魔とは比べ物にならないお……！？）
l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ／´ ＞,`‐ﾟ‐' Y,`-ｲ ′ ﾉ |
l:::::::::::::::::::::::::::::U / 'ﾞ _＾ﾆ=､′！、 ／ ｊ
l:::::::::::::U::::::::::::::::::: | ´"/´´¨ !ヽ,∠ﾆ=ァ'
l::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ｜ i{ ｢ｰジﾇｰ
l::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ！ （ / ヽ ＼
ヽ:::::::::::::::::::::U:::::::: | ヽ､＿_＿＿.人__ﾉ /
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ー=_:::ﾆニ,二,⌒ ン
＼::::::::::::::::::::::::::/!::::::::::::::::::: ､｀`ｰ-ﾆィ ／
＼::::::::::::::::〈 ヽ.::::::::::::::::: `ｰ- ､. ノ
＼:::::::::::::} ｀丶､ ＼ /
＼,,ノ ｀＞ _／
,r''__＼_ /ヽ ｀￣￣￣￣￣
／／(9}/::ヽ /::::::ヽ..＿... --┐
/,.ｲ,ﾆＹ〃::::::::〉ーく:::::::::/ {
／ ﾋ:ｼ//ヽ_／:::::::::::::::Ｙ´ ｀、
- 138 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:00:27.59 ID:QpN06fhX
-
（｀ヾ| ",, .l l. ﾍ,,> ｌ 〕つ:::ﾉ./ 彡ｯ 知り合いにあったと思えば――
iヽ,| 丶l／ ,,.,ﾉiッ,Y.ノ ,;ミ
ヽ .| /iz,, /彡ノ' ' 彡 ,,ミﾞへ 知らない顔もあるな――
ヽl. ,ｨ''"￣｀ 二ニニﾆ= i '´ ,,='' ＼
丶 !>.-''''' ￣ ,,,ｯ" _,,,='''
ヽ ,, ﾂﾐｯ'' _,,,-‐'''
,ｲヽ ,,へ､__/ " _,,,-‐'''
〈 l;;:::ヽ. // / /ﾐ _,,,-‐'''
〉､`ｰ=ヽ､_Y/ / /ソ _,,,-‐'''
/ ＼ヽヽヾ/ /,,ｼ´ ,,-‐'''
l. .`iー'''''ｼ" ／
／´ ..,,:::::::::::::::::::...,ィ＜三ﾆ＼
／ , ....,..::::: "´ヾ,,,::＜三三三三三三ﾆ＼
......-‐'::::::::::ィ≦＼ ＼三三三三三三三三ﾆゝ
／:::::::: ィ≦三三三ﾆ＼ ＼三三三ﾆ-=´¨
, ‐＜三三三三三三三＼ ＼ﾆﾆィ´
／:::::::::::::ﾐ `＜三三三三三三∧ __,, ､''/ 久しぶりだな――やらない夫
／:::::::::::::::::i｀ 、 ,,,､ｪｷ"／''‐--_,, -i''´ } ' ,
､:::::::::::::::::::/ イ´´ ィ- ''"´ ･' ＼
＼::::::::::/ `‐--='''" ／ }
＼ ﾊ::::/ ￣ /
| ',:: _...::／
〟 ∠≦{
"ヽ〃､_ ノ ´ゝ
ゞ|､ ／} ミ
ヽ', ゝ,ｒ'|!,､ , i´ i´ 〃 ､,χ
ミ ヽ x､π ‐" ／ { て
- 〈､ -=´ -‐''" |〉 斗
＞､ ‐- ミ､ __,／/ ≦
¨ミχ￣-- ､ 仆-≦i¨|, }, i./: ､´
￣'ヽ, " "ゞ ゝ‐-＜/ ノ:.:. x´
デビルサマナー 新城直衛 属性NEUTRAL-NEUTRAL Ｌｖ５９
- 139 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:00:53.51 ID:QpN06fhX
-
／￣￣＼
／ _ノ ＼ し、新城さん？どうしてここに！？
| （ ○）（○）
. | Ｕ （__人__）
| Ｕ |r┬-| 彡
. | ｀ ⌒} 彡
. ヽ }
ヽ ノ
／ ＼
/ /＼ /￣＼＿＿＿＿l⌒l
| | ＼ / ヽ ＼_＿＿＿＿|
Σ(⌒ノ ゝ ＼＿_）
ヽ三三三三三三三三二＼
ミﾐヽ { ＼三三三三三三二=ヽ 見回りの途中でよっただけさ――
／三三ﾆ:::::::＼＿＿￣三三三三ﾆ/
ニ／三三三ﾆﾄｩ/ 乂三二~☆ ／ それよりなんだ？まるで、悪魔にでも会ったかのような反応じゃないか？
三＼三三三ﾆヽ{ { ・ >三三三三l}ー‐、
三二＼三三三ヾ ｀= ,:￣=="三三l} さすがの僕でも知り合いにそんな風にされると傷つくぞ？
三三三＼三三ﾆヽ '' /三三ﾆ/ヽ
三三三三＼三ニ ＼ヽ==＝' ／三三ﾆ/三ヽ
三三三三三＼三三 ｀ー―三三三三/三ニ》
＼三三三三三＼三三三三三三ﾆ／三三/
三＼三三三三三ヽ三三三三ﾆ／三三三t、
三三＼三三三三ﾆ＼○三ﾆ／孑'三三三三ヽ
三三三＼三三三三三三三 {l三三三三三ﾆ/,
三三三三ヽ三三三三三三/三三三三三三/
三三三三三/三三ﾉ三ﾆ／三三三三三三l}
三三三三ﾆ/三三/ﾆ ／三三三三三三三l}
- 140 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:01:27.47 ID:QpN06fhX
-
／￣￣＼
／ _ノ ＼ ｲ､ｲﾔﾀﾞﾅｰｿﾝﾅｺﾄﾅｲﾃﾞｽﾖｰ
| （ ○）（○） （いやいや、あなたの方が悪魔の数倍怖いから）
. | U （__人__）
| |r┬-|
. | ι `ー'´}
. ヽ u }
ヽ ノ
/ く ＼
| ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､
（;:;:;:;:;:'''''' ¨¨'''''''''''''ミ;:;:;:;:;:;:;:;:;:丿
}´ -<*>- ｀ソ 人修羅のやつらと比べたら、僕はまだまだマトモな人間だと思うんだがね……
ｱ´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ /;;;;ｿp､ {
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ /彡ヾ;;;;'''ミｿ まあ、僕が愛想が良くない顔だってことは知っているからな。
ヾｼt≒=＝ｬ''' ’ﾉ ｼ r 'ヽ
ﾔ､ソ ｀￣ j少ﾉ ところで……そこで、うずくまっている彼はお前の知り合いか？
___,,, ｀}ヽt ､ _ノ'ﾆｿ￣
｀} 入 'ｰ─--､ ノﾞ´
r{ 炙釡､ zｸ^ﾞﾞ
ﾉ ヾ,,ヾM个xzｿ
／ゝ､ ヾ 'ﾞ,ﾓｼ,,,ﾉ
/l ｀ｰ---ｿ
／ ' ,ｿ ／
/ ﾉ ｲ
iゝ､ l /;:|
i ヽl /;:;:|
i / /;:;:;:|
- 141 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:01:44.72 ID:QpN06fhX
-
:::::::::::::／￣￣∨￣￣＼ ::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::| ／￣￣￣＼ |:::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::＿＿|／ _ノ ヽ､_ ＼|＿＿::::::::::::::::
::::::::::::::／ ／ (（＞）) (（＜）) ＼ ＼::::::::::::::::
:::::::::::::::::| | oﾟ （__人__） ﾟo| |::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::(⊥_⊥）＼_＿＿｀⌒´＿＿／（⊥_⊥）:::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
＿＿
..:...::.／:..:..:..::＼.::..:..:..::::..:..::.:..:...::..::..:..:..::::...:.....
.::.／.:..:.._ ノ::::..:..＼.:..:...::.:..:..::::....:::..:..::::..:.:..:....
:..|:::.... （ ○）（○）.::..:..:..:..::::..:..::.:..:...::...::::..:.:..:....
.: |:::.... u （__人__）.::..:..:..:………。..:.::..:.:..:....
::. |::u:. (.::..:..:..::::..:...:..::::::::..:..::.:...:..::::..:..::.::..:....
.::. |:::.....u ｀ ⌒´ﾉ.::..:...:..::::..:..::.:...:..::::..:...:....
::..:.ヽ:::..... }.::..:..:..:..::::..:..::..::::..:..::.:..:...::..:....
.::..:...ヽ::..... ノ ＼
::..:..:..:/::.. く ＼ ＼
.::..:..: |::... ＼ ＼ ＼
::..:..:..:|:::..... |ヽ、二⌒)､ ＼
- 142 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:02:01.14 ID:QpN06fhX
-
メ ,, -──- ､._＼
メ／ u ﾟ 。 ＼＼ ごごご、ごめんなさい！ごめんなさい！ごめんなさい！
／ ／ ノ ヽ､ ＼＼
! | oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo | いいい、命ばかりはお助けを……！
＼＼ （__人__） ／く<
ノ ﾒ/ ｀ ⌒´ ヽヽヾ
＿＿__
：／ ＼：
：／ _ノ iiiii ＼. ＼ ややや、やる夫ができることならなんでもするお！
／ （○） （○） ＼
： | （__人__） |： 裸踊りでも、鼻からスパゲッティでもなんでもやるお！
＼ ｀ ⌒´ ／
/ ⌒ /⌒Y⌒ヽ ヽ だから、殺さないでくれお！
：| ＼| .i ｲ |
|＼ ／ 人 .＼!
| ＼___／ ＼__/：
| /
| /
- 143 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:02:24.57 ID:QpN06fhX
-
/ ／＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾ヽ ﾞi
/ ∪ / ﾞi ﾞi
/ | / _....r-ー'―-‐‐‐‐‐‐‐--ｰ--ﾞi ﾞi
/ | / ,'ｒj―'''`''‐‐ ､ _.|..| （､,,,-‐''´｀ヽ_ﾞi,. ﾞi 彼は何をいってるんだ？
| | / | ,‐'ﾞﾞﾞﾞﾞヽ / / ﾉ ./´￣｀i .|ｌ ﾞi |
| | / | 〈 ・ 〉 〈 ..・ ） |ｌ'、ﾞi |
| | /ﾄ | `-..,,..-′ `-....-′|ｌ'、,,'ﾞi |
| !/ i ﾄ│ .|ｌ'、 ､ﾞi |
| く | ﾄ | |ｌ'、ｌ ' |
ｲ＼ ＼ﾞ＼ｌ |ｌ'、 ﾊ ﾞi
＼ ＼<ﾞ‐‐ｰ 、 ..ｨ´´ 〉 /
＼ ＼（⌒） ヽゝ ｀ゝ‐‐‐､､_____,,-‐''´、 ﾍゝ ソ丿
｀''-､ﾞﾞ"＼＼ ＼ -`ｰ､ ／ `
ヽ＼ ｀''-､＼＼ ´ﾞゝ､ ／
________
／) / .) ＼
/ ./::/ ./:::／ ） ＼
l .l/ /／ ∠___ | すこし、疲れてるんです。放っておいてやってください。
l / ／ ／ _､,,.ノ |.
r /___) | あと、あいつはやる夫といいます。オプーナさんの息子です
/ / |
/ ノ /
_∠⌒ヽ j 'i, _、___ ｨ／|＼____
／ ...::::;;;:::ヽV;;;;l フiiiiく /.:;;:l;;;;;:::´´''' ､､､ _
／ ...:::::;;;;;;;;;;;;:: 〉;;;;;:l／ iiiii ＼/.:;;;::l;;;;;;;;;;;;;::::::::..... i::..＼
／ ...:::::;;;;;;;;;;;;;;;;:: /;;;;;;;;:::ヽ llllll /..::;;;;::l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::: l;;;;;;:: l - 144 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:02:48.18 ID:QpN06fhX
-
/､ -‐===‐- ''''... _ ;;;;;;｀;;'‐‐- ,_
/;;;''' ,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ｀ ' ‐-..;;￣( ) ,,
/;;;;'' ''';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; //゛' ,,,_ '''- ,,,
,r'‐‐―--‐―--- ..... ＿ ;;;;;;;;;;_ ､//,,:::::::::::::::'''- ,,_ '''' オプーナの息子！？
ゝ_-_―‐-,--,ｰｧ､,,,. , ＿＿＿ ､//´ﾞ'' ''''::,,:::::::::::::´ _ ｀
l ｼﾞッﾞ,｀ﾅ･―---- ｀' '',,:::::;;´ ﾞｉ ﾞ ……ほう、彼が……それで、ここにいるということは
､` .zｭ___-｀‐-￣￣´ ;::::;; > .i i
ﾞｉ ｀ ;::'' 〉 ｲ ! 彼……やる夫君はデビルサマナーなのか？
ﾞｉ__ ! l.､ ｰ`/､ｉ
,, ｀ ,｀ ,ｨ ､, ｀'ﾞｰ､/:
,,゛ ､У, ,r'､､ ￣ ,,''゛
,,'' i,.:.:.:, ﾞｉ.ﾁﾆﾆニニ二￣,￣＼ﾞｉ ､.ッ ,ｯ゛゛,, ､
'',, |l.:.:.:ﾞｉ 'l ＿. ￣｀ｰッ ､ﾐ=＝〒´:.:,,'' ,, ''゛
'',, |i.:.::.:.:ﾞｉ ﾞｉ ッ￣〒＝=＝〒` ､.:`:.:.:.:,,'' ,, ''゛
／￣￣＼ え、ええ。一応は。
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） もっとも、今日初めて悪魔を召喚したくらいの初心者サマナーですが
. | u. （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
i⌒＼ ,__(‐- ､
l ＼ 巛ー─;＼
| ｀ヽ-‐ーく＿）
. | l
- 145 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:03:05.25 ID:QpN06fhX
-
_ , r ‐ ' ´￣￣｀ ' ‐ - ､
r'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀'i
{;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;}
};;;;;;;r'''´ _,m--- ,, _｀'''‐'-'} そうか、あいつの息子もデビルサマナーに……
|。‐,,,'''´-‐´｀￣‐;;;--｀,,。‐|
iヽ;'´>､,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,;;;;;r'´ヽ ;r´｀}
,,r;;{ヽ; ' （ ・｀i'/i‐''''´! ・ } | r };;ヽ
/;;;;;;;;;ﾍ ﾖ ｀ｰ' r' ｀ｰ‐´ | ' ﾉ;;; ヽ
r';;;;;;;;;;;;;;;;;｀| =､= |'´;;;,r'´,;;;}
{ ヽ､;;;;;;;;;;;;| ＿ |;;'／／;;;;;ヽ,
´ﾍ;;;､ ヽ'､;ﾍ､ '´￣￣ ￣｀ ノ ／;;;;;;;）ヽ /ヽ
!､'' ､ ;;;;;,, ヽ;;;ヽ､ , r;'／／;;;;;;;;;'''´／/ ヽ
ヽ;;;;;,,, ヽ､ ヽ;;;;｀ー‐‐´;;'／;;;;'''''' ´／
_ , r ‐ ' ´￣￣｀ ' ‐ - ､
r'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀'i
{;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;}
};;;;;;;r'''´ _,m--- ,, _｀'''‐'-'}
|。‐,,,'''´-‐´｀￣‐;;;--｀,,。‐|
iヽ;'´>､,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,;;;;;r'´ヽ ;r´｀} ………ふ
,,r;;{ヽ; ' （ ・｀i'/i‐''''´! ・ } | r };;ヽ
/;;;;;;;;;ﾍ ﾖ ｀ｰ' r' ｀ｰ‐´ | ' ﾉ;;; ヽ
r';;;;;;;;;;;;;;;;;｀| =､= |'´;;;,r'´,;;;}
{ ヽ､;;;;;;;;;;;;| ＿ |;;'／／;;;;;ヽ,
´ﾍ;;;､ ヽ'､;ﾍ､ '´￣￣ ￣｀ ノ ／;;;;;;;）ヽ /ヽ
!､'' ､ ;;;;;,, ヽ;;;ヽ､ , r;'／／;;;;;;;;;'''´／/ ヽ
ヽ;;;;;,,, ヽ､ ヽ;;;;｀ー‐‐´;;'／;;;;'''''' ´／
- 146 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:03:36.13 ID:QpN06fhX
-
/::::::::／ ／ ／ ‐ ‐ ‐----゛,,‐-､ヽl::::::::｀丶､:::::::::::::::::l
|:::::::/ / ／;:;:;:;:;:/゛゛ ノ ,---‐-､ ＼＼＿:::::::::｀丶､／
＼:::|. / ／;:;:;:;:;:;:;:/ ヽ 〈 0 ハ ￣＼ ＼::::::::::::::＼
/ー <;:;:;:;:;:;:;:;／ ｀ ＼＿__ノ ﾉ |>‐‐､ヽ:::::::::::＼
/ ヘ ヽ'''三彡 ＿ ´ ￣ < 0 i |───'
l ｌ 丶ﾉヽ_ﾉ彡 ､ - ＼¨´､.|
| ｌ乂 / | ヽ、 リ;:;:;:;:!、 ふっ……はははははははははははは！！！
| ヽ ヽ | |｀、 ＼ イ＿/､ | 〉
,,,,,,,,,,i!i!i!i!i!i!i!i!i》㍉ｌMMヽ |:::::{_ ｀iヽ､ ｀ ー'' // 面白い！実に面白いな！！人生というのは！！！
ﾞﾞ!i!i!i!i!i!i!＿;;;､;;ﾞﾞ!ヽ゛ﾞWWﾍ. |､´｀!;;;__,､___｀ ｰ _ /´
;｀ヽ｀;;;;;;;;;;;;;＼ノ;;;;;;＼ ;;; ｀ﾍ | ｀Y、 :::｀ｰ'､i＿｀ア /､
''''''゛゛゛ヽ;;;;;;;;;;;＼;;;;;;;;;;＼;;;;;;;;;ﾍ ＼ ﾉ＼ ￣ |::::::／. /!i!i!ヽ
＿ ;;ヽll ;;;;;;;;ヽヽ;;;;;;;;ヽ::::::::ﾍ ＼ ｀ー‐': ／ /i!i!i!i!i!i!＼
＼ ￣＼:::::::ﾞlllll､ :::ヽ:::ヽ:::::ヽ::::::::ﾉ､ ｀ ー―‐' ヽフTTTTi!i!i!i!i!''''''＼
:::::ヽ::::::::::｀::::::ﾞﾞlllll､:::::ヽ:::ヽ:::::ヽ:::::::::ヽ＿＿＿＿ ｿｌ ｌ ｌ ｌ i!i!i!/ヽ:::::::::::＼
:::::::::ヽ:::::::::::::::::::ﾞllllll､:::::ヽ:::ヽ:::::ヽ::::::::ヽｌ ｌ ｌ ｌ ｌ ｌ ｌ, |/.! ! ! ! i!i!´|､__|::::::::::::::ヽ
::::::::::::ヽ::::::::::::::::::lllllll､::::::ｌ:::::::ヽ:::::::::::::::::ヽ..ｌ ｌ ｌ ｌ ｌ/|./_///／ |ﾞﾞヽ-'､:::::::::::::::::|
:::::::::::::::ヽ::::::::::::::::ﾞlllllll､:::::!:::::::::ヽ:::::::::::::::::ﾞ《《}ヽトアメ ／ ／|､:::::ヽ.｀ヽ:::::::::::|
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （○） （O） （ヤバイ。まじでこわい）
. |. .|| （__人__） ﾀﾞﾚｶﾀｽｹﾃｰ！
| ﾉi ! | }
. | し' ｀ ⌒´ﾉ
. ヽ }
ヽ ノ
/ く
| ＼
| |ヽ、二⌒
- 147 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:04:01.24 ID:QpN06fhX
-
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;仆''从,,､::::ﾍ
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;''/'''从"''从 |;;;;;;/
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;/;;''''/''''''仆 |;;;;|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;彳"从'''' i ﾍ ,,,,,, |;;|､
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;彡 ,, ﾉ ＼,,;;;;''''''''''' } } いや、実に愉快だ。少しは長生きもしてみるものだな。
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;〃 ,,,,,,;;;;'''''/ / ＿,,!､´| }
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;彡 ,,,,,,,;;;;;;,;;''''' ﾍ＝・― ,' |ﾉ ……やらない夫、彼の面倒をしっかりみてやるんだぞ。
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;彳 ,;;'' r ― '' _了 ゝ ヽ､｀ ‐ }
､ヽ､;;;;;;;;;彡 ' ´-=＝・-‐' ｀ヽ, } くだらない死に方をされてもつまらん。
iヽ '''';;; | |
､ ｀ !!､ ／￣/´ | あいつの息子だ、もしかしたら将来、化けるかもしれん
ヽ ､ヽ､i ｀ へ !´ ､ |,,
ヽ ＼ て _,,,,, -'''' ／｀/: '',,
＼ ＼从 !ヽ'''――ー - ｰ ―ー-‐τ /: : : : ' ,,
" 〃 ヽ ＼ 从 ヽ,''‐､-‐- -‐ｰ-‐''ﾌ´/ﾉ ./: : : {
" "〃 ヽ ､ 从 ヽ ､｀ ''' ー ‐ ´_ノ r'､: : , 〃 = ´ .
"', 〃 ＼ ＼. !､= - ､ ｀ "" ￣ /= {} } " { ＼ .
ヽ 仆ヽヽヽ､ r 'ﾍ ノ＝ﾉﾉ }
ヽ i 从ヽヽヽヽ _/ rヽ=´ノi i ﾉ
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ○）（○） は、はい……
. | U （__人__）
| |r┬-|
. | ι `ー'´}
. ヽ u }
ヽ ノ
/ く ＼
| ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､
- 149 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:04:26.07 ID:QpN06fhX
-
／´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : }}: : : : :｀:ヽ､
ﾍ||: : : : : : : , :r ,=_'_‐_´_ ｀ '‐= JL: : : : : : : : ヽ
|: ||:||, - , = r´': / ,-, フ ｀ '_r‐>-､= -､: : : : : : }
ﾍ: >/竺ヽ}: : : r //:|´ r‐'´／ ヽ: : ヽ: : : / それじゃあな。やらない夫。たまには本部にも顔を出せよ
ヽ{ !焦ﾝﾉ 二 } ﾉﾆﾉ .ﾉ 人 ／_ノ ＼: :ﾍ:/
{｀'‐'-´ ‐::´:｀´ﾉ人､ ヽ ﾍ ´ﾉ ､ ヽ-‐,ヘ､
{／::´::::::::::::／{ ・ヽ, ノ､‐｀/ ｀i / ｀＼
/:::::::::::, r ' ´ ﾍ ノ ヽ＿,,､ !､ / ｀ ､
/,::: r'i´ﾟﾉ ｀ | ＼_ ノ ﾍ: :＼
'´ | ｀r _ - ､ | ／ ／: : : :
.| 'ヽ ﾜ ' | ／ ／ｸ: : : :
| ｀ _ , -― ' ‐_､ ヽ､ _ , - ‐ ': : : : : : : :
ﾍ r_'´- ‐ ￣ r｀ヽ､＜: : : : : : : : : : : : : :
ヽ ノ ヽ ＼: : : : : : : : : : : : : :
ﾍ , ‐ ´´ ￣￣ >==≧: : : : : : : : : : : :
' - -, ､r = ´ _, - ‐_, '''''／: : : : : : : ＼: : : : : : : : :
/‐=｀| r'´r―ﾂ ´ ~: : : : : : : :
{-‐i .|, -'―': : : : : ○: : : : : : :
rﾉ´=´ノ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
, r'r,´=＝´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
／￣￣＼
／ u ノ ＼
| .u （ ●） | え、ええ。分かりました。
. | （__人_）
| ｀ ⌒ﾉ それではまた……
| }
ヽ u }
ヽ ノ
ノ ＼
／´ ヽ - 150 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:04:48.26 ID:QpN06fhX
-
／￣三＼
／;;;; _ノ 三 ＼
|;;;;;;; （ ○）（○） ……もう、帰ったから大丈夫だぞやる夫
. |;;;;; （__人__）
|;;; ｀ ⌒´ﾉ
. |;;;; }
. ヽ;;; }
ヽ;;;l ノ
/ く
| ＼
| |ヽ、二⌒)
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ__ .＼ ホントに！？ホントにもういないのかお！？
／ （○）!i!i（○） ＼
| （__人__） u |
.＼ ）t-ﾂ ／
/ ⌒´ ＼
＼＿（__） i＼(__)
| |
- 151 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:05:07.92 ID:QpN06fhX
-
＿＿＿_
／ ＼ いったいあれは誰なんだお？メッチャ怖いお！？つーかホントに人間なのかお！？
／ _ノ ヽ、＼
／ （○） （Ｏ) ＼ 体から出るオーラが尋常じゃなかったお！？絶対に覇王色の覇気の持ち主だお！！
| || （__人__） ..|
＼ ﾉi ! |. ／
/ し' ｀⌒´ .ﾉ
| .／ .／
／￣￣＼
／ _ノ ＼ お前の気持ちはよく分かるだろ……常識的に考えて……
|:::::: （● ） ）
. |::::::::::: （__人)
|:::::::::::::: ｀⌒´ﾉ ....,:::´, .
. |:::::::::::::: } ....:::,, ..
. ヽ:::::::::::::: } ,）:::::::ノ .
ヽ:::::::::: ノ （:::::ソ: .
/:::::::::::: く ,ふ´..
|:::::::::::::::: ＼ ノ::ノ
|:::::::::::::::|ヽ、二⌒)━~~'´
- 152 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:05:52.69 ID:QpN06fhX
-
／￣￣＼ （ ;;;;(
／ ._ノ ヽ､＼) ;;;;) あの人の名前は新城直衛。この大陸でも、５本の指に入る凄腕のデビルサマナーだ。
| （●）（●）/;;／
| （__人__）l;;,´| この都市のデビルサマナーの連合……通称『サマナー協会』の取り締まり役をやっていて、
| ./´ニﾄ━・' .ｌ
| .l _ニｿ } サマナーたちが仕出かした不始末や事件の後処理を主に行っている。
/ヽ､_ノ /
__/ / ノ__
/ / / ｀ヽ.
/´ ./ ,. ヽ.
ﾄ､＿,/. ｜､ ヽ
｜ ｜/ /
／￣￣＼
／ _ノ .ヽ、＼ 簡単に言えば、この街のサマナーのリーダーであり、相談役ってところだな。
| （●）（●） |
. | （__人__） .| 俺も昔に何度か世話になったことがある
| . '´ｎ｀' .ﾉ
.ヽ . | | }
ヽ.. ﾉ .ュノ
/ { ..ﾆj､
|. | "ﾂ ＼
|. | .l |ヽ、二⌒)
- 153 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:06:26.16 ID:QpN06fhX
-
＿＿＿_
／ ＼ そ、そうなのかお。しかし、すごい人類もいたものだお……
／ ─ ─ ＼
／ -=・=- -=・=- ＼ ところで、とーちゃんのことを知っているみたいだったけど、なんかあったのかお？
| （__人__） U |
＼ ｀ ⌒´ ／
／￣￣＼
／ _ノ ＼ オプーナさんと新城さんは同期のデビルサマナーだったんだ。
| （ ー）（ー）
. | （__人__） よく一緒に戦ったり、一緒に酒を飲んでたりしたな。
| ｀ ⌒´ﾉ
. | ｎｌ^l^l オプーナさんの盟友にして頼りになるパートナーってところか。あの二人が組んだらおそらく誰も勝てないだろ
. ヽ | ﾉ
ヽ ヽ く
/ ヽ ＼
- 154 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:06:49.75 ID:QpN06fhX
-
＿＿＿_
／ ノ ＼＼ とーちゃんはあんな化物みたいな人と一緒に戦ってたのかお？
／ （●） (●）＼
／ ∪ （__人__） ＼ 凄腕のサマナーとは知っていたけど……やる夫の想像以上だお
| ｀ ⌒´ |
＼ /⌒)⌒)⌒) ／/⌒)⌒)⌒)
ノ | / / / (⌒) ./ / /
／´ | :::::::::::(⌒) ゝ ::::::::::/
| ｌ | ノ / ） /
ヽ ヽ_ヽ /' / ／
ヽ ＿＿ ／ / ／
／￣￣＼ ………そうだ。お前の父親は、お前の思っている以上にすごい人だったんだ……
／ ＼
|:::::: ｜ 本当に……強くて……優しいひとだった……
. |::::::::::: ｜
|:::::::::::::: ｜ 俺が……あの時、奴をもっと疑っていれば……あんなことには……
. |:::::::::::::: } ....:::,, ..
. ヽ:::::::::::::: } ,）:::::::ノ .
ヽ:::::::::: ノ （:::::ソ: .
/:::::::::::: く ,ふ´..
-―――――|:::::::::::::::: ＼ -―,――ノ::ノ――
|:::::::::::::::|ヽ、二⌒)━~
- 155 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:07:06.95 ID:QpN06fhX
-
＿＿__
／ヽ ／＼
／（●） （●）丶 や、やらない夫？
/::⌒（__人__）⌒:::uヽ
l |r┬-| l
＼ `ー'´ ／
/ ヽ
し､ ﾄ､ﾉ
| _ l
!___/´ ヽ___l
／ ￣￣＼
／ ノ ヽ すまん。なんか、しんみりさせちまっただろ。
|:::::: （● ）
. |::::::::::: （__人） 気を取り直して、依頼の受けたかを説明するぞ
|:::::::::::::: ⌒ﾉ
. |:::::::::::::: }
. ヽ:::::::::::::: }
ヽ:::::::::: ノ
/:::::::::::: く
|:::::::::::::: |
|:::::::::::::::| | - 156 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:08:20.08 ID:QpN06fhX
-
＿＿＿＿＿＿＿＿__ このＰＣに現在、受注可能な依頼の一覧が表示されている。
| | |￣￣￣￣￣￣ ￣| | ／￣￣＼
| | | | | ー ― ＼ その中から自分ができそうなものを選ぶんだ
| | | | | (●） （●） |
| | | | | （__人__）⌒::: | ／￣￣＼
| | |＿＿＿＿＿＿＿| | ｌ｀⌒´ | /⌒ ＼ ほ―今はどんな依頼があるのかお？
|_|＿＿＿o o o＿＿＿| ｜ / (●） ＼
￣￣￣ ｌ二二二ﾆ⌒⊂ニヽ ノ ｌ （_ﾉ ::: ｜
/ と二_ノ ヽ＿＿ ／
『現在請負可能な依頼一覧』
いまはこんな感じだな 「依頼内容」 「報酬」
/7 ・わたしの犬をさがしてください １、０００マッカ
// ・倉庫のかたずけを手伝ってほしい １、２００マッカ
// ・きずぐすり １０ヶモトム（至急） ２、０００マッカ
＿＿ // ・引っ越しの手伝い（半日） ４、５００マッカ
. ／ノ ヽ＼ .// ・悪魔撃退（推奨Ｌｖ１０～１５） ５、０００マッカ
. ／ （●）（●〉/ ・人探し希望。（この街にいない可能性有） ５０、０００マッカ
l （__人_,//l ・わたしと友達になってください…… １００、０００マッカ
. | ｀⌒// ﾉ
l // ./
. ヽ r-‐''7/）/
/ と'_{'´ヽ
/ _.､__〉 ﾄ,
{ ､＿_} |.i
ヽ _,.ﾌ .|.|
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ ほんとんど、デビルサマナーの必要ねーじゃねーかお……
／ -=・=- -=・=- ＼
| （__人__） U | 一番下……生きろ……
＼ ｀ ⌒´ ／
- 157 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:08:44.24 ID:QpN06fhX
-
／￣￣＼
. .／ _ノ ヽ 確かにそうだな……しかし、どの依頼も悪魔をうまく使えば少ない労力で達成することができるだろ。
| （ ●) (●)
| （__人__） ∫ ここで、自分のもっている悪魔の特性や性格を把握しておくこともサマナーにとって重要だ
| ｀⌒´ﾉ ∬
. ヽ } |￣|
ヽ ノ |＿|）
＿＿__／ ｲー┘ |
| | / / _＿＿/
| | / / |
| | （ ￣￣￣⌒ヽ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
., ──‐､
／ ＼ そもそも、もっと難しい依頼はここでは受けられないし、受けられたとしても高難易度の依頼には
. .| _ノ ヽ
| （ ●) (●) 一定以上の依頼をこなした実績が求められる。
| （__人__） , -―ーっ
| ｀ ⌒´ﾉ （ ゝ彡￣ つまり、ここでの依頼がＣランクとするならＢランクの依頼を受けるにはＣランクを規定以上
. ﾝ } ﾞ|￣'|
／⌒ヽ､ ノ .|, | 達成していなければならない
＿＿/ ﾉ ＼_ィ ´ー‐ｨ' ∫
| | / / r_＿＿__ ∬
| | / / |i ┌‐┐
| | （ 〆⌒'──r─≒､.（(| |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣└‐┘￣￣￣￣￣￣
- 158 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:09:59.26 ID:QpN06fhX
-
＿＿＿
／ ＼
／ノ ＼ u. ＼ えーっと、つまりある程度ここで頑張らないと本格的な悪魔退治はできないってことかお？
／ （●） （●） ＼
| （__人__） u. | ……なんかまどろっこしいお。やる夫は早く悪魔をぶっ倒して活躍するサマナーになりたいお……
＼ u.｀ ⌒´ ／
ノ ＼
／´ ヽ
＿＿
.,／,-､ ＼ このシステムを発案したのが、実はさっきの新城さんとオプーナさんなんだよ。
／ ﾉ:/ ﾉfヽ.. ＼
| /:/ /...| | | その前までは個々のサマナーが好き勝手に活動していたんだが、
l ﾚ ./..ノ .,''´}
l ' ´ .〃 / |i そのために未熟な新入りサマナーの多くがが初めての実戦で死んだんだよ
ヽ. . 〈 .ﾉ
＼.,_ ._ﾉ /
/ / ヽ
./ / |
i .／ . |
／￣￣＼ ＣＯＭＰ……悪魔召喚プログラムの発明は誰にでも悪魔召喚を可能にしたが、
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー） その反面、未熟な悪魔使いを大量に生産することにもなっただろ。
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ そして、身の程知らずなサマナーは最初っから高Ｌｖの悪魔に戦いを挑んで死んでいくんだ
.ｌ^l^lｎ }
. ヽ L }
ゝ ﾉ ノ
／ / ＼
／ / ＼
. / / |ヽ、二⌒)､
ヽ＿＿ﾉ
- 159 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:10:23.27 ID:QpN06fhX
-
／￣￣＼ （ ;;;;( 今日、実践を初めて経験したお前になら分かるだろ？
／ ._ノ ヽ､＼) ;;;;
| （●）（●）/;; 処女戦なんて、緊張と恐怖でまともにＣＯＭＰで召喚すらできない
| （__人__）l;;,´|
| ./´ニﾄ━・' .ｌ そのうえ、初戦闘のあいてがガキより遙かに強い悪魔だったらどうなると思う？
| .l _ニｿ }
/ヽ､_ノ /
__/ / ノ__
/ / / ｀ヽ.
/´ ./ ,. ヽ.
ﾄ､＿,/. ｜､ ヽ
｜ ｜/ /
＿＿＿_
／ ＼ ……たぶん……かなりやばいお……
／ ＼
／ ＼
| ＼ ,＿ |
/ ｕ ∩ノ ⊃―）／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
- 160 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:10:44.61 ID:QpN06fhX
-
／￣￣＼
／ _ノ ＼ やばいなんてもんじゃない。十中八九確実に死ぬ。
| （ ー）（ー）
. | （__人__） この都市ができた当初はそんなサマナーが多くてな、一般人も巻き込んで過半数が死んだ。
| ｀ ⌒´ﾉ
.ｌ^l^lｎ } そんな状況を憂えたオプーナさんが、新城さんと協力して今みたいなシステムにしたんだ
. ヽ L }
ゝ ﾉ ノ
／ / ＼
／ / ＼
. / / |ヽ、二⌒)､
ヽ＿＿ﾉ
＿＿＿
／ ⌒ ⌒＼ _＿
／ （⌒） （⌒） ＼〈〈〈 ヽ そんなことまでとーちゃんが！？とーちゃんすげーお！
／ ///（__人__）/// 〈⊃ }
| u. `Y⌒y'´ | | さすが、やる夫のとーちゃんだお！
＼ ﾞー ′ ,/ /
/⌒ヽ ー‐ ｨ /
/ rｰ'ゝ /
/,ﾉヾ ,> ／
| ヽ〆 |
- 161 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:11:30.87 ID:QpN06fhX
-
／￣￣＼
／ _ノ ＼ そうだな。立派な父親をもったお前が羨ましいよ。
| （ ⌒）（⌒)
. | u （__人__) ……まあ、依頼の受け方に関してはこんなもんだ。あとは、自分で依頼をこなしていくんだぞ
| |r┬|}
| | | |}
. ヽ ｀ﾆ}
ヽ ノ
/ く ＼
| ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､
＿＿＿_
, ヘｰ‐- ､ ／ヽ ／ ＼ 了解だお！こんな依頼チョイチョイっとすませて、もっとすごいミッションにいくお！
-‐ノ .ヘー‐-ｨ ／（●.） （● ）ヽ
''"/／ヽｰ､ ﾉ .／:::⌒（__人__）⌒::::::ヽ やる夫もとーちゃんに負けないくらいのデビルサマナーになるんだお！
/／＾＼ ヾ-､.| |r┬-| |
,ノ ヽ,_ ヽノヽ_)＼ `ー'´ ／
/ <＾_,.ｲ `r‐'ﾞ ::::ヽー‐-..､ ,..-‐|、
＼＿＿_,／| ! ::::::l、:.:.:.:.:.ヽ /:.:.:.:.| ＼
- 162 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:12:04.30 ID:QpN06fhX
-
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､.＼ ああ……そうだな、がんばれよやる夫。
| （●）（●） .|
! （__人__） | 今日は疲れただろうから依頼を受けるのは明日にして
, っ ｀⌒´ |
/ ミ） / もう家に帰って休むといいだろ。明日の午後にまたここで集合だ。
./ ノゝ /
i ﾚ'´ ヽ 俺は用事があるから、先に帰っていてくれ
| |／| | |
,ﾍ
＿＿＿_ / / わかったお！休息も戦士には必要だお
／＼ ／＼ ／ /
／（ ⌒） （⌒）＼／ / それじゃバイバイだお！やらない夫！明日もよろしく頼むお！
／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼ /
| |r┬-| |
＼ ｀ ー'´ ／
／ ＼
/ ＼
/ ／＼ ヽ
／ ＼ ﾉ
U ヽ ノ - 163 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:12:43.95 ID:QpN06fhX
-
／￣￣＼ おう、任しておけ。それじゃあなやる夫……
／ _ノ ＼
|:::::: （● ） ）
. |::::::::::: （__人)
|:::::::::::::: ｀⌒´ﾉ ....,:::´, .
. |:::::::::::::: } ....:::,, ..
. ヽ:::::::::::::: } ,）:::::::ノ .
ヽ:::::::::: ノ （:::::ソ: .
/:::::::::::: く ,ふ´..
|:::::::::::::::: ＼ ノ::ノ
|:::::::::::::::|ヽ、二⌒)━~~'´
／￣￣＼
／ ＼ ………
|:::::: ｜
. |::::::::::: ｜
|:::::::::::::: ｜ ....,:::´, .
. |:::::::::::::: } ....:::,, ..
. ヽ:::::::::::::: } ,）:::::::ノ .
ヽ:::::::::: ノ （:::::ソ: .
/:::::::::::: く ,ふ´..
-―――――|:::::::::::::::: ＼ -―,――ノ::ノ――
|:::::::::::::::|ヽ、二⌒)━~~'´
／￣￣＼
／ ＼ オプーナさん………
|:::::: ｜
. |::::::::::: ｜
|:::::::::::::: ｜ ....,:::´, .
. |:::::::::::::: } ....:::,, ..
. ヽ:::::::::::::: } ,）:::::::ノ .
ヽ:::::::::: ノ （:::::ソ: .
/:::::::::::: く ,ふ´..
-―――――|:::::::::::::::: ＼ -―,――ノ::ノ――
|:::::::::::::::|ヽ、二⌒)━~~'´
- 164 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:13:08.27 ID:QpN06fhX
-
／ ` __ _＿＿__
,ｲ. 丶､ ＿, ｲ´ ｀ﾞ ﾆ=‐- ､
/ フｲ｀7 / ﾆ=‐-
l ｌ /
､ | | / ―――-- ､
丶 | |/／ ヘ
¨ﾞ .､l ｌ j ／ V
ﾍ! Y .／ / 丶
＼ ＿__ V ii / ,ｲ i! :i!
､ ,ｲ ｀ i |./ / / ji! i / /
ヽ､ .／ rー―- ､ .ﾉ ﾚi / ./ ij/ ,ｲi/ /
￣´Y ￣￣⌒ー. V´/i / ∨ / / ／ /:Yﾞ /
}ｰ（ i// _/ | / / / / }/
{ / _ ＞<ー¨ У _,ノ ∠ / /
｀T ｀ ＞ヘ_ V / ／ ｌ
｀ｰｒ ./ ／￣￣ﾍ j / ／ :|ヽ
ﾞ－＜＞/ / ＼ <∠ ,ｲ／ :| V
ｊ } V ／￣ ハ V
У ＼ ,ｲ | ヽ ゝ､
/ ＼ﾍー ､ / . iヽ､`ー
＼◎ ＼ {_,/ ／L `ー
＼__ ＼ |__／ ,.ノ
＼ / こ¨i
＼ / i
──────────────────────────────────
――目を閉じると、いつでもあの時を思い出す――
──────────────────────────────────
- 165 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:13:28.44 ID:QpN06fhX
-
,,-''ヽ､
,, -''" ＼
_,-'" ＼
. /.＼ .＼
/＼ ＼ .＼
. //＼＼ .＼ ＼
/. ＼/＼.＼ .＼ . ＼
. //＼ ＼/ ＼ ＼ ..＼
/. ＼/＼ /＼ ＼ ＼ ..＼
. //＼ ＼/ ＼/＼ ＼ ＼ ..＼
/ .＼/＼ /＼ ＼/ .＼ ＼ ＼
.//＼ .＼/ ＼/＼ /＼ ＼ .＼ ＼
/ .＼/＼ /＼ ＼/ ＼/＼ ＼ ＼ ／/
.//＼ .＼/ ＼/＼ /＼ ＼/ ＼ ＼ ／:::/
../ .＼/＼ /＼ .＼/ ＼/＼ /＼ .＼ ＼ ／:::::::/
//＼ .＼/ . ＼/＼ /＼ ＼/ ＼/＼ .＼／::::::::::::/
./ ＼/＼ /＼ ＼/ ＼/＼ /＼ .＼/ /::::::::::::::::/
//＼ .＼/ ＼/＼ /＼ ＼/ ＼/＼ /::::::::::::::::/
. / ＼/＼ /＼. ＼/ ＼/＼ /＼ ＼/ /::::::::::::::::/
//＼ ＼/ ＼/＼ /＼ ＼/ ＼/＼ /:::::::::::::::::/
/ ＼/＼ /＼. ＼/ ＼/＼ /＼ ＼/ /:::::::::::::::::/
. //＼ .＼/ ＼/＼ /＼ ＼/ ＼/＼ /:::::::::::::::::/
/ ＼/＼ /＼ .＼/ ＼/＼ /＼ ＼/ /:::::::::::::::::/
(⌒ヽ､_,ノ⌒Ｙ´ ⌒） ノ''"⌒ヽ,_ノ⌒ゝ'⌒ﾍノ⌒） /
:::（⌒::::::::::::(⌒ヽーﾞ ....::（ ..::....... __人.....::::::::::::::::::::.⌒)､
:::＿ノ⌒ヽ::::｀Y⌒ヽ;;:::::"':::::::::::::::::::::::::::::(::⌒::⌒::)::::::::::::::::::｀⌒)⌒つ
(´ ....:::.....:::::::::::::Y"´⌒ゝ､ノ⌒）::::::::::::::::,ﾉ⌒:::ﾍ:::::::::::く::⌒´:::｀)::::::｀)
::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.... γ⌒ヽ::::::::::::::::::::::(⌒)::::::::彡⌒::::ミ::｀)::::::::｀):::::::::｀つ､ ,,,,,
:::::::::::::人::::::::::::::::｀Y´::::::::::::::::::::r'⌒⌒Y´::::⌒::｀ヽ､:::::人:::::::(´｀)::::::ｨ´:::::⌒:::::｀ﾞ:::::｀)
──────────────────────────────────
――爆音とともに崩れていく、建物――
──────────────────────────────────
- 166 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:13:47.77 ID:QpN06fhX
-
「たすけてくれ！」
「あそこはだめだ！早く逃げろ！」
「痛いよ…ママ…」
「悪魔め…悪魔…」
「死にたくない…死にたくない…」
「なんでわたしがこんな……」
「血が！だれか！だれか！………」
──────────────────────────────────
――数々の悲鳴、怒号、子供の泣き声――
──────────────────────────────────
- 167 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:14:03.11 ID:QpN06fhX
-
＿＿_
, ´ ｀､
,' ヽ
| ｜
| |
l |
V＞'´￣｀`＞
,. イ///////////,'＞ｘ
＼＞'´/////`i＜/／
_,. - イ////////////＞ - ｘ_
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l//////////////////////////,'!
l///////////////////////////i
7//////j///////////////////,'!
//////V/////////////∧/////j
l////7 j/////////////i |////,ｊ
ﾉ/////!.ﾉ////////////八 !////,j
ｊV/＞'´////////////////ヽ////,i!
/ﾆﾆﾆﾆ--z/////////////////＼///|
!////////j/////|//////////////7〉77X_
_, イ////////,'//////ﾊ(//＼//∧////,'//////ﾑ
{////////////＞x///＞'´:i:i:i:ヽｲ:i:iV/／////////!
｀`ヽ///////,j|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i////////＞ '´
V////,7j:i:i:i:i:i:i:i:i:i:r-V:i:i:i:i:i:i:i:i:i:V/////｝
`丁´ Vl:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i| Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:!Y｀` ‐i
{ >.}|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i;| V:i:i:i:i:i:i:i:i:!〈 ( .|
l /ﾄ-!.!:!:i:i:i:i:i:i:i:i:i| V:i:i:i:i:i:i:i:i .ﾌテ j
ヾ､ヽﾉ!:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i! .Vi:i:i:i:i:i:i:i l_ﾉﾉ
──────────────────────────────────
――その光景を前に、何もできず立ち尽くす自分の姿――
──────────────────────────────────
- 168 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:14:25.53 ID:QpN06fhX
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――頭に響く悪魔の声――
──────────────────────────────────
- 169 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:14:47.63 ID:QpN06fhX
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やらない夫――
お前に頼みたいことがある――
──────────────────────────────────
――そして、あの人の声――
────────────────────────────────── - 170 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:16:03.52 ID:QpN06fhX
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.........._
／´ ヽ
/０ .',
{o :}
': /
ヽ､_＿_,.,／＼ ＿,,,, ,,,,__
,．＼ ｀ .、
／ _ ＼
/ ｀＼ ヽ 息子を、やる夫を守ってやってくれ――
/:::::: :::::::: :::::: 、
/:::::: : ､. .／ ヽ、
. ,':::::: ￣´ 丶
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..!:::::::::: : （ ﾉ
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ヽ::::::::::::::::::::: : ﾉ
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿ -‐'´
/ ＼ /│＿
∠三三三三三三三ﾊ::＼／ │／ゝ
／三三三三三三三三ﾆ＼ ∞
. /三三三三三三三三三ﾆ三＼ ﾍ
. /三三三三､三三三三三ﾆ三三＼ ﾍ
/三三三三三､三三三三三j三三三＼ ﾍ
/三三三三三三',三三三三=|三三三三＼ﾍ
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――それは、あの人が俺にした最初で最後の頼みだった――
──────────────────────────────────
「真・女神転生Ｃ やる夫はメシアを育てるようです」
第二話 完
- 171 ： ◆azXs.UijUM ： 2014/05/01(木) 23:19:40.67 ID:QpN06fhX
-
. -=ニニ=-ミ ／￣i
__ ／ .ｨ t＞-―／∟／ ＼ これで、２話目も終了ね。
＼／／ ／ ／ / ヽ`'. ＼ . ＼
-＝＼`' / ./ ／| | ｉ Υ ＼ 続きは、明日の夜にでも投下したいと思うわ。
⊥ｲ 〃-‐∠!_ , ﾑ-| } -― ＞
__〃 ∧ !|.' /ﾁｷﾞ{/ノ,ｨ7ハ /＿__ ＜ それでは、ここまでのご視聴、ありがとうございました
／ |{{_）...Ⅴ/ゞ=゛ /´ ,ｰｲくﾉ'、ゝ ／
＼__ `ｰｧイﾊ ＼ ｰt=℡(∨__ ／
／ )⊥ィｰヽノ┬' 匸(ニ, ￣ヽ ＼
'/ rー-厶ヘ __, /※〈/7r'___ノ/､／ r'~>
′ 丿__,/´￣）〉 v厂[圭」_)ー'__, )ｉ､／／
> { ﾟ ｀く廴／ヽ::::Y`ｭ‐--ｧく入>く､
＼ﾑ＼ ＼::ヽ◯::／Ξミ､＜／ ）
＼へ ＼} }:| ___ ヾx_ﾒ
ヽ::.＼ ＼／ ﾊ }}ﾉ
Y_):.＼ ｡ ／ヽ=イ
rく::::::::::::.>＜ヽ:.＼
／):::::::::::／.:ヽγY､:::.ｰ- ､
／.::::（__）::::::::::::∧ゞｲ へ:::(_):.＼
／.::::::::::::::::::::::::::::/;:::＼′ Ⅴ.:::::::::.＼
／（ ）:::::::::::::::::::::::'.:::::/ ＼ ∨:::::◯:::i＼
丿):::::::::::::::::::::::::◯:::::::: / / ∧ V::::::::::/ /
＼:::::::::::::::::::::::::::::::::: / / / .＼ ＼::/ / - 176 ： 安価規則、管理スレ524参照＠シェルター ： 2014/05/02(金) 01:24:55.52 ID:Me3DQfce
- 乙
メシアは誰なんだー - 177 ： 安価規則、管理スレ524参照＠シェルター ： 2014/05/02(金) 16:57:18.82 ID:Z1wD542i
- やる夫が飯屋を育てると聞いて
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