東方やる夫スレ纏め＆胡蝶のやる夫
【R-15】やる夫が幻想郷の聖杯戦争に参戦するようです
やる夫が幻想郷の聖杯戦争に参戦するようです 第22話+おまけ
- 116 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:05:00 ID:9CIcZeAI
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ノ乏三三三/´
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, ん三三 ∨んｩ .三三下､幺三才r宀' ¨ｒﾔ-,,_ |彡ﾉノ／
-‐彷三三 ./ {ｿ, 三才r''／ノ いｊﾄﾐ ｀ヽ ＜￣ ノ=＝, さて、大英雄さん。
（以三三三三 { ,{ 二）''(yﾘ,rｷﾌ)厂 ヽ 厂￣ ,ｨ=爻艾ﾉ
`寸三三三才/ /,斗 /ﾘﾉr- , ´¨´八 ､ ん′ 彡彡ミﾐﾉ
＿＿__＞'´ / ,′ / ,小､ f-ｱ,ｲ／(彡/′′ ／／ 必殺技の撃ち合い――
.｀ ‐ヘ、... / 人､ ｲ_, / Ｙ^7 ﾉ＜lﾉノ ｀ヽ、 ､／
ﾄ 弋 ||o { 〈＿_ﾆ7 lﾟ＞ 丿 .} ｌ／／//7ｭz ,n、,ｭｩ､、 受けてみるか？
r-'ZくVr7ﾉ｀三二ニ= >､,////∧ ﾉﾉ厂｀ヽ守三三二二二
,丿/二二三三三ﾆ､ドﾐ /0//0, ∧ ／ｉ ＼ }三三三二二
「/二二三三三 乏 ﾏ///〈 ./=冖〈( / ヽ ,ｿ三三三三二
ｱl二二三三三三r-'｀ ＞/// o∥.7./ ,不、i 寸三三三三
Tl二三三三三N' ／////, ﾄー‐,-' ├匕´ｌ ゞ 寸三三三
）l三三三三三(ｒ^z ,' ﾄ----7 ,小 ｌ ∠､ ﾊ 寸三三
んl二三三三三三わ ／｀ / .ﾊ l / 丿,ｨｭ､,､ )三二
「/二二三三三 乏 __ﾏ///〈 ./=冖〈( / ヽ ,ｿ三三三三二
ｱl二二三三三三r-'｀ ｰti_i＞/// o∥.7./ ,不、i 寸三三三三
Tl二三三三三N' ／////, ﾄー‐,-' ├匕´ｌ ゞ 寸三三三
）l三三三三三(ｒ^z ,' ﾄ----7 ,小 ｌ ∠､ ﾊ 寸三三
んl二三三三三三わ ／｀ / .ﾊ l / 丿,ｨｭ､,､ )三二
勹）二二二二三三三 (_,,／／ ,.. - － - .., ﾉ/ｨ升三三 〉从二
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,Jﾌ)二二二二二／／,.: _,,.ﾉ..,,l_ ﾞ.y´ 三三三二二二二Ｌ
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冰ﾊ二二二／／二;;; {{ 付ｆ´ ｀寸ｌi :i ＿ ＿ ＿
'て二／／二 ｉｌ 洲{ 川 j} 「＿ <>'> 「＿ <>'>「＿ <>'>
／／二二二 :. 气ix, ｨﾘjﾉ ,: ＿l l ＿l l ＿l l <> <> <>
〈／,,ｨ升 n7勹ﾉ､v'. ゞﾐ妙ﾃ云ﾁン 「＿__」 「＿__」 「＿__」
,<___,ん 丶 ｀¨ﾞ`"ﾞ¨´ 〃 ,nf^.<
人,,,,,,,〈 ｀ .. _ ＿ _ .. =´ ＼ ヽ､
r--〈 ソ ,く､
{ ﾊ l￣~ ﾑ
| ﾊ | ﾑ}
ゝ--'´ 丶､___ノ - 117 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:06:00 ID:9CIcZeAI
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＿______ _,. --- .,_ ＿＿_
ヽ、 ＼／⌒ヽ ／⌒＼/´,. ／
/＼___/ , /〃､ ,､ヽヽ.､∨_,ノ｀ヽ
l ＜ｧ ｌ / /! l l^ー^l l ｌ !l l l ヽ＞ }
| {ノ{ {`ト{､lﾊ ﾉ リ斗j }､_{/７/
| / ﾑ<"{刃ド ´イ刃`>厶j｜{ { ちょっ、魔理沙っ！？
ﾉ／ 人_､､込ﾘ __ 込ﾘ､､,.ｒ‐┘l ヽ.
／ ／ ／ ,i＼ （ ） u ,.ｲ{ { ｝ ＼
. ／, ' ／ /｜ ｉi＞ ニ ＜!! 「込.___∧＼ ） いくらなんでもそれはっ……！
（ (｛ i／ i j !!／{{:}}＼ll | ＼__ ハ ） /
））/ __ ＿,ハ. く_,.イol＼_ゝﾊ 〈 ∨ ｛
／´ハ ´￣ ＼}、 j｣.o|｣ ,{ !＼ヽ. ﾉ､ ヽ
{ ,.ｲ{ /＼ __人〉 ､ o 〈人 ﾉ 厂丁!ヽ ヽ ）
ヾ. ゞ､{ ,ノ刀´/∧ ｀∧ /∧/ ﾉ jjﾉ ）／
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
魔理沙の無謀とも言える挑戦に、
遠坂 凛は反射的に制止をかけかける。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ - 118 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:07:00 ID:9CIcZeAI
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
魔理沙のマスタースパークの威力は、凛自身の目で確認した。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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大英雄クー・フーリンさえ戦慄させた、対軍宝具級の魔術。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
. -―- . ｀ .、 . ｀i '.
. ´ ｀ . ':､ ｌ:,:′
―- ..,_ ヾ ' . . }i
‐- ..,_ ｀ヾ. ':, ﾘ
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': ､‐- ..,_
' .:ヽ. - ..,
ヾ ､ ':､ ｀: ､ ..,_ _,,.. _
':, 丶. ': 、.' . ;'. ..,_ '. _
_ '. ' . ' . ヽ ‐-:､''; ヾ.
!ヽ ･ '. ':, ':, '. ':, . ':. .ｒ:､ __ ,.イ ＿＿
:〈_;ﾘ i } '. '. ':, ':. 、 .' ':, !:i:¨'':ｆｰ=＜::::__:::::
'. i ﾄ !. : .ﾘ '. '. ':, ':.｀: .､i /´ヾ; '.::{`ｰ'¨ｰｧ_｀: ､＞:
! . ; ヾ'. _ ; :.′ .' .' .:, ':, ':. ｀: ､ ':, .-ゝ迩¨｀'㍉气､ﾍ:/
} :ﾘ ` } ヾ .' .;' __ .:′ '. : '., ':, ':. ヾ. }; ｒ ´ 从 ヽ｀ヽ ヾ.沁::ﾊ
.’ ′ ゞ_ｊ .’ :; ' ¨´ ; .:′ .;/'. ヾ ':, ':. '.__ｒｎ ﾍハitﾃﾄ､トヾ＼辷ｿ :::'.
. ,:′ .'.／ . .:′ .:′':, ':、 .' . ' ':,. ':. ξ i{ そｰ-八ロ .仆ｒｫ<}ハ _:::::::::ｊ
. ／ 〃 * .:′ ' . : ':、 .'レ'.:' ':, ':. ｱ''¨ヾｆ´ー-ｆj￣¨'〉{/! ﾉ 小! ￣¨
´ ｲ:′ .:′. ' イ ' . : ':、 .:' . :' :, ', .ィ:′ /::`ーｲ{∧､!ヽ.′
.:' .:′ . ′.:' . :´.′ ' . : ' 、イ . ' ,.. -‐ ''" ヾ.,シ′ __,.ｲｒｰ‐ｧ;≦7ｰｧ
.ｲ .′ .:' ／ . イ .:' . : :´ : . :';-‐ .:' ／ ,.ｲ: 'ｰ一''´::::::｀:ｰ廴
.' ! , :′.′ ／レ' ,ｨ'ﾞ彡´ ／ . : : ´ 〆､':､..,ｲ .:' / ;:｡-ｒｰｧｰ- ､::::::::::::::i
ー――ｧ' ,;ー. ' .′. :' .／ . : :´ .イ `ｰ‐''´ /'" / ｊ .′ﾉ ﾊヾ､_:::::::ﾄ､
,:'／ .ｲ 厶イ ,／ .ィ´ . :' 厶､ ;/ .{ｰ-;/ `ｰ- ､_炒
.イ.:' ,.イ ／ .イ ∨~~八~¨ヽ. | i ; ,. イ
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
切り札がそれ以上の代物だというのなら、
なるほど、対城宝具級という話に偽りはないのだろう。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ - 119 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:08:00 ID:9CIcZeAI
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しかし、相手のマスター、リリィが持つ『約束された勝利の剣』は
ただの対城宝具ではない。
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_ ｀ﾞヽヽ___r-r=ヽ-'"~ヽt'l'i
／ ｀ﾞ゛ヽ、, /｀i-l'"｀l｀ﾞi_, -l'"ll;;l;;l>｀ヽ
｀二ヽ ヽｌ-‐､ ヽ ヽ／--、;;;;;;;;;;;;/
_ , -‐＜_／) ヽ、ヽ_／_,-' 。ヽ;;;;;;;;;ｌ
ヽ、 _,-'";;;;;;;;;_ ,-'"／_＿_ ヽ｀ﾞ゛"ヽ _,-ヽ-‐‐ｌ
_ヽヽ-、＿ ＿ , -、;;;;;_ ,-'" '"__,-,ヾl l / ヽ'" ヽ、'ヽ
_,-'"~￣｀ﾞ゛― ￣ -‐' "_ ,-'" _ , -'" / ｌ _--ｌ/ｌ ｌ ｌ ｀ヽヽ
/ / _ ,-――,- 、_ _ ,-'" _ ,-' ｌ、ヽ__ / _ ｀-t‐／ ｌ ｌｌ ｌ _,,-'"＿ヽ、
/ /ｌ / ／ _ ,-'" _ ,-';;;;;;;/;ｌ ヽ /_,-'"／r--ﾐ、-ｌ / ｌ/ｌ__ , -'" ｀i'" ヽ｀、
ｌ／ l/ / /-'" _ ,-'";;;;;;;;;;;;;/;;;;;;ｌ // /ｌｌ ヽソ /' _- ｌヽ;;;;;l ヽ____ ヽ'
_ ,-'" _ ,-'"/'"/‐-、／;;;;;;;;ヽ'l ／ , l ヽ'＿__ｌ;;;ｌ-―‐‐、ｌ;;;;;;｀､ヽ
_ ,-'" _ ,-‐ｌ 〈;;;;;;;;;;;;;;;;／ l.'、ヽ'｀ __ ／ ／"ｌ-'"￣｀ﾞ ヽ、;ヽ;;;;l_ヽ
-' _ , -'ヽ l、 ヽ、／ /／;/ i'＿ ｀へ-〈｀ヽ/／ ヽ、＿ ,-‐t-―'、ヽヽ＿_
_ , -'" ヽ--、ヽ-、 ' ｌ/ｌ /｀ﾞ ヽ ｀/ ￣/┘ / ｀ヽ｀iヽ'r-_-ヽ
-'" ｀ﾞ゛ヽヽ, ｌ' _, -'"/ / / /
_,----、-‐'／ / / / _/ ／ /
ヽ'￣~´｀ﾞ゛' / l /／ ＿＿__ , -‐'" / /
｀ﾞ゛ ｌ ｌ /_--―'"／ ヽ、／ ___ , -‐'"~´
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
第五次セイバーのそれと同ランクだろうという
当然の推測を働かせれば、そのランクはA＋＋。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
すなわち、最高ランクの対城宝具であり、
対城宝具同士の撃ち合いで勝てる道理がない。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ - 120 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:09:00 ID:9CIcZeAI
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_/::::::::::::::::::::::::::／ / ‘，::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
, ./{ ヽ::::::::::::::::::::/ ／ ‘，:::::::',_:::::::::::::::::::::::::::::::::::‘，
／::::i ｀ヽ ＼＿__〃 }､::／ シ::::::::::::::::::::::::::::::::/
．＜::::::::::::', | | ／ __ -- /―:'::::rヽ:::::::::::::::,､:::::／
／::::::::::::::::::::::::ゝ-‐::￣￣￣￣::二二二----- | }＿＿;/ ﾉ'
{::::::::::::::::::::::::::: ´::::::::::::::::::::;; ・‐'"／､ ＼ ヽ ', l . l / /
ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ‐'"ヽ/ヽ ヽ ,斗,´ヽ /ヽ┴┴―'､/ ――さあ、どうだい？
｀ヽ、:::::::::::::::::::::://￣ ＼ 心､ヽi 弋ソ〃 ／ ＼
￣￣￣ ｀ ｌ ＼＼ ゞ' ＿ r '/__ / r ― ､ i＿
| {ヽゝ､ ≧ ／ r ´ ｉ { } |＿ﾉ
r ´ /',／ ‐'" フ==! ゝ ___ノ /
}､ , ‐'" ---イ7´ ヽ ＿ ＿ ＿
／ ´ , ‐'"::::0::::/::{ ゝ-＼＿＿_ 「＿ <>'> 「＿ <>'>「＿ <>'>
/ , ‐'"::::::::::::::::::::/:::::＼ ／ / ＿l l ＿l l ＿l l <> <> <>
r――､ ゝー ´ /::0::::::::::::0::/:::::::::::::/￣ 「＿__」 「＿__」 「＿__」
, -- .._ __
__.. "＿＿ ｀レ”:::::＼ ヽ、
-＜_ ,...::"::: …-=tｩ"－＝ﾞ | ))
／ ＼:::::::::::::／ ｀ヽ／´
' ,..-}::::ﾅ:::::::7 /´ , ／|
rtへl _.. ¨ ﾞﾍ{::=-ﾞ| ヽ/ / / .l i / /
, x"=--｀( }／:::} / / ノj 丿ノl ﾉ } ./ /
fx三ｱ:ト-ぅ ,.-⌒_.ｦ 仆乂 ノ "-卅 .人 / /
{::::::儿:》´ 、 ´~⌒ヽ ___ , 〈l. 弋v′ 代从'｀. ./ /
}三彡 .)∽-ヘ-- ´⌒,jヽ.. __ ｀ ﾉ j .| / / ふむ……。
ゝ._ ／ }----}＿_ ,、| }.ヽ. ＜ ', ， / /
ゝ_二ノ ノ＿__ﾉ ;y ｀ﾞ==_, ／⌒} _jノ / /
ー ´ ／ 》= ____||ノl l ./ /
./--'、 ﾟヽ」 , / /
',╂ ヽ、 __ｒ ¨￣ ヽ、 ./ /
_ lヽ` ､y ¨ 寸ﾆ , ｨ ‐ ､ _ _
ヽ冫ｰﾐ/ ヽ彡' ﾊ´..／
i .冫/ ﾄ､ ﾟ 八 ｀Y´ ｝〈
＜{./ﾟ/ .|ｌ,r㍉′.＾r㍉､彡′ヽ
.|.. lY、 杙ツ 弋刈 ´｀´｀”ﾐ
从ﾍ ｀ ヽ 丶 _ _ _ _ _
.| /,' _`ﾊ. ⊂⊃ ﾉ ｰ ‐ ‐ ─ ‐ - ､ ヽ ……くっ、そうか。
.| ト _ ｨ ｰ ‐ ‐ - ､ ｌ ﾐｰ-｡
.| 人|─‐.‐‐.|┐__ ｝|.!（￣）彡′
ﾉ.ｉ !l. 〈 `ｰ ‐ ‐ - ､ ﾍ .|从__,
／ /八 ＼ｰ ‐ ‐ ､ ｝ハ |.'
.＼ .／｀Yﾟ/ '. ｰ.､＼ .｝ .(__,ﾊ⌒）__）⌒）..）ヽl
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
しかし、そんな彼女の懸念をよそに睨み合う両者を見て、
制止の言葉を呑み込んだ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ - 121 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:10:00 ID:9CIcZeAI
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
たとえ撃ち合いを避けた所で、勝機が出てくる訳ではないのだ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
_＿ ＿___ }}
rｧ´ ヽ-=≦, 丶 ,〃
／ /////ハ, ／ ＼
__ .斗ｧ′ ｛/////// / ／ , ､ ﾒｲｶﾞｽ
〃￣ // xィ介ｘ厶イ､_/ / ,ｲ / i 〉 分かりますよ、魔術師。
{{ // ｘ≪/////ﾊく ( ^7 ｔ仕x'／｝ /}′
ヾ /ｲ ∠//^ﾌ//////ﾊ Ｖ,: i|Vｿヾ厶イ ﾉ 私も、仮にも魔術を学んだ身。
〃 | 厂^′L厶=ベ⌒／lﾊ i| 〈川、
{{ | i 〈 ｝___{__} i| - .イ{ !| )）
` 、 |＼} /＾￣`入kﾆ=く ﾄ乂f′ あなたが放とうと構えている魔術は
＼ 丶 __ r‐く＾ ´／ ` ＼Ⅵ′
＿／{＾:.、 ／ ＼ ／ ヽ -―┐ 尋常ならざる威力を持つものだ。
ｘ=彡く ` ≪ ｰ=彡 丶. ／ ├:､
＾V ＼ ` ﾆ=x ｀｛＿＿____ｔx个vL
、{ ――‐r'＾:. ハ丶 爪￣ ¨ﾚく ＼_ __
ヽ, /′ ､ :. ／/∧ ＼ }廴.ｨf／⌒＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
リリィは、対魔力を持つ最高クラスの騎士。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
そんな相手に、魔術師である自分達が
通常の勝負を挑んでどうなるか――
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ - 122 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:11:00 ID:9CIcZeAI
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
先日、似たタイプの魂魄 妖夢と戦った
アリスの顛末を思い返せば、結果は見えている。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
ヽ､ ＿ ,､
, --‐‐'' ヽ ､`ヽ ― ＝/ﾞミヾ
／ , - '"￣ ｀ヽ､ ,ｨ､_r‐'ﾞヽ'`ｰ-{ ``
| ┼ﾞ ／ ,ｨ,ﾞ 〈 ｀ﾞﾞ''ｰ- ､ ヾfﾞ'''ｰ''"´ ｀ヾ､ﾞi
｜ﾛ` , ｨ'ﾞ / ', ヽ ヾヽ
┼＿ l , ＿_ゝ, ヽ '､_ l ヽト､
| ― ( l /__,,ｨ-‐':::::::::::::＼ ｀ ､ ヾﾐｭ__ ﾉ l_｣
l , /ﾞ::::::::::::::;;; --‐--ゝ, ヽ ､ ヽL_ 〈ヽ, _ヽ,
／ / L,-┬''" l. ∧ ヽ ', lヽ| / ヾ< ヾ
,ｨ-‐'7 , .l | i⊥≧-‐┼ ∨ / ヾ, ＼ ﾞi｣｢"
＼__, ┌┤ ', i＿,ｨ＜_ `ﾞﾚﾞ r‐‐￢l i l / ∥＜ /~〉
ノ 《└┤ l 弋二,⊃ ヽ､/ ￣Τﾞl| ｲ /ヽ(=彳r-┘ /r┘
て ヾ､｀ヽ､ / ヾ} }. ｢￣￣~ヽ .| "|/ ノ-ﾍ/ﾑｭ｣____, -‐'''ﾞ´
そ ~ヽ､＿_,ゞ`ｰ┴---‐‐''┴フ-‐7 /´
￣~
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
たとえ三人がかりだろうが、打倒できるものではない。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ - 123 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:12:00 ID:9CIcZeAI
-
,.‐''"￣｀""''ｰ､
／ ,. ''"二ニ=､_｀ヽ､
/ , '"´ , , ヽ､ ヽ,
,' / , / /-ﾄ ﾊ / , ｀ ',
| ﾚﾍ !,ｨiてiヽ! ﾚ',｀/| ./ ﾊ| なにか今、凄く失礼なイメージが出てきたような……。
! ﾚ'i 'ゝ-' '|'|ﾄﾊﾍノﾉ
/ , ハ u _ ｀' !/〈V
ｲ // | 〉､ '┘ _,.ｲ i と、とにかく、ここは
レへ!,.'"ヽ!＼｀i'7"|ﾉ ﾊ 〉´
/ ＼ ,〈ﾌ」ヽ､´ 魔理沙の切り札に賭けるしかないでしょうね。
く,.へ_,.ﾍ__,.､_」ﾄ ! ｀>､
7^ｰ'^7ｰ「 ﾓ｀^iﾍi´',
_, - ― 、_ , -―― - 、 , -―､
< ｀―＝、／;;;;;;;;";;;;;;";;;;￣;;∨''￣￣￣>
|;､＿ -/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;ヽr' ／l
|;;／ //;;/;;/;;/;;､;;;､;｀i;;;i;｀､;;;;｀i^ヽ;;;;;;|
K ｲ;;;;;i;;;;i;;;;i;;;i " i;;;i;;;i;;;;;i;;;;;;i ＼i
. l;;;Y l;i;;;;i;;;;i;;;;;i;;;i i;;ii;;ii;;;;i;;;;;ﾉ ､ イ;;l
|;;;;;｀‐ﾚ;;;;ii;;ii;;;;ii;;i ,､ ､ i;;i_i;i;i;ﾉi;;/;ヽﾉ;;;;;|
|;;;;;;;;;i '; i,=＝, r"ﾉ !/=＝=ｲ;､;;;;;;;;;;;;| くっ……。
l;;;;;;;;;ヽ, i ハ / / ,r ┐u //i;;;;;;;;;;;;l
. |;;;;;;;;;;;;;;;Y ｲ/ / , ／ ／ //;;|;;;;;;;;;;;;;| さらに問題は、相手が受けてくれるかどうかだけど。
. |;;;;;;;;;;;;;;;;| ' ´ t', -‐ ' フ;;;i;;;;;|;;;;;;;;;;;;;|
. !;;;;;;;;;;;;;-ﾄ ､ ﾆニ' l_;;;;|;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;|
ィ´: ＼;;;;;/::::○::｀::丶､ィ―― "l;l;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;i
. /:::::::::::::::>┘:::::::::::::::::::::ノ｡::::::::::::::::::｀―＿＿;ヽ
/:::::::::::::::/::::○::::::::::::::／!＿＿:::::::::::::::::::i::::::::::::｀､ヽ - 124 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:13:00 ID:9CIcZeAI
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/ : :{::::::／イ: :.i: :ﾊ ﾑ: : : ヽ::
,' : :ヽｨ::::::::{: /| ﾄ-ﾘ、 丶 / }: : : : ﾚ
. { i .: :ﾊ､_:::::::i: /ri i⌒､＞ ー ‐ イヽﾉ}: ﾊ: :. } ……ふっ。
. ﾘﾍ :.{ ﾚ }::/i: / { ﾘ , { ゝ≧ ‐-イ/ r-ﾉｲ､}: :ﾘ
ヽ} ﾚ i:/ ', ヽ「ﾄ､ >ｨー ´ / .iノ､
ﾘ ', i_ ｀ー-‐ ´| / }
／} {ﾑ､ r-く ,'
/_ i / 〉-‐─‐^ -くヽ/ ,'
〈ヽ｀┴ﾑ- ´｀ヽ､ r‐ｨ/ ,'
<::r彡､_{ ╋ ｀ヽ､|ヽ/ ,'､
{ i ﾊ f{ ヽ _＿＿ﾑﾉ}
ヽ i ＼_ / i ＿__/ｦ
}^ﾆ＿〃 } 〉--〈´ ｀ ー‐ " ヽ:::ｵﾍ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
無論、前述の理屈はリリィにも分かっている。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
しかも、通常の勝負の方が消耗は抑えられる。
合理的に考えて、切り札の撃ち合いを選択する理由はない。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ - 125 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:14:00 ID:9CIcZeAI
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
しかし、そんな合理的判断など問題にはならない。
堂々たる決闘を挑まれたからには受ける――騎士たるリリィにとっては当然のこと。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
／ _ -┴‐- ､i }_ ＿___
_ --─‐‐＜､ - '" ｀ﾞ ソ､:::::::::::≧
≦:::::::::::::::::::::／ , - ‐-へ:::::::::/ヽ
ヽ｀ー─‐'´/ _ ‐ '" ヽ､く:::::::}
rﾍ::::::::::::::::,'彡ｯ ／ ヽ ヽ ＼ヽ::::ﾉ
{::i:::::::::::::::::i y´:.:.ｨ: : , .ｲ } i ﾍ ヾヽ}/
_ __ヽ{:::::::::::::/{/／:/: : / :./::i:. /i:. }',: iヽ } i::＼
｀ー-ﾗ＞-､≦__ﾚ : :{ ｨ 从.ﾉﾘ i:./ i:./斗ﾑﾊﾉﾚヽ:::ヽ
/ ヽ::／::::／ｨ : :ﾚｲﾘr升く ﾘ ﾚ rﾁﾃ7iﾘ: : ヽ::::} いいでしょう｡
/ : :{::::::／イ: :.i: :ﾊ｀弋_ﾂ 弋ｿ.ﾑ: : : ヽ:: ﾒｲｶﾞｽ
,' : :ヽｨ::::::::{: /| ﾄ-ﾘ、 丶 / }: : : : ﾚ 幻想郷の魔術師、霧雨 魔理沙よ。
. { i .: :ﾊ､_:::::::i: /ri i⌒､＞ ー ‐ イヽﾉ}: ﾊ: :. }
. ﾘﾍ :.{ ﾚ }::/i: / { ﾘ , { ゝ≧ ‐-イ/ r-ﾉｲ､}: :ﾘ
ヽ} ﾚ i:/ ', ヽ「ﾄ､ >ｨー ´ / .iノ､ あなたの誇りをかけた一撃、私が正面から
ﾘ ', i_ ｀ー-‐ ´| / }
／} {ﾑ､ r-く ,' 受け止め――打ち破って差し上げましょう。
/_ i / 〉-‐─‐^ -くヽ/ ,'
〈ヽ｀┴ﾑ- ´｀ヽ､ r‐ｨ/ ,'
<::r彡､_{ ╋ ｀ヽ､|ヽ/ ,'､
{ i ﾊ f{ ヽ _＿＿ﾑﾉ}
ヽ i ＼_ / i ＿__/ｦ - 126 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:15:00 ID:9CIcZeAI
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, ん三三 ∨んｩ .三三下､幺三才r宀' ¨ｒﾔ-,,_ |彡ﾉノ／
-‐彷三三 ./ {ｿ, 三才r''／ノ いｊﾄﾐ ｀ヽ ＜￣ ノ=＝,
（以三三三三 { ,{ 二）''(yﾘ,rｷﾌ)厂 ヽ 厂￣ ,ｨ=爻艾ﾉ へっ。
`寸三三三才/ /,斗 /ﾘﾉr- , ´¨´八 ､ ん′ 彡彡ミﾐﾉ
＿＿__＞'´ / ,′ / ,小､ f-ｱ,ｲ／(彡/′′ ／／ 私たちの最高の一撃
.｀ ‐ヘ、... / 人､ ｲ_, / Ｙ^7 ﾉ＜lﾉノ ｀ヽ、 ､／
ﾄ 弋 ||o { 〈＿_ﾆ7 lﾟ＞ 丿 .} ｌ／／//7ｭz ,n、,ｭｩ､、 甘く見て後悔するなよ？
r-'ZくVr7ﾉ｀三二ニ= >､,////∧ ﾉﾉ厂｀ヽ守三三二二二
,丿/二二三三三ﾆ､ドﾐ /0//0, ∧ ／ｉ ＼ }三三三二二
「/二二三三三 乏 ﾏ///〈 ./=冖〈( / ヽ ,ｿ三三三三二
ｱl二二三三三三r-'｀ ＞/// o∥.7./ ,不、i 寸三三三三
Tl二三三三三N' ／////, ﾄー‐,-' ├匕´ｌ ゞ 寸三三三
）l三三三三三(ｒ^z ,' ﾄ----7 ,小 ｌ ∠､ ﾊ 寸三三
んl二三三三三三わ ／｀ / .ﾊ l / 丿,ｨｭ､,､ )三二
「/二二三三三 乏 __ﾏ///〈 ./=冖〈( / ヽ ,ｿ三三三三二
ｱl二二三三三三r-'｀ ｰti_i＞/// o∥.7./ ,不、i 寸三三三三
Tl二三三三三N' ／////, ﾄー‐,-' ├匕´ｌ ゞ 寸三三三
）l三三三三三(ｒ^z ,' ﾄ----7 ,小 ｌ ∠､ ﾊ 寸三三
んl二三三三三三わ ／｀ / .ﾊ l / 丿,ｨｭ､,､ )三二
勹）二二二二三三三 (_,,／／ ,.. - － - .., ﾉ/ｨ升三三 〉从二
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､＿＿__ _,:‐:y:´: ∠:_: : : :_＞く: :.ヾﾆ/
ヽﾆﾆﾆヽ:,r‐:-:´: : : : :∠ﾆﾆﾆｌ: : :.:Eヲ
＼ﾆﾆ/: : : : : : : : : : : :.｀;>ﾆ!: : : ﾄ,
くﾆr': : : :ﾄvwハ: : :.:ﾄ.く三ｵ: : : !::.
ﾒ{: : : : | '; :!: |_刈: :.|: : : |:.| ・ .・ ・
Ⅶ;ﾍ;刈､ ,j斗fr示}rﾘ|: : : |:.| （私たち……？）
|: : :k'Tﾊ ゞ-' |: : : |:ﾍ _＿__
|: : :ハゞ' 、 l!:..: :.ト'////,ハ
|: : : : :ゝ、 , ､ l|: : : |///////ﾊ （――っ！ そういう事ね、魔理沙っ！）
l:.!: : r'7//＞､ ／_ノ:!: : : !///////∧
l:.!: : {//////√/////,|:.!: :.ｌ////////∧ - 127 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:16:00 ID:9CIcZeAI
-
＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐― ―――― ＝＝ ￣￣￣ ――＿――￣＿＿＿￣―
￣＿＿＿￣―＝＝＝━＿＿＿￣― ＝＝ ￣￣￣ ――＿――＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐―
＿＿＿―＝＝＝―＿＿＿ ―――― ＝＝ ￣￣￣ ――＿――￣￣―‐―― ＿＿＿
￣￣ ／;;;;;;ﾉ (／.‐‐‐‐‐‐､- _::::::::::::::___＞ ‐‐二 --T‐‐‐＼‐____／
＿____.. ┃;;;／ ∨::::_ヽ、 __ ゝ､ --二≧ ´ ヽ:＞､ r‐‐ヽ＜
. 〔＿ 匚]_〕 ゝ" .>―― r ´ 二 ''"゛ ＼. }、::::::｀ヽヽ＼|
. ┏┛ 〉 ＞ ≦-= ´ ´ ヽ、 ＼｀ ヽ -==--_ヽ＼|
. ￣￣ ／ ,′ ! ￣＼ ヽ ヽ ｉ ',:ヽ＼
/ ＿∧./::〉 ...'"／ .{ | 、ヽ ＼｀ ヽ、／ｉ ｉ ! /::::::::::＼
/ 〔__::::Y ∨ .／ ',_{､ ＼ ヽヽ ヽ. ∠ｲ､ } ,' ヽ ヽヽ:::::::::::::ヽ
〃 ＿_」::::| .／ ヽヽ ヽ==≠、｀ヽ ｲ_ｿ´ }!､ }ヽ ＼ r ､-,:::::::::::::∧
,' | ..(:::::::::::ノ _＿勹┐ . ,＼＼ ｀ ゞ ＼ /_ヽ_ゝYヽ- ､ -|//--､:::::::::::::} じゃあ行くぜっ！
|/ ￣ :⊇ ｢￣ .,' /,ゝ- 、 、 _ ﾍ /￣ ヽ-＜≠=〃|二ヽ:::::::::::::ｉ
|| 〃 ｉ∧ .,.￣ .{ ｉ / / / ＞ ヽ _ノ---､ / } ヽ }ヽ }＿__ノ
. ｜ __ﾄ〃ソ、', ヾ//ﾙ ,, | |{ / , ′ //:;＞/ ⌒ヽ ヽ ./ / | / / 魔砲――！
| { ﾉヽ ヽ_ ゝ‐t--､ 〃| |./ /-､ヽ /__ - ´ } / / /, ---、
', ｉﾄソ r ´ ヽ＿＼_/しﾙ, /__ ≠ ´ ＞-=＜---≠／ }
＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐― ―――― ＝＝ ￣￣￣ ――＿――￣＿＿＿￣―
￣＿＿＿￣―＝＝＝━＿＿＿￣― ＝＝ ￣￣￣ ――＿――＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐―
＿＿＿―＝＝＝―＿＿＿ ―――― ＝＝ ￣￣￣ ――＿――￣￣―‐―― ＿＿＿
_ヽヽ-、＿ ＿ , -、;;;;;_ ,-'" '"__,-,ヾl l / ヽ'" ヽ、'ヽ
_,-'"~￣｀ﾞ゛― ￣ -‐' "_ ,-'" _ , -'" / ｌ _--ｌ/ｌ ｌ ｌ ｀ヽヽ
/ / _ ,-――,- 、_ _ ,-'" _ ,-' ｌ、ヽ__ / _ ｀-t‐／ ｌ ｌｌ ｌ _,,-'"＿ヽ、
/ /ｌ / ／ _ ,-'" _ ,-';;;;;;;/;ｌ ヽ /_,-'"／r--ﾐ、-ｌ / ｌ/ｌ__ , -'" ｀i'" ヽ｀、 来なさいっ！
ｌ／ l/ / /-'" _ ,-'";;;;;;;;;;;;;/;;;;;;ｌ // /ｌｌ ヽソ /' _- ｌヽ;;;;;l ヽ____ ヽ'
_ ,-'" _ ,-'"/'"/‐-、／;;;;;;;;ヽ'l ／ , l ヽ'＿__ｌ;;;ｌ-―‐‐、ｌ;;;;;;｀､ヽ ｴ ｸ ｽ
_ ,-'" _ ,-‐ｌ 〈;;;;;;;;;;;;;;;;／ l.'、ヽ'｀ __ ／ ／"ｌ-'"￣｀ﾞ ヽ、;ヽ;;;;l_ヽ 『約束された――
-' _ , -'ヽ l、 ヽ、／ /／;/ i'＿ ｀へ-〈｀ヽ/／ ヽ、＿ ,-‐t-―'、ヽヽ＿_
_ , -'" ヽ--、ヽ-、 ' ｌ/ｌ /｀ﾞ ヽ ｀/ ￣/┘ / ｀ヽ｀iヽ'r-_-ヽ
-'" ｀ﾞ゛ヽヽ, ｌ' _, -'"/ / / /
_,----、-‐'／ / / / _/ ／ /
ヽ'￣~´｀ﾞ゛' / l /／ ＿＿__ , -‐'" / /
｀ﾞ゛ ｌ ｌ /_--―'"／ ヽ、／ ___ , -‐'"~
＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐― ―――― ＝＝ ￣￣￣ ――＿――￣＿＿＿￣―
￣＿＿＿￣―＝＝＝━＿＿＿￣― ＝＝ ￣￣￣ ――＿――＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐―
＿＿＿―＝＝＝―＿＿＿ ―――― ＝＝ ￣￣￣ ――＿――￣￣―‐―― ＿＿＿ - 128 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:17:00 ID:9CIcZeAI
-
『ファイナルマスタースパーク』ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ！
l 〃 ヽ,,, ,,;;;;ﾞﾞ',ヽﾞﾞﾞﾞ:;:;:;::;:;:;::;:;:;::;:;:;:.ヽ ',:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,／ー――-､ ', /
＼／ -‐ﾞﾞ゛´ ,,;;;;;:;:;:;::;:;:;::;:;:;::;:;:;::;:;:;: ＼ ヽ_:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,, ｀ヽ、 ', ／
} ／ ,;;;;:;:;:;::;:;:;::;:;:;::;:;:;::;:;:;: ', {:;:;:;::;:;;;;;;;;;;;;;;;;;,, ', ', ／
i ／ ,;;;:;:;:;::;:;:;::;:;:;::;:;:; ', ヽ:;:／ /:;:;,,;;;;;;;;;, } ヽ ,, -'"゛, -,,
} ／ ,,:;:;:〃ヽ:;:;:;::; } ./:;:;:;::;:;:,,;;;;;;,, i ／ / /
/ ,,;;:;:;＜::::::::ヽ―≠ lヽ i / :;:;:;::;:;:;:,;;;;;;; l -'" / ／
./ ,;;:;:;:;:≠―≠77´ ,' ヽ ,' / ,:;:;:;:;:;:;;;;;;;, } ／ /. -'"゛
,;;;:;: { /／:{ ヽ、 __ i /｀ヽ､ / / ,:;:;:;:;:;;;;;;;;, ! ./ ＿ 〃
;;;;:;:; {￣} /コ ゝ､コ/〃 ,' { ヽ / ／ :;:;:;::;:;;;;;;,, ,' i ／／
;;:;:;:;. ｀ //｀ --==,::::＼ i ', / 〃 :;:;:;:;:;:;:;;;;; / {_ /｀ /
;;;;:;:;: __ ゝ ::ゝ》＜::r ´ l ', /／ :;:;:;::;;;;;;;;,, ,' ./
;;;;;:三}-- ゝ ／ヽ ヽ- ! ', ｌ/ ..:;:;:;::;:;;;;;,,/ /
,;;;;;;;:;: r´ヽ´ ￣ ,' ', | :;:;::;:;:;::;:.! ／
;;;;;;;:;:;:; {ﾞﾞ} ', ／ ,' _ i :;:;::;:;:;:/ ／
;;;,:;:;:;::;:;: ｀"´ 〃 ﾉ r､{ ',', ;:;::;:;:i ／
;;;;,:;:;:;::;:;:;:. ／/ ,' / r─--､ r‐､ ;:;:;::;| /;;;;;;
＼ ,;;;;;;:;:;:;::;:____／ / / /／:::::::::::::::＼|:::/ ／ヽ :;:;:;ｌ /:;:;;;;;;
｀ヽ;;;;;;;--' ／ ／ ／::::／￣＼::::::|/ ／::::::::{ r──-､;:||::;:;:;:;;;;,,
r‐――--- ､て ／ _ノ´::::／ ヽ､::::＼｀￣￣ ヽ::::::::{´:;|:;::;:;:;::;:;;,
ヽ/ ;;;;;;;;;;;;:;:;:;::;:;｀ヽ,､____／ /::::::::::::{ ｿ::::::| r─､＿＿_j::::::::L＿＿;::;:;:;:;;;,
,;;;;;;;;;;;:;:;:;::;:／ ,, -'"゛ ヽ__r‐'´ /:::::／ .ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ;:;;;;,
;;;;;;;;;; -'" ／:;:;:; ／:::::::{_ L＿r──-､:::::::::r─── ':;:;:;;;;
__ -'" - '":;:;:;:;:;:;:;:.. _r‐'´::::::::::／ ／/ |::::::::{ ..:;:;:;:;:;;;;
＼___r､／ ／::::/ |:::::::::!
／:::::::/ _}::::::〈
{::::::::::/ ｀!::::::::|
｀￣ >::::::|
＜::::::r､:{
￣ - 129 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:18:00 ID:9CIcZeAI
-
ｶ ﾘ ﾊﾞ ｰ
――勝利の剣』ｰｰｰｰｰｰっ！
＼ ＼ ＼ / // |
＼ ＼ ＼ / // |
＼ ∧ ＼ ＼ ∨ // |
＼ ′{ ＼ ＼ 〃 / / |
＼ ｜ Ｖ{ ＼ ＼ / 〃 〃 / / !
＼| Ｖ{ ＼ { / 彡 〃 / / |
Ｖ{ （,ｨ光:､γ 〃 / / /|
＼ ｰ=彡ﾐﾄ､ﾐﾐゝ､＿彡 / / / 1
＼ '⌒刋tｫﾐfｫ≧=:､⌒ヽ / / / １
Ｖ{ （/込 ｔｭ.ｲ彡） ｝ ／ ／ |
＼ Ｖ{ ｛ ｀¨¨¨マ|kｱ〈 { 〃´ N
＼ |＼ /￣ ~/ Ｖ{ ｀Y _,} リリィ =彡'＿__ !
＼! ＼ / /＿＿＿ Ｖ{ `ｰｧ､ ＼ {У》､ ｀ヽ|
＼ /￣￣ / ＼／ }≧zｽ´ | ＼ー------ |
. ＼/＿＿ ＿_ / Ｖ{ ／＼ ∧| }＼ |＼|
＼! / / / / | ＼＿|} /＿_＼ 1
/ / / / Ｖ{ /| 〈_匂 1
/ / / / {/ l|/| ＼＼ |
./ / / / ＼ |/| ＼＼ 1
/μM/ / / ＿ ＿ ＿ |/| ＼＼|
/μM/ / // // /
/M//M// /
/ /
/M/
＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐― ―――― ＝＝ ￣￣￣ ――＿――￣＿＿＿￣―
￣＿＿＿￣―＝＝＝━＿＿＿￣― ＝＝ ￣￣￣ ――＿――＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐―
＿＿＿―＝＝＝―＿＿＿ ―――― ＝＝ ￣￣￣ ――＿――￣￣―‐―― ＿＿＿ - 130 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:19:00 ID:9CIcZeAI
-
---------==============ニニニニニ三三三ニニニニニ==============---------
-----========ニニニニ三ニニニニ========-----
----====ニニニ====----
. - 131 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:20:00 ID:9CIcZeAI
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
サーヴァント・キャスターとして
最も重要となるのは『魔力』のステータスであるが――
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
『人間の魔法使い』霧雨 魔理沙 自身のそれはBに留まる。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
＿＿＿＿＿＿_
, ...::::::::´::::::::::::::::::::::::::::::::::｀丶、
, -──- ＿ ∠::＿::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
{::::::::::::::::::::::::::::::::￣｀~'::...､｀' ､:::::::::::::::::::::::::::::::::厂｀ヾ、
､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ﾞ:::....､ ｀ﾞ丶、::::::::::::::::/
＼::::::::::::::r─f二ニ＝ニ二｀ヽ __｀丶、｀' :､::::::|
＼:::::::冫´ ｀ ヽ＞､::::＼ ヽ!
ヽ/ ／{ ィ / ヾﾄ､:::＼L
l 厶ｲ＼ ／ {丁癶ァ／{ ヽ::::::::::＼
fⅥ ｀ ＿＿ ヽ 〉::::::::::::::＼
」 〃⌒ヽ 〃￣￣｀ ﾉ く::::::::::::::::::::::::＼
( rf」 ｧ,-─‐ ﾍ、 ; 〈 ヽ、:::::::::::::::::::::}
＼( {! l u ゝ く ヽ＼:::::::::::::ノ
/ ＼ｰ ..,＿､＿＿＿j,. ＜(＿＿ノ ｜ ￣￣
＼ ｀Y::ヽ └─ '´ ＼rf}ｱ￣ヽﾄ､|
ヽト､{｀７:∨::::| , "´￣::::ヽ ゝﾄ､ﾉ
/:::::::::::::ﾚ'´:::::{:::::::::::::::l
/:::::::::::::::::::::::::::L＿＿__}
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::l 「
,. ＞ ..＿＿＿＿＿l ｜
／ 丁:::::::::l ヽ､_
f:ｲ ﾉ{::::::::::(__, )
ゝ＼＿＿＿＿＿ ＜ノ:::::::::::::::｀ー‐'::＼
｀丶、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／〉
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
人間としてはそれでも充分規格外の高ランクなのだが――
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
やはりそれだけでは、聖杯戦争のサーヴァントとしても
幻想郷の異変解決屋としても、不足は否めない。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ - 132 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:21:00 ID:9CIcZeAI
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
そしてその不足を補っているのが
魔理沙愛用の魔道具『ミニ八卦炉』。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
〃 ｉ∧ .,
. __ﾄ〃ソ、', ヾ//ﾙ ,,
ﾉヽ ヽ_ ゝ‐t--､ 〃
', ｉﾄソ r ´ ヽ＿＼_/しﾙ,
そ / | | .| | r
そ / r´。}', | | .| | ｀
,そ . |. {r。´,' |__| | | r´
｀ 7 | ヽ- ∨ / /./ ヽ __て
｀ゝ ＼ . ／ / / / ゝ￣
/ ｿ, ヽ--二--≠ ′ /
ｉ γ, /ヽ(´｀
', ´ ｀ヾ､Y ゞヽ(´-
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
その『魔力の増幅と制御能力』を活かし、
魔理沙は平時からB＋級のパフォーマンスを発揮している。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ - 133 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:22:00 ID:9CIcZeAI
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
しかし魔理沙の限界値は、さらにその高みにある。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ミニ八卦炉の『魔力の増幅と制御能力』から、
あえて制御を抑え増幅分に回す事により
強引にB＋＋級のパフォーマンスを引き出す。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
} ／ ,;;;;:;:;:;::;:;:;::;:;:;::;:;:;::;:;:;: ', {:;:;:;::;:;;;;;;;;;;;;;;;;;,, ', ', ／
i ／ ,;;;:;:;:;::;:;:;::;:;:;::;:;:; ', ヽ:;:／ /:;:;,,;;;;;;;;;, } ヽ ,, -'"゛, -,,
} ／ ,,:;:;:〃ヽ:;:;:;::; } ./:;:;:;::;:;:,,;;;;;;,, i ／ / /
/ ,,;;:;:;＜::::::::ヽ―≠ lヽ i / :;:;:;::;:;:;:,;;;;;;; l -'" / ／
./ ,;;:;:;:;:≠―≠77´ ,' ヽ ,' / ,:;:;:;:;:;:;;;;;;;, } ／ /. -'"゛
,;;;:;: { /／:{ ヽ、 __ i /｀ヽ､ / / ,:;:;:;:;:;;;;;;;;, ! ./ ＿ 〃
;;;;:;:; {￣} /コ ゝ､コ/〃 ,' { ヽ / ／ :;:;:;::;:;;;;;;,, ,' i ／／
;;:;:;:;. ｀ //｀ --==,::::＼ i ', / 〃 :;:;:;:;:;:;:;;;;; / {_ /｀ /
;;;;:;:;: __ ゝ ::ゝ》＜::r ´ l ', /／ :;:;:;::;;;;;;;;,, ,' ./
;;;;;:三}-- ゝ ／ヽ ヽ- ! ', ｌ/ ..:;:;:;::;:;;;;;,,/ /
,;;;;;;;:;: r´ヽ´ ￣ ,' ', | :;:;::;:;:;::;:.! ／
;;;;;;;:;:;:; {ﾞﾞ} ', ／ ,' _ i :;:;::;:;:;:/ ／
;;;,:;:;:;::;:;: ｀"´ 〃 ﾉ r､{ ',', ;:;::;:;:i ／
;;;;,:;:;:;::;:;:;:. ／/ ,' / l ll ;:;:;::;| /;;;;;;
＼ ,;;;;;;:;:;:;::;:____／ / / / | :;:;:;ｌ /:;:;;;;;;
｀ヽ;;;;;;;--' ／ ／ , ' ..:;:||::;:;:;:;;;;,,
r‐――--- ､て ／ i :;|:;::;:;:;::;:;;,
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
それが魔理沙の切り札、魔砲『ファイナルマスタースパーク』。
ﾗｽﾄｽﾍﾟﾙ
ランクB＋＋の対城宝具に値する威力を発揮する最終奥義。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ - 134 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:23:00 ID:9CIcZeAI
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
――そして、極めて単純な道理として。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
B＋＋の『ファイナルマスタースパーク』では
A＋＋の『約束された勝利の剣』には勝てるはずがない。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
,＼::＼ｧ、
／ <ｉ:ｉf彡ｲ)ｧニ=―┐
／／_ ヽi:ﾞイノ ＝r…" n､
∠／ `ア“７〃√ ﾍ {{i:iヽ
／―- ., / /,γく 〇＼ ∨/i:ﾟ｡
f´:::::::/ ハ{ 廴/ ｘ≦ヽ ＼ ___」i:i:i:i:ﾑ
乂_::/ /:: ﾉ ／ //////⌒´~ﾆﾆﾞー==f^⌒ヽﾆ=‐
/ /¨´ 〃 .〈//// { ｘ≦三 ヽ } ,~¨ﾐメ
/ .,′ {{ "´ ￣ ｀ <////////Ⅴ ′ ＼
rｰ≠ミ {式 ゞ' 〃 ⌒ ヽ///////"了¨¨下､ﾟ。`⌒ヽ)
ﾟ｡ ﾞ≫≪_{ / ｀ =-Ⅴ///八:::::} :::::＼
}＿,ｨi〔 ヽ /,′ ﾊ ヽ ＼ }/////{㌧| ⅰ:::::: ）
ﾏ/, ﾑ{ | i {｜丶 x＼⌒´厂{////},_| |¨¨¨´
Ⅴ 乂{ﾙト八乂'"莎ｽヽ ＼Ⅴ/ノﾊ.| |
ﾟ｡ Ⅴ ﾑ莎 ｲ＼ ｀`ヌ┴辷'"¨¨¨了
入 { fゝ マヽ { |｀`メ､} ＼ ﾒ ＼
/ ＼ ＼ 八 Ｎ｀ヽ≧ イ匕,ﾒｧ‐疔 ﾞｱﾈ＼ ＼
/ ｉ{｀ﾞ㌦廴／ 7` {｀¨¨¨¨¨´Ｖ/ { { /￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣~ア
/ | ｜＼厶ｨく ./う‐―一''(_} '´{ { / ／
/ -=弍 人 ____У"⌒ヽ、 ﾟ｡ { ｉ , ｨi〔 ／
/ `く.:..:γ´ ｉ ╋ ＼ ﾟ｡ ゞﾆニr "´Υ ／
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫ - 135 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:24:00 ID:9CIcZeAI
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
そこに、令呪のブーストがかからなければ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
.:.:.:.:.:.:. ＼:.＼ ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:. ｀丶、 {:.:.:.:.:.:.:.:.:, -‐～'"￣￣
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ : . .,,_ }∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ ‘,:.:.:.:.:.: (
: .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ‐- . . //∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀丶、:.:.:.:.＼
ニ=- ．.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ :＜/厶-‐-ミ.:.:.:.:.:.:.:.､ :. ＼ .:.:.:. ヽ
ニニニニ=- ．.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ///// ＞:.:.:.:.‘,:.:.:.:.‘,:.:.ヽ:.:.:. __,ノヽ
ニニニニニニニ=- ．.:.:.:.:.:.:.:.:._,ノﾍー .:'":.:.:.:.:.:.:.:.:.}＼.:.:.}＿」＿}＿ ゝ-ｧ .ﾉ- .
二ニニニニニニニニニ＼ .////∧ .:／: :/ :∧.:.:.:.:.‘:.{＞////／） ／／_ア ｝
二二二ニニニニニニﾆ}三Ｖ＾ヽ::::/.:.//.:/.:/ :/`ｰ'''7}.:.:. ∨//／{ '､_／ ／>ヽ
二二二二ニニニニニニ〈ﾆ|^ヽ 〉'f笊㍉ :/ :/ //,:.:.:.:.:}７´// ' 、 ¨´_,.ｲ
＼／二ニニニニﾆﾆ､ﾆﾆ∧ゝ ｌ .乂ツ,|/l / ////.:.:.厶-‐" >‐-ミ､ ´ ,ノ 令呪をもって命ずっ！
／ニニニニニニニニ＼ﾆ∧ﾆ| ﾉ′f笊ﾃ//.:／ /二二ﾆ＼_,. ´
二二二ニニニニニニニニﾆﾞ∧ /⌒＼ ﾉ ゝ-厶イ /二二二〇|
ニニニニ=‐=ニニニニ=----＼ ､ ＼__ノ ｲ ./二ニニﾆ〇| 切り札の威力を限界以上に
ニ=-=ニニニニニ／二ニニニﾆヽ＼_,. ´ /二二二二ﾆ/
二二ニニニニニ.ﾞ二ニニニニニﾆ＼ ／ニニニニニ/ 引き出しなさい、キャスター！
二ニニニニニニ|二二二ニニニニニ＼ ∨二二二二 /
二ニニニニニニ|ニニニニニニニニニニ- /ニニニニﾆ/
ニニニニニニﾆ〈ニニニニニニニニニニニニニ=- .,,_／二二二ニニ}
二二二ニニニニ＞‐=ニ二ニニニニニニニニニニニニニニニニﾆﾆ/
人
_,,.. -─- ､..,,_ て
,. -‐-＜´ ｀'ro､ そ
／ ｀ ゝ-､`o､
/ ; / ｀ ､ｿ `:,
;' / ;' ! ! ', '; !
i i /;-‐‐ﾅ! ;' ,ﾊ‐- ､ ! ! ;'!
'､ '､ ./,!'--､/| /／iｧ--'､ | / / .i
＼. `y' ;'´ﾊ ﾚ' ;'´ﾊ Y「二i／ ,'
/へ./! ,!__り ..::::::... !__り ! ! | /
,' ;.'´） u ' （｀iこ_,! ';
／ | '!, ;'´￣ヽ. ,ノ ', ';. ! ――なっ！？
;' ! ｀ヽ. !_ _j ,.'´ i'ノ´ ） ,ﾊ
!. _'､ .ﾉ＞ ､.,,___,,. イ! r'´ _ノ!ｿ`（
ﾉヽ /rｿ /!'´＞'i ,!ﾍ ./￣ ノ）
（ ｿ／,'::! /!|'"´! ＼_／ |7,. '"´,.ｲ`i＼
)/ .i::::'､ /::!|､ |・ ／|ヽ ・;'__,, -''´ノ） !::::';ヽ.
;' '､::::ヾ､_;ﾘ::';. レ' |:::::| ＼.! ／ ;'//:::::! ', - 137 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:25:01 ID:9CIcZeAI
-
,,..、
! ..ｌ /ﾞﾞﾞ'､
.,! ."'''''!!' │ │
...-‐'"゛ ﾞ； /^''i .,,....､ ﾞl !
.l ./ '''ｯ .! .i￢|. |,i"._ ｌ ! .,!
.ヽ,,.. ， / . l | ｌ .ｌ ゛ / ! .! | !
./ / ,! l .! .! l .,! .| ! .,!
. ＼ ./ ../ . ｌ ! l ｌ,,,,ﾉ lﾞ lﾞ | !
-､ ｀-、 ./ ./ ./ / .!、 .| / ! ゝ..ゞ .／ ／
｀'-､ .＼. ../ `'―′ ｌ . ｀゛,./ ./ ,i--、 ／ _／゛
｀'-､ ＼ ..ヽ___ﾉ ＼ / ｒ'" ./ ! | ..／ _／゛
.｀'-､. ｀-、 ｀'--ヾ ＼....-" ＼ノ ／ ,／゛
ﾞ''-､ .＼. |.ｌ ／ ,／゛
｀'-､ ｀'冫 l .| / ,／ .,／゛
｀''-､ .｀-、. ! ｝ // .／ .,／゛
｀'-､. .＼,... .,, / │ .,i / / .／ .,..‐"
ﾞ'-､. ｀＼ .i､ 巛 ! , '/./ /.. .／ . ／
′.. .＼.-、 ｌ｀､| !／ 〃 ,/....／ _..ｲ゛ ′
.......), （( ､ /i ,.｀'-､ .＼,'-.ゝ ./.／ _／゛ ./
.／（ ヾ＼ 〉＼ /:,:し/. .ｯ.｀'-､" ／,. / /し′
.___＿三二ニﾆ＝-‐へ .メ、 ./ /. ＿___Z /.....￣'''―--z＿＿ / / __＿＿＿＿＿
／:: . ヽ / ｲ /／ /| ...r─────./ ｛__,／ ....::::: :.:.: :
.／::::: : : ____〉 /. ... ..し′廴 .＼､. / .|..,,,,、 ＼ ./ ／ ....:::::::::.: : : .:..
.,.......::::::::: : : : :/＼三二ﾆ＝=‐- __ ＼ヽ--‐‐…‐‐ﾉ 乂从厂￣￣＼._,ノ .／ ./ ／
... ...,........::::: : : : : : : . . ./ / ￣三二ﾆ=- ヾ ゝ ,_三二ﾆ＝=‐=ﾆ二三__人ノヽ._从／（ ／
. ::::::::: : : : : : : : :: . . ..../ / ￣￣￣三二 = ／_ノ /「￣￣¨フ
/ / __ 三二 ＝ ／「 //｀¨´￣/
＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐― ―――― ＝＝ ￣￣￣ ――＿――￣＿＿＿￣―
￣＿＿＿￣―＝＝＝━＿＿＿￣― ＝＝ ￣￣￣ ――＿――＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐―
＿＿＿―＝＝＝―＿＿＿ ―――― ＝＝ ￣￣￣ ――＿――￣￣―‐―― ＿＿＿ - 138 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:26:01 ID:9CIcZeAI
-
―― 永遠亭 ――
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ｿｿｿｿｿｿｿｿｿｿｿｿｿｿ.／／:::::: :::: ::: ::: :::: ::::: ::: ::: : . .. . . . ＼＼ｿｿｿｿｿｿｿｿｿｿｿｿｿｿｿｿｿｿｿｿｿｿｿｿ
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⌒/癶)))))))))))l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」((((((((((癶⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒
⌒/⌒ヾソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソ_/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/
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⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/
二二二((二二二二二二((二二二二二二((二二二二二二((二二二二二二((二二二二二二((二二二二
|:|| || || || || || |:|| || || || || || |:|| || || || || || |:|| || || || || || |:|| || || || || || |:|
|:||_||_||_||_||_||_|:||_||_||_||_||_||_|:||_||_||_||_||_||_|:||_||_||_||_||_||_|:||_||_||_||_||_||_|:|
__ __. |:||_||_||_||_||_||_|:||_||_||_||_||_||_|:||_||_||_||_||_||_|:||_||_||_||_||_||_|:||_||_||_||_||_||_|:|
| || |......|:|| || || || || || |:|| || || || || || |:|| || || || || || |:|| || || || || || |:|| || || || || || |:|
|_||_|......|:||_||_||_||_||_||_|:||_||_||_||_||_||_|:||_||_||_||_||_||_|:||_||_||_||_||_||_|:||_||_||_||_||_||_|:|.
. ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 艸艸艸
＼_________________________________________________________________________________________________________________________________ヾヽ
ｿｿ＞=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l==l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l==l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l==l=l=l=l=l艸艸-､,､ 艸艸
|""＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝ 艸艸艸⌒ヽヽ/
|＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝ 艸=彳艸艸 _ｿ:’;;:
|((二二二二二((二二二二二二((二二二二二二((二二二二fnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnn (,!｡:;;
| | | |::::| | | | | | | | |ﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍ 彳艸艸 艸艸丿艸
| | | |::::| | | | |ヽ. ヽ. ヽ. .| | | |:|`⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒艸艸艸⌒艸艸艸:::；,､
| | | |::::|＿＿|_|＿＿|_| ヽ. ヽ. ヽ. .| | | |:||_ _.i _ _;i _ _i _ _i.__,.i _艸彳 ｿ｡ﾟ；::
| | | |==========================| | | |:|| 艸ヽ､丿;;::::艸艸艸
| | | |==========================| | | |:||_ _.i _ _;i _ _i _ _i.__,.i _ _;i _ _ 艸⌒ヽ艸艸艸艸
| |___________| |＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝| |___________| |:|| 艸艸艸（jj,,;;〃
| | |_|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|_| | |:||_ _.i _ _;i _ _i _ _i.__,.i 艸艸艸艸 ）::；；
／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ﾉ,､,､,､
::::::::::::::::::::／＝ ＝ ＝ ＝ ＝ ＝ ＝ ＼:::::::::::::::::::: ノ⌒´ - 139 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:27:00 ID:9CIcZeAI
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
霧雨 魔理沙とリリィが互いの切り札をぶつけ合っている頃――
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
|ｌ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿| |
.／|:::::: | ／ ＼ | |:二二二二:|
.／／|:::::: | |二二二 | | |:::::::::::|:::::::::::|
.／／. .|:::::: | |ｌ| 寂 |l| | |:::::::::::|:::::::::::|
.／／ |:::::: | |ｌ| 滅 |l| | |:::::::::::|:::::::::::|
／|／ |:::::: | |ｌ| 為 |l| | |:::::::::::|:::::::::::|
／／| |:::::: | |ｌ| 楽 |l| | |:::::::ll::|::ll:::::::|
／／. .| |:::::: | |二二二 | | |:::::::::::|:::::::::::|
／／ | |:::::: | 0 0 | |:::::::::::|:::::::::::|
／ | |:::::: | | |:::::::::::|:::::::::::|
| |:::::: |＿＿＿＿ ＿ ＿＿＿＿＿＿ | |:::::::::::|:::::::::::|
| 艸 ::|::::::／ __）''（ ＿ | |:二二二二:|
| 0: :::: 艸 ::|／ ／_（~~~）_／ :| | 。|。 |
:0 |::::艸:::: ::: |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| | | |
| ::::: ::::／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
:: 艸 ::|::艸:: ／
:::::艸:::: | ／ _,,.. --───-..､.,_
:: 艸 :: |／ ,, ｰ;''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ､
:艸::: ／ ／´::::::::::;:'::::::;:::::::;:::::::::::::::::::::::::::::::. ':,
／ ,.' ニ=- /::::::::i:::::::i!:::::::i::::::::':;::::::'.;::::::. ';
／ ,! .::::;/::::;/::::__::;!:::::ハ:::::::i::::::::::i:::::::::';:::::::.i
／ i::::::::i!:::ﾍ､__!＿! ,L__､!＿,ィL;;;;;jﾊ､__j::i::::|
L:::::」i::::::|', ’''‐-- ＿,,,,,,. |::::::|::::| ――という風に、
|::::::i! ヾ=- ’､,,,,,.ィ |::::::|::::|
|::::::|'､ ｀~ |::::::|::::| 『あなたが勝手にやる夫に同情した』
,.. : : ...､ i!::::::!::i`r ､,__. ,..-‐ﾍ ,,イ|::::::|::::|
,.:'::ﾞ :::｀, .|::::::|;;!／ ｀ﾍ＿,,,)'''く´::::i!:|::::::|::::! て話にしたから、もし八雲 紫に捕まったら
;:,:.: ...:.:.:.:; ,;i::::; ' } ｉ ｀`､i::|::::::|::::!
';:::::.:....:::::::::;:;;;' / ,i/ , :' ￣/ / _{-i::|::::::i::::| 口裏合わせときなさいよ、妹紅？
､::;:;:;:;:;:;:;;;;:' / ,/ / ∧／_＿{´_i: i!i_､_t::::!
｀~ﾞ"~´ 〈vﾞ￣￣'''''ｰ‐､,/{ }ニ}／ !::::|:::::::|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
永遠亭では、蓬莱山 輝夜が通信用宝珠を使い、藤原 妹紅と連絡を取っていた。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ - 140 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:28:02 ID:9CIcZeAI
-
,.へ
／∠へ＼-─-,.へ__
｀ゝ､ニ___,.ゝr,イ∠へi
., ' ,. ´, ｀ー--へ､
/ / ﾊ＼ｨ ハ i i ､ ',
/ .,' /.,.!=-!､! L!／ ! i i
/ i ﾊ.!rrｰt rr-t ﾊ_ﾊ」
/ ｲL_,ゝ,,｀"´ ｀´,,i__!,.ゝ ……あの男の願いが
}><{ / | ﾊ､ - 人_>
/ / ﾊ_,.-､ﾞ＞r--r＜i_!_」 そういうものだとは聞いてなかったけど？
,' ,' / .i/ iヽi｀Ｔ´iﾍ ! i<{
}><{ i / 〈,____,.ﾝ .i |： i |,〉|
! ﾊ i. 〈 -､i〉 .| i： i 〉iﾉ<{
,.. : : ...､
＿＿＿∧,､.＿＿＿＿＿＿＿∧,､.＿＿＿＿＿＿ ,.:'::ﾞ :::｀,
￣￣￣`'` ￣￣￣￣￣￣￣`'` ￣￣￣￣￣￣;:,:.: ...:.:.:.:;
';:::::.:....:::::::::;:;;;'＿＿∧,､.＿＿＿＿＿＿＿∧,､.＿＿＿＿＿＿
､::;:;:;:;:;:;:;;;;:'￣￣`'` ￣￣￣￣￣￣￣`'` ￣￣￣￣￣￣
｀~ﾞ"~´
...:::::::::::::::::::::::::::..__
, .'"::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ､
, ':::::::::::::::::::::::::::::､::::::、:::::::::::ヽ
,':::::::,'::::::::ﾊ:::ﾊ:::::ﾊ__!__ヽ::::::::::::ゝ
ﾉ_ﾆ/=γ-ﾚ' !:」,.rr--!､::::',::::i ::i
i:::,'::::::ﾊ「iﾞヽ ´ ﾄ _!〉ゝ:l::」ﾝ:::i そうね、言ってなかったと思うわ。
ﾚl::::::|:::l ﾋ_} ﾞ'-'',,, |::|::|::::::::|
ヽﾊ|从" ´ /::|:::l::::::::|
|::|ゝ、 ｰ=' ,.ｲ:::ﾊil:::::::::| じゃ、これからは本当に同情して、彼に全面協力する？
,'|::ﾉ::::!::｀:'r-,-=rﾆ'"ﾚ>ヽ!::::l::::|
|.'Vヽﾊ ,.-i i / ,.ｲ/＾ヽ!::::l::::| まあそうすると、あなたの願いは叶わない訳だけど。
i:::!,.へ / λ／ ,' ／ ヽ:::/＾i／⌒ヽ
|/ ヽｲ ∞ ヽy´ /ヽl ヽ ﾉ
／ / !､! i l/ゝ __ン - 141 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:29:01 ID:9CIcZeAI
-
r､.,____,,..へ.
ト.､..,,__ !::r--‐‐ｧ::/
i:::::r-‐､＼ /:/ [] ;':::/
';::::', l:::] |::| ,'::/ /] /:::/
＼＼__」ｿr'!::L__／／｀"' ､
,＞､,_ン-'ｰ‐'''" ヽ.
,.'´ , ､ ヽ. ',
/ / ,' ! ﾊ ﾊ､_!__,i '; '; i
;' ,' .-!イ_」/ !ﾑｧrｧｰt'､,! i ! ! 相変わらず、ムカつく女よね、あんたは。
i i ! ,ﾊ'ｱ'iﾉ! ´ !ﾉ ,ﾊi ! ! |
ﾚL_!_/'!` ゞ' . `"´,ｿ ﾊ |
,ﾉ八'" ｒｧ-､ く ,ｲ. '; ! ……本当に、言われた通りにすれば
く_ /｀＞,､｀ ┘ ,.イ｀>'i__! ', |
｀,ゞ､ｧ=-i｀7i"´／ﾚ'7'´ ｀ヽ!__,! /ヽ. 蓬莱の薬の効果を無効化できるんでしょうね？
}_>/,ン´,'/ ヽ,ゝく__,ﾑ,' ';__k'___」
,'イ / /o ,! ,.へ! _____
r-／ヽ,' ,' ﾊ､_,.r'"´ ｀Y＾ヽ､_」
ｿ'´_ !､_ i.o､ _,,.ｲ/ i '; ',
,.. : : ...､
＿＿＿∧,､.＿＿＿＿＿＿＿∧,､.＿＿＿＿＿＿ ,.:'::ﾞ :::｀,
￣￣￣`'` ￣￣￣￣￣￣￣`'` ￣￣￣￣￣￣;:,:.: ...:.:.:.:;
';:::::.:....:::::::::;:;;;'＿＿∧,､.＿＿＿＿＿＿＿∧,､.＿＿＿＿＿＿
､::;:;:;:;:;:;:;;;;:'￣￣`'` ￣￣￣￣￣￣￣`'` ￣￣￣￣￣￣
｀~ﾞ"~´
-…・…-
.:i:i´:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:｀ヽ
.:i´:i:i:i:/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼
//:i:i:i:i/:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:,
//:i:i:i:i/:i:i:i://:i::i:i:i:i:i|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i′
. //ｉ:ｉ:|:i/:i:i:i:///:i:i:i:i:i:i:|:ｉ/:i:i:ｉ:/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:.
|:i:ｉ:|:ｉ｀ヽ///:i:i:ｉ:ｉ/}i:i|/:/:ｉ:/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|
}|:i:i:圦示//:|:i:ｉ:ｉ:仏斗/}:i/:i:}:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i| 前も言ったけど、
八ｉ:ｉ|i:| 以'＾ |/{/ 芹芸ｔi|:ｉ:ｉ/:/:i:i/:|ｉ:ｉ:i:i:i:|
/:iヽ从 ′ 込.刈:ｉ/:/:i:i/{ｉ:|ｉ:ｉ:i:i:i:| 確実な保証はできないわよ？
/:i:i:ｉ∧ 〈 ^¨´ﾑイ:/ｉ:i:i:ｉ/}ｉ|:i:i:i:||:i;
/:i:i:i:/:i∧＿〟_ /:i:i/}ｉ|ｉ:ｉ/:i:|:|:i:i:i:||:ｉ゛
.｡ムo2´: / /〈 ..｡o:/:i:i/:|:i:|:/:ｉ:ｉ:|:|:i:i:i:||:i:‘， 私にとっても、これは挑戦なんだから。
.｡::2 : : : :） _ / / ,'ｉﾐT:i⌒ヽ/:i:i/ |:i:|′:i:i|:|:i:i:i:||:i:i:i‘，
.｡::2 : : : : : ％ . ′/ /:ｉ:ｉ:i|:i:i:i:ｉ:/:i:iム |:i:|:ｉ:i:i:i:|:|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:‘，
´｛ : : : : : : ％ / / ム= 辷う}/:i:i/ :Ｎ:i:|:i:i:i:ｉ:|:|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i‘， - 142 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:30:00 ID:9CIcZeAI
-
,.へ
r=´＞' .ﾍ ', ,.-、
ヽ、く ',i_____ _／へヽ
,,..-"' 、ヽ iゝ__イ∠_ヽ 〉〉
, " ヽ、i__ ) ﾛ 」 i
/ ｀'ｰ＝==' ',
,' / , ,' , , ヽ 、 ', ま、なまじっか『絶対大丈夫』とか
i ,'. ', r;-ｲ__,/`ｰ〈-|l||l! ', i i
i'LLゝi.'ｰc-- ｰc--､ｲ.i', i .| | 請け合われるより信用できるけど。
' ,ｲ 7 ｰ- ｰ-- く_/ i | |
/ '、 u/ / ,' ｲ. |
ﾚ、_ｲ__ヽ、ヽつ , " , ' / i . | 『蓬莱の薬を無効化して、自分が永琳より凄いと証明したい』ねぇ。
/ ,' i ／/~<7 ∠,__ｲ_」-' ,' |
/ .,' ,i///'く,ﾍ' ／ >,λ. i | まったくふざけた動機だよ。
,' /〈 i/ / ｀'´ // ｀ヽ,.! |
' i/ 〉, |
,.. : : ...､
＿＿＿∧,､.＿＿＿＿＿＿＿∧,､.＿＿＿＿＿＿ ,.:'::ﾞ :::｀,
￣￣￣`'` ￣￣￣￣￣￣￣`'` ￣￣￣￣￣￣;:,:.: ...:.:.:.:;
';:::::.:....:::::::::;:;;;'＿＿∧,､.＿＿＿＿＿＿＿∧,､.＿＿＿＿＿＿
､::;:;:;:;:;:;:;;;;:'￣￣`'` ￣￣￣￣￣￣￣`'` ￣￣￣￣￣￣
｀~ﾞ"~´
_,. .--::::::::::::- .、
.,.':::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
.,':::::::::::,:::::::::::::::::::::::::::::::::::'.,
/::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
,':::::::/::、__/............λ....、::::ヽ:::i
i::::::,':::::::::/,.;-'-;、/ i -+、:::i:::i あら、私の動機は他にも二つあるって言わなかった？
.i::::::::｀iヽi. ヒ_ﾝ'｀ ｀:r-;、i::/:::|
.|:::::::::/|::::i "" ﾋﾝ /ﾍ/:/
|:::::::,'::::i....i '., 、_ ",'i:::|:;/ 一つはもちろん、首尾良く行けば
|::::::::::::::',::',/へ、 __,,.イ::|:::|
,':::::::,- '´ヽiヽ、 ~〈ヽ;;;;::|::,'::::| ( ::) あなたをちゃんと殺してあげられるって事だし――
ﾉ:::::/ ヽ、｀ヽｙ / ヽﾚ'|:::::| ( ::)
,':::::/、. ',／＾ｰ:r￣￣￣i:|
/::::', / ﾉ、＿__ノ 〉 もう一つは、あなたと同じ。
.,'::::::::i,へ／ 「￣ヽrｰ´i l ￣iイ::| - 143 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:31:00 ID:9CIcZeAI
-
／:::::＼ , ――――
―― ￣￣￣￣￣￣ ｀ ‐､∠ - ､:::::::::::::::::::::::｀ ヽ
＼:::::::::::::::::／
_ ― ￣ ／ l |i ＼::::::／
/ / / / l i ＼
/／ ,ｲ ,ｲ_∠___l | ＼ 『永遠に死ねないってのもなんだし
'´'ー‐' }∧ 彳(:i;レ' l´ 〉 .l ﾍ
〉 ／ l ﾝ l ﾍ 死ねる機会があるなら死んでもいいかな？』
＞ ´ ＿_ ,イ￣＼ / ﾐ | l ﾍ
イ l´ ＼ / ﾐ | l ﾍ
´ ／ r―┴ｬ､､ |_ lﾍ l l ﾍ ――そんなものを
／ ／ l::ヽヽ ∧｀ヽ } l | ﾍ
-- ´ l::::l /::/＼ ＼ l l } 私の願いと一緒にしないでくれない？
l:::/ l::::l ヽ 〉 l /
/-' ノ l::::l ∨￣｀＼ ／ ／
/_ -―= ┬' ｀ー‐ ´ l:::l |::l ∨ ／
／ｲ /ﾚ' l /::/ .|::| ﾍ― ´
l / ,ﾍ_ -‐ /／ l::l }
＼ゝ∠ ,/ // |::| /::〉 ﾍ
,.. : : ...､
＿＿＿∧,､.＿＿＿＿＿＿＿∧,､.＿＿＿＿＿＿ ,.:'::ﾞ :::｀,
￣￣￣`'` ￣￣￣￣￣￣￣`'` ￣￣￣￣￣￣;:,:.: ...:.:.:.:;
';:::::.:....:::::::::;:;;;'＿＿∧,､.＿＿＿＿＿＿＿∧,､.＿＿＿＿＿＿
､::;:;:;:;:;:;:;;;;:'￣￣`'` ￣￣￣￣￣￣￣`'` ￣￣￣￣￣￣
｀~ﾞ"~´
,,.. -──-- ､.,_
,. '"::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ.
,.':::::::::::::::::;::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.
/__二ニ=-ハ::::::i:::__i_::::::､::::::::::::',
/:::/::::::ﾊ::::::! !::::ﾊ::__!_::::::::';:::::::::::i
i::::i:::::/!:,!;::､! L:! ',.!;:!.､ヽ!::::i::::::::::| 私のは、ただの世間知らずなお姫様の気まぐれで、
|::::!:::ﾊ i'テテ テテ' !__」::::::i:::|
└-iヽ::! ゞ' , ｀''´,,, |::::!::::::::|:::| 自分の願いは高尚な代物だと？
.|::::7" ｒ─､ .レi::::::::::|:::|
レ'iゝ､ ヽ.__」 ,ｲ:::|::::::i::::|::::|
!::::!::i:＞ｰ-ｒ i;:-!::::|::::::|::::|::::| はっ、定命の連中から見れば、わざわざ不死を
|::::|::::::rイ´!__／ |::::ﾄ.､::|::::|::::|
|::::|>'´}＞＜{.､ |::::|／ヽ:::|::::| 捨てようとしてる時点で、あなたの願いも大差ないわよ。
!ﾍ|ヽ､/_」L_ゝ ｀ヽレ' ';:|:::::| - 144 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:32:00 ID:9CIcZeAI
-
／￣⌒´⌒ヽｰ-.、
/ｰ'′／／⌒ヽ ＼ ＼}＼
⌒ヽ '⌒7 ／ / ／⌒＼ }ﾊ {
}| _// { /⌒Y^i | }/ ／}}／＼
ハ ノ / ／⌒ヽ ヽ{ ﾉ} {. ＿_ ／}}／l} } ／ ＼
} } .} } { {_ /{ { トｰ ｲ / ／ ｀￣￣￣＼／ ､ || ||
}ノ } ハ ｰ' / } .{ l / ./{ _/ ＼ ＼ ＼ ＼} } 《 《
ﾊ ＼ ー'′ / / / }/ .／ l ＼ ＼ | ＼'⌒ 本気でムカつくわよね、あんた。
ヽ >.7_ ー‐ ' { | : |. |＼ >､| ｜ ＼
./ / ／〉`ｧー-‐'′ ./ ｜＼ |'/x:云ミ | l＼ ＼
l |./ / /く { ＿ノ{ / l |＼ ｜ V斗 | ｜ ＼ ＼ 不死から解放された暁には
|.ノ ./／／ ＼___.ノ ／| l |l｝ｆ:iヽ! :l ∧. ＼＼＿＿ ＼
.|} ／¨二)＿＿___＿__／ , ＼! ＼`7 |. / ＼ ヽ. ＿__＼ ＼ 覚えてなさいよ？
_ｌ| ＼＿／ {＿ ＿＿／ ／￣:ﾍ ⌒ ｒ┴―／⌒ヽ ＿＿＿___＼ ＼
／.｜ 、 ∧ ＿＿＿＿＿／ ／ __.＞ .＿ .ｨ| | /⌒ | ヽ ＼ ＼
/ ｜ ／ ∧ ＿＿.／＼___／￣ } ∧ _.ノ｜ ／ } ＼＼＼＼ ＼ ＼
| ∧ ./ |￣＼ ./ ＼ .ｊ/ }‐" ／ l／ } / ／⌒ |. ＼＼＼ ＼ ＼
| /. ＼ ｜ | ＼＿ｘ／ | ／ // ∨ 〈 ＼＼＼＼ 、 ＼
l ./' ＼ // _,|/ // ＼_ ／￣ lヽ ＼＼＼＼ '. ＼
ヽ{ .／￣￣￣￣￣＼＿___//} ヽ // ハ 〈l | | | ｜｜ | ､
／ ／／／／..//ノ // ／ ∨ |l | | | ｜｜ |
.／ ／／／ ｌ// 二 ､// ｀7／／ | |l | | | ｜｜ |
,.. : : ...､
＿＿＿∧,､.＿＿＿＿＿＿＿∧,､.＿＿＿＿＿＿ ,.:'::ﾞ :::｀,
￣￣￣`'` ￣￣￣￣￣￣￣`'` ￣￣￣￣￣￣;:,:.: ...:.:.:.:;
';:::::.:....:::::::::;:;;;'＿＿∧,､.＿＿＿＿＿＿＿∧,､.＿＿＿＿＿＿
､::;:;:;:;:;:;:;;;;:'￣￣`'` ￣￣￣￣￣￣￣`'` ￣￣￣￣￣￣
｀~ﾞ"~´
_ ＿
,. ' "::::::::::::￣｀ﾞ` ヽ 、
' ::::::::::::,::::::::::::::::::::::::::::. ヽ
::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::. ':,
:::::/::、__/..........λ 、:::ヽ::::::ir､ /｀ヽ
:::,':::::::::/-─-/ i:::/ｧt'､:::i:::::| ヽ- /
::::｀iヽi7´lﾉ ﾊ ﾚ' ! rﾘi:::|／｀ヽ.__/
i:::::::!八 弋,り ＿`⊂) :| Y はいはい。
ﾍ::::i; ⊂⊃ 「 ） ,.ｲ::::! !
';:::i; ﾊヽ.r----ｒ＜./i:::::| | その時には約束通り、本当の意味で殺し合いましょう。
i::::i{＿＼',へ､_!ﾍ i:::::| /
i::::| {＿i.__ﾆuﾆ,.」 ri:::::|─ ''´
-‐i__:t く,ﾝ ヽ> /::i__:t
|;:::!:::', § i:::| - 145 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:33:01 ID:9CIcZeAI
-
／｀ 、
／｀z＼::＞- 、
／>、 __,/ ,. イ´| l::::::::>
r-' ィ::>ﾍγ´fｨ,． '´ |_,.| .}::::/
//,ﾍ ｀ﾞ' Y⌒＞─ - __ |:::ト
〈:!1:/,． '´ ￣ ヽﾉ:/
i／ l ﾄ:＼＼:ヽ ヽ で、今はどの段階？
／ / ｌ ヽ｀ミｘヽﾊ ｌ ‘，
／ / /､＼ Ｋ´≫ｧ卞ｌ :.
-=彡イ И L__ヽ{ーゝＹ ﾋ少'ｌ .| ヽ ::. 二人落ちてるのは確認してる
/ | ｌｒｱ卞 ; /| ﾊ :::.
' ./l N 沙ﾉ ./ / .| ム} ‘， けど、多分もう一人二人は
| / ｌ ｌｌ ヽ / / | ムｲ ‘，
|/ ｒl .ｌﾍ ｒ‐ 、 ￣ .| / | l ヽ 落ちてるでしょ？
／ L _| ニつ ´ И | l ＼
／ 厂ヽﾊ⌒>:.､ ． ´ | / l ＼ ／7
_／ / ／7￣l ｰ .イ ／ 7 l ミrj＿」
＿／ｒ ―＿／ / ⌒ヽ ｒ ‐┤ ｒ ´ / / ￣ ヽ ＼
／く／ ／/⌒ ￣ ＜7::7ﾍ _/ ハ_ / / ＼ ヽ
／ ー－７/ / i:::l l ／ / イ / ﾊ ヽ
,.. : : ...､
＿＿＿∧,､.＿＿＿＿＿＿＿∧,､.＿＿＿＿＿＿ ,.:'::ﾞ :::｀,
￣￣￣`'` ￣￣￣￣￣￣￣`'` ￣￣￣￣￣￣;:,:.: ...:.:.:.:;
';:::::.:....:::::::::;:;;;'＿＿∧,､.＿＿＿＿＿＿＿∧,､.＿＿＿＿＿＿
､::;:;:;:;:;:;:;;;;:'￣￣`'` ￣￣￣￣￣￣￣`'` ￣￣￣￣￣￣
｀~ﾞ"~´
__.. - ｰ - ..,_
,. :' .::::::::::::::::::::::::::::::::::::. ヽ
／.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. ':,
,.:':::::::::ニﾆ＝-:::;::::::::::';:::::';::::::::::::::::';
/ ,:::::,'::::::::::=ｰﾒ､ハ:::::::::;i::::::;i:::::::i:::::::.i
,/ ,::::::i:::::::::,ｲ::::i:::::i i:::::::;ﾊ7ヽ!i::::::i:::::::.i
i:::i::::::i::::::;/ !ｨ=ﾐ:┘ iﾚｧ' ,!;;;;」i::::::|::::::::.i
|:::|::::::|:::;ｲ〃ｨ心. |::::::|:::::::::i
|:::|;;::;;|::::ﾊ |ｖ:爿 ＿ |::::::|:::::::::| 現在、トータルで三人落ちてるわ。
￣￣ﾞiﾞ;;( } i込ﾘ 三ミｘ |::::::!:::::::::|
i;ｧ^):.:.:.:. ヾ>|::::::|:::::::::| ・ ・ .・ .・ .・ .・ ・ .・
／´ ￣￣７´_.ｨ个 ､ ｰ'ーｒ :.:.:.:. |::::::|:::::::::| 計画の最終段階への移行は、あと二人落ちた時だから
/ / } } ﾚ'::::i:::i;＞､ ｰ ' _ ＜|::::::|:::::::::|
. ′ ﾑｰ'::::|i|:::::i; !-=≦厂´,.｢ヽ､:::::|::::::|:::::::::| その時までにやる夫の位置を再補足しておきなさいよ？
} ＿|:::::::::!i;ﾑイ ,/ ,／ ヽ;!::::::|:::::::::|
| ／ |::::::i/{ / ／ |:::::::|:::::::::| - 146 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:34:00 ID:9CIcZeAI
-
,.へ. ト..､..,,_____
／,.ﾍ::::ヽ. ,'::;:-‐--､:::｀＞
/::::/ ',::::::! /::/-─､/::／
く::::く ／ ヽ;::::!,,.. -‐/::/ /> /:/,
｀ヽ､;ヽ､ヽ,>::', 7:/ _'__.'／ ｀ヽ.
,>:;､:;____>r‐ｨ'7r--‐'" ':.,
.,:'´ ; ｀'ｰ'´ ', ヽ. ､ ',
/ / / ! ; ',. -!─-', ', ',
,' .,' ,'.‐ﾊ ,ﾊ ﾊ._」=-‐'､ i i
i ! /'ｧr';､ﾚ L./'´ ! ,ﾑ___.」. |
!__,ﾊ ,ﾊ ! ﾄ ,i｀ '､っン ,ﾊ ! i i ……今、丁度見かけたわ。
｀ｿ !. `´ . '''"ﾝ' !/ | !
く 人" く / !. ', ,ﾍ.
｀ヾ､!,＞,､, ｀ ,. イ'ヽｲ | ',// .>. 目立つわよね、あの饅頭頭。
,' / .,'｀"'7i"´／ !｀''ｧ' ､, i 〈ﾊ／
「`ヽﾊ ,' ,.''"7´ レ'' / / ヽ! ',´ヽ._,ﾉヽ.
└--!/ .i / .//i／,' ＼./ ,'! _ｿ ', くメ.,__」
__ ./, ,〉`i7 o / ヽ.,_,,.:'" ヽ. i ヽ.
,.. : : ...､
＿＿＿∧,､.＿＿＿＿＿＿＿∧,､.＿＿＿＿＿＿ ,.:'::ﾞ :::｀,
￣￣￣`'` ￣￣￣￣￣￣￣`'` ￣￣￣￣￣￣;:,:.: ...:.:.:.:;
';:::::.:....:::::::::;:;;;'＿＿∧,､.＿＿＿＿＿＿＿∧,､.＿＿＿＿＿＿
､::;:;:;:;:;:;:;;;;:'￣￣`'` ￣￣￣￣￣￣￣`'` ￣￣￣￣￣￣
｀~ﾞ"~´
_,,.. -‐――‐--...,
／´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::､:ヽ､
/:::::::/:::::/::::::::/::::::ヽ::::ヽ: `､::ヽ
/:::::::/::::::/:::::::::i:::::::::::::!:i::::ヽ:::ヽ:::ヽ
. !:::::::::!:::::::i::::::::::l:::::::::＿_!i::::::::!::::::i:::::`、
|:::::::::l::::::::il-‐-:::l::::::::::::::l::!ヽ::::!::::::|::::::i
|:::::::::!l::::"l !::::::::::l:::＿___l:L___;!!::::::!:::::::|
i__::::::!i:::__!:r=-､┘ ｨ=‐t､ |:::::::|:::::::::| それはまた都合の良い話で。
ヽ::i::::!::i:r' ﾄ- l ﾄ--l |::::::|:::::::::::|
. |::::!:::::::i ,,,'ｰ' , 'ｰ‐',,, l::::::|:::::::::::::|
|::::::!::::::ゝ､ - ,. ｲ:|::::::!::::::::::::::| ていうか、今どこにいるの、妹紅？
. |:::::::!:::::!::l:::｀＞r‐‐ ''"/､:l:::!:::::|:::::::::i::::::|
|:::!:::|::::|::::|::::i,へ､_.へ､ _ヽ!::::::|::::::::::|::::::|
. /::::!:::|::::|::::| /i__ﾆuﾆ､_」_/ ｀|::::::|::i:::::::::|::::::| - 147 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:35:00 ID:9CIcZeAI
-
,ｨｰ-‐､ / ￣＼
〈^ヽ∠ ∨ ∠__
》､ ¨ｰ-｢⌒＞――-＜_
∠__廴....-‐フ'´ ＼
ハヽ / { / ＼
／＼ヽ | { ,/ / | ミ､
／ 〉》 l ∨ |/ / / l｜ ﾐ、
/ ｝／| ヽ｣ ｜ ,/! ,ｲ/},ｲ_｣ | ヽ
ﾄ､rf | ├/-}ノ_ ,イｨｬ .,ｲ l |
/ .| } | 代ソヽ ト' |//リﾉ 人里よ。
. / ,/| 込! ﾐ､ , 小
/ ,/ ,' _｣ﾄ､ヽ ｰ ‐ ｲ ! ,ﾉ
. /／Ⅳ ﾉ ｀ ∨｀≧-＜ リ 羽休みのつもりで寄ってたんだけどね。
イ ＿｣vｪ''´＼ ｝ﾄ､
// ヾミ､ ヽ { ＼
/ ヾﾐ}､ |＼ ＼
ﾊﾐ} | ＼ ヽ
/ }ii} ＼ ＼
ー― ''" |弐ヽ. ヽ ）
｀￣ ＞｀ ＼ ）
＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐― ―――― ＝＝ ￣￣￣ ――＿――￣＿＿＿￣―
￣＿＿＿￣―＝＝＝━＿＿＿￣― ＝＝ ￣￣￣ ――＿――＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐―
＿＿＿―＝＝＝―＿＿＿ ―――― ＝＝ ￣￣￣ ――＿――￣￣―‐―― ＿＿＿ - 148 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:36:00 ID:9CIcZeAI
-
,======================
./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:: ..: ;;; ::.. ::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
: ;;,ｲ,,二二二二二ニニニニニﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆﾆニニニニ@ ヽ||―――升――,;r┬―f ‐r ‐r ‐r
:::::::::::::::::::::::, へ、 .:.::||二二二| |╋╋|==i===i==i==!==!
::::::::::::::::::／, へ ヽ、 .::||―――| |╋╋|＾´l｀^´l｀＾l´^! l
::::::::::::／∠二二ゝ､ヽ : : ||―――| |╋╋} i /ヽ_/ヽ､l i'
::::::／∠二二二二ｽ l二二二二二二二| i!-‐ ｰ- l l
／|ﾆゝ--------孑 /;;:::;;;::::::::::::::::::::::::: l ヽ、∀ ,ﾉ、 ヽ
| |ﾓ幵幵||幵幵l <元三三三三三三 ヽ､,_,x,_,x_,x,_,x,,_
| |ﾓ幵幵||幵幵 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::||
| |ﾓ幵幵||幵ﾎ ﾑニニニニニニニニニニニニニニニニ
二二二二ニニニ |_|ﾆﾆニﾆﾆﾆﾆニﾆﾆニ:i! ﾄ-‐|l| |￣￣||￣
＿||＿_||＿_||＿||_; | ||||||||||||||||||||||||||||||||∥|llii!:|l| | ||
＿||＿_||＿_||＿||_; | ||||||||||||||||||||||||||||||||∥|llii!:|l| | Q||Q
＿||＿_||＿_||＿||_; | ||||||||||||||||||||||||||||||||∥|llii!:|l{ | ||
＿||＿_||＿_||＿||_; | ||||||||||||||||||||||||||||||||∥|llii!:|l| | ||
＿||＿_||＿_||＿||_; | l二二二二二二二二ｌ| |ﾆ´}」 |＿＿||＿
'| |＿＿＿＿＿＿＿＿i! |, -' ￣￣￣￣
~ ￣￣￣￣￣￣￣￣ ~
,,... -─- ､_
, '" ﾞヽ､
/. ヽ/ヽ
,' ｲ /--/i ﾊ ',./ﾍ
,' ,' ir;ｰ-､ﾚ´ !_/_i ｲ-┘
/ ﾊ i !' ﾋ_ﾝ ,!-;､ｲﾝﾞ
r´＾＼_,.､,'--!.、.! | "" ﾋﾝi/.i 結局、八雲 紫にはここに出してもらった訳だけど。
'､ (＾ヽ〉ヽ, ｀ヽ､_ !､ - "ﾉ |
ﾞｰﾆ´_ノ ヽ.ル＞,.-r 'iﾉハﾉ
｀ヽ､___,,,...ン:::ﾞヽ/ooﾚiﾞ'ｰ- ､／＾) どういうつもりで人里なんて選択したの？
／::::::::::::::::::ｙ:::::ﾄ l] つ
,く::::::::::::::::::::::::::::::iﾞ'ｰ--┘
_,,..- '":::::｀' ｰ-.,;;;;;;;;;;;;;;:」 - 149 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:37:00 ID:9CIcZeAI
-
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽへ＼ 戦争で有利に働きそうな場所がなかったって事が大きいけど……。
／ （ ―） （―） ヽ
.l .u ⌒（__人__）⌒ |
＼ ｀ ⌒r'.二ヽ< 荒んだ心をちょっと休めたかったってのもあるお。
／ ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、
/ , ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、|
{ { ＼｀7ｰ┘!
rv ﾍ、
,． ´￣￣￣｀ ゝ7:::L:::＼
／ / ､ ﾄ､ ∨::::::}::::/
/ N /V_ ＼ l｀ ト- ′
N 人_ゝ､ / ==== l1 ﾊ なるほど。言われてみれば
| ! /==＝ ⊂⊃ ﾄ､
}⊂⊃ ＿＿ ノ /､| やる夫って、幻想郷に来てからここまで戦争ばっかか。
ノ-1 ＼ {＿＿} イ／ /
＼ ! r∩､‐_ /ﾄ､!
Ⅵ__ゝ-'､:〈〉: !∧ そりゃ心も荒むよねー。
l::::::::::::::￣:::ﾄｰ' - 150 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:38:00 ID:9CIcZeAI
-
＿＿
／..::::::::::::::..＼
／..:::::::::::::::::::::::::.＼ 『幻想郷に来てからずっと』じゃねぇ。
／..::::::::::::::::::::::::::::::::::::.＼
| :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |
＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ 『生まれてからずっと』だお。
,. -‐'´..:::::::::::::::::::::...｀丶､
ﾉ .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::....ヽ
_ ,, _
,.ィf壬,-‐‐-ミ:x-‐- ．_
´ .ィ´ ｀ .、
,. ´ ,ｘ／ ／ ,ｲ ｀ヽ ヽ
/ ／,.'ﾞ / ,.´ / /: ‘, 、 ﾘヽ_,. ‐- ､
γ´ / .ｨ´ / ,r」,_ / .l ', ', ',.‘,ﾂ.:.:.:.;;.:.:.i!
,'! /,ｲ j,.イ´| ｀ﾊ iｌ、‐-i.、 l }:ﾊ.:.:.:.(_｀´ミ､
/ﾚ 从 / ,'z=ﾐx/ ',l ヽ__!l: ヾi l !.:.:.:.:.:.}.:／
! ﾊ ｉ λi{f:ﾟ:ﾊ '´ぉ.ﾐ､ハ.,' ﾄィﾍノ.:( そっか、やる夫って
‘, i ',ﾍ i 辷ﾘ !_::::l }} ﾚ′ .ｌ }.:.:.,.:.:人
‘, Ｎ_ヽﾍ、 ' ﾞ‐-' ,'l ﾘl |.:.:}ゞ'i! l この聖杯戦争の開催に際して聖杯から
ﾍハ::::::::へ ( ) ..ィ l: / ! レﾊ .ﾊ !
/ ｀ヾ::::ｉ; ｀ ｰ- .z''r´::／/ ,.ｲil /|{/ },' l! 生み出された存在だもんね。
,' ‘,:::ｉ; ,〉ｨ'´ ;ｉ::::<／イﾏ ′'′′
′ '}::ｉl,/ｰ‘, .;ｉr'ﾞ´ ',
i !ﾞ'.._,r=‘;i:}, ﾘ - 151 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:39:00 ID:9CIcZeAI
-
＿＿＿＿
／ ＼
/ ─ ─ ＼
/（ ●） （ ●） ＼ だからま、知識としてはともかく
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／ こうして実際に人の生活に触れるのは初めてなんだけど――
/ ー‐ ヽ
/ ｀ - 152 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:40:00 ID:9CIcZeAI
-
_,,, --─-- ,,,,_
,,♀´ ｀ヽ r 、
i｀|´＿,,,===,,, ____ ｲノ∠、
_ヽr´、 r ￣／ヽ='、r⌒ヽ、￣
/ /ヽ/i_/ヽ、i,r=tヽ、iヽ 、 i おい、いく夫。
| .レリiｲ[ﾉ. ´ 'ｰ',, iヽ、i | ゝ
|ﾉゝ.ｲ i"" 、 | |´ i i
ﾉ λ'ヽ、 ,ﾘﾉi/ノ| リゝ 約束の時間に遅れたんだから、
ヽiノ ヽﾚ｀ ー , '／ﾚｲ ﾚノ
ｏ.、 ／/／ ／ヽ、 今日の昼飯はお前の奢りな。
＼＼ ,ヽ/ｲ＿／/ ゝ、
//,iヽ> くi 人----´、 /／、
r´⊂ヽ /λヽ i (,⌒ヽ、 i
,ヽ´_イヽくﾚヽﾉ ! (i iヽﾉ
＿＿＿＿＿
.. ／.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
.. |:::::::γ⌒^Ｙ⌒ヽ :.|
.. |:::::::::/ ._ノ ヽ ..|
|:::::::〉 （ ○） （○）|
. （@ ::::⌒（__人__）⌒) えー、またですかぁ。
| u |r┬-| |
＼ `ー'´ ／ 今月、ちょっと厳しいんですけど……。
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
: | '; ＼_____ ノ.| ヽ i
| ＼/ﾞ（__)＼,| i | うっせぇ、パイプ椅子くらわすぞ。＞
＞ ヽ. ハ | |｜
////////////////////////////////////////////////////
※当スレにおいて、旧作設定は採用しておりません。
//////////////////////////////////////////////////// - 153 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:41:00 ID:9CIcZeAI
-
-‐ '´￣￣｀ヽ、
／::::::::::､::::::::::::::/ て
∠／::::::::/'´￣￣｀｀ ヽ
ノ／/::::/ シ .ヽ、ヽ ｜
ｲ /: :从 （●）（●） ﾚレ|
. |ﾊ | （__人__） ./ﾉ うぃっしゅ！
ｲ| ｀ ⌒´ ﾉ。
ヽ .川 .} ギャルギャラ伎楽の活動、今日も頑張るぜギャル夫！
ヽ_/ } . ﾉ
/⊂ ＼∩ノ ⊃
(〆 ⊂ ／ ＿ノ |
.＼ “ ／＿ /
＼ ／＿＿／
ﾄ VVVVVVVVﾉ＼
＼ ＼
ヽ ＼
⌒≧x ／＾^＼/ ＼ ＼ おうっ、妖怪がやってる鳥獣伎楽なんかに
彡 〆 ） 丶 ∨
〃 ﾊ ＼ , , ／ Y:ｉ| 負けてられねーっすからねっ！
ｲ 从§ （ ●） （●） |从
乂ｲ§ （__人__） |
/ ﾟ o ` ⌒ ´ ／ 俺達の魂を込めた演奏を、人里に響かせてやるっす！
／´ _i⌒i⌒i⌒i┐
| ｌ （ l / / / l
l l ヽ /
＿＿
/::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::::::::ヽ
|:::::＼ヽ/／レ:::::| あのー、最近、演奏と称した騒音に対する苦情が
i:::iｲO Oｱi:::i:::|
i:::iヽ □ "ノi:::i:ﾉ 自警団に寄せられているのですが
i:::i／iヽ / iヽi:::i＜
i__i:::::i / i::::i__iヽ::ヽ. 原因はあなた達ですか？
/:::::::iﾆﾆﾆi.::::ヽ ',:::::',
/____/:::::::::::ヽ____ヽ|:::::|
（ u/::::::::::::::::ヽ u ）ﾚ
/__/_____________ヽ___ヽ
i_ノ ヽノ
////////////////////////////////////////////////////
※当スレにおいて、旧作設定は採用しておりません。
（大事なことなので二度（ｒｙ
//////////////////////////////////////////////////// - 154 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:42:00 ID:9CIcZeAI
-
＿ ＿
r:.''"´:.:.:.:｀':.:.:.:ヽ
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽヽ＿
.,'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.｀ヽ
/:.:,:.:/.:.:.:.:.:/.:.:.:.:ﾊ.:.:.:.:.:.:.､:.:ヽ.:.:.:.:ヽ
/i:.:i:.:i:..:.ﾊ:.:l:.:.:l:.:.l ヽ.:.:.:.:.:.:i.:.:.l.:.:.:.:.:.l 今日の新聞によると、なんでも別の可能性世界の
i:.:./i:.:',:.:l;-､l:.:.l ,ｨ＝,､.:.:.:.l:.:/:.:.:',:.:.:l
lﾊヾｿ:.ヾ! r!ヽ::l ヽr'::ﾉ ヽ::l:/:::::::::i:::::｀ヽ アーサー王が幻想郷に来てるらしいわ。
ﾘ ヾヽｿ:.l｀´ , ヾ ノ:/:.i/.:.:.:.:.∧.:.:.:.l
冫ヽ -‐ ／i:.l彡:ﾍ:.:./ i.:.:.:.:l
／.:.:.:.:.:.ヽ ＿ イ l:.ﾄ､.:.:.:.l:.i＿_l:.ﾉｿ この現象を解明すれば
＿＿＿/.:.:.:.:.:.l.:l,ィ'´l /ﾘ 7￣;.;.;.;.;.￣￣ソ￣7
,イ__ ヽ;.;.;.;.￣￣￣ヽir､ヽ ／__ ./;.;.;.;.;.;.;.;.;.,..-"´／´ i 「可能性空間移動船」とか開発できないかしら。
ヽ ヽ i;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.7.:.:.:乂‐''´/ /;.;.;.;.;.;.;.;.／.,ィ'´ .i
i ヽヽ､;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.l.:.:,r---､.:.lく;.;.;.;.;.;.;.;./ / i::::ヽ ﾉ
i 冫ヽ｀ヽ;.;.;.;.／ヽ:lヽ／;ヽl;.;｀ヽ;.;.;.;.;i l i::::::::ヽｿ
i ／:::::::::l i;.;./.ir==ﾌ;:;:ヽ;.;.;.;.;.;.;.;.;ヽ;.;.;i l i::::::::::::ヽ
,ｨ ,イ／⌒Z＿＿
( |/:::::´:::::::::::::::::::::::≧
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
∠:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶 いや、そういう話、私には良く分かんないからさ。
../:::::::::::f::f:::::::::::::::::::::｀|::|::∪:::l
人λ::::(|::ﾚ'.）,メ､::ﾒ､ﾍ|::|:::::ハ|
. |::::／ .ｲ.=・= =・=|::|ルﾞ 河童とかに知り合い作った方が
.|::/,'才.ﾐ). r‐ｧ ノ:|::|
、ノ::| ≧ｼﾍ__.二_{:::::|::| 色々と捗るんじゃないか？
.ヽ::;ｲ |ﾉﾊ|ハ::ﾊﾊ,-リ--、
/:| .| |/ | ヽヽヽヽ ｀ヽヽ
////////////////////////////////////////////////////
※当スレにおいて、旧作設定は採用しておりません。
（大事なことなので（ｒｙ
//////////////////////////////////////////////////// - 155 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:43:00 ID:9CIcZeAI
-
＿＿＿
／ ＼
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
| /// （__人__） /// | うーん、いいなぁ。
＼ ／
,.､
_,,... -─-- ､.,_ /ヽ,ヽ,
,.. '"´ ｀ヽ/::::/ヽ､>
／ /:::::::::／ヽ.
,.' , ヽ!｀ヾイ:::::::::::!
,' / / __ ! ./ | /|__」_ ',___!/Y´i￣
i. ,' 7´i /|/ !/ ! ﾉ｀ ! | : !
i ! /ｧ'´｀ヽ u ｧ'"´ ｀ヽ! |. |
! ! /i （） （） ﾚ' | | い、いいのかー？
.レﾍﾚ',! ` - '/ ! |
/⊂⊃ u rｧ─- ､ u⊂⊃.! i |
,' ﾄ､, ! ） /. / ! ! さっぱり分からないのだー。
i ノイ i＞ .､.,,______ イi / ﾊ. |
.レ'´ ﾚ'ヽ. .,.ｲ〈 i____,.ノ ,|／ﾚﾍ/ V
｀7 i::ヽﾚム /:::::::/｀ヽ.
/ !::::::くﾝ-'::::::::/ ':,
／ ,'::::::::::::::::::::::::i i - 156 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:44:00 ID:9CIcZeAI
-
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／ （⌒） （⌒）＼ こういう雑然とした、一見意味なんてない、
／ ::⌒（__人__）⌒::: ＼
| |::::::| ,---、 けど活気あふれる存在こそが、やる夫の憧れる『人間』なんだお。
＼ `ｰ' しＥ |
／ l､Ｅ ﾉ
／ ｜ | ま、妖怪のおめーには分かんなくてもしょうがねーだろうけど。
（ 丶- 、 ヽ_／
`ー､＿ﾉ
r v - ､
r '' ´ ￣￣ ｀ l::l:::::::::ヽ
, - ｰ'､ ､ ＿ﾄ'､::r< ´
_i ヽ ヽ ヽ:::_l::/ ヽ
. ／´.{ ﾄ､|ヽ､ |｀iｰ |´ l ',
,' i人. |.斗ｰゝｨ.! │ ! ヽ
| ! /メ ヽ､| イ´ ノ | ,! ゝ ヽ. ＼ あーそうだな。まるで分からん。
ﾚヽ i', ,､ ' ´ !ｲ ! ', ヽ
ヽ! ヽ´}ﾉ ﾉｲ. ﾉ N＼ i
λ ､ _ , | /i ∧ ヽ} 闇の中でひとり涼んでた方がマシだねー、実際。
i ', ｨ'´.ノ ナ' | 人 ヽ
ﾉﾍ ヽ､ ￣ ／レ'ヽ､｀ｰ｀
l 7ｰｬ -r-イ ／ /,ﾆiｺ
ヽ |. ヽ､! /_i /ﾝ ＞､
ヽ､! /::;ｨ ﾉ ) / ',､ - 157 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:45:00 ID:9CIcZeAI
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼ と、わりぃ、ちょっと言葉が悪かったお。
／ （●） （一） ＼
| （__人__） |
＼ `_⌒ ´ ／ そこら辺の価値観の違いで
. ノ ,/ ）ヽ く
( ＼ ／|_ノi ） ) ケンカしてもしょうがねぇし、謝っておくお。
. | | /
＿＿＿
. ´ ｀ー- .
｀ヽ＞-‐ ７i
／ く:.:.:.:.:.:.:.:/〈
l:.:.:.:.:.:.:.l 〉
. / i ｌ ｌ |:.:::::::.:.:.| 〈
/ l |､ ＼ | |::::::.:.:.:.:} /
. /| /| i _Li L､_ _｣_ヾ＿ i| l::::::::::.://
/ .| /:::::l:. |ﾊ{ ＼ ト | ＿＼/! i l:￣｀ｰｲ 別にその程度で機嫌は損ねんさ。
l /::::::ハ{「「::下 ＼| ￣｢::::::了ハ/∨:::::::::::::|
'. /:::i::::::::::}!弋:ﾉ 弋:::ノ/ /::::::::::::::::::::,
∨ /| i:::::人"" ""ｲ .:::::::::::::::::::::{ 人間と妖怪の価値観が異なる事など
.∨ }ハ :::::::＞‐- ^ -‐＜/ .:／:::/:::::::::::'.
＼/ ∨ | / ./厶イ }／ ｀ｰ- 一 とうに承知している。
/ｌ＿｣く /:::::::ｌ
/ l::〇^Ｏｰｲ !
r′ j:::::::::::::::::::| ﾞ、
∧ く::::::､:::::::::::::| ＼ - 158 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:46:00 ID:9CIcZeAI
-
／ :.ヽ __
／ .: : :. ::;_Y´＿|
: /: .: .:/:/l.::/i..:ﾊ..::. :}十'｀)
.::i i:::.:i:.::/;ナi,ﾒ､l/ |:ﾊ:. .:ゞ7'´
:::l:.l:::/!/＿＿ ﾘ｀Y:/:/ その違いを理解してるだけ、やる夫はマシだしねー。
:/!: :::i⊂⊃ ―|/:/
':::l: .:::! u ┌‐ ┐⊂⊃
::人 .;i::i､ ゝ- ' .ｨ':::ﾑ.＿＿_ 中には、人間と妖怪が
´‐-t;Ni ｀ ‐r―‐ 7!/|::/ ｀i￣_ヽ
!:ﾊ｀'‐-ゝヾi:/ ' ﾚ .: .:|￣_) 仲良しこよしできるもんだと思ってる人間もいるし。
:. .::l.:.ﾊ _ﾑ._ｿ}:........................:::::::l￣
:::.:::/.:.:.:ﾍ/{__人_}:!:::::::::::::::_ - ‐‐'´
:_ソ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ｰ'::{￣ ￣
､:::::...:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::}
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼
| u （__人__） .| ……それって、初代博麗の巫女の事かお？
/ ∩ノ ⊃ ／ ∩ノ ⊃
( ＼ ／ ＿ノ ＼／ ＿ノ
.＼ “ ／ . ＼ “ ／ 一人二人なら個人の資質で仲良くできる場合もあるかもだけど。
＼ ／ /＼／
＼ ＼ 『友達百人』はねーよな、実際。
＼ ＼ ＼
> > >
／ ／ ／ - 159 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:47:00 ID:9CIcZeAI
-
／ .＼:::::::::::i
／ ＼:::::i
／ Ｖ
/ l / ./| l ヽ
/ l--/|,,/_ !l | .l l .i
| .| .l .|_/,.===､｀´ .|/､＿|_ .l
l | l/ / ,fﾌﾊ l | =､/! |
l l .ｌ. { ﾄ::l:::} ￣ fｲl |.l / l 最近は命蓮寺って所の連中も
. ', ∨ ', ー'' |.ﾘ /ｲ .!
! ∨ ハ ''' ｀ ''' } .,' 似たような理想を掲げてるみたいだけどねー。
l ∨ ', U r─‐ｧ ﾉ /
| ,l /l >､l＼|＞ _ー‐' ,. . ＜ //
厶' l/ |／￣｀ヽ ＼_,ｲﾊ￣ ／ .// 初代の奴よりはまだ地に足がついてるから、マシかな。
／ ', / 〉ﾄ､l｀ヽ／| /
/::::i ﾚ。。i ﾊ /／ アレはただの夢見がちな能天気娘だったし。
/::::::i l:::::::::::l l
＿＿＿_
／_ノ ヽ､_＼
／（ ─）／)（─）＼
／::::::⌒／／／)⌒::::: ＼ なんかそこまで言われると
| ／,.=ﾞ''"／ |
＼. i f ,.r='"-‐'つ ／ その初代に対して、興味が湧いてくるおね。
／ ｉ _,.-‐'~ ＼
i ,二ﾆ⊃ - 160 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:48:00 ID:9CIcZeAI
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ― ヽ そういや、今更だけど、人喰い妖怪のおめーがいるのに
／ （ ●） （ ●）'
| （__人__） | 人里の人間、怯えたりしないんだおね。
＼ ｀ ⌒´ ,／
／ ー‐ ヽ 襲わないって約束事があるのは知ってるけど。 - 161 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:49:01 ID:9CIcZeAI
-
_,,.. -‐─- ､.,_
, '"´ /､ヽ
／ .／ , ! ,へ／:::::| |ヽ.
./ / ハ ∧ ‐- ﾊ _,ﾊ:::::/∧,ﾊ.
| ! _/_ |/ ｧ'ﾃ‐t､ !-‐'!ヽ|」:::| !.
| /.|/|ｧ!、' | _ｒｿ'|. ﾄ、￣ .|
∨ヽ/.| jﾘ ´￣⊂⊃.|ﾉ 八
/ 7 ´ / ﾊ ヽ. ……能天気娘の成果と言えるのかね、それは。
,' 八 -‐ / / | | ,ﾊ
! /|＼ ,' /ｲ、＿_,ﾊ /ノ
∨ ヽ∧`ｰ‐ｧ !／/ |:::::::｀7'＜´
`' _／|／ ,'::::::::/ /ヽ.
/!:| ,ﾑ、 ./::::::::/ .／ ',.
/､!::ﾚooﾍ./:::::::::;' ´ |
,| |::::∨ノ::::::::::::::| |
＿＿＿ ━┓
／ ― ＼ ┏┛
| (●) ヽ＼ ・
l （⌒ (●) |
〉 ￣ヽ__） │ ……ん？
. ／´ _＿_／
| ヽ
| |
＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐― ―――― ＝＝ ￣￣￣ ――＿――￣＿＿＿￣―
￣＿＿＿￣―＝＝＝━＿＿＿￣― ＝＝ ￣￣￣ ――＿――＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐―
＿＿＿―＝＝＝―＿＿＿ ―――― ＝＝ ￣￣￣ ――＿――￣￣―‐―― ＿＿＿ - 162 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:50:01 ID:9CIcZeAI
-
ｎ.____ ＿_ __ｎ____ __ｎ____ __ｎ____ __ｎ____
|┌‐┘ コ L ___n_ └ｧ┌┘ ___n_ ___n_ └ｧ┌┘ └ｧ┌┘ └ｧ┌┘
Ｌ.二ｺ ￣￣ ﾌl.「 く.ｲ_! ﾌl.「 ﾌl.「 く.ｲ_! く.ｲ_! く.ｲ_!
,.;i；';.,,;；`;；i`、 ... . . .. . ... .... ... . ... ...... . .. .
,.;；:｡;:；;:：､;；:｡;:；;,.
,.,;:;；`;；i`:;：i;,|i!''". .;i；';..;i；';.
..... ""'|i!''''" i|!、....,........... .......,.,.......,..,.,,.,,. ...... .......,. ,.......,..,........... ... ,.;;.;i；';.,,;；`;；i`､；i`､ . ............ .
'::',:'':';:,.,i|!、:.,"'`::'::',:'':'`::'::',:'':'` "'"' "'''.''' "'''.''" '::',:'':';:;..,"'`::'::',:'"'`,.;；:｡;:；;:：､;；:｡;:；;,；:｡;:；;, ,.;i；';.
"'' ::':'::' " '''.''"'" ''"'"' "'''.''' "'''.''"'"''"'"' "'''.''' "'''. ,.,;:;；`；`;；i`:;：i;,|i!''";,|i!'',.;；:｡;:；;:：､
'::',:'':'`::'::',:'':'`::':'::',:'':';:;..,"'`',:'':'`::'::''::',:'':';:;..,"'`,:'':'`::'::',:'':'::',:'':';:;..,"'`::'::', '""''|i!''" ,i|! .....i|!,.,;:;；`;；i`:;：i;,.
'::',:'':';:;'"'"''::',: '"'"''::',:::'::',:'':'`::'::',:'':';:;..,"'`'::',:'':';:;..,"'`'::',:'':';:;..,"'`'::',:'':';:;..,":,.,i|!、'`'::',:、'':';:;..,..、""'|i!''"
',:'':';:;..,"'`',:'':'`::'::''::',:'':';:;..,"'`,:'':'`:: '::',:'':'::',:'':';:;..,"'`::'::',:'':'`::':: '::',:'':';:;..,":,.,i|!、
"'''.''' "'''.''"'"''"'"' " "'''.''' "'''.''"'"''"'"' "'':';:;..,"'`',:'':'`::'::''::',:'':';:;..,"'`,:'':'`::'::',:'':'::',:'"'''.''' "'''.''"'"''"'"
::: ;..,"'`',:'':'`::''" ;; :::;..,"'`',:'': :::;..,"'`',:'': ;:;: .
'':'`::'::',:'':';:;..,"'`',:'':'`::'::'.,"'`',:'':'`::':' "'`: :'::',:'':';:; ..,"'`',:'':'`::'::',:'':';:;..,"'`',:'':'`::'::'.,"'`',
__,,..---───---､....,, _ , ､
／ 丶- ﾟ､ヽ
. ,. ' '"´ ｀ ＜￣￣ ￣￣｀ .､ l o)
／ / ! ＼ｲ
/ / / i ﾊ ｌ ﾍ
,' i ./ ./! .;' | ﾄ､.| l ﾊ
,' i .| ｲ /. | .i |ー|---! | i
! '; |/_|; 斗‐匕! /〃:::::::::::::::::| |
! l |::::::::::::::::::::| //::::::::::::::::::Ⅳ /
| l |::::::::::::::::::::}／:::::::::::::::::::::::V | そ、そんな……。
| | |:::::::::::::::::::::::: }＿|
| | | | u /､＿ヽ
/. ｿ! | ∠ア¨ ／ﾒ iｿ リリィさん……。
;' ヽ |＞ _ ,.イ i'´ ﾉ
i ヽ | ＼ ￣ｹ /ゝ､ヽ, ノ
i , -'´ヽ! ｀ヽ､ ＼ / i ヽ, ｀ヽ
| / /~´＼ ｀ヽ､／＼八 / '､.・ ・）
ヽ/＼ﾉヽi ヽ i::::::::i ＼! ｀T´
| V i::::::::i l ! - 163 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:51:01 ID:9CIcZeAI
-
.／ /.:.:.:.:.:.:.／／ 人 /／〈 j ヽ
| .／/ ',:.:.:.:/／ ／.八ﾍ l ~ ﾄJ ', 令呪による、切り札の強化――
|´ .| ／}:.:.:´ .／ |ﾉ:.:.:.t ..、 －－ .ノ .|U 。
ﾚ |/ { .／ ﾉ }:.:.:.}_ . } ﾘ＼ ¨^ゝ
V ／＝ｲ ー--=z:' ﾉ| .ﾉ } ／ ﾞ , 卑怯とは思いません。
_ ｀´-< ',---= ノ ノ 、 ，<
, ' ’ 、ー liヽ |" ｀ 、 ヽ 丶 私達もやった事ではありますし
/ ＼ /!!!iii:ﾄ | 、 |＼ 。 、
. { . V ヾミi」 ﾞ , x, | ⌒《;ﾍ .， 聖杯戦争では令呪のバックアップを
y、 ≠⌒ミ丶 y "彡¨"ヽ，{ |i ', _,, -=-ｧ
} { ! ／／ Tﾞ ｀ - .._}}´ ||. }T |i , 彡- ¨´ } 前提とするのが当然でしょう。
, , ,ノ／ |l , .|l. , レ --・、 ＼＿＿＿ノ
_, - ― 、_ , -―― - 、 , -―､
< ｀―＝、／;;;;;;;;";;;;;;";;;;￣;;∨''￣￣￣>
|;､＿ -/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;ヽr' ／l
|;;／ //;;/;;/;;/;;､;;;､;｀i;;;i;｀､;;;;｀i^ヽ;;;;;;|
K ｲ;;;;;i;;;;i;;;;i;;;i " i;;;i;;;i;;;;;i;;;;;;i ＼i
. l;;;Y l;i;;;;i;;;;i;;;;;i;;;i i;;ii;;ii;;;;i;;;;;ﾉ ､ イ;;l
|;;;;;｀‐ﾚ;;;;ii;;ii;;;;ii;;i ,､ ､ i;;i_i;i;i;ﾉi;;/;ヽﾉ;;;;;|
|;;;;;;;;;i '; i,=＝, r"ﾉ !/=＝=ｲ;､;;;;;;;;;;;;|
l;;;;;;;;;ヽ, i ハ / / ,r ┐ u //i;;;;;;;;;;;;l
. |;;;;;;;;;;;;;;;Y ｲ/ / , ／ ／ //;;|;;;;;;;;;;;;;| …………。
. |;;;;;;;;;;;;;;;;| ' ´ t', -‐ ' フ;;;i;;;;;|;;;;;;;;;;;;;|
. !;;;;;;;;;;;;;-ﾄ ､ ﾆニ' l_;;;;|;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;|
ィ´: ＼;;;;;/::::○::｀::丶､ィ―― "l;l;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;i
. /:::::::::::::::>┘:::::::::::::::::::::ノ｡::::::::::::::::::｀―＿＿;ヽ
/:::::::::::::::/::::○::::::::::::::／!＿＿:::::::::::::::::::i::::::::::::｀､ヽ - 164 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:52:01 ID:9CIcZeAI
-
＿＿＿＿__、__ , -=… ー 、 ））
|＼＿＿＿__≧＞ ヽｿ
}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ ／ ／ ｀ 、
}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ .／ ／ ／ i ヽ
.{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l ./ { ／／ ﾊ ',
r=__;,;=- ":./ レ´,, ’V"メ ノ/ .ﾉ | ; |
=」／:.:.:.:.:.:.:ﾉ ／仆乍ﾐ(／ ﾉ.ノ--l ノ | .! むしろ、惜しみない称賛を送りましょう。
／⌒:.:.:.:.:.:.:.:.／ / 乂うｫ " f=ﾐ,ﾚ,' ﾉﾉ ，
.／ /.:.:.:.:.:.:.／／ 人 ´｀ {うjj /／〈 j ヽ
| .／/ ',:.:.:.:/／ ／.八ﾍ ,¨｀l ~ ﾄJ ', 令呪のブースト込みとはいえ
|´ .| ／}:.:.:´ .／ |ﾉ:.:.:.t ..、 －－ .ノ .|U 。
ﾚ |/ { .／ ﾉ }:.:.:.}_ . } ﾘ＼ ¨^ゝ 『約束された勝利の剣』にあと一歩という
V ／＝ｲ ー--=z:' ﾉ| .ﾉ } ／ ﾞ ,
_ ｀´-< ',---= ノ ノ 、 ，< 威力にまで迫った、偉大なる魔術師に。
, ' ’ 、ー liヽ |" ｀ 、 ヽ 丶
/ ＼ /!!!iii:ﾄ | 、 |＼ 。 、
. { . V ヾミi」 ﾞ , x, | ⌒《;ﾍ ，
y、 ≠⌒ミ丶 y "彡¨"ヽ，{ |i ', _,, -=-ｧ
｛:.:.. ヽ
ヽ..:.:.:.:.⌒ヽ､、 ﾉ
｀:.:ー:.:⌒ヾ :(（
_.,..:.:.:::.:.. .. ..ﾉ .:）
.:.:::"´ ｀" . ..:′
i.:.:: ....:.:.:.:..... .:.::"´
j . .:´ ｀ "
{ .:.:´
ﾉ {´
{ :.:.
｀ヾ: :.
........_ ｀:. :､、
.:´ ｀ｰ:.. ｀:.. .:
ー ´ _..._ :.:. :.
..::´ ヾ、 .:: } .
..ﾉ .:: ﾉ ノ
_....ノ ﾉ ..:′ {.
:. :.. ヾ. .
:. :.:.. .: : .:.:.::"´｀ヾ､.. ..,r:.:⌒:.:ヽ
ヽ、...｀ :.....__...:.:.:.:...... ......,,ノ :.. （ {
｀ ー"｀"￣ :. γ´ ..:.:.. ミ ::. )ﾉ ｀:.:ー:.:
:. ..:.: "´ ﾐ....ヾｰ:.:′
..:: .:.:__ ミﾐ ／〉三〈＼⌒ヾ、
X,ｖ ⌒ﾞｖ,X Y :..
ｌ ｌ弋⌒)| ｌ ｌ | ｀"
｀´ﾞﾞ´ﾞﾞﾞﾞ''｀ ﾞ'' ｀´ﾞﾞ´ﾞﾞﾞﾞ''｀ ﾞ'' ｀´ﾞﾞ´ﾞﾞﾞﾞ''｀ ｀´ﾞﾞ´ﾞﾞﾞﾞ''｀ ﾞ'' ヾヽ〉─〈 ＼/ﾞ´ﾞﾞﾞﾞ''｀ ﾞ'' ｀´ﾞﾞ´ﾞﾞﾞﾞ''｀
｡ _,n＿ .ミ=ニ =彡_
《〉 └l ｎ | ⊆⊇、
U Ｕ └‐┐ | __
く／. └┘/7
＜ノ Ｏ Ｏ Ｏ - 165 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:53:01 ID:9CIcZeAI
-
／ ｀ヽ
/ ,._,..i'l-'=＝=--'=i'i..,.._ ヽ
/ ,i'ｼ'''´__,,..．.........,,.... ｀"- {､, ヽ
./ ,.シ彡┬''''''ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾄﾞﾞﾞﾞﾞﾞ|'- .,.ｧ ';丶
/ ン' | / '; | '; | .| ヾl
.／, | .| |､ .| |. '; |､ | ヽ
. | | |､. i!| ';|､. | .| .';. | ヽ | |
| .| .| |ヽ,.|i-''|ヽ |i ﾄー---ヽ-.|､ |
i il| | 7´ヽl____l ヽ |i!| _,..-=┬､.ｿヽ |
i!ヽ |i. |. ｧ弋ニﾝ .ヽ/ i 弋ニl)./|;', 'ｿヽ|
i ヽ. |,i|､ o. ￣ ￣ .()/| ヽ |ヽ. う、そ……。
N. || ヽ / | ヽ| ヽ
/ヽ |.|ヽ ＿＿_ ノ ,. | i i!ヽ | ウソでしょ、魔理沙……。
| ;'| i! ｀ ､. (;' ). ／.../l...| |i!| ヽ|
i | | |ヽ.､-''''';l｀"'ー'´ , |-'''"~/| /il |
i! ヽｿ ヽヽ｀'''--ｯ ,-'´ ,...=/-|/.,,....._____ ミニ八卦炉以外、
_,..∨''"´｀"=xii1i___ヽ／彡'" :::: /i ヽ
,-''´ iヽ:::::::::i i!| :::::::::::|i! ::::::::::: ﾉ|~ ヽ 跡形も残らないなんて……。
/ ~＞''ヽ .i!| ::::::::::: |i!:::::::／i''' ヽ
＿___ _ _ __ ＿__
Ⅵ:i:i:i:／::::::Yi:i:i:i:i:ｧ::::::-:::.､::::::...._,...,ｨ--- ､_
ヽ､_/:::::::::::/i:i:i:i:/:::::::,.:'::,:::Y:::::⌒ヽi:i:i:i:i:i/
,{::::::::::;':::--'::/:::/:::/:,ﾊｨ､::::,::::::::ヽ__/:l
. /!|:::::::: |i:､:::::/:::/:::/:/ }:::|:::i:::::,::Y:: !
/:i:i|:::::::: !i:i:>::ト-l､::{l:| /::::}:::}:::::}:|i:､:| 二つの対城宝具のぶつかり合い……。
|:::::::::|-{Ⅵ|/ｲ ﾘﾄ{ /-/､/:::::/:}､_i:>
}:::::::::|{ヽ :::::::::::::::::::::::::::::::/::／/::::/
;'::::::::::ﾄ､_ :::::::::::::::::::::::::::::::,../ｲ::::::/ その絶大なエネルギーを
,::::::::::: |:::込、 u ' ,:'ｿj!:::::::/
/:::::::::::/::::::::| ＼ --_,...ィ::::::{::::::::{ 人の身の魔理沙が丸ごと受けたんだから、
,':::::::::::/:::::::::{:￣: ｀: ´:{､:: |__:::|::::::::|
. /::::::::::/:::,. . :´: : ー {ヽ:｡:_,，: : |::::::::ﾑ､ そうなるのも当然なんでしょうけど……。
{::::::::::/'´:､: : : : : : :==ｲ＼: : : : :ヽ::::::::::::｀ヽ､ - 166 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:54:00 ID:9CIcZeAI
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
令呪のブーストを受けた魔理沙の『ファイナルマスタースパーク』は
確かに『約束された勝利の剣』に比肩しうる威力を持っていた。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
} ／ ,;;;;:;:;:;::;:;:;::;:;:;::;:;:;::;:;:;: ', {:;:;:;::;:;;;;;;;;;;;;;;;;;,, ', ', ／
i ／ ,;;;:;:;:;::;:;:;::;:;:;::;:;:; ', ヽ:;:／ /:;:;,,;;;;;;;;;, } ヽ ,, -'"゛, -,,
} ／ ,,:;:;:〃ヽ:;:;:;::; } ./:;:;:;::;:;:,,;;;;;;,, i ／ / /
/ ,,;;:;:;＜::::::::ヽ―≠ lヽ i / :;:;:;::;:;:;:,;;;;;;; l -'" / ／
./ ,;;:;:;:;:≠―≠77´ ,' ヽ ,' / ,:;:;:;:;:;:;;;;;;;, } ／ /. -'"゛
,;;;:;: { /／:{ ヽ、 __ i /｀ヽ､ / / ,:;:;:;:;:;;;;;;;;, ! ./ ＿ 〃
;;;;:;:; {￣} /コ ゝ､コ/〃 ,' { ヽ / ／ :;:;:;::;:;;;;;;,, ,' i ／／
;;:;:;:;. ｀ //｀ --==,::::＼ i ', / 〃 :;:;:;:;:;:;:;;;;; / {_ /｀ /
;;;;:;:;: __ ゝ ::ゝ》＜::r ´ l ', /／ :;:;:;::;;;;;;;;,, ,' ./
;;;;;:三}-- ゝ ／ヽ ヽ- ! ', ｌ/ ..:;:;:;::;:;;;;;,,/ /
,;;;;;;;:;: r´ヽ´ ￣ ,' ', | :;:;::;:;:;::;:.! ／
;;;;;;;:;:;:; {ﾞﾞ} ', ／ ,' _ i :;:;::;:;:;:/ ／
;;;,:;:;:;::;:;: ｀"´ 〃 ﾉ r､{ ',', ;:;::;:;:i ／
;;;;,:;:;:;::;:;:;:. ／/ ,' / l ll ;:;:;::;| /;;;;;;
＼ ,;;;;;;:;:;:;::;:____／ / / / | :;:;:;ｌ /:;:;;;;;;
｀ヽ;;;;;;;--' ／ ／ , ' ..:;:||::;:;:;:;;;;,,
r‐――--- ､て ／ i :;|:;::;:;:;::;:;;,
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫ - 167 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:55:00 ID:9CIcZeAI
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
――惜しむらくは、これが通常の聖杯戦争ではなかったこと。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
＿＿
／.;:;:＿,ノ ＿
|;:;:;:!´ ＞''"´.;:;:;:;ﾉ
|;:;' |／ .;:;:／´￣
| /'´￣｀ヽ
{ ／⌒Ｙ
|ミx ,.ィ }
|=-爻 /ー'′
| _,ﾉ i} ｜
| Ｙ´ |
| /
} /
/ /
/¨{ /
|/∧ /
∧/∧ /＼
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
この幻想郷の聖杯戦争では、令呪の魔力が本来のそれに劣る。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ - 168 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:56:00 ID:9CIcZeAI
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ブーストとしての機能にも劣化が生じており
それが、切り札の激突において、その明暗を分けたのだった――
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
_,,.. -- ､__,,..,,__
,. -＜. ｀ヽｧo､｀ヽ.
, '7´ ） ';`ｰﾟ) '､
ﾉ ! ; ! i'´ .i
;.' '; _!_ ,! ! /_!_ ,i ,i
,' '; L./ |__」/!_」__ ｿ ,.ｲ |
i ,' !7´::::::::::::::::::::::::::｀Y! / ,'
!_ﾊ_! ,ﾊ:::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ !コ i だ、ダメじゃないですか、リリィさん……。
ｿｰｒ' !'" u "''r'´二.ヽ ',
;' ﾉノ＞.､.,_ ｀ _,. イ/´ _iﾉヽ i
i ン´ ,,.ｨ｀i7こ__ノ こ二､ヽ,ﾊノ 幻想郷の住人である
', ! ｧ'ﾚ' ﾚ' i:::::iヽ._/ ﾚ'
､_）､ノヽ/ / |:::::! （二｀ヽﾉヽ_ 魔理沙さん相手に、こんな……。
/二_'i |::::::| ） ｀i Y´_,.]､
__／ / |:::::!| / !ﾟⅴﾟ） ',
／i´'; ｀ ,.く::ヽ､__!:::::!|レ'"´｀'┬'´ ヽ､
i._､';::::! ／:::::`ー‐‐‐'､ヽ､ rﾍ. ／/ヽ
／ ¨二＝ー 、
( ( 丶
＼|r‐ ‐‐ ‐-
ｧ ´ ￣ ｀ヽ
rｧ'´ ＼
, ' 、 ﾄ、
/ , ' / ヽ i ヽ
. / / / i .ｌ ハ、 、 i＞ﾞ 、
/ / ,' i i l .ｌ l li ヽ. ヽ ｌ | |:＼ ＼
. ,' // . i,. -┼十i´| ｌ li `ｰi -- i、 l Vi:.:.:.:.ﾞー}
| ｌl i i | ,ィ== くＮ | ﾘ ﾉ ノ ｀ il ｌ:.:.:.:.:.:.:.|、
| ｌi l l |〈 ir' ::i | ,ィ= く il il .!:.:.:.:.:.:.:|
| ｌｌ i l | ヽ|t--'.| 7r':::i ﾄ、.ｌｌ ｌi |:.:.:.:.:.:.:{ i ……え？
| ｉｌ l l ! ー‐' |t--' ﾉ 〉ｌｌ li 〈:.:.:.:.:.:..} i
iVｌ ｌ i i ー‐' /ｌi | |:＼__:ノ i
N l ﾄ、""" ' """ / |i | |:.:.:.:.:.:＼ } マスター・サーヴァント間での殺し合いは
', i ＼ _ .イ ﾘ | |:.:.:.:.:.:／ |
ヽ い /i ト . ,. ィ´ .|:.:| / .| |:.:.:.:.ノ i. 許容されていると聞きましたが。
. 、〈:.へ ￣ __... = |:.:.| / l ん彡 .乂
_＿ﾉ ｀ ￣￣ .i＿_V∨ / レ′ ﾉ __ノ ﾞ
. ￣￣＼ ハ ／￣ﾚ ｀ヽ、¨￣
/ ＼ /:::::::.、 ／ ヽ - 169 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:57:00 ID:9CIcZeAI
-
__,,,....,,,_
,. '"´ ｀ 。、
／ ／ ､｀ヽヽﾟ）
. ＜,. / ,| / ﾊ Y,ﾊ ﾄ、
/ | 八. /_メ､ﾍ、 ＼ ＼. ﾉ |
,' / ﾚ'ﾒ､ ＼|´j_rﾘ !＼/ ）ｰｧ‐ｧ' ﾉ＿＿ で、でもだからって、こんな――
|／>,ﾊ`り , "ｒｿ ` ｰ-'ｰ'‐＜ ｀ヽ、
/ ,|'" k￣｀ヽ ﾉト ､＿. ＼ ＿｀'' ｰ-‐''"´￣｀ヽ.
. 〈 / ＞ .､.,_,,. イ / / //.7‐/´/ ./ ,｀ヽ ,.＜´￣｀ヽ） ヒドい、あんまりですっ！
`''ｰ--‐ｧ‐/|/／ ./ // /::/| | | | ｒ|く ｀ヽ.'/
,ｒ/|/イ| / !'_/::/ lヽ-ｰｧ'-' /::∧ |
/ヽ/ /::/＼/ Y7へ、｀「::!＼__/:::/ ＼_.ﾉ
. , ⌒′ ＼ ＼ヽ
/____.ｉ ／ | :i ヽ i
／.:::::::::|､ , , | :| :ｉ ｉ |
. ／／:::::::::::ｉ､＼ :/ / :| :| ｉ | | |
く::::::::::::::::八 ＼V / .:| :| | | ｌ |
{ ＼:::::::::::::i ＼.′ ｀≫ｘ､ 从 i .::| | , :| jﾉ ……早苗。
{ ／:＼:::::: ＼_ｉ iレ／≫=‐-ｲ :/|示爪 i .:|
{/::::::::::::::｀=-/´| x≦圻示ミ､／ V,ｨ圻示 .ハﾘ
',＼:::::::::::::::::.:{､ | ｀ 代ｕ:ソ ﾋﾅ jｲ: i それはあなたの優しい心根から出た
ヽ ヾ_:::::::::::个 |i | ::::::: ::::〃 |
. ', ヾ彡" j |i | ′ 言葉なのだと思いますが、決闘の結果を
. ; ,. .} |: |＼ -‐ イ ′
ﾉ.ﾉ j .乂 从 | r―＜ j/ / 汚すような物言いはやめてください。
´ .斗＝≪⌒. | ＼＿|ﾍ, V ′/
:'´ ＼ヽ | ヽ、 }/}／ ,＿_
′ 丶 '从 /:＼f7ﾌ'ー 、/― ､＼ それは、私だけでなく敗れた相手にも失礼です。
. ｉ |. ヽ /::::::::)' ＼ー―‐ ヽ
_| | ｀ /＼:::{{､.ヘ ヽﾆﾆﾆﾆ}
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
――歯に衣着せず言ってしまえば、
東谷風 早苗は、数ある二つ名の一つが示すよう、皮相浅薄な人間である。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ - 170 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:58:00 ID:9CIcZeAI
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
元々、そこまで明確な意図があってリリィを召喚した訳でもなく
ここまで聖杯戦争に参加していたのも、主な理由は興味本位。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
＿_
くヽ ＼
__ ＼｀ニ） ））
/r=ﾐ /＿/
. / ヽr‐＼ , -─── ヘ /＿＿＿_ -‐ｧ`` ‐ｧ_
ゝ-ムイ⌒´＿ ＞───＜ ＿＿＿|__ ｰ- '´ ﾉ
/´＿＿／：：：：：：：：：：：：：：：： -──｀‐,O-O、＿__,
一／：：：：：：：：：：＜´￣￣｀ヾフ´ 弋ニフ ､ノ -‐ｧ`` ‐ｧ_
, ' ：：：：：：：：：：：：：：ゝ , ′ / i! ├┼ ＼. ｰ- '´ ﾉ
：：：：：：：：：：：：：：：：| ｉ , '´ ｱ厂/| ｊ .! i! ,ゝ
：：：：：：：：：：：：：：／| ' / ｲ乍汽| /`ﾃ沁 ﾉ !
：：：：：：：：：：：：：：|｝ ! { 从 r' :::l|／ r':ﾘイ 入|r‐-､ ＿＿＿_
｀ ー──‐､：：：：弋ヾ､ ＼ﾍ ヽゝ-′ ｀´ ｲ（ （ 勹 ）‐-､ ）：ヽ
｀ ￣￣ ゝ-‐ｧ ,ﾊ 〉. ヾｽ⌒) -‐个匁乂´o｀ヾ ゝ'：：：ﾉ
/／￣ ´ ７/） ＼｀￣￣ ＞､＞'＾ヽ. ヽ､人.：／ ）
（´ >'′ ） ／：：：〉、 ＼ }´￣
／ ﾊ（ /：：：：/＿） .ﾊ / ￣ ´
（ﾊ ／ ‐｀一′：：./ ハ / ﾉｲ
| ｲ：：：：：：：：：：へ( V
ヽ( ｀ ￣￣￣￣
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
平和な現代日本出身という事もあるが、
殺し合いに参加するという意味を、まともに考えてはいなかった。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ - 171 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 21:59:00 ID:9CIcZeAI
-
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ここまでも、リリィや他の参加者たちとの間に
意識の齟齬を感じる事はあったが――
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
知人である霧雨 魔理沙の死という現実を前に
自分の認識の浅さを、ようやくハッキリと理解した。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
::::::::::::::::::: : :／ ,. - ｒ'oヽ_ ヽ
:::::::::::::::: : :/ ／ ｀ヽ o ) ',.
:::::::::::::: : :, ./ ,| , Ｙ´ヽ i
:::::::::::: : :/ | /|. /| ﾊ ,| | | i
::::::::::: :: | ,ﾊ /:::! /::| /::| /::! / .! !
::::: : : :.八 // ）::::ﾚ'::::::|／:::::|／::::!／ | | こ、これが聖杯戦争――殺し合い、なんですか？
:::: : : : ∨/ /／）:::::::::,:::::::::::::::::::::|￣｀ヽ.| |
: : : : __! '´ / ＿__ ι/ ￣ ｀Y 八
/::::| .!＞.､ .,ｲ￣ ｀Y､＿ ＼ そんな……。
.|:::::;! ,ｲ'￣||＞ｰ‐ｒｧ／|￣｀ヽ） /ヽ、 ヽ.
,|::::::ﾄ-く|::|. | ヽ､__／ ,| /|. /::/､ﾊ ﾉ
/ |::::::| !::| .!・ /:::;ﾊ ・/ | .／ ﾊ.'::/ ヽべ
／ '､::::'､ |:::| レ'|::::::| ∨ （。。//::/､／::::／＼
. / ＼::ヽ::::|. /::ア" ﾚイ/::/ /::::／ '､
／
/,′
{ i
i | . - －- . . ＿ ＿
',{ . ´ ｀: . ／／.::::::::｀:. . .
Ｘ / ／ 丶::::::::::::::::::::::::｀: ..、
, '´ ｀ヽ ヽ::::ｰ=ﾆミ:::::::::::＼
/ ｀ヽ ヽ ∨.::::::::::::::::::::::::::::〉
/ | 、 | | ｉ::ヽ:::::::::::::::::::／
i | ', ＼ | | ノ|:::::::＼:::::::／
! i ｜ ', ヽ ヽ. | ノ | |、::::::::::::く ＼
| ! !l i l l ＼ ＼ ＼ ｀≧⊥ ﾄ.イﾉ|::＼::::::::::::＼ ＼
乂八`j≧ﾄ､ ＼ ＞ｒ'"｢しﾊ | | } ! ﾉ::::::::＼::::::::::::ヽ. ＼
| 圦 iﾉハ ゞ=''| i | |ﾉ爪::::::＼:::::＼::::::ノ ＼ ＼
| ﾍ ゞ-ﾟ' | |ﾉイ.::j::}:!:::::::::ヽ::::::厂 ＼ ヽ ……後でゆっくりと話し合いましょう。
| 人 ' ｜ |:::::::::::::ｊハ:::::::::厂＼ヽ ハ ｝
',ハ i ｀ . ｀ ..イi 厂｢￣ ´￣ ', ｜ﾉ′
Ⅵ 八 ,--≧==≦彡l / ! | | とにかく今は、サーヴァントを失った
Ⅵ _/ . : : :トﾚ' / ｀￢ｧ―- 、 | ﾉ
／ ｣＿＿＿___,;ｨ{ii/ / ／ ', ﾉ ／ 敵マスターを落とさねば。
／ ／ﾌ 广¨¨¨¨¨ ヽ Ｋ / ', 厶イ
￣｀ヽ／／∠. . : :∨/ ／ ', - 172 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 22:00:00 ID:9CIcZeAI
-
vﾍ
}//＼ ｘ≦} __＿ , ___ ＿
∥///',..'////:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀≧ｘ
' ,////}{///':.:.:., '.:.:.:.:,:.:.:.:.:./:.:.:/:.:.:|:.:.:=ｘ
＿〉ｘ≦ヾ´:::.／:.:.:.:., ':.:.:.:.:/:.:.:/:.:.:.ﾉ:.:.:.:.:.:`､／|
弋´／:.:.:.:.ノ lヾ:.:.:/:.:.:./:.:/:.:.:/:.:.:/:.:.:./:.:ji:l:.:l:.:.:l.:.,ｲ
／:.:.:.:.:.:///{i/:./:.:,.'/:.:/:.:.:,' :.:./.:.／｀'|!:.:l:.:l:.:.:.:.:.ﾑ
／:.:.:.:.:.:.:.弋//i:.:/:.:,:'/:.:/ｊイ=､メ,.:‘ |i:.:.l:.:l:.:.:.:.!:.:.:!
／:.:.:.:.:.:.:.:.ji:::::ヾ-'vﾍ:.:/:.:/ヾi:::っ ヽ ﾒｉ.:.:ｌ:.:l:.:.:.::!:.:j;!
:.:.:.:.:.:.:.:.／ {:.:.:.:.:.:{ｌ´i./ ﾒ' fぅ::.i ´x =､i.ﾒ:.:.:.:.!:.ｉ´
:.:.:.:.:.／ |:.:.:.:.:.:j!ヾ〈' ｀ﾞﾞ ﾞ´ fぅ::ﾒ:.:.:.:.:/:. l
.:.:.／ |:.:.:.:.:j:.:.ヽ‐、 u ,‐ - _' ｀´,ﾘﾊ,:ィ:.:.', くっ、ここまでか……。
／ l!:.:.:.:.i:.:.:.:.:l:.:丶 / ∨ 从 ',:.:.:.:.:',
ヽ ｌ!:.:.:.:.l:.:.:.:.:l:.:.:.:! ＼ 丶- ´ ,ィ´:, -- ､,:.:.:.:.',
} ｊ.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:l:.:.:.:', _ ＞ - ´-, :' : : : : : : :｀丶 ', ＿_
', |!:.:.:.:.:ｌ:.:.:.:.:l:.:.:.<: : : : : : :-‐ ;' : : : : : : : : : : : : : : : : ｀≧ｭ､
ヽ |!:.:.:.:.:ｌ:.:.:.:.:ji.:.:.:.ゝ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀丶
｀ ヽ } |!:.:.:.:.ﾊ:.:.:.:.:l ゝ´: : :∥: : : : : :乂 : : : : : : : : : : : : : : : : : , イ : : 〉
､ ' { |!:.:.:.:', ｀､/: : : : :=┼＝ : : : : : : `ト - Ｈ-+HLL」｣_: :/ : : : : :/.
ヾ' ＝´:l_ |!:.:.:.:.', , ': :., : : : : ll : : , : : : : : : : : : :l : :| 亅: : : : : - 173 ： どこかの名無しさん ： 2013/03/05(火) 22:00:13 ID:tmCX0XJY
- 早苗はFate名物の一般人マスターか
- 174 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 22:01:00 ID:9CIcZeAI
-
, -――- ､＿＿＿＿
, '",､,,r=fﾆﾆ=、 ｀ヽ￣￣｀
／,r='´::::::::::::::::::::::ヽ、 i ＼、
./ /::::::;ｨ'=j=v=r-v-=', ', ニ=--
/ '-vｼ 、 ', '., ｀ヽ、
,' { 、 、 l l ﾄ､ } .ヽ、ヽ '-､ヽ、
, l ､. ヽ ヽ } ﾄi'´ﾘヽ､ l｀ー-. ヽ､__, 抵抗はしましょう、凛。
l , , .', ￣｀ｰ-､ ヽ| ,rf::::T /＼{ ｀ｰ ﾄ､<
ﾘ, ', .ヽ.,r=气, ヾﾘ ｀¨´,ｲ/ 人 |从iﾘ 私も付き合ってあげるから。
', ヽ ゝ｀¨´ , ,ｲ./ ヽ }
>､ ヽ、＼ -‐ ,.イ/iﾘ_ /＞=ー--､ , -――''''''´〉
.{/i ＼ ヽ_,rニﾆr.-.' f´ /::/´￣ ハ.,＿＿／-‐‐-､,＿_／ それが、魔理沙の
i,r-‐'"￣ ＼ .ヾ､Y:/ ／ 、 ｀ー-,
, -‐'" ＿＼__ヾ=--､ .／ ､ー-‐''´ 「''ー- ＿ノ 遺志でもあるでしょうし。
‐''" .／i＼厂,r--=- ヽ＿,,,／ /⌒＼ {′
／i￣__/(f ／ >/⌒｀ヽ､ |
＿＿＿＿＿_.／i￣ .{(f / ／｀ゝ､＼ ヽ｀ー-―――-､
-v-v-v-v-vf￣ ,ィ' ＞=-､＿＿ ,＞<´ ＼ ヽ .', ＿＿＿,ノ
: : : : : : : : : : :＼ ＿,r'´/ / /;/ ｀ー- ＿＿＼ ヽヽ ',‐'´ - 175 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 22:02:00 ID:9CIcZeAI
-
＜:.:.:.:/::/::::::::::/-､/:::::::::::::::::::::::::::::::::::i:＼:.:.:.:.:.:}:::::::::::::::::i
〉:.:i::/::::::::::/ /:::::::::::::i:::::::i:::::::::::i::::|:::::＞:イ::::::::::::::::::::|
/ヽ|i:i::::::/:/ //|:::::::::/:::::/|::::::::::'|::i|／__:.:.:ﾊ:::::::::::::::::::|
':::::::ﾘ:|::::|::′ i//:::::::/i:::::/ |::::::::,' |:ﾘ⌒j:.:）':/:::::::::::::::::::|
／:::::::::::::ヽﾊ|rミ､ﾘ':::::／/:::/.__j:::i::/_.i/彡:￣ソ:::::::::::::::::::: |
／:::::::::::::::::::::/::::i {ﾘi j／-‐／,´r‐|ﾉ|j_ 彡‐'¨i::::::::::::::::::::::: |
＿＿＿＿＿..,::'::::::::::::::::::::::::::/:::::::ﾄ'ｲ "ヽ_んｿノ ﾉ⌒|::::::::/:::::::::::::′ ……アリスの方が魔理沙との
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／':::::::∧ﾉ ￣´ ,ﾆ ,ｲ::::::/::::::::::::::,
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／./::::::::/:::＼ /r'´::i::::/::::::::::::::: ′ 付き合いは遥かに長いんだし
:::::::; -- ､＿＿＿; ' ／:::::::::＿:::::::::.ヽ､ ..:: |_:::ﾉ:/::::::::::::::::/
::::/ , :::::´::::::::::／ ＞ﾍ ｀ _...::: ノ .レ':::::::::::::::::/| 私なんかより思う所は多いん
::::〉 , -- ､_／::;--､:::／ , ヽ-r‐＜＿＿_／ ／:::::::::::::::::::/::::|
──‐ ' ｀ ＼ i } ／:::::::::::::::::::／､:::::| でしょうね。こんな聖杯戦争に
- ､ ′ ; 〈 .／::::::::::::::::::::／/::::＼j_
ヽ、 j ::. ｀ー‐‐イ:::::::::::::::::::／ ∨:::::::::::::::｀ヽ、 巻き込んでごめんなさい。
__ i ／} ._ {／ :::. __ {:::::::::::::::／ ヽ､::::::::::::::i
＿ ― ､
,イ｀ ´ ｀ヽ､
,イ´＿＿/ｉ ヽ ＼
, /:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.| ‘， ヽ
, ≦ヽ､ _ イ､´〃:.:.;― ￣￣ | ヽ＼ ＼ ヽ
ゝ＜/ ヽ ｀￣＼:.:.:.:.:}-/´ ! !ヽ,､ ｉ ',⌒, ＼ ヽ、
Tゝ ヽ ／￣ ｉ | ヽ /,イ心| ヽi ヽ､ ＼
. {ヽヽ,´｀.-ｉ_/ | ! ヽ ヽ.､ ゞ′', ‘， ヽ ｀ヽ- ｀ヽ、
｀¨｀ t_/ ヽ | ､ ヽ,ヽ ヽ ｉ ＼ ヽ￣￣ ふん。
/ ｀ ヽヽ _ /ヽ } }￣ ヽｉヽj
/ / / .ヽ´ イ-‐,ヽ / }/ ￣￣ ----, 我ながら、こうまで動揺してる
/ / ／ | ｀ ´､/／ / / ヽ /
/／ {j/ ｀ヽヾ､ /―:/:.:/ ＿＿ ＼ { 自分が不思議だわ。
/ } ,イ―:./´ } , ｲ ヽ ヽ
/ ／/:.:.:.:// ｉ ／ ＼
} ／:.:./:.:.:.:/:/ {ｲ: :| ― ､ /―― 嫌いだったはずなのにね、あんな子。
{/:.:.:./:.:.:.:/:./ ヽ|: | / ／,￣ヽ､_
ヽ＼＼:.{:/ .ノ : ヽ―‐ゝ|/ヾ ‘，
|/{ : : |, --- ´: : : : : : : 〃|∨ ∧ - 176 ： どこかの名無しさん ： 2013/03/05(火) 22:02:43 ID:.yv1nOpQ
- そりゃそうだろうな
そもそも、奇跡を起こす能力って、言い方を変えればご都合主義を起こす能力ともいえるし - 177 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 22:03:00 ID:9CIcZeAI
-
, -- .._ __
__.. "＿＿ ｀レ”:::::＼ ヽ、
-＜_ ,...::"::: …-=tｩ"－＝ﾞ | ))
／ ＼:::::::::::::／ ｀ヽ／´
' ,..-}::::ﾅ:::::::7 /´ , ／|
rtへl _.. ¨ ﾞﾍ{::=-ﾞ| ヽ/ / / .l i / /
, x"=--｀( }／:::} / / ノj 丿ノl ﾉ } ./ /
fx三ｱ:ト-ぅ ,.-⌒_.ｦ 仆乂 ノ "-卅 .人 / /
{::::::儿:》´ 、 ´~⌒ヽ ___ , 〈l. 弋v′ 代从'｀. ./ /
}三彡 .)∽-ヘ-- ´⌒,jヽ.. __ ｀ ﾉ j .| / / 二人がかりですか。
ゝ._ ／ }----}＿_ ,、| }.ヽ. ＜ ', ， / /
ゝ_二ノ ノ＿__ﾉ ;y ｀ﾞ==_, ／⌒} _jノ / /
ー ´ ／ 》= ____||ノl l ./ / いいでしょう、それでは――
./--'、 ﾟヽ」 , / /
',╂ ヽ、 __ｒ ¨￣ ヽ、 ./ /
,. , 〉￣l_。 / /
／/ ノ｝ ﾄ、 ノ ／ ｀∞、,/ /
／ ∥ ／ ∥_ - 、 〉」-イ _| : .:l/ /
/＼ﾍ二《=--i ﾞ,,≫ 》 ´|| | .: .: / /
,'
(:'
', )）
} /( ,イ,イ
,' ﾉし': :ヽ ／i i:::i.ｌ::i
（(,ｲ: : :: :V） i:::::i i:::i.ﾚﾞ
､ゝ: : : :(ﾉ} i:::::ﾞ´:レﾞ
ヽ: :: : : :: :/ ／:::::::i'ﾞ
ゝ;:; :;从;ノ ／:／i::::i ﾄ､ i:ヽ. i:ヽ ,へ
i／,ｨ .i::::i i::ヽ i:::ﾍ i::ﾍ /:::/
／〉三〈＼ /::i i::::i ヽ::ゝ ヽ::ﾉヽ:ﾉ/:::/
X,ｖ ⌒ﾞｖ,X Y :.. レﾞ レﾞ ¨ ./／
ｌ ｌ弋⌒)| ｌ ｌ | ｀"
ﾞ'' ｀´ﾞﾞ´ﾞﾞﾞﾞ''｀ ｀´ﾞﾞ´ﾞﾞﾞﾞ''｀ ﾞ'' ヾヽ〉─〈 ＼/ﾞ´ﾞﾞﾞﾞ''｀ ﾞ'' ｀´ﾞﾞ´ﾞﾞﾞﾞ''｀ ｀´ﾞﾞ´ﾞﾞﾞﾞ''｀
｡ .ミ=ニ =彡_ ｡
《〉 《〉 - 178 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 22:04:00 ID:9CIcZeAI
-
"⌒
(( .. -‐… …‐-､
ｧ ´ ＼⌒ヽ
. ／ ／ ＼ 丶、 ＼
/ , ／ｉ{ ＼ 丶 | 〉::::＼)
. . / // 八 } ｉ | |_彡}::::::::::＼
ｉ / // {{ ＼＼ } ｉ | | / i:::::::::::::/
|八 i:ｉ{＼_, ､_／}/＾Ⅵ |／ /}::::::::::/}
.｛ ヽ从 ｆ笊 f芹i｢}iﾊ| |＾Vノ:::::::::/、}
|圦 ﾋﾘ Vリノ | | }}＼__:/:::::＼
|ｉ :f⊃ 、 ⊂⊃ | ﾚく::::::::::::::::::／
|i :八 | | ∧::::::::／ | ……っ！？
|i/: :i{＼ ＾ ／| l 厂／＼")__ノ
|ハ.:i{ ｰ=彡ﾊ, | |/／ ＼
{ ヾ r ./ ￣|/ ／, ＼
/ } ／＼ .／ / ，
＿＿＿
,＞ ´ ＞ 、
／ , 、, 、, 、ー 、 ＼
／ , イ三三≧＼ ヽ ﾍ ヽ、
, ´ , ｲ ≦三三≧Zsヾ ＼＼ﾍ＿＿＿＿__
!ﾉ/ ｊ≧芝 ´ 仆≠-- ＼ ｀ 、 ヽ￣￣￣｀ ＜＞ 、
／i/ / ,' .i ｊ ´ヽ ﾑ ; ﾍ ＞ 、 ） ﾉ
／ /´ / / .|ヽ .ｲ刈弍 .} 人 人 ヽ ＞ 、 イ
／/／ ./ ,' .|=zヽ| ヽzノ /ノ .i : :ヽ,' Ⅵ ＜｀ 、 .＞ 、 ミニ八卦炉がっ？
, ´ / ヽ , .ヽ 代cｊ ｊ ./ ｊ : i ヽ ﾍ:::::ヽ｀ー 、 ） ノ
{ / Ⅵ 、 〉 i 、 _ { ｀ ＜::ヽｊ:::::::ｊ 人ﾍ イ
｀ゝ i{ }, ｲ 人:＞ ＜＞ 、 ＞、::ハノ iﾉ えっ、何っ？
｀/ ﾑ ーﾍ／ ￣ ヽzZ≠zz, ＜ﾉ从 ゝ
ゝ人, 二 ´ ＞三三ﾍﾉ
i＞ 、イ≧ 、 .: : : : ´｀¨¨¨¨´＼
, ＜} : ￣ ｀ -一≧、 !: : : : : : : : : : : : : ,
＞ 、: : : : ／＞ 、 ≧、」 . .: : : : : : : : : : : i
ﾑ : : , ' ﾄ ‐一ヽ: : : : : : : : : : : : : | - 179 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 22:05:00 ID:9CIcZeAI
-
,.イ
（＿二二 ￣７,イ人 ,ィ ﾄ､
/／（_ノし' ,ィ ﾄ､ （ :し' しイ
,.イ ／/ （ :し' しイ ￣7 |￣ :ト､j7__,ｨ
| 'ー―'´ / ￣7 |￣ ／,ｲ :! ＞ｨr―' l7l7rｧ
ｨ ∠,. -―― ' ／,ｲ | ＜／ﾉノ ＜_ノ:|」 /'´
. , ィ./ ∠／ﾉノ
. ,イ ／
.. ／ ノ ,ｲ'〃 ｉ∧ ., ,ｨ
／ / __ﾄ〃ソ、', ヾ//ﾙ ,, ,ｲ{
. Z ( , イてィ ﾉヽ ヽ_ ゝ‐t--､ 〃 ﾄ｝ｱ ,ィ
. ／ ,ィ′ ', ｉﾄソ r ´ ヽ＿＼_/しﾙ, '´. ´`´. ﾞ
て' ＞-ｧ ,ィ′ そ / | | .| | r
'´ ／ 7'′ そ / r´。}', | | .| | ｀ ,
ｔ (. ,ｨ ,そ . |. {r。´,' |__| | | r´ ,ｨ , i' /|
｀－ｒ'´ｊ ｀ 7 | ヽ- ∨ / /./ ヽ __て } ´{ィ/ﾞi ,.ィ ｛
/´ィ て_ ｀ゝ ＼ . ／ / / / ゝ￣_, イ ィ ７,,,,｝ｨｲ
ﾞ ′ , イてｨ′/ ｿ, ヽ--二--≠ ′ / , ｨ ′ ﾑ. ,ｲ /
. ,ｲ '´ ｉ γ, /ヽ(´｀ｒ-′ {_ ｙ ,ｲｚ ,ィ ,イ ' ｛
'７ ', ´ ｀ヾ､Y ゞヽ(´- ﾚ,ィﾞ ′ ﾞ´{_,ｲ }ィ 弋彡
> ＞ｚ, ,ｲ /! ナ{ iZ , ィ 7 ／,, ,、 ,,,,___
/ イ ７ ,ィ ´ ﾚ' ` ､ィ´ ,'ｲ/´ ァ'. ﾚ'. ,Σｲ /,ィ_
｛ , ｭ. √ ｚ. ,ｨ , イｭ彳 ,ｒｚｱ ﾚ' ｒ',ァ=i'/ '
７ '´ . /,ｲ ｛ ,,. ,ｲ/ェノ ﾞノｔ,ｨ匕, /ｲ. ﾘ
i' ′ﾅ／ﾚ イ' ,ｲ ,' ｚ/{,ｨ. {, イ´ ﾏ､
... 彡 ｚ_, ィ'´. ／'. ﾊ i / ',i', ,ｨ
, イ /, Z ,ｲ ,ｨ i 弋､i.. ヽ ,ｲ ｒ'( ,.ィ
/ , ′ゝ' } ﾞ`´,. ィ'ｒﾞ ` 弋ュ、 ,ｨ/ ヾ、｀¨´
. i ,ｨ ,ｲ/i ／. ／'. i , ﾄ、 ￣~゛'ー－ェ彡'´ , ィｧ' 廴. ,ィ
ｨ ヾ!. , イ/ ,ｨ√ i!. ,,,, ェ'´. ﾄﾞ!. iﾊ i ｀ヽ、 ＿ ｒ'´｀´_,.．-‐'.ｱ ,ィ',.ィ''ゞ'＾´
' ｲ 廴／i',ｲ ,'!_,廴ノ 乙ィ ,! ｀ ゞ|ｋ=ﾞ￢'´ｚ_＞ ｀ ー'´ ゞ彡ゞ´
', ( `ﾚ' } ,ｨ. ﾏ ﾏ｀ヽ、 ｀ゞ=＝Z. ｲｪｪｪｧ - 180 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 22:06:00 ID:9CIcZeAI
-
人
_,,.. -─- ､..,,_ て
,. -‐-＜´ ｀'ro､ そ
／ ｀ ゝ-､`o､
/ ; / ｀ ､ｿ `:,
;' / ;' ! ! ', '; !
i i /;-‐‐ﾅ! ;' ,ﾊ‐- ､ ! ! ;'!
'､ '､ ./,!'--､/| /／iｧ--'､ | / / .i
＼. `y' ;'´ﾊ ﾚ' ;'´ﾊ Y「二i／ ,'
/へ./! ,!__り ..::::::... !__り ! ! | /
,' ;.'´） u ' （｀iこ_,! '; な、なんです、この炎っ！？
／ | '!, ;'´￣ヽ. ,ノ ', ';. !
;' ! ｀ヽ. !_ _j ,.'´ i'ノ´ ） ,ﾊ
!. _'､ .ﾉ＞ ､.,,___,,. イ! r'´ _ノ!ｿ`（ 一体何がっ？
ﾉヽ /rｿ /!'´＞'i ,!ﾍ ./￣ ノ）
（ ｿ／,'::! /!|'"´! ＼_／ |7,. '"´,.ｲ`i＼
)/ .i::::'､ /::!|､ |・ ／|ヽ ・;'__,, -''´ノ） !::::';ヽ.
;' '､::::ヾ､_;ﾘ::';. レ' |:::::| ＼.! ／ ;'//:::::! ',
/! ＼:::::V:!:::! |:::::| '､ /o o'!/::::::/ ﾄ､
;' ! ';:::::::ﾊ:|､ |::::::! V､_____ﾉ':::／ ! i - 182 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 22:07:00 ID:9CIcZeAI
-
＿ ＿＿ /::::|
ｨ=､----v'::::;⊥--ﾍ:::::::::::ヾ／;＞―‐､
/ :}｀￣:＞ '´ メ |:::::＼::|＾￣⌒ヽ .:.ヽ
. / ﾄ､／／ '´ ＼__:::::| :. . ::|
. ｜ i/ ./ .// ,､}r、 /:∧::.. :. ::|
. | / ./ :/.;' ﾄﾍi'ﾍ :| .|. ＼::ﾍ:::. ::. :|
ヽ. | .:| |:| :|:| ! .|:| :| || |:.|::::| ::. :::: .:|
| | | |:| :||!:.:|. |:| :|:.小::j!:ﾊ;ﾊ :: :.:::.i. .:| えっ、う、ウソっ……。
| ヽ:|ﾊﾊ:||＼! ,_jﾊィ升:jﾒﾊ/Yﾞ| :: :::::'. |
. | ｀ヽli. '＝- ┴`-' /j/ﾊ| ::: ::' : :| まさか、そんなっ……？
. |!: | :|:!. , u ,ﾆ.ｲ i:| :::.,' : .:|
ﾊ: | /i:＼. ｬｰ-、 / |::ﾉ.:.ﾘ:::/ .:.::/
/ :| ﾚｧ:､＿ ＞､ー ',. イ ,ﾉ7!_;j／. .::::i| いやでも、確かに不自然な所はあった……。
. / ﾚ' { ハ｢ ,／ ／ ..: .:::::/|
/ ／ 〈 ! ￣ ／ .: .::::/: |
／ .::｜ ..::: o:i^!.. ,.ｲ .: ＿_;人_:| - 183 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 22:08:00 ID:9CIcZeAI
-
_ _＿__ _ -=ﾆ７
､＿＿__ _,:‐:y:´: ∠:_: : : :_＞く: :.ヾﾆ/
ヽﾆﾆﾆヽ:,r‐:-:´: : : : :∠ﾆﾆﾆｌ: : :.:Eヲ
＼ﾆﾆ/: : : : : : : : : : : :.｀;>ﾆ!: : : ﾄ,
くﾆr': : : :ﾄvwハ: : :.:ﾄ.く三ｵ: : : !::.
ﾒ{: : : : | '; :!: |_刈: :.|: : : |:.|
Ⅶ;ﾍ;刈､ ,j斗fr示}rﾘ|: : : |:.|
|: : :k'Tﾊ ゞ-' |: : : |:ﾍ _＿__
|: : :ハゞ' 、 l!:..: :.ト'////,ハ （魔理沙の、目で見た魔術を再現できる
|: : : : :ゝ、 , ､ l|: : : |///////ﾊ
l:.!: : r'7//＞､ ／_ノ:!: : : !///////∧ という『魔法を使える程度の能力』――）
l:.!: : {//////√/////,|:.!: :.ｌ////////∧
─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
/ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
｜ ただし、元から２～３段階 |
,...-´´￣｜ |
|i| ／::::::::::::::::::｜ 劣化した状態でね |
l jl i ／::_::::::::::::::::::::::ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂
| (( ﾊ .i| /:::::::ヽ｀ー -､::::::::::::ヽ￣｀ヾi
.il,,,,..ji ﾉﾊ ji /:::::::::::::_} ＼:::::::::::V´⌒!
jli''"´￣｀｀ヾ,,. /::::＞‐‐{ ‐＝ﾐfｰｙ'´ __ ｿ
,,j!'" ／ヽ ｀ヽ...f壬＝＝' 二二二ﾆ≧ー､__ ﾉ
,il| ｨ'´ ┃ .ﾊ il< ノ^ーｧイ´ー‐7 l '个ｰ'￣ヽ､≧‐..､_＿
il|l; ヽ, ╋ i ji/ ‐ﾒ､. ﾘ ､／_,,=‐ ﾊ ﾊ ∧,r:::::::／
ヾﾊ ヽﾊ／ ｿiｲ , ヽ 〃 ｧ!´ ﾘ k ｌ ∧ ￣｀
ﾘill|ij;l/ / /,,,...ijl!l/| .ﾊ ;"j ｀ゞ-' | ﾄヽ
il;li ／ヽi!" ) | /ハ ' u /ｲ ／ .ト､! ……むぅ、やっぱりこれもダメか。
il 二ﾊ /;; 从.＼ ^ ｨ|/´／^ヾ､∧
l .:::::〉´ l;;; ﾉ ヽ_ｨ＞─＜＿r ´ ヽゝ,､ よっぽど相性が良い魔法じゃないと――
.} :::ｲヽ ヾ, / ノ ） ＿, ﾉ! ﾍ__〉
fj、_;∥ｲi .r〈 入{弋_＿ ,...＜::| へ ﾊ廴}
ﾄ |ヘﾉ 〉 〉ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾍ ∥ ヽ
i |.|＼ 冫 /:.:.;:. :.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:::廴__r'´ ﾍ、
.jl |、 ヾ T.f::::::ﾍ､:::::::::::::::::::::::::::／ ＼ ＼
.ヘ／|
__∠ イｰ亠 ‐ ､ ／７
＜_ ／// /､／|__ >､ .べ /
／ ／// /‐ | | Y´｀Y V
／/ / .∧ﾄ､| /// l| ﾄ. | ｌ ',>
. / / /ri､ /77ﾒﾚｲ/ ｌ | | |
|／l |┴' .ﾋﾊ|. / X/ ｉ. |
／ ∧. ﾄ､ ､ ﾚﾚイ>| | | なるほど。
/ / V ７∠二ノ. ﾚ!⌒| ｲ
. / / // 〉 _ ／ X ／l | ある意味、士郎と似たタイプの能力かぁ。
. | / // 〆┘<｡_ ／ .へ. | |
. |./ //／／／￣ ／ ／ V /
─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━ - 184 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 22:09:00 ID:9CIcZeAI
-
_, - ― 、_ , -―― - 、 , -―､
< ｀―＝、／;;;;;;;;";;;;;;";;;;￣;;∨''￣￣￣>
|;､＿ -/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;ヽr' ／l
|;;／ //;;/;;/;;/;;､;;;､;｀i;;;i;｀､;;;;｀i^ヽ;;;;;;|
K ｲ;;;;;i;;;;i;;;;i;;;i " i;;;i;;;i;;;;;i;;;;;;i ＼i
. l;;;Y l;i;;;;i;;;;i;;;;;i;;;i i;;ii;;ii;;;;i;;;;;ﾉ ､ イ;;l
|;;;;;｀‐ﾚ;;;;ii;;ii;;;;ii;;i ,､ ､ i;;i_i;i;i;ﾉi;;/;ヽﾉ;;;;;|
|;;;;;;;;;i '; i,=＝, r"ﾉ !/=＝=ｲ;､;;;;;;;;;;;;| （なぜ２～３段階の劣化なのか、疑問に持つべきだった）
l;;;;;;;;;ヽ, i ハ / / ,r ┐ //i;;;;;;;;;;;;;l
. |;;;;;;;;;;;;;;;Y ｲ/ / , ／ ／ //;;|;;;;;;;;;;;;;|
. |;;;;;;;;;;;;;;;;| ' ´ t', -‐ ' フ;;;i;;;;;|;;;;;;;;;;;;;| （だって士郎と同じなら、１段階の劣化で済むはず――）
. !;;;;;;;;;;;;;-ﾄ ､ ﾆニ' l_;;;;|;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;|
ィ´: ＼;;;;;/::::○::｀::丶､ィ―― "l;l;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;i
. /:::::::::::::::>┘:::::::::::::::::::::ノ｡::::::::::::::::::｀―＿＿;ヽ
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＿＿ .......::::::: ＼'///く￣ヽ 〉:::::｀ヽ
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,::::::::|::::::::::|:::::|: |::::::::::::｀マ ////:::|:::::::::::｢¨'////,ヽ
.′::: |::::::::::|:::::|: | ::::: |::::|::::ﾏ ／:::::|:::::::::::|｀マ´￣´
. i::::::::: |::::::::/:::: |:::}::::::::|::::ﾄ､／/:::::: |:::::::::::|＼/＼
. | ::::::: | :: /::::::/ :ﾊ:::: / : }:::｀¨|:::::::::|:::::::::::|/∧／
. |:ｉ{::::: l:::/ }／7/¨}: ｲ|::::ﾊ;: :: |:::::::::|:::::::::::|///:::|
. |八:::::|/ イ灯¨ｱ从/ 彡|:::::::::|:::::::::::|／::::::|
＼｝ j夕 ´ .: : : ::::::::|:::::::::::|:::::::::: | （つまり、そもそも『通常の魔術』が
ノ .: : / ::::::::::::::::::::|::::::::::::|
ヽ u .::: /::::::::/:::::::::::::::::::::::::::| 魔理沙にとってさほど相性が良くない証拠）
. _ _ .: : /::::::::/::::::::::::/::|:::::::::: |
. . : : /::::::::/::::::::::::/ :::|:::::::::: |
ハ . : : : :/::::::::/::::::::::::/ :::: |:::::::::: | （なら、彼女にとって相性の良いものは――）
／::::::ゝ ........:::::::}/::::::::/::::::::::::/::::::::::|:::::::::: |
／ ::::::::::::::::::::/:::::::/::::::::/::::::::::::/::::::::::: l::::::::::::| - 186 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 22:11:00 ID:9CIcZeAI
-
＼
｛ ＿| |＿
ヽ廴 ,／! !―i 'i―!
、 （ ,ノ / { ＿| l＿ _ _ _
ヽ ﾞli、 ヽ ／夕/ | !―i ,i―! // // //
＼ !ヽ ヽ ＿-‐=＝" 廴 ヽ |_| ,/,ｲ| /,ｲ| /,ｲ|
ｌ ! ﾞl、 ヽ. ￣/ ,___ﾆ=弋 |,| |,| |,|
リ ｌ 、 ＼ 厶 / ￣ ,..‐"
| / ! ﾞ‐'一''¨ l _／゛
,!./ l 、 、 / ｛ ／´
,/ l/ ｿﾊ / /゛ / __人 .,／
ノ 乂 ノ ） / / .トｰ'''''´¨ ヽ彡
¨ / ./ .__ _,,, - / !
./ .lﾞ ,,-''″ ￣＞-ﾞﾞ´ ． ｌ |
l .l ,i" .l ＿＿＿__ r'' / ./ ｌ _
,! .! ./ |:Y´ ,フ / ﾉ / .-t ,ﾉ| .,i" /.ｌ ／/ ._,, _,, -／
'､ .! |,l リ ,ィ彡'／ _ ,i′ ｿ′|./l./ / .／ ./ ..‐ﾝ''"゛ ./
. ヽ l リ ＿_ ＞ｲ __ -'ﾌﾞ { 丿 iシ゛ .ﾒ" . _..-‐'" ._,、 _..-'7 ハ
.ｌ八 __ｯ-‐=＝ﾆニ--―'''''ﾞﾞﾞ´ _／ ,． /リ´ ,ィ彡-‐''"ﾞ./ ._,,, -ｒ'" / /
!│ ,;;シ‐'''"゛ _,, ―- -''彡;;广 ／ , / / . ,／ ./ /
.l/ .i'"゛ ,..-'ﾞ,ﾞ.. -― ¨¨._;;'彡'" .ｒ ,-7 ./ iゞ _..-''ｱ / .／ ./／ /
／ン'"゛ / ／ / ./ . lﾞ .| ,／ ./ /彡 lｿ ./ ﾒ
/,i′ .／ _../″ ,i'ゞ ! .l ／ _／ / ﾏ
,!lﾞ ／ .,..-'"./ .! lﾞ │ ./／"´ ,ィ彡'"
ﾘ ,／.,／゛ ! i| .! .l / 〃 /／
_,.. -ッ' / ／ | ｌ .ｌ.! ｲ / ″ 〃
_..-'"゛ ∠. !:/ Y ! ﾞｌ}、 ソ
_..-‐''″ ,ﾂ'´ ｿ ! / .!|
￣ ／ !/ ﾘ - 187 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 22:12:00 ID:9CIcZeAI
-
,. ´ ＿＿＿＿ ミ .､
⊂ ､ ／ ＜:::::::::::::::::.. ＞､ ヽ
/ ／::::＞―￢―＜:::::: ＼ ハ っ
/ /:／´ ｀ ､:::::::ヽ '. っ
′/´ | | ﾊ:::::::::', ｉ
i ./ } }! 厂∧:::::::ｌ ｜
|/ } ./ / .ハ .′ } ';:::::l |
/ , / ;| /| . / . /./ }/ u,ｲ ,ﾊ:::l {
. /./i /l7T７^ﾄ./i. /}:廴ム --.!､/ ｀ﾄ} ヽ'､
ノイ .|/{ .{rャ:ミ|/ |// ノ≦ﾆ ミﾚ }⌒i,ハ ヽ
/ ノ{ |,小 ﾋ::ﾂ ` ´ヒ:ツ ﾉ{ ﾊ ,/ ﾄ. 丶 ﾘ ｻﾞ ﾚ ｸ ｼ ｮ ﾝ
＿ 厶彡'} N,从 /／/／/／/／/ } / ) ,ｲ ′ヽ ＼ 藤原 妹紅の『死なない程度の能力』っ！？
|/ 人小 ∧ ' u ﾉ ﾉ／/.ﾉ / ` ｰ一
{ /イノ'ノｨ个 ﾉ⌒つ-‐， ,.(,'{ /i {´ 人{
／ ￣´ ｀／ ／⌒i￣ ..＜}＼|.{ｲ/V′ 丶 そんな、どうして――！？
.′ { ' ノ⌒爪＿_ノ 从|{ト{ ､
∧ { | ´￣ Y￣}{_ ノﾉ,八li ハ
,/:::::＼ ∨| 瓜ノ＿_}「~´. _rュ､′ ヽ
∠ヽ . =:
/{/∧.:∨//}
―'＜.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀.:.:.､ r‐┐
／／.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. .⌒77/∧
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.--.:.:.:.:.:.:.:.:〈////,厂.:.:.:ヽ
//./.:.:.:/./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀.:､.:.:.:.>///.:.:.:.:.:.:.:.:.
ﾉ'{ :!.:.:.:.ト.ｉ､.:.:.:/^⌒!.:.:.:}.:.:.:.:.:.:.:.:＼{///.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
人l.:.:|.ｉ|.:从ヽ:{ |.:.:/.:.:.:.:}.:.:.:.:.}.:}//{.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｉ} いえ、違うわアリス。
r ､ 乂|.ｌ|/^汽八 ､｣.:/L.}.:./.:.:.:./.:ハ/!.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ﾘ
＼丶 , ┐ 八ﾘ ﾋﾘ ﾉj厶!/!/}.:.:./}/.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:./
丶 ＼ { | .:.:.:.:{ ｝ {‐'圦_!イ}厶.:.:.:.: !:.:.:.:.:.:.:.:.:.: 元はそれなのかも知れないけど
厂￣＼八 {.:.:.:∧u 丶∨ツ^ }.:.:.:.: !.:.:.:.:.:.:.:.:.:{
｝ 二 ヽ_} ∨.:.:.∧ ｛ ヽ ,､＿,人.:.:.:八.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ アレは違う――
〈 -､＼( } }.:./厂〉 二 -=≦´ {)｛.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:丶.:＼
＼ `￢ / {/ // ｝ ／ }/.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼.:}
∧ ／} ハ| { `ー――'^ /.:/＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.
/ }／ / / } / ＼＿＿＿／冖7.:/ ＼.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:}＼
{ ｛/ {/ 〕_ ￣／ /.:.{ _＿ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧.:.:`==ミ
| ｢＼ / .o / / }八.:､ / ∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:{.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}
| 八. / ┌ / / O ( ヽ) 、 ､.:∧.:.:.:.:.:.:.:.:}.:.:.:.:.:/ - 188 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 22:13:00 ID:9CIcZeAI
-
, ォ ´ ´￣ ､{｀ヽ⌒ヽ
､ー‐く ／ ﾄへ ヽヽヽ>～} ヽ
＼__/// ｌ| ヽ ｉ ｉ iく_ﾊl l i
＜_| i ! i| ﾘﾅﾅナﾚﾊi i !
ﾉ ﾑ从 八 ｲ;rﾊﾉ' ´ l l | 私も実際にその目にした事がある訳じゃないけど。
r～ｵ´7´￣「iー‐ ､ヽrj〉 ´~ .ｿl i |
ﾉ / .| }た彡!ハ __ u ./l | l |
／// / jﾉ せ_ﾉ i liヽ、 __ イ__l_ | i | あれは、すべての魔術師が目指す物。
' i ハ , ィ'´￣_＞～へ__ ,ィ 7ﾊ「￣ _.ﾊ!Ｖ. |
ゝｉ 〉´￣￣ / i| 〃 .ｌ|、 / ,ｲー 、 根源への道標。あらゆる魔術の極致の一つ――
／ル' /／´￣{__jヽ＼／ ／ i - 189 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 22:14:00 ID:9CIcZeAI
-
/￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
＿＿ | 魂の物質化―― |
／///////＞ | |
／//////////////＞／| ﾍｳﾞﾝｽﾞ･ﾌｨｰﾙ |
. ////,-―――---.r､_／＿| 第三魔法、『 天 の 杯 』っ！ |
//// --{＿X＿ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂
///∧ -‐ ¨／///////////////////＞-〈 ヽ‐r i
／///ム} ／//////////////＿＿＿＿_.γ 'ヽ
. ム--‐‐F´|＿, ＜//////////＞‐ ¨ーへ 廴__/.V ／＞ .
{／//////////＞i ´. |、 ＼ 、 ヽ;:_,う { --r"//////＼
. ／////////＞父 | i､. | ヽﾄ､ , ﾄ､ 、 ﾍｰ㌦ﾍ. ∨////////ヽ
. ／//////＞ ´云＝x`ｰl´V . |ｰz≦､ | ﾍjヽ .ﾊち/ﾊ ∨/////////
. ／///,＞ ' ./. ,ｲ{ 任い `ｉ| ヽ j 件心ヾ | ﾍ､ |>//.', ∨/////／
／/＞チ / / ／ iゝ辻ソ ､'...辻;;ｿ/| | | 〉ﾘ///∧ .V＞ ' うおおおおおっ、
／＞´/ / { { /|/ ﾄ(_ﾉ::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ_)ﾉ |,///////. ﾍ
... ／´//マ ./ .| ヽ{ .|ヾ、 γ´￣ヽ .j i |＞ ´. ’ 死ぬかと思ったぜっ！
. ／/////ｰ／ .| λi. ﾊ ， .:} / .| / ＿_} ’
.////////./ / ﾊ / ヽ、 个 ヽ __ ノ イ ,ｲ|/´￣｀>´ ﾊ }
////////., ／ /ヽ ＼＼ ﾍ 介 _ , イ__ﾑ / | ／. ﾍ.. l てか、本気で死んでたっ！？
/////// .{ /| / { ヽ、 ＼ヽ才 ¨¨ ￣ . / / ﾉ / } |ヽ. ;
////////i /-| , 人 ﾍ ﾄ､{.ヽ}＿ , -‐ﾉ_{ -く / ﾊﾊ＿＿__{
￣￣￣￣|, / / ハ ﾚヾﾍ{く` ￣ ´ィ { / ィ´ ヽヽムｲ|
. / / / 入 | /`Ⅹ＼, --{￣／ r´/ | i ｀ ´ .|
. / / / }| //ムイ´/ﾑ/i /___.ﾉ///| | ―-- ＿＿＿_ノ
､ _ ’ ／ / / ヽ〈////////} {ｺ ////∧ ﾊ 、 ＞ ´
＼￣ , イ ／ / , ﾍ }､//////.'ィ´ ヽ{/////.∧ ﾍ ＞-‐ｲ､
￣ / /／ iﾍ///////| ヽ）､////∧ ￣ } λ ＼
/ / ﾉ. {///////.人 {'//ヽ///.∧ / ./ } ＼
. / { i / ヽ }////////| ＞ _ゝ/∧///.∧ i 〉 |
/ / | / ｀j///////.∧///////∧////ヽ_{i |＼ ､. ’
/ .λ / , -ｧ―､///////////////////∧/////}. | ﾊ ＼ ﾊ
{ ｲ ﾍ ／／ ＿ |///////////////////.ﾊ////∧ |. ﾍ }
|' { ヽﾍ. / ／- .ユ }////////' ¨￣￣￣¨|¨ヽ}///＼ﾊ i .| j
| ヽ | ｀ ﾊｲ./´ ヾ/////／... - .|/マ///// ＼. | /' ＿
, -‐-､ } λ ﾊ｀} ∨/／ , -‐ ´.. |_ム-――-､-ゝ、, ´ ｀ 、
’ ＼/ ., ¨| V ／ -‐ ヽ／ ヽ
＼V. λ ' ／＞―-- ､＼. ／ V
＼ ﾊ ’＿／￣｀ー―- ｀ ＼ / ，
to be continued...... - 190 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 22:15:00 ID:9CIcZeAI
-
|＼ ／|
|＼＼ ／／|
/: ,> ｀´￣｀´ < ＼ 以上、投下完了ー！
|⌒| Ｖ Ｖ |⌒|
| | i{ ● ● }i .| |
/＼ ＼ ､_,_, ／ ／。＼ 色々と仕込んでおいた伏線ネタ晴らし回でしたー！
7・ ・/＼ ＼ ／ ／|/＼_.|
l／l/ ＼ ／
|＼ ／|
|＼＼ ／／| 『なにその捏造設定チート能力』と思った方は
: ,> ｀´￣｀´ < ′
. Ｖ Ｖ とりあえず次レスを確認してね。
i{ ノ ｀ヽ .}
八 ● ● 八
/ .|ﾍ⊃ ､_,､_,⊂⊃ ', 実は言うほどチートじゃなかったりする。
. ./ ..l ./⌒l, __, イ ',
. ＿/ ...il / / '... ',＿_
|＼ ／|
|＼＼ ／／|
: ,> ｀´￣｀´ く ′
. Ｖ Ｖ という訳で、今日は久々のサーヴァントステータスを貼って失礼するよ。
. i{ ● ● }i
八 ､_,_, 八
. / 个 . ＿ ＿ . 个 ', じゃ、またねー。
＿/ il ,'＿_ '. li ',＿_
￣（__.ノ （__.ノ￣ - 191 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/05(火) 22:16:00 ID:9CIcZeAI
-
【 サーヴァントステータス 】
▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
_ - - ── - --- 、ｲヽ_＿
／::::::::::＿＜｀＞─ｚ ヽ::＼ ﾊ::::::ヽー- 、
{::::::::::::へノ／｀ヽハ、￣::::::::ヽ|-、^ニ＼|
ヽ::::::::乙/ | |⌒'iーレ:::ヽ}´ /
ヽく_/ / ヽ .ﾄ、人 |^ラ:::ヽ f クラス キャスター
/ｲ |＞､ヽ |斗ヒ| | ﾄフ:::::ヽ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
. ー个､|弋ﾉ ヽﾉ弋ｿ /ｿ|ﾊ乙{::::ヽ マスター 遠坂 凛
レ| ゝ ー ' ｲ 人 トヽ::::::::::} ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|i i|ノフi三/ｲ ヽﾊ￣´~゛" 真名 霧雨 魔理沙
. |>くｿく ﾉ::::::::::レー ゝ-ｧ_ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
´‐｀ ノ､:::::::::::ﾟ｡￢´ヽ/ ヽ、 属性 中立・中庸
оﾆﾆラ ｀ー--イ ヽ ヽーヘ. ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
/z_ ー´ 〃｀~/ }
く::::~～～～~ﾞ"´／ ノ
7==ｨ＝=「｀7< ィ´
ﾋン´ 七ｿ ￣´
筋力 ■□□□□ E 魔力 ■■■■□ B++
耐久 ■□□□□ E 幸運 ■■■■■ A
敏捷 ■■■■□ B ｽﾍﾟｶ ■■■■□ B++
【スキル】
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【 魔法を使う程度の能力 】：A
一度視認した『魔法』を１段階の劣化で使用可能となる能力。
ただし、魔理沙は生まれてこの方『魔法』を見た事がないため、真価を発揮できない。
通常の魔術に対しても同様の効果が働くが、２～３段階の劣化を起こす。
ごく一部の相性の良い魔術だけは、魔法と同様に１段階の劣化に留まる。
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
第三魔法 天の杯（ヘヴンズ・フィール）：D
かつて見た藤原 妹紅の『死なない程度の能力』が
魔法の類似現象だと理解したため、習得に成功した魔法。不死の実現、魂の物質化。
ただし、第三魔法そのものを見た訳ではないので、劣化は著しく、Dランク。
死亡時にしか発動せず、復活した時点で魔法の効果は解除される。
つまり死亡するたびに魔法を発動しなければならない。
必要とする魔力量も甚大で、
魔理沙自身の魔力の大半をミニ八卦炉で増幅し、ようやく発動が可能となる。
要するに、死亡時に魔力を極端に消耗していたり
ミニ八卦炉が手元になかったりすると発動しようがなく、そのまま死ぬ。
『不死の魔法』としては極めて不完全な代物である。
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ - 192 ： どこかの名無しさん ： 2013/03/05(火) 22:21:15 ID:6A0wWdmA
- 死亡時MP大量消費のオートリレイズ？
- 193 ： どこかの名無しさん ： 2013/03/05(火) 22:22:44 ID:XZodhpzE
- つまり魔理沙は現代入りすると複数の魔法を身に着けたりできるのか、その前に
殺されそうだが。
何はともあれ乙 - 194 ： どこかの名無しさん ： 2013/03/05(火) 22:23:31 ID:tmCX0XJY
- 乙ー
ゴットハンドとどっちが使い勝手いいんだろうな・・・？ - 196 ： どこかの名無しさん ： 2013/03/05(火) 22:30:42 ID:YZz37SHM
- 死亡したらMP全て使って、復活するオートリレイズは強力なのか使い辛いのか判らなくなるな
妹紅と輝夜も連絡して互いに裏で口合わせしてるな…一部の裏で暗躍してるものが楽しみで仕方ないな
妹紅は今後は動く辛くなりそうだな、やる夫の監視お疲れ様 - 197 ： どこかの名無しさん ： 2013/03/05(火) 22:35:10 ID:pjhf2xuY
- 乙です
極端に消耗って全力でファイナルマスパ撃ってた今の状態は違うんかいな
あ、でも原作基準ならあと何発かは打ててもおかしくないのか - 208 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/06(水) 21:51:00 ID:RWO/vfWU
-
※以降は、このスレ独自解釈かつ捏造設定であり、
原作である型月および東方projectの作品の設定とは異なる可能性があります。
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┃｜ 教えて、きもけーね先生！ のコーナー │┃
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￣ﾞ''ー-､..＿ ＿,,-―'"￣
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|| ||;; | | | | |: | |. i i | | | |
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|| ||／ ／三.三.三.三三|_|―――|ﾟ＿＿＿_,|_| ＼ |
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／／|| ／
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,' .| r―弋'ヽ ',
i .! ヽ .ｲ‐'i＼l
i ヽ ____..,,___, |／.| !
.', ＼- ''' ｀ ヽ./ i
｀ゝ､ ゝ、 ヽ､'
,.' ヽ、 ,. - '"´ ｀ヾ:
.,' ,. '´ r⌒ヽ ':,
i / / / i !. ! ! i
| i ,' ,' /! /| ﾊ /|__,/i / !
i ! / .! /-ﾚ'‐ |/ ﾚ' !_/､|／i. ,'
.! ﾚ' ｧ-r-‐=ｧ'､ '7i´ ﾘ .〉7 ./
i / ., 〈 k.__,ｿ 'ｰ'ン'i/ﾚ'i 第二回となる今回も、優しいきもけーね先生が
| ,:'／| ﾊ`' ｰ . '",ﾊ ',
!/ , ﾚi ﾄ.､,'"'" `ー‐ , イ i !':, 皆の疑問・質問に答えていくぞー。
.! ! | ! ,|｀i '=ｰ--ｒ＜´i. | ﾚ' ヽ.
| i ,.! |7':i｀ﾄ､>rｒく!/::::::i ､.,!..__ ':,
| ! / .| |/:!::::',/ i /:::::::/| | ＼ ',
! ! i '､! |:::|￣ヽ, !／￣''/:! / ',. ｜ - 209 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/06(水) 21:52:00 ID:RWO/vfWU
-
それじゃ、きもけーね先生。
不死について質問があるんだけど。
,-へ, , ﾍ
,ヽ_,_i=/__,」 ,..:::─:::.、
,' ｀ｰ' ヽ .,:'==-:::::::::ヽ
i <〈」iﾉﾊル.!〉∩ i/<:L:iλ::i::」
i L>ﾟ ｰ ﾟﾉiゝ / .iλﾟヮ ﾟ i|::i::i あら、不死についてなら私に聞けばいいのに。
i>i ir^i ｀T´i'i | |::r'ヽ∞ｲヽ::|
＼∪￣￣￣￣＼ ＼∪￣￣￣￣＼
∥||￣￣￣￣￣|| ∥||￣￣￣￣￣||
||￣￣￣￣￣|| ||￣￣￣￣￣||
. ∧ _..∧
. | .| _,,,,........,,,_ ﾚ'iﾆi７
( ゝ´ ヽノ ﾉ
,' :::: , ,:::::、::::、ヾ
/ :: ｷ.ﾓλｹｰﾈ弋 .,ﾍ ））
（（ ,ﾍ, iﾙ!:i ○ ○ .!:ﾚ/ /
'､ ' ､ｿ|.!:i""r-‐￢""ｲ/ / おいおい、やりとりの流れが第一回と一緒だぞ？
.＼.β;ﾍ:i:ゝヽ､__,ﾉ_ノ∽７
.（r, ir'/:〈i｀7::;人 ）
弋 |,::くハ」::ノ!i. イ ..,ゞ "''"彡 まあいい。それで不死について何が聞きたいんだ？
￣ 从: : : : :λリ ノ 彡ゞ
/: : : : : : : :ヽゞ'" 彡ゞ
／: : : : : : : : : : ﾄ,--''"´
.／从 从 从 从 从ﾉヽ - 210 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/06(水) 21:53:00 ID:RWO/vfWU
-
.ｒ .._ ,.. -┐
,｀‐- ヽ､＿_／ -‐'､
ゝ- , 'ー '- ..｀ -.く
.ﾌィ´ ｀ ｰｲ､
/ .,ni ヽ ヽ l ∩
くヽ lr:::､- ‐､r::::ヽi /-￣ 'ヽ ぶっちゃけ、>>206さんの疑問ね。
y.l iっ::j っ:::::jl l j
l i,」 〃 i l 〉ヽ/ ｨl
ヽ_i.ﾍ､ － ,.LiH iﾍ 不死の魔法と、蘇生の魔法って、違うものじゃないのかな？
l,／｀.ァ fﾆ , -'fi r' ヽ
T｀ヽi´｀' ´ .il / ∞ 丶
ﾉ∞.〈 ・ li i ∞ ﾊ
,ﾍ /|
iヽ _,,,.......,,,,__ L_＞ｒ-‐ｧ
ヽ.｀ヽ､,. '" ,.- ､ ｀ヽ.／ ./ヾ､」
｀y' i::::::::', (´_,／
/ i, i.,ﾒ､!,_!::::::!ﾊ ! i ヽ. ',.
ｲ ! ﾊ.ｧr!､|:::/ |_,!イﾊ ', i
ヽ､!ヽ.!! !_ﾘﾚ' ,ｫ'-'!､!::! i | ふむ、なるほど。
!::7" . l.__り !:レi |
|:ﾍ､ rー-, "/!::::/i |
|:::| i＞.､.,__ ,..イ/:::/ | | ではそこら辺を分かりやすく説明するため、
|:::|ｨ'/'´_!_／_r/::/ヽ､.|,.-!.
〈|::|ﾍ／ﾑ､ ｒ7:::/! _i/ /| まず、肉体と魂の専門家を呼ばせてもらおうか。
./'ﾚ7::::/ハ!ヽ､!/:::i｀ヾ_ i´ヽ! - 211 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/06(水) 21:54:00 ID:RWO/vfWU
-
_r-､
_ｒ‐-'´::|:::/───- ､.,
く:::＼:::::::|/-───- ､ ｀ヽ. ／）
（＼ ／＼＿_」' ヽ. ' ,
。,.' .／ / ':, ', つ
⊂ / / /__ ! ,ﾊ ﾊ.ｰ|-ﾊ ∨ i っ
,' .,' ,' ._」_/ |__/ ｧ;==､く! |. !
| .| |'7´;'´ﾊ i ﾊ. | / |
|. | | 、j__,り ゝ‐┴|__／ | | え、専門家って私の事ですか？
､＿＼| /// ' /// ,ﾊ ! !
|｀7、 ｒｧｰ ￣｀ヽ ｒ' ､| | /.| 魔法とかは門外漢なんですけど……。
o /／）、 ｰ- ＿,ｿ ,(＼ ＼/イﾚ'
,' // l＞.､.,___,. イ ,ﾊ ヽ Y ○
| )'´ﾉ-ｧ‐::'7 / ￣! .| Ｏ 。 , -─- 、
| イ´/:::::::/|__／ 人 | 、 ／ ヽ.
/ !' 7::}￣ヽrr'´￣{/|::::｀! | ':, / ',
./ | ,'::::L＿ｱﾊ＿_」 /::::/| ', }. l /// /// |
,' | l:::::く＿//|＿_>':::::::| | ∨ 、 ,'
ﾄ､
V ヽ _
V ヽ､ -‐ ―― - /:::::i , 7
V ＞ ､ , , ´ .: :.｀ ヽ f:::::::r'-..ー､
V ｀ ｱ:: :::: .. :::.. ヽ-―｀´l::::::::::/
｀ ＜ ,':::: ,ｨ＼ ﾊ::::... ､::.. ＼ L_:ノ
｀ ,､l:::::i / l:::: i:::::::, ､´ lヾ､::.. ::Y´
i:::l:::::ﾚ7::::｀c:i＼ lﾍ/_ ＿_l l::lヽ::ﾄ､i
l::::i:::::l ､:::::ノ l::::::::c i::::､V
.i::::l:::::::i ‐- ' V::ﾊ いやいや、妖夢。
l::::l:::::ﾊ ､ l､::::ヽ
V::l:::::_ゝ _ ￣ _ .∠ .ﾍ:::::､｀:.､ 君は普通にしてくれていたらいい。
ヽZｺ ｀,l ｀Y T ￣ ｀.､ﾍ::::ヽ
⊂ニXゝr'::::l_ ゝj-.―, ﾄﾊ:::::ﾊ
ヾi::::::::::::::::｀ ､/j ヽ ﾉ i:::::::l 説明はこちらで勝手にさせてもらう。
j::::::::::::::::::::::::＞.､ ﾄ､iヽ､lV j／V
/:::::::::::::::::::::::::::::::::＞.､ ' - 212 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/06(水) 21:55:00 ID:RWO/vfWU
-
, ＿／| _
l ＼ _,.-───‐､,_.i＿〉コ'"./
l､／ i:.:.:.:i ､ ヽ_ ﾉ､_/
/ | :l:.:.:.:.l ヽ_l :l:.ヽ'ヽ
/ i i__|_.il:.:.:.:.l‐'IlI | :l:.:.| i::i さて、半人半霊である妖夢の
l i l:.: l.ｒ‐､N､ /.Ｔ￣ >l:.:/:.i:::|
ヽi lヽ､l`ﾋl| ヒ-/:.!ｲ:l |::| 人間部分を『肉体』、半霊部分を『魂』として考えよう。
>｀/ i゛゛ ､-, ゛/:.::l::l,､レ-‐ヾ
/ /:. /＞-,,__,..,イ: .:r'"{ `／
/ /:. ./::,-((..ﾄ.-//:.: ::l ヾ'r|' i''ヽ､,､ 普通の生物は
./ /: ./:::!/ﾄ(_lノ_.l:.:. ::| ｲ:.|ﾉ｀:: : ヽ
l l:. l::/'‐､>'‐＼|:. ::i二_´ |::::::::::::. l:l その二つが揃った状態で生きている訳だが――
l .l i､l-‐"i>､__／l:. ::l:::::::｀"'‐-､:::::::.:::l
＿_,,,.-‐l l／::::::::::::::::::::::l:.iヽ＿_:＞::::::::::::ヽ_,.､＿
../ /i､:::::::::ヽヽ::::::::::::::::::::::::::｀ヽ::::::::o:::::::::::::::::::iヽl＿l
i─'.|:| l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ i:l i
【 通常の生物の在りよう 】
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
ゝ:.:.:.:.:./
≦.:.:γ ´￣￣￣￣ ｀丶、
-=ァ ´￣￣'' ＼
ゝ ／￣∨ヽ|／ .i . ヽ
/ | ／ﾚ'＼ ／ レ i ',
ィ´￣Y (( _)) ((＿ﾊ |. !
{ ＼､ | ゝ--┐ , -､
＼ ＼ 、 ｀ー‐' |_／ ／l i
ﾉ_ ＼入 ゞ ､＿＿＿_／ ヾ,ｲヽ.| /',
{ ﾉ}＞＜{／::ヽ _」 .i （
7´::::::ゞ/o:::::: ,､ ::` イ ﾉ |
ノ::::::::: ﾉo:::::::: ｔ;' ::::::: | ,.'"￣｀ヽ. i
.<::::::::::: /o::::::::::::::::::::::::: | i i
乙:.:.｀ー'‐^ー-:::: ＿＿_._ﾉ ヽ､.,____,,. '
Y⌒ゝ､:.:.:.:r‐ ､.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
.|＿_|- `‐´ ￣｀Y⌒Y´￣
|三_| ↑
魂（不滅だが、物理的作用を起こせない）
↑
肉体（物理的作用を起こせるが、必滅）
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫ - 213 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/06(水) 21:56:06 ID:RWO/vfWU
-
【 本来の第三魔法の場合 第一段階 】
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
_,,...._
r‐''iｒ'',.-, ） /｀`' ｧ
_,. , _,.!. ! (..ノ,.ｒ' / /
l lr',.´-ｧ i,,ｰ ' / ./
. l l ,.-' r'' /＿/
l l ／,.ｒ'i ./ r‐‐r
. l l（ '-'ﾞノ '‐-'
!,. - `'' ´
ゝ:.:.:.:.:./ ゝ:.:.:.:.:./
≦.:.:γ ´￣￣￣￣ ｀丶、 ≦.:.:γ ´￣￣￣￣ ｀丶、
-=ァ ´￣￣'' ＼ -=ァ ´￣￣'' ＼
ゝ ／￣∨ヽ|／ .i . ヽ ゝ ／￣∨ヽ|／ .i . ヽ
/ | ／ﾚ'＼ ／ レ i ', / | ／ﾚ'＼ ／ レ i ',
ィ´￣Y (( _)) ((＿ﾊ |. ! ィ´￣Y (( _)) ((＿ﾊ |. !
{ ＼､ | ゝ--┐ , -､ { ＼､ | ゝ--┐ , -､
＼ ＼ 、 ｀ー‐' |_／ ／l ＼ ＼ 、 ｀ー‐' |_／ ／l
ﾉ_ ＼入 ゞ ､＿＿＿_／ ヾ,ｲヽ.| ﾉ_ ＼入 ゞ ､＿＿＿_／ ヾ,ｲヽ.|
{ ﾉ}＞＜{／::ヽ _」 { ﾉ}＞＜{／::ヽ _」
7´::::::ゞ/o:::::: ,､ ::` イ ﾉ 7´::::::ゞ/o:::::: ,､ ::` イ
ノ::::::::: ﾉo:::::::: ｔ;' ::::::: | ,.'"￣｀ノ::::::::: ﾉo:::::::: ｔ;' ::::::: |
.<::::::::::: /o::::::::::::::::::::::::: | i .<::::::::::: /o::::::::::::::::::::::::: |
乙:.:.｀ー'‐^ー-:::: ＿＿_._ﾉ ヽ乙:.:.｀ー'‐^ー-:::: ＿＿_._ﾉ
Y⌒ゝ､:.:.:.:r‐ ､.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ Y⌒ゝ､:.:.:.:r‐ ､.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
.|＿_|- `‐´ ￣｀Y⌒Y´￣ .|＿_|- `‐´ ￣｀Y⌒Y´￣
|三_| |三_|
↑
物質化した魂（不滅かつ物理的作用を起こせる）
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫ - 214 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/06(水) 21:57:00 ID:RWO/vfWU
-
【 本来の第三魔法の場合 第二段階 】
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
おめー、もういらねーから。
えー？
ゝ:.:.:.:.:./ ゝ:.:.:.:.:./
≦.:.:γ ´￣￣￣￣ ｀丶、 ≦.:.:γ ´￣￣￣￣ ｀丶、
-=ァ ´￣￣'' ＼ -=ァ ´￣￣'' ＼
ゝ ／￣∨ヽ|／ .i . ヽ ゝ ／￣∨ヽ|／ .i . ヽ
/ | ／ﾚ'＼ ／ レ i ', / | ／ﾚ'＼ ／ レ i ',
ィ´￣Y (( _)) ((＿ﾊ |. ! ィ´￣Y (( _)) ((＿ﾊ |. !
{ ＼､ | ゝ--┐ , -､ { ＼､ | ゝ--┐ , -､
＼ ＼ 、 ｀ー‐' |_／ ／l ＼ ＼ 、 ｀ー‐' |_／ ／l
ﾉ_ ＼入 ゞ ､＿＿＿_／ ヾ,ｲヽ.| ﾉ_ ＼入 ゞ ､＿＿＿_／ ヾ,ｲヽ.|
{ ﾉ}＞＜{／::ヽ _」 { ﾉ}＞＜{／::ヽ _」
7´::::::ゞ/o:::::: ,､ ::` イ ﾉ 7´::::::ゞ/o:::::: ,､ ::` イ
ノ::::::::: ﾉo:::::::: ｔ;' ::::::: | ,.'"￣｀ノ::::::::: ﾉo:::::::: ｔ;' ::::::: |
.<::::::::::: /o::::::::::::::::::::::::: | i .<::::::::::: /o::::::::::::::::::::::::: |
乙:.:.｀ー'‐^ー-:::: ＿＿_._ﾉ ヽ乙:.:.｀ー'‐^ー-:::: ＿＿_._ﾉ
Y⌒ゝ､:.:.:.:r‐ ､.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ Y⌒ゝ､:.:.:.:r‐ ､.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
.|＿_|- `‐´ ￣｀Y⌒Y´￣ .|＿_|- `‐´ ￣｀Y⌒Y´￣
|三_| |三_|
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫ - 215 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/06(水) 21:58:00 ID:RWO/vfWU
-
【 本来の第三魔法の場合 最終段階 】
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
ふははははっ！
我こそは永劫不滅の究極生物、魂魄 妖夢っ！
ゝ:.:.:.:.:./
≦.:.:γ ´￣￣￣￣ ｀丶、
-=ァ ´￣￣'' ＼
ゝ ／￣∨ヽ|／ .i . ヽ
/ | ／ﾚ'＼ ／ レ i ',
从"､ ;从 ィ´￣Y (( _)) ((＿ﾊ |. !
ヾ(( ; ;"､; :、))／ { ＼､ | ゝ--┐ , -､
((;"． ; ";．;")) ＼ ＼ 、 ｀ー‐' |_／ ／l
ヾ(( ; ;"､; :、))／ ﾉ_ ＼入 ゞ ､＿＿＿_／ ヾ,ｲヽ.|
((;"． ; ";．;")) ドカーン！ { ﾉ}＞＜{／::ヽ _」
／((; ;"; ．;"))ヽ 7´::::::ゞ/o:::::: ,､ ::` イ
ヾ(( ; ;"､; :、))／ ノ::::::::: ﾉo:::::::: ｔ;' ::::::: |
((;"． ; ";．;")) .<::::::::::: /o::::::::::::::::::::::::: |
／((; ;"; ．;"))ヽ 乙:.:.｀ー'‐^ー-:::: ＿＿_._ﾉ
"""""""""""""" Y⌒ゝ､:.:.:.:r‐ ､.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
.|＿_|- `‐´ ￣｀Y⌒Y´￣
|三_|
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
,ﾍ,_. -─ r,ﾍ, 本来の第三魔法の場合、
ヽ,ﾆ) ヽﾒ!
｀'i. ,'ﾉノ ))) 〉 上記の流れで不死を達成している訳だ。
| i.i ﾟ ∀ﾟﾉ|.!
||kﾘ,_\_ﾘiつ
（( .,ノ⌒!k'J,、,、>、 そして、魔理沙の劣化第三魔法だが――
`'ー´'"i,ﾝｲﾉ~｀ - 216 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/06(水) 21:59:00 ID:RWO/vfWU
-
【 劣化第三魔法の場合 発動前 】
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
げぇっ、肉体が死んだっ！？
このままでは私まで冥府送りに！
それは困るっ！
从"､ ;从 i
ヾ(( ; ;"､; :、))／ /',
((;"． ; ";．;")) .i （
ヾ(( ; ;"､; :、))／ ﾉ |
((;"． ; ";．;")) ドカーン！ ,.'"￣｀ヽ. i
／((; ;"; ．;"))ヽ i u i
ヾ(( ; ;"､; :、))／ ヽ､.,____,,. '
((;"． ; ";．;"))
／((; ;"; ．;"))ヽ
""""""""""""""
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫ - 217 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/06(水) 22:00:00 ID:RWO/vfWU
-
【 劣化第三魔法の場合 第一段階 】
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
_,,...._
r‐''iｒ'',.-, ） /｀`' ｧ
_,. , _,.!. ! (..ノ,.ｒ' / /
l lr',.´-ｧ i,,ｰ ' / ./
. l l ,.-' r'' /＿/
l l ／,.ｒ'i ./ r‐‐r
. l l（ '-'ﾞノ '‐-'
!,. - `'' ´
よし、これでなんとか――！
ゝ:.:.:.:.:./
≦.:.:γ ´￣￣￣￣ ｀丶、
-=ァ ´￣￣'' ＼
ゝ ／￣∨ヽ|／ .i . ヽ
/ | ／ﾚ'＼ ／ レ i ',
ィ´￣Y (( _)) ((＿ﾊ |. !
{ ＼､ | ゝ--┐ , -､
＼ ＼ 、 ｀ー‐' |_／ ／l
ﾉ_ ＼入 ゞ ､＿＿＿_／ ヾ,ｲヽ.|
{ ﾉ}＞＜{／::ヽ _」
7´::::::ゞ/o:::::: ,､ ::` イ
ノ::::::::: ﾉo:::::::: ｔ;' ::::::: |
.<::::::::::: /o::::::::::::::::::::::::: |
乙:.:.｀ー'‐^ー-:::: ＿＿_._ﾉ
Y⌒ゝ､:.:.:.:r‐ ､.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
.|＿_|- `‐´ ￣｀Y⌒Y´￣
|三_|
↑
物質化した魂（不滅かつ物理的作用を起こせる）
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫ - 218 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/06(水) 22:01:00 ID:RWO/vfWU
-
【 劣化第三魔法の場合 第二段階 】
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
うおおおおおっ！？
不完全な魔法なんで、
『不滅の物質』なんて無茶な状態を維持できないっ！
や、やむを得んっ――！
ゝ:.:.:.:.:./
≦.:.:γ ´￣￣￣￣ ｀丶、
-=ァ ´￣￣'' ＼
ゝ ／￣∨ヽ|／ .i . ヽ
/ | ／ﾚ'＼::::::::::::／ レ i ',
ィ´￣Y (( _)):::::::::::((＿ﾊ |. !
{ ＼､ | ゝ--┐ , -､
＼ ＼ 、 u ｀ー‐' |_／ ／l
ﾉ_ ＼入 ゞ ､＿＿＿_／ ヾ,ｲヽ.|
{ ﾉ}＞＜{／::ヽ _」
7´::::::ゞ/o:::::: ,､ ::` イ
ノ::::::::: ﾉo:::::::: ｔ;' ::::::: |
.<::::::::::: /o::::::::::::::::::::::::: |
乙:.:.｀ー'‐^ー-:::: ＿＿_._ﾉ
Y⌒ゝ､:.:.:.:r‐ ､.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
.|＿_|- `‐´ ￣｀Y⌒Y´￣
|三_|
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫ - 219 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/06(水) 22:02:00 ID:RWO/vfWU
-
【 劣化第三魔法の場合 最終段階 】
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫
ふぅ、結局元通り――
まあ死ななかっただけマシか。
i
/',
.i （
ﾉ |
,.'"￣｀ヽ. i
i u i
ヽ､.,____,,. '
↑
物質化した魂から
一部を通常の魂に戻した。
ゝ:.:.:.:.:./
≦.:.:γ ´￣￣￣￣ ｀丶、
-=ァ ´￣￣'' ＼
ゝ ／￣∨ヽ|／ .i . ヽ
/ | ／ﾚ'＼ ／ レ i ',
ィ´￣Y (( _)) ((＿ﾊ |. !
{ ＼､ | ゝ--┐ , -､
＼ ＼ 、 u ｀ー‐' |_／ ／l
ﾉ_ ＼入 ゞ ､＿＿＿_／ ヾ,ｲヽ.|
{ ﾉ}＞＜{／::ヽ _」
7´::::::ゞ/o:::::: ,､ ::` イ
ノ::::::::: ﾉo:::::::: ｔ;' ::::::: |
.<::::::::::: /o::::::::::::::::::::::::: |
乙:.:.｀ー'‐^ー-:::: ＿＿_._ﾉ
Y⌒ゝ､:.:.:.:r‐ ､.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
.|＿_|- `‐´ ￣｀Y⌒Y´￣
|三_|
↑
物質化した魂から
一部を物質のままで、不滅性を失わせる。
≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫ - 220 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/06(水) 22:03:00 ID:RWO/vfWU
-
l:, /l
| ', / |
l ヽ / !
∨ ＼.__∠´￣｀´￣￣ ヽ., ′ ,′
∨ ／ ｀ ⌒ヽ.／ / という流れで、結果として
〉´ ＼ /
/:. :. ..::...:::ヽヽ 『蘇生の魔法』になっている訳だ。
/:::::/ / i :::::.. 、 ::::::::::::ヽ',
|::::::ｌ ト.､_|_!::::::! __＼-‐ ヽ::::::::l l
ｌ::::∧ !､ 从＼|ヽ ＼ヽ､ゝ＼:::|∧ どちらも『魂の物質化』から
ヽl ﾄ､ゝ弋歹 弋.歹!:: : ::| ヽ
/ !::ﾍ""" , """ |::: ├ ､ ＼ 発生する現象ではあるのだが……。
/ ,.ｲ:::::l＼ ( ヽ ,ｨﾍ ∧ 丶 ＼
/／/ :::/´::/丶-‐ ´ i::ヽ ﾊ. ＼ ＼ ﾘ ｻﾞ ﾚ ｸ ｼ ｮ ﾝ
/ { ./ /:::::,′ヽ ／ |::::}'､ ＼ 〉 劣化の方は、妹紅の『死なない程度の能力』を
// V /＼::{ l,ノ::∧ i / ヽ
//| / /::::::::〉､ }/ ／}:::::::::::i |く ＼ } 参考にした影響もあるのだろうな。 - 221 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/06(水) 22:04:00 ID:RWO/vfWU
-
＼. | ', }｀ {＿}´ {
＼ ＼ ', ヽ、 ＿＿__ '´/ l `''
＼ ＼＼ ヽ, ＞"´ ﾞ`ヽ､／ ./
,'ｧ'"´￣｀ｧヽ´￣､ ヽ ヽ ,/
＼＼ ,.'´ , i::::::| ';:', ヾヽ
＼. / /::;' / i::::ﾉ /!ｨ':::i .i ', ちなみに、劣化第三魔法だと
｀' ､ .i ,'::/ !/!メ､ﾚ' ﾚ-rｧ''iTゝ_.ｿ |
i´ヽ. | .!::! !-rｧ'T '､,_,ﾉ !:::ﾊ i 最終的に魂の量が減るように思えるが
（｀ヽ;､ ｀ヽ､. ﾚ^ヽ:ゞ､ ﾊ. '､_ﾉ ⊂⊃ ! |
,.-`ヽ > ＼ ｌ |:::| !⊃ r‐-､ /i:::l. | i その分は大量の魔力消費で補っている。
`ｰ‐ｧ (´__,ノ ＼.| i:::l.ﾉ＞,､ ｀ ┘,.イ｀.|::i ! ｌ
'ｰ ' `＼ ゝ⌒ヽ､__l｀7, " ´へ.ｉ,-|::|､| |
--─ ＼ ノ ,::::く. i / ／:::||::| ゝ､ 魔理沙の７割近い魔力を
ゞ ゝ /::::::::::ル／:::::::::;iﾚ' }＼
ヽ､_. ,'::::::::::/ﾊ＼::::::::::::ﾊ､_, ,/ ＼ ミニ八卦炉で増幅して、ようやく届く魔力量らしい。
ﾒ !､_::〈 ,iﾑ〉 〉::::_;;:| |￣i＼ ヽ
i 7::::::ヽ!:/ノ::::::::::ヽ, ﾉ l／ 丿
,.へ
r=´＞' .ﾍ ', ,.-、
ヽ、く ',i_____ _／へヽ
,,..-"' 、ヽ iゝ__イ∠_ヽ 〉〉
, " ヽ、i__ ) ﾛ 」 i
/ ｀'ｰ＝==' ',
,' / ,-+ 、,' , , ヽ 、 ',
i ,'. ', r;ヽ.i__,/L-〈ｰ- ! ', i i
i'LLゝi ' ﾋﾉ r;=-;、ｲ. i', i .| .| つまり、ファイナルマスパの消費は３割程度？
' ,ｲ.ｲ" . ヒﾝi く_/ i | .|
/ .'、 、 ""/ / ,' ｲ |
ﾚ、_ｲ__ヽ、 ., " , ' / i . | あの威力が３発撃てるってのも凄いね、魔理沙。
/ ,' i ／/~<7 ∠,__ｲ_」-' ,' |
/ .,' ,i///'く,ﾍ' ／ >,λ i |
,' /〈 i/ / ｀'´ // ｀ヽ,.! |
' i/ 〉, |
__,,,.....,,____
,. '"´:::::::::::::::::::::｀ヽ.
／:::::::::::::::::::::;､:::::ヽ:::::::',
/::::/:::/|::::ﾊ::::|‐-ヽ:::';:::::::',
/'::::/:::/_ﾊ:::| |:;ｧ;-!､|:::::|::::::|
|::::i:::i´;.!､|_,!└'i rﾊ__,!::::::::| あれはミニ八卦炉の増幅があるからね。
|::::|:::|ﾊ r! ｀'′,,|::|:::::::|
|ﾊL:|ﾊ,,｀′ ,ｲ:|::::i::|
|:::!:ﾍ､._ ｀ ／|:::|::::::|:::| 早苗だって『約束された勝利の剣』の消費を担って
|:::|:::::/｀,ｨ7T´｀/|::::ﾄ､.,!_::|
|:::|;:＜´ |__／__|__,| ｀'| ２発分近い魔力（霊力）があるんだし、そんなもんじゃない？
. l_」 /}二>＜___」 ,. -|
/ヽ,ｲ く/|__,ゝ i_,.／ |
/ _7￣ヽ__,.-‐ｧ-､/ . | - 222 ： ◆YBCXUjin3k ： 2013/03/06(水) 22:05:00 ID:RWO/vfWU
-
,＿ ＿＿ -──- ､
. i!::::::｀＞､_,z=ﾆ-───-..､ ｀ヽ
： r‐:t＿＿＞´二 -───‐- ､_::ﾆヽ､ ｀ヽ
： i!:::::::::::/-‐´ ｀ヾ:ヽ ｀ヽ '､
： i_.-‐/ ヾ､ ヾ ､
, / ,, .i .,'l ., ﾍ '､
.' / /,'__i＿＿_ ヾ l＿＿ i! ﾉ（ ', ：
'､-‐_ﾌ´,'ﾆ-‐ ':::::::::::::::::::｀ヽ＿_｀‐t' ⌒ ', ：
： .,' ,' ━:::::::::::::::::::::::━ .,' i! ： どっちにせよ、肉体役の私は
： .,' ,' :::::::::::::::::::::: __ l i! ：
： ./ ,' ､ _ -‐´.､＿', l | ： 爆死する立ち位置なんですね
： / i ｿ´/￣|￣ i!｀|ン ,! ,' /i! ：
：./ ｀ー､/ / | |＿_.,' .,l , ./ ! ： 第三魔法って……。
:/＿__/l＿/ ' i!-‐ﾌ /ヾ＿ﾉl/ ：
・ ・ ・ ・.,', |__ノ￣￣´ ヽ ：
： ,'/ i,l ,' .il´（ i､＿ i! ：
,-ﾝ /,' ,' i!: :)´￣ ｀ヾノ ：.__
／/ 三 ／´ヾ |ﾆ´｀ヾ＜lー- ､ / /::,'
: :: ,' ,' 三. ： l ,!- i,l > ｀ヾ､ ,'｀i ,':::,' ＿
: .: i! ', ： !＿i!'｀ ｀ーi､ ｀ ,': :| ,':::,'r´／
: : | ヽ | u ',:ヽ ,': : |,':::,' .f ＿ ：
| ヽ __ ￣￣￣ ', 二二 ',＼ヽ__ﾉ ,: :_i!､' ,'_ ,..＜::::::> ：
', u ￣￣￣ ﾆ', 二二 ヾー─ ´_ -´/ヾ､::＞ ´ ：
ﾍ u 二二二 ヽ ｀￣￣ _ノ: : : :ヾ ：
ヽ 二二二 ヽ ニニニ _ -‐´: : : : : : : :ヽ ：
＞､ 二二二 ヽ､＿ _ -‐´: : : : : : : : : : : : : : ヽ ：
ヽ ＞､＿＿＿＿,_ -‐ ´: : : : : :￣￣: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾍ ：
ｲﾀｲ ｲﾀｲ
_ｎ_,､. _ ｎ＿ ._ ｎ＿_ .
└i rﾍ〉 l ﾘ r┐| l ﾘ r┐|
（才Ｐ_） └1」 L｣ └1」 ∟ﾌ
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