┌────────┐ │　前回のあらすじ　.│ └────────┘ ━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━ 核爆発の危機はかろうじて回避された。 その夜、ひとり過ごすやる夫の前に現れた謎の少女こそ、 爆弾解除の助言を与えてくれた張本人だった。 彼女はやる夫に謎と助言を与え、そして霧の向こうへと去っていった。 いくつもの冒険を乗り越え、ようやく揃ったふたつの【ルビーの目玉】。 これにより「しゃれこうべのドア」は開き、冒険は次なる舞台へ―― ━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━ 　　　 　 　 　 　 　 　 ､＿　　　　　　　　　 ,　-―　　―-　.、　　　 　 　 　 _） 　　　　　　　　　　　　＿ノ　 　 　 　 ,　 '´　　　 　 　 　 　 　 ｀ 　、　　　　(_, ^i 　　　　　　　　　,.-‐（＿_ 　 　 　 ／　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　　　　_ノ,. -‐-.、 　　　　　　　 　 | r‐-ｧ＿）　　 , '　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ　　 (ノ)＜フ / 　　 　 　 　 　 rｔ　￣（__　　　//　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀､　 　 ）iﾍ､X 　　　　　　　　i ｌ´ヽク/ﾉ　　//　　　　　 j　　　　　　　 　 　 l i　　　　 　 i　　(〈_l V / 　　　　　　　　ヾ＝ ,ｲ（__　 l |　 　 　 　 小　　　　　　　　　 | | 　　｀i　 　 l　( ゝ---' 　　　　　　　　　 /.:ｌ|i　フ　| |　 {　|　|　 :i| i　　　　 　 |　 　,| ﾄ、 |　 |　　| |　 ）:i:::|::::| 　 　 　 　 　 　 /.:/.|l 弋っ| | .:　|｜ |、:;| ｌ |　　　　　 |　　/l/　i l|　 |　　!:i　/:::::k:|!:::| 　　　　　　　　/.:;/ |!　::|〈 :i.|| 、 | |什三|上i k.　|　　.ｊ / / ﾘ　 |ﾑ　j　 , j ｌ 〈:::::　i:||::::| 　　　　　　　 /.::/　|　:::| | :| |kl　 ヽﾄ.l ,ｨ干=ｔt_ヽ|、 .ﾉ/_ﾑ廾下､ | /, / /,'i :l|:::: . l:||::::| 　　　　　 　 /.:::i　 |　::::| | ::|c,ﾍ ヽゝイ f¨:::::::ﾄ￣ヾｿ/ﾉ彳¨::::::} |ﾄ,ﾘ/iノノ | ::|ｌ:::.　|:!|/　　　　ようやくこっちのほうで 　　　　　　　＼|　 |　::::|.｜::|{回})　|､`代::.o.ﾉ　　 　 　 弋::.o,ﾅ'´ｿ!　|{廻}）::||::::.　|l 　　　　　　　　　　|　:::::|　| :::i⌒ ｌ . |`ｙ　 ￣　　　　, 　　　￣　　/ ｌ　|´⌒|..::||:::::　|!　　　 　 出番が回ってきたのだわ！ 　　　　　 　 　 　 | . :::::|　ヽ､l 　.|　.|.∧　 　 　 ┌―┐　 　 　 / . |　|　　ヽ､||:::::　l! .　　　　　　 　 　 |　::::::|　　　　 ,! . ,|.　 ＞ 　 　 ヽ　ノ 　 　. ＜　　ｌ . !　　 　 |::::. . | 　　　　　　　　　 | . ::::::| 　　　,.'　, '.L. -―....＞　　_　　＜ ,...‐-..､..,|　|　　　　|:::::.　| 　　　　　　 　 　 |　:::::::|　 　./　/::|..|::::.　.::::::,-―.=＝､ー-､:::::　 ..y'k .!　　 　 |:::::. . | 　　　 　 　 　 　 |　:::::::|　 , '　人::::| l:::::　:::::::;;;::::（{薔})）::｀ヾ....､.:::,' .ハ ﾍ、　　|::::::.　| .　　　　　　 　 　|　:::::::レ'　,　'　 ヾ! lに::　'´::::::::::7~'ｲ::::::::::::　.:::/ ﾊ＼ゝ､｀.、 .|::::::. . | 　　　　　　　　　|　::::::::ﾄ､￣二‐-　ｌ |.::Y::.　 ::::::::/| ::::|ヽ ::::　.:,.' /　　 ｀､ソ　ゝ|:::::::.　| 　 　 　 　 　 .　　 　 ￣￣ミヽ、 　 　 　 　　/　　 j_彡-‐…‐- .} .　 　 　 　 i 　 __｣ 　 -‐rr-　.._} .　 　 　 　 |　て,　,_j厶}从 }廴!ト 　　　　　　j　　,|八{◯　　 ◯从 　　 　 　 /|　/ |　|``　　　 ``}ハ　　　　……誰？ .　 　 　 /　,/　i|　|、　／｀　丿 ∧ 　　 　 /　 ′i从 iトミ‐‐r＜. nh　} 　　　く∨　 /'! ,｣.i|＼ ＼}|　}」i||,ノ 　　　 {｛___/　|｛ }/）　＼｢| ｛ ｀¨) .　　　 ＼_{　 ｀｀¨´　　　｀　 ｀i]]

┌────────┐ │　前回のあらすじ　.│ └────────┘ ━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━ 紆余曲折を経て合流を果たしたパーティ。 そんな彼らの元に、ピラミッドの守護者であるマウムームーが迫り来る！ 強力な武装を操るマウムームーであったが、一致団結したパーティの手によって撃破された。 しかし、女王シオニーの余計な手出しのせいで自爆装置が作動。 仕掛けられた核爆弾の起爆は刻一刻と迫っていた……。 ━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━ 　　　　　　　　　　　　 ＿_　 　 　 　 　 -‐- ､ 　 　 　 　 　 　 　 　 /: :≠⌒ヽ、_ ／∠二ヽ〉_ 　　　　　　　　　　　.' :/　. : :´: : :ﾍ: : : :_:_: : : : ｀ヽ 　　　　　　　　　 　 {: {／: : : : :〈: : V´: : : :｀ヽ: : :ー＝＝ミ､ 　　　　　　　　　　　乂ゝ: : ／: : ', : }: : : : : : : :＼: : : '. ｰ:､　＼ 　　　　　　　　　　/: :/ : : :′ : : :}: :|: : : : : : ､ : : ＼: :∨ :} 　　　　　　　　　 .′/ : : /: : : : : :! 八: : : : ﾉ: ＼ : : ＞': 人 ＿ 　　　　　　 　 　 {: ｲ : : /: : : : : :ﾉｲ 小: ／: : : : :≧ｰ=彡'/⌒ヽ｀:ｰ.､ 　　　　　　　　{__乂{: : /: : : :ナ个} :ｰ!_´≧xzz一: <´i} {⌒　　_}＼: :ヽ 　　　　　　　　rｰrヘ: :{: _:_イﾑｲ　!: :ﾑｲ:::::::::} } `ﾄ､: ﾝ､_≧ｰくヽ 　　　　　　 　 {　( 　'ソ: : : ﾑ≦ﾐ､}: :'　乂::::ｲ/　 ﾊ: :ｰ―` 　 /　　　　だから私のせいじゃないと 　　　　　　　　ゝへノ: : : :ｲ弋:::::::}ﾝ　　___¨¨ 　 ｲﾉ: /.:.、＿_/ 　　　　　　　　乂´:_: ィ介:とつイ´rｰ ´　　 ｀ヽ／: /:.:.:.:.:.:.:/ . 　 　 　 言っているだろう！ 　　　　　　　　 　 ＼ムｲ: : ､　 　 {　　　　　／/: ∧〉:.:.:.:.∧ 　　　　　　　　　　/:lヽﾍ!: : :}＞‐-ゝ、＿ イ　/ : :{:.:.:.:.:.:./i:i:iヽ 　　　　　 　 　 　 {从{ .ﾉ : : l.:.:.:.:|:.{{:ゝ､/⌒ヽi: : 八:.:.:.:.:.{i:i:i:i:/ 　　　　　　　　　　　／: : : :ﾉ ｀ヽﾄ:.:､:.:.:Ⅵｰﾍ{: : : : ヽ:.:.:.ヽ／ 　　　　　　　　　　 .′ : イ　　　 ＼:.＼.:.:ヽ_〈:ヽ: : : : :＼´ 　　　　　　　　　　 {: : ｲ ﾘ　　 　 　 ＼:.ヽ/　 ヽ:.＼: : :ﾊ} 　　　 　 　 　 　 　 Ⅵ:l　　　　 　 　 　 ｰ′　 　ーヘ/　} 　　　　　　　　 　 　 ヽ{ .　　　　　　≧=ニ二ニ=- |/xzzzzzzzx,、 　　　　　　　 ⌒≧=弓弖水佳圭圭圭「 　　　　 ´　ア⌒>-ｨ圭ア.::.:.:.::.:.:.:. : へ.｀ヽ. 　　　 　 ／　 ,､イ圭ｱ:.:.:.:. : :/｀ヽ./:. : :Y｀ヽ へ 　　 　 　 　 く圭佳/::.:.:.:. : :/:.:.:.:.:.:.:.: i:. |:.:.:.:.:.:. : ＼ 　　　　　　　 个寺′:.:.:. : ,′:. : /:/. |...|`ﾏ/:.:.:.:.:.:.:.〉, 　　　　　　　　|:. : |:.:.:.:.:.:.:｛:.: |:. /.|{ : :|...|　 ﾏ/:.:. : //ハ 　　　　　　　　|:. : |:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:|７　ト,、|从 、_ﾏ}斗:.:.:.:.:i:| 　　　　　　　　|:.:.:.ﾔ:.:.:.:.:.:.|:.: 「￣「￣,〉　　　７'刈:.:.|: 从 　　　　　　　　|:.:. Λ:.: Y＾ヽ:.,{　 戈_/　　　　{/　):/|: ,′　　　いや、どう見ても 　　　　　　　　|:.:. {i价,､|｛ ｺ　　､､､､ 　 　 ヽ､､､仗 |/ 　　　　　　　 人 :.八.:.价,､┘　　u　　　　　　　人.　　　　　　 お前が蹴り入れたのが原因だろ…… .　　　　　　 ｛ 　＼:.:.:.八ｉ..,圦}　　　　 - ‐　 ／＼＼ 　　　　　　　 　 　 ＼:. : /.　Λ. 　 ≧=‐=彳￣入＼＼ 　　　　 　 　 　 　 /　 く　　 く}　　　　　 |V .　　 λ ＼＼ 　　　　　　　　　　}＼　 ＼　　＼　　　　 Λ:.,　　　}＼ ｀`) 　　　　　　 　 　 厶　＼　 ＼　　＼　　 ,′ﾏ / 　 ｝ ハミ 　　　　　　　　　 {　｀ヽ,:｀マ_/＼ 　 ＼ ＿＿〈/.:　,′ Λ　｀＼ 　　　　　　　　　 {　　　　　 i　≧ミ㍉,..｀寺圭〈/ /..　　ハミ㍉｀ヽ .　　　　　　　 　 ｛　　　　 ﾊ}　 　 　 　 ≧ミ㍉｝/　　　　Λ　　＼

┌────────┐ │　前回のあらすじ　.│ └────────┘ ━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━ 「ピラミッド」に囚われたやる夫と杏子のふたり。 そこで出会った謎の男は、ふたりを脱出に誘う。 その一方でやらない夫たちは「ピラミッド」の情報を集めるべく、内部の住人に接触を図る。 アマズール族の女王シオニーを巧妙な手口で欺き、やらない夫を潜入させることに成功する。 侍女Sfの内通も手伝い、スムーズにことが運ぶかに見えたその時、警報が鳴り響く。 まさにその時、地下ではやる夫たちがガーディアン「マウムームー」と対峙していた……。 ━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━ 　　 ／￣￣＼ 　／　　 _ノ　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ┌──────────────┐ 　|　　　 （ ●）（●）　　　　思ったんだけどさ　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 │　　　　　　　　　　　　 /^l 　 　 　 　 │ .　|　u.　　 （__人__）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 │　　　　　 ,―-y'"'~"ﾞ´　 |　　　　 　 .│ 　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ.　　 　 このサイズの着ぐるみに俺が入るのって　　　　　│　　　　　 ヽ　　´ ∀ ｀　 ﾞ':　　 　 　 .│ .　 |　　　　　　 　 }　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 │　　　　　　ﾐ　　.,/)　　　､/)　　　 　 .│ .　 ヽ　　　　　 　 }　　　　　相当無茶じゃないか？　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 │　　　　　　ﾞ,　　 "'　　　´''ﾐ　　 　 　 │ 　　 ヽ　　　　　ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 │　　　（（　 ミ　　　　　　　;:'　　 　 　 .│ 　 　 i⌒＼ ,__(‐- ､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 │　　　　　　 ';　　　　　　彡　　　　 　 │ 　 　 l ＼　巛ー─;＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 │　　　　　　　(/~"ﾞ''´~"U　　　　　 　 │ 　　 　|　｀ヽ-‐ーく＿）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└──────────────┘ .　　　 |　　　　　　l 　 　,. -─- ､　　　　　　　 , '"´￣｀ヽ. 　 /　　　　 　｀ヽ.　　　　 /　　　　　　', 　,'　　　　 　 　 　',　　　.,' 　.!　　 　　 | 　!　　　　　,' 　 　 |　　　! 　 |.　　　　 ,' 　!　　　　 /. 　　　|-─‐|　　|　　　　/ 　'､＿__／ ＞､　　!:::::::::::`::ｰﾍ.,＿.／、 　　　　 ／:::::::::`ｰ'::::;::::::::::::;::::::::::::::::::::::':, 　　 　/:::::::::::::::_」_:::/!::::::::/|ｰ‐-:/|:::::::::::! 　　_ノ::;'::::::/:::::/|:_/ |:::／ｧ‐‐-､|/::::::::::::|　　　　　　知らないの？ 　　 ￣!:::::;':::::/7´r,､ﾚ'　 　 l´'ﾊ〉|:::::/::八 　　　　',::::i::::ﾊ'!　j_ﾘ . 　　 └‐',, |／/:::::::ヽ..　　 　 もさもさはすべてを受け止め 　　　　 .）'＼7"　 　　 　___,　 　/:::::;'::::::::::::::〉 　　　　　／:::ゝ､　 　` ´　 　　ｲ:::::/:::::::|:::::/.　　 　 包み込むのさ 　　　　〈／〉::::::/｀l7=‐--ｒｧ／ !／ヽ:::/|／ 　　　　　　ﾚ'´ |／ヽ.／7ﾚ'　 /　　　 '､ 　　　　　　　　　　./　/ﾚ'＼// 　 　 　 〉 　　　　　 　　　　〈　､! |／　〈　　_　　/ 　　　　　　　　　　ヽ /〈〉　　 ﾄ'"´ヽr'

┌────────┐ │　前回のあらすじ　.│ └────────┘ ━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━ 山頂からの滑落という危機から、かろうじて逃れたやる夫と杏子。 安堵したのも束の間、新たな危険がふたりに迫る。 一方、やらない夫たちはふたりの足取りを追ううちに「ピラミッド」にたどり着く。 謎多き集団「アマズール族」が拠点とするダンジョンに対して、彼らはどう動くのか？ ━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━　━ 　　　　　 ＿＿＿__ 　　　　／ ノ 　 ヽ､_＼ 　　 ／（ ○）}liil{（○ ）＼ 　／　　　 （__人__） 　　　＼ 　|　　　ヽ　|!!il|!|!l|　/ 　　　| 　＼　　　　|ｪｪｪｪ|　　　　／ 　　{三三三三三三三三} 　　{三三三三三三三三} 　　{三三三三三三三三} 　　ゞ三三三三三三三〃 　　　＼　　　r　　　 ／ 　　　　 ヽ　　i　　／ 　　　 　 〈___人___〉 　　　　　　　　　　　　　　　,、　 ／＼　　　 ＿_ 　　　　　　　　　　　､ー―'＿`,, -‐-､￣　　　 |＿ 　　　　　　　　　　　 〉'７´　　　　　　 `　ー-へ　/ 　　　　　　　　　　,ｸ　　　　　　　　　　　　　i　　＼ヽ 　　　　　　　　／/　　　　,ｲ　　　　 　 　 　 | ヽ 　 ヾー- 、 　　　　　　 ／| / ,　　 !_/_ i|　!　　//',　　ﾄ |　 i　 　',＼ /:＼ 　 　 　 　 〈:::::/ /　　 ﾄ'_,,,三, |　./ノニｴZ'ｔ |　 |　 　 i　 ＼:/　　　　　本日の成果は 　　　　　　 ｀/ /　　　+弋;;;さ､!ノ　''寸ﾒﾃ≠|　 |　 　 |　 ／＼ 　　　　　　 / /　　　ﾄ.{　 `ﾞﾞ´　　　　っ;;;ｿ// 1 | ∧　|／::::::::/　　　　 人間様一名、白っぽい生き物様が一名です 　　　 　 　 i .i　i i、 .{｀.`　　　　　　 　 　_ノ/ i　!/_.∨!::::::::::/ 　　　 　 　 | |〈 ﾄ|〈　ﾄ　i 、　　 _　　　　 //_/.　|＼∧!:::::::ノ　　　　 　 大収穫であると判断します 　　　 　 　 | |､Nﾞ!ﾞﾍ |ﾍ | ｀・ .,,_　＿,.. -￣/　 / ｨ/＼::_:: -―‐┐ 　　　 　 ／| |　`　 .ﾚﾍ｀ヽ/　, ﾍ,=ヽ. i　 /　 / /.i'~ ´　＿.　　　|＿ 　　　　〈　 ﾍi　　　　　 ､{~i. / ,ｲ＿_.} | / .／イ＿＿__ 　_　 　 ､|　 〉 　　　　 |　　　　　　　　/　|' /　!　 /| |'／. ⌒i　　　　　 /⌒～〉/ 　　　　 ヽ　　　　＿__/　　ﾚ'　/　 |代ソ´　　 i　　　　 （:::::::::::::|/ 　　　　　ゝ-‐ ´ 　 ／　　　　/　　|　　　　　　{ー-　､　ゝ:::::::::::.. 　　　　　ヽ　　 ／/　　/　　/　　/　　　ｌ　　　ヽ　＿_ノ:::::::::::::::::::..

やる夫の家・・・・ 　　 ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼.:.::::::.:.:.:.:.:..........:.:.:....　　...:.:.:.::::: 　　＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼　.:.:::::.:.... 　 ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼:::::::::::::.:.:.:....... 　 　 ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ 　　 ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼　.:.......　...:.:.:.::::::::::.:. 　　＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼ 　　ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ7 　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ': 　　　　　　|.:.:.....　　　......:.:.:..::::::::.:..... 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 | 　　　　　　　　　;'　　　　　　　 　 　　 　 　 　 　 　 　 　 | 　　　　　　　　　　　　　　　': 　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 | 　　=================　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 | 　　　　　　　　　 　 　／ ||　　　　　　 　 　 　 　 　 　　.;.| 　　　　　　　　　　 ／／ || 　　　 　 　 　 　 ;' 　 　 　 　 | .

昼休みの教室・・・・ 　 　 　 　 　 　 　 ||　　 　 　 　　　　　　 　 　 || 　　　　　　　　　|| ||　　　　　　　　　　　||　　　|| 　　　　　　　　r======､　　　　　 　 　 ||　　　　t======_ 　　　　　　 　 |　　　　/　　　　　　　 　 ||　 ／／　　 ,,-''　　　　　　　　　　　　　　　,,..-''" 　　　　　　 　 |　　　 /　　　　　　 　..　 ||／／ 　 ,,-"　　　　　 .　 　 　　 ,,..-┬─''"　　　 ,,..-''" 　　　　　　 　 |　　　/　　　　 　 　 　 .／／　 ,,-''　　　　　　　　　　　　　.|　　|　　|　 ,,..-''"|| 　　　　　　 　 |　　 / 　　　　　　　　. |／　,,-''　　　　　　　　　　　. ,,..-''" |　　|　　|　 ||　 ,,..-''" 　　　　　　　　￣￣　　　　　　 　 　. ￣￣　　　　　　　　　　,,..-''"　　,,　 |　　|　　|　 |-''" ,,..-''" ＿＿_＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,,..-''" 　 ,,..-''".||　|　　|　　|　 |-''"...||　　　 || 　　　　　　　　　　　　　　　...＿＿　　　　　　　　　　　...|　 .,,..-''||,,..-''"||　|　　|　　|　 ||　　 ||　　　 || ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿　||(l||l)|　＿＿＿＿＿＿　　|　||,,..-''" ,,..-| ||　|　　|　　|　 ||　　 ||　　　 || 　　　　　　　　　　　　　　||.└─┘ l|　　　　　　 　 ||　 |　||二l.|| ||　 | ||　|　　|　　|　 ||　　 ||　　　 || 　　　　　　　　　　　　　　||　　　　　||　　　　　 　 　||　 |　||　　|| ||　 | ||　|　　|　　|　 ||　　 ||　　　 || 　　　　　　　　　　　　　　||　　　　　||　　　　　 　 　|| 　|　||　　|| ||＿| ||　|　　|　　|　 ||　　 ||　　　 || 　　　　　　　　　　　　　　||　　　　　||　　　　　 　 　|| 　|　||　　||　　　 ||　|　　|　　|　 ||　　 ||　　　 || 　　　　　　　　　 ＿　...... ||　　　　　||　　　　　 　 　|| 　|　||　　||　　　 ||　|　　|　　|　 ||　　 ||　　 　|| ＿＿＿＿＿＿[l＿l]＿__||　　　　　||＿_＿_＿_＿_.||　 |　||　　||　　　 ||　|　　|　　|　 ||　　 ||　　　 || ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_]　　　　.|]＿＿＿＿＿＿]...|　||　　||　　　 ||　|　　|　　|　 ||_＿..||＿＿..|| ￣￣￣￣￣￣|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　||　　||　　　 ||　|　　|　　| ￣￣￣￣￣ .「　　＿＿＿＿＿＿_　　　 ＿＿_＿_＿_|_..||　　||　＿_..||＿＿＿＿＿ 　　　　　　　　|　　L 　　＿＿＿　　＼　　＼　　 ＿＿＿ "''-..,,　.ﾞr-..,,　　　＿＿＿　"'''-,,, 　　　　　　　　|＿_..||￣[　　　　 ] ￣||_＿..||､||￣[　　　　 ]￣|「　　|ト.,,||￣ [ 　　　　]￣|「 　　　　　　　　|　　 ||￣ ||￣￣||　￣||　　 || .l|￣ ||￣￣||..￣|| .......||.....||￣　||￣￣||￣ || 　　　　　　　　　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼　　＼￣￣￣￣￣￣￣￣"''-..,,　"''-￣￣￣￣￣￣￣""'''--....,,,, .

やる夫と霊夢が帰った後・・・の『赤い彗星』 │'　　~~;;　　　;~'' │　:: ||￣￣￣￣￣ |..::＿＿＿＿＿ │:;　 ||　　　。　　 　l|　|ﾟ　　bar　　 ﾟ| │　:: ||　 ._ /_＼._　 l|　|｡　　　　 　 ｡|'　　　'~~;;;~'' │　　||　 l. open .|　l|　￣￣￣￣￣;; │ ..　||　 ~￣￣ ´'　l|　::;''~~;;;~'';:::　　　: │￣''||　　　　　　 　l|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ │..＿||＿＿＿＿＿,l|_ ＿_ _ ＿＿＿＿_＿＿＿___ 　　 ／　　　　　　　　＼ .

　　　　　　　　 ┌──────────────────────────────────┐ 　　　　　　　　 │　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │ 　　　　　　　　 │　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │ 　　　　　　　　 │　　　　　　　　　　　　　 やる夫は幼なじみと付き合うようです。　　　　　　　　　　　 　 │ 　　　　　　　　 │　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │ 　　　　　　　　 │　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │ 　　　　　　　　 └──────────────────────────────────┘ .

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＿＿ 　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,　-───┴-　､〉ﾊ 　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　 　 　 　 　 |'ノ 　　　　　　 　 　 　 　 　 , ─く.　　　　　　　 ｘ┐ノ⌒ﾏl 　　　　　　　　　　　　　/　　　ヽ　　 ＿　／￣￣￣ヽ┘ 　　　　　　　　　 　 　 └┬ｧｰ-',　〈r'⌒´　　　 |＼　| 　　　　　　　　 　 　 　 , -f´　　_レ丿　　ﾄ､ __ N　ｰN 　　　　　　　 　 　 　 く.　 {　 / ーﾍ　 　ィ´ヽ_'´　tﾘ|＼ 　　　　　　　　　　　 　 Y´<　V　　 ∨　 ｋｭﾁ!　　　パｰ＝=ｰ､ 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 [＞| 　 　 ∨ 人`¨´　' ,〈　　＼　　｀＼ 　　　　　　　　　　　　　　　／|　　　|　ヽ　 ヽTﾆ´- ',､　　 ＞‐──┐ 　　　　　　　　　　　　　 ／__/　 　 ﾉ　　＼　 ﾏ､ミヽﾍ＼ /　　　　　/-‐┐ 　　　　　　　　　　,　 ´￣__/ 　 , '´　＼　　 　 | |　＼〉',　|　　　　　l_／／ 　　　　　　　　 ／　, イ ／　　/　 　 　 ＼ ____xヘ,　　 |,└── ｧﾊ ） 　　　　　　　 /　.／ ／　　　 ∧ 　 　 　 〈__ 只＜　　/　　　　 /　〉ｲ ＼ 　 　 　 　 　 |　/　/　 　 ┌‐>ﾍ￣｝　　 　 〈_|　Y　 〈-── -'､ /)/＼/ 　 　 　 　 　 |.｜ /　　　 └'´凵｀´　　　　　 ヽ　〉 ／`ｰ‐､──'く´＼__ 　　　　 　 　 ､ |V　　　　 〈＿_　 　 ＿, -､＿lﾆﾛｺ´　　 　 ト _　　 ',ー'´ 　　　　　　　　∨　　　　　　/　｀７´　　 　 ｜<∧>　　　　 ',　｀ヽ　| 　　　　　　 　 /　　　　　　/　　/　　　　　 /　 W　 　 　 　 ヽ 　 ∨ ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋ 　　昨日は夜遅くまで探していたが、結局どこにもレミィの姿は無かった。 　　レミィ行きつけの店にも顔を出してみたのだが、成果はゼロだ。 　　当然メールもしたし、電話も何度もかけてみた。 　　だが、一度も通じることなく、メールの返信もいまだにない。

　　　　　　　　　 ／　 　 　 　 ＞'´　/ 　.i! 　　　　　　　　／　　 　 ,.-　 　 ,,r=ｿ｀ヽ､i! .　　　　 　 _ ./　　,.-ｧ ｲ ,_r'＝ｼ:::::::ヽ :::: ヽ､ 　　　　　 / ﾌ　　/　(＿ﾉ.i:::::::::::l :::::::::ヽ :: ヾヽ 　　　　 /　 l　　 ゝ､＿.._ﾉi:::::::::i |:::::::::i>i:::::::,> 　　　 　ヽ＿i!ｿ .iｲ:::::::::::l: :l :::::::|iヽ :: 」 , イ 　　 　＜／ /ﾚ,ｲ::l ::::::::: l>|＿_l __ ￣r''}　| 　　　 ／　 /.(./|: :l＿二ｲ ﾆ,rxiﾄ''　　ヾj　l .　 ,＜｀ー=' ./.7::::::::::::::::::代z ソ　　　 ,　/､ 　 ヽ､ヽ/｀ヽｿ.ﾉ ::::::::::: l:::::::'｀ヽ､　　　,／ :: ir ､ 　　　ｿ´.／ソ' ::::::::::::::: l ::::::::::::: ｀＜´:::::::＜｀i),ｺｰ'/__ 　　　　/,'／/::::::::::::::::::::ヽ, ::::::::::::::: ｀i>ﾍーレi ::::::::::::: ｀ヽ､ 　　　_.i!=' ｧ':::::::::::::::::::::::: ヽー＝'￣￣＞ー=>ーl｀ヽ:::::::::､一 　 ／ .i! ./:::::::::::::::::::::::::::::::ヽヽ　　　 　 r ,.>￣¨ﾞ´ /､:::::::::::l .　　　 l .l ::: l :::::::::::::::::::::::::::::i!ヽ　　　　 　(　　ヽ (∨　｀ヽﾉ 　　 　 ｉ.l : :i.l .l :::::::::::::::::::::::: l ',',.　 |,.二__,ﾍ　|r'一 　　_r'､,.i :∧'; l :::::::::::::::::::::::: l､i! i＝))　　 ｀＜ 　 ,i　i . ∨ ヽヽ:::::::l ::::::::::::: / __i＿ヽ　｀ヽ､　l___＿＿＿＿ 　 |ヾｰ,__l 　.|ヽﾐ､: l!.::::::::::::,'|l::l|:;o:;;:;|　　　 ｀ヾ､,:;:;:;:;:;:;:;:;o | 　 ヾ_ ヾﾖﾒ._.|::|ﾆl｀ヽｉ､:::::::/:|l::l|;:;:;:;:;:;ヽ　　　　　l :;:;:;:;:;:;:;:;:;| .　 ,/´｀ヾ=ｉ=|l／ ∨.| ::: /'´|l::l|;:;:;:;:;:; |ヽ　　　　ヽ, ;:;:;:;:;:;:; | .　 l />､ i |　.|　 /|,r'| :/ . ,r|l::l|;:;:;:;:;:; |　ヽ .r'ヽ_r'ヽ,__ :;:;:;:;| .　 '　フi iﾉ 　 　 ,/　ﾚ'　 '....|l::l| ;:;: _r''　　　レ'´｀ヾ' ＞;:;:;:;| 　　　'´ i!|　　　　l　　　　　 |l::l|;:;:;:;i!､　,ｲ _　　　.,__ζ´;:;:;:;| 　　　　　　　　　 ',.　　　 　 ＼|:;:;o;:ヽ,＝ﾉ )二彡ノ'ｿ;:;:;:;o;| 　　　　　 　 　 　 〉　　ヽ､　　 ￣￣￣〉､　　　 /ﾉ￣￣￣ 　　　　　　　　　 ,〉 　 　 ヽ　　　 　 ／/｀l |　/'´i､ 　　　 　 　 　 ／/ 　 　 　 　 　 　 　 / 　｀し'　/ .ヽ ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋ 　　日記を止めようかと思った。だけど、それ以外にやる事もない。 　　むしろ何も考えずにいたら、私は最悪の想像をしてしまうだろう。 　　だから書くことにする。

　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,ｨ､　 _,.．-=＝¨¨¨¨'''＝=zx_＿　　　/￣￣ﾌ 　　　　　　　　　　　　　　　／　,У´　　　　　　　　＿　　　　 ｀ヽ_/　　／ 　　　　　　　　　　　　　　く　／　　　　　　 　／￣ ／　　　　　<.ﾊ／￣｀ヽ 　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /´　　　 　 　 　 /　　　l　　 ./|　　　_」)　　　 　 l 　　　　　　　　　　　　　　.l　 　 　 　 　 　 弋.　　　｀ ｰ'./　　　 ﾚi､_　　 　 ﾉ,.ｨァ 　　　　　 　 　 　 　 　 　 l　　　　　　　　 　 ヽ.,＿＿,.ノ､　　　 _ ｺ/　 __／　　/ 　　　 　 　 　 　 　 　 ＿_> _／　　　∠ｨー＜)　　/ｧー=ヽ　　＿ヾ´｀＞i!､　/ 　　　　　　　　　　 　 l≦ くーｧﾍ＞　ヾj　　ヾﾉ_≧十‐ j＜　 jヾ≧'' ./ﾊ:ﾘ ヾ' 　　　 　 　 　 　 　 　 i代_＞''　'ァ<ニ'.... .i　　 ﾊ _」ﾊイi!　￣. 　｀iｰ<''ヾｼ 　　　　　　　　　　　　 ヾz|. ,　, 　ハ　,」≧ﾊ_i.ﾉ ﾚﾍ示ﾘ/i　　　 　 i　ヽ 　　　　　　　　　　　　 　　Vﾍi!､_iﾊ.ﾍ¨V;り.　 　 　 ｀¨/　 　 　 　 i.　 ﾊ 　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ヾ≦|｀,.ヽ.｀´　　　　　 /　　　　　　/　　 l 　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 | .ﾊ　　　　　r_､ /　　　 　 　 '　　　 j 　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |　l.｀ ｰ---z--/　　　　 ／　　　 ／ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|. i　　　　/::／　　　,ｨ＜　＿＞''＿,.．＿ 　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 l i　　　 /／ 　 ／￣二二'ー三三三三/ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l　　　 /　_, ｨ<三三三三三;＞＝--ｧ / 　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 l　　 //'三三三;＞ｰ'''´￣　　　　./ / 　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ',　/,.|ﾆ|ﾆ;r''¨´　　　　　　　　 　/ ./ 　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　__У .i!ﾆ|ﾆ;|　　　　　　　　　　　/ ./ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　 .|ﾆ;;|ﾆ|　　　　　　　　　 　/ ./ 　　　　　　　　　　　　,.ｨ=ー-ァ''　　　　.|ﾆi!ﾆil　　　　 　 　 　 　 / ./ 　　　　_,.ｨ≦二ﾆxｌ≦　　　 ,.'　　 　 　 .|ﾆli!ﾆl.　　 　 　 　 　 　 / ./ 　_ｨ≦ﾆ　　　　　　ヾ　 /''Y　　　 　 　 |ﾆ;lﾆ;i!　　　　　　　　　 / ./ . ヾﾊ　ヽ 　　　　　　ヽ ーｧi　　　　　　lﾆ;i!ﾆi! 　 　 　 　 　 　 / / 　 ヾﾊ.　ヽ　　　 　  　ﾊ r'¨ﾍ　　　 　 .lﾆ;i!ﾆi!　　　　　　　　　/ / .　　ヾﾊ　 V　　　　 　 _Vl_,人>　　　　lﾆ;i!ﾆi!　 　 　 　 　 　 / / ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋ 　　気持ちの整理をつける為、今日あったことを書き記そうと思う。 　　そうでもしないと、この混乱した頭ではマトモに何も考えられない。 　　ただ事実を記し、再確認するのだ。 　　あの部屋で、一体何があったのか。

【フィッシュベル海辺の洞窟の入り江】 │ .l　 'i　　 |　　!　　　 ﾞi　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .,i'1　 .|　　l .|　　! ；　i′ i'　.|　　　.!　　j　 ， /　 / .lﾞ .i,!　 .!　　.|.l'　　　、 .,!"　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l !　　 l　　 !　　l　　l　　　.l　　　、 |　　l　 .|　l　 / .!　l｝　 .!　　| !　　　ｌ　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　!|　　.lﾞ　　 !　 .「　 lﾞ， .．.|　　　|　.! 　 !　 ! ."　 ! 　 |,!　　　　　|　　 /　l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |.ｌl　　!　　 .,!　　　 ."l　 .〉　　|　.|　「 .!,," .iﾄ 　 ″　　.,　　　　 ,!　.］　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　!."!　l .!　　,!　　!　　|，/│　.|　 ﾞ　　l ,!　.l l　 i 　ｒi　　　 |　 　　 ″ '|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ゝ|!　　ﾞ .； .!.、　ｌ　 　│ lﾞ　 ,!:!　　　",!　.l ."　.! 　.l!　l.　　.ｌ, .,!　 、　.r､、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　.!　 .， .｝ |│　ｌ　　 lﾞ　l　　".!　 l .、.!　 !、 .ｌ　! 　.|　 .ｌ　　,! .lﾞ.! .,!　 !　 .ﾞl、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.!､　!　 .!　 | .! .l　.!　　 　│　 　 l　.|　!.ゝ .!lﾞ.，.〉 ′ . i ′│　 ! ."" .,!　.!　　 .ヽ、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｌ . ｌ　｝　 !　 .ゝ,!　　　　!　/ 　 .!　!　!　 .ﾈ !　　 | 　!　　!　　!　 `　ヽ ~|　 .　　| 、　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｌ　 ! !　ｌ.ﾞ　　　）、　　 .! .|．　　1lﾞ　 !　 .,リ　 j　! 　!　! |　　゛　 　　.ﾞl. ｣　.|　 .l;;i.ｌ、　　　　　　　　　　　　　　　　　/ﾞl　ﾈ .;;.!　i　　 .｝i、　 .! .,!|　　，!　　l　│l　 .|　! .'i.　.".!'､　　　│　.|ﾞ!|　 |　　.!　 `-.　　　　　　　　　　　　　　　│.l　 l､ |.|　.ｌ　　 .ｌ!l　i　　 !1　/　 ､　 !　　!， lﾞ‐ ! 　ｌ,　 .l　ｌ ､　　|　　! . ｌ　l.， 、　 l　　 ﾐ'-.　　　　　　　　　　　　　］ |　　 ヽ　./l　　　.ヽ|.ｌ　　 !； .!　 .|　 !　　 |　│ 　 .!　 " ﾞ'│　"　　!　.| ."l　 !　　l　、 |　、　＼　　　　　　　　　　l.!.!　! 、 .ﾞt､′　　　 .! .!　 .!"| .|；　"　! ､　 !　 |i 　 .!　　　 |.ｌ　 　　 |　 .!､ .!　.! .| .ゝ !　.ｌ .l　、　ヽ　　　　　　　ｌ.,.l′.ｌ .! .； ﾞﾞﾞ.ｌ､｀'ｰ..__　　　!　 !.ﾞ" 　　" .ｌ.i　　 ,!| 　│　　i　゛|　 !　 .|_　 .!ヽ゛ ‘ .|.!　│　` 〉 .!　　!三三三三三　ｌ │.1 .".! .|　　.ｌ　i　 | ,ヽ､　!　 　　:! .、　 ".ｌ　 ./ l ､ 　 .! .,　 .!　 　 |.!　　 ｌ　 ｌ.ﾞli_._,, --,,,,ﾞ,,.... -――┘三三三三三 ﾞ'''''"´ﾞ'''―‐'''''ｰ|. !.、,!.l .、ヽ.|　　　 ! .l　　　 　│. ′ l　│.!　.、　　.lﾞ,! _,.__,.ｌ._./ 　 ＝　─二　─ﾆ─――　──二　　＝　─二二　　!'ﾞ‐'.．.　l 　＆..,,,_、　.|　　 i　　.!│ ゛　　.゛ ...ｌ,,　-￢"　＿＿　　-　　　ニ　　　　　――　　＿_　─二￣￣　　＿＿　　　　―　　￣￣｀'-､l、　|　　゛ | ―--'"゛　 　 ─ ￣ ＿ 　 ＿＿_￣￣ 　 二　─ 　 ＝　─二　─ﾆ─‐　￣＿　　＿＿￣＝　─二￣'､ .!''､. 三三三　二──　　＝　￣￣＿　￣￣　─二　─￣￣　──二─　　＝　─二　＿　￣　─二　─三三｀'''-,`　 .,, 三三三三―　　＿_　￣　─二　─￣　　　　―　　￣￣　 ＝　─二　─ﾆ─　＝　─二　＿　　　三三三三三三三 三三三三三三三　＝　￣￣＿　￣￣　─二　─二　─ﾆ─＿_￣＿＿￣＝　─　　─二三三三三三三三三三三

【グランエスタード　大広間】 　 =- ..,,＿＿j　{::|!　　 !|...} |-------┘｛..|　 |　| 　|　 |　 | } └-----┘.|　|!　　||　j　 {__|!＿j !_ 　 ﾆ=- ..,,_＿＿ ｀''ー=- . | |　| !￣| {¨| |　|　 |　|　 |　 |　 | |　.} |¨.| |￣!:..|--= ﾆ三　　　　＿,,三 　　 γ⌒ﾏ　i　i 　 ,.-､　.::| |　| !　 | | :| |　|　 |　|　 |　 |　 | | ..:| |　| | . |　|-‐ｧ-､ ￣} .|￣γ⌒ﾏ 　　-{ !　 !}- |　|=-{!　i}ｰ-| |__j |.__.| |..:| |　|　 |　|　 |　 |　 | | __| |__j |__.|　|--{!　i}‐‐j　|-‐ {!　 ! }‐= 　 ￣ ﾞ二二二ニニ ==--:| |┐‐‐┐‐┐;　!　 !　! 　!　.:.　.|..| ┐ ‐┐‐┐ |ﾆ二 ""´￣￣￣￣￣ 　 ― -----.t=r=- ..,,＿__| | :!i　　| | .:| |　|　 |　|　 |　 |　 | |　| | 　| |　|　|＿＿＿　　　　＿＿＿_ 　　 γ⌒ﾏ　i　i 　 ,.-､　.::| | :!i　　| | .:| |　|⌒|　|⌒|　 |⌒| |　| |　 | | .:!　i　 , -.、￣} .|￣γ⌒ﾏ 　　-{ !　 !}- |　|=-{!　i}ｰ-| |_」i_＿| |__j |￣}ﾆ 　 _X_ 　 ﾆ{　{__| |＿| |__|　|--{!　i}‐‐j　|-‐ {!　 ! }‐= 　￣￣ |三三二二ニニ={ =} __r=========r=======ｫ　　　　　　　　{ﾆ }=ニニ二二三三|￣￣￣ 　~~:~:~:|￣｀i|三}　 　.|三/￣￣//=======:|.:.＼:.|.:／:.!========ﾑ　　ヽ!三|--==　r--- | 　 　 　 |:. :. :i|　 |　r‐---- ､　 { { -------.:!:.:.:.:.＊:.:.:.:|--------ｧj.}　 , ---==ｫ. |　|　 　 | 　 　 　 |ﾆﾆ i|　 |　{二二 ｀ヾ､ ゝヽ. 　 　 　 |:.:／:.|.:.＼:!　　　　　／　／　 ニニ }...|　|　 　 | 　:UiUiU　　 i|　 |　!￣￣　ヽ　＼ 　＼ﾆﾆﾆ ivvvvvvvv! ﾆﾆﾆ.／　／　　　￣￣| .::!　!　 　:iUiUiUiU 　　|_,,.. ＞ (⌒y'⌒⌒) ,r-､　　　＼　 ｝　r⌒Y⌒⌒´｀)⌒)　｛　／　　　,r-､(⌒y'⌒⌒) 　 　 ､..,,　　ゝY ,､__ ソ 乂ノ　＼＿_}彡　 ｀¨´｀￣"´￣´"´　 ﾐ{_＿／　.乂ノゝY ,､__ ソ　,,.. -‐彡 　　　　　｀ﾞﾞ ''' ー　--- ニニ　二二二　　 三三三三三　　 二二二　ニニ ---　―　''' ""´ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:::::::::::::', 　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /:::::::::::::::::', 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/:::::::::::::::::::::', 　 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__ ,.ィ≦　￣￣￣　≧:.､＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__ 　 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／　　　　　　　　　　　　 ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 　 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{ !　　　　　　　　　　　　　 i }::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ゞ,ヽ　　　　　　　　　　　 .ｲ/￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ 7`r　＝ === ＝ ｫ´く 　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::/::::::::::::::::::::::::::::V∧ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/:::::/::::::::::::::::::::::::::::::::V∧ 　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /:::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::V∧ 　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V∧

【フィッシュベル海岸】 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, '.´￣｀ヽ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'´｀ヽ　　　　　　　　　　　　　　ヽ、＿,'　　ノ　　 ,' ,ィ´￣..｀.:ヽ...、　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,'　　　　'::::,、＿　　　　　　　　　　　　　｀ー　=　'´ 　　　　　　　　ヽ、　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （ , '　　　　　　　　　'.:::､ 　　　　　,.:'´￣　　）、　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.::'　,　　　　 ,.:'　　　　　( .,,;_,_,_,_,_;_　　　　　　　｀ヽ　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,'　　 i　　　　 ':...､　　　　　':...､　　　 : : : ;_; ; : : ': :.:.:.: ., , , _　＿ヽ ___＿＿＿＿＿＿,,;'＿＿,';;＿＿＿＿;'::.,＿＿＿＿;':.､＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ :.:.,;'l; 弋二￣　￣　二ﾆ = -―　　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:, :, :, :, :, :,:, :, :, :, :, :, :, :,:, :, :, :,:, :, :, :,:, :, :, 戈江ﾆ戈　　　　弌 ＿　　 :,　 :,　 :,　 :,　 :,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, 弋　＼　　　　　　　　　｀丶 、　 :,　 :,　 :,　 :,　 :,　 :,　 :,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, 　 ',　　',,,　　　　　　　　　　　'一二三　　 　:, 　:,　 :,　 :,　 :,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, 　　' ,,,　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀丶 、:,　 :,　 :,　 :,　 :,　 :,　 :,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, :, 　:　:　:　:　:　:　　　　　　　　　　　　　　　　　 ’'ー二三二 　 :,　 :,　 :,　 :,　 :,　 :,　 :,　:,　:,　:,　:,　:,　:, :, :, :, :, :, :, :, :　:　:　:　:　:　:　: ..　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ’'ー　、＿;,　　 :,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:, 　:　:　:　:　:　:　:　:　:　..　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ’'ー二三二 　 :,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:,　:, :　:　:　:　:　:　:　::　:　:　:　:　:　:　:　..　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ ー=　三　二　= 、　:,　:,　:,　:, 　:　:　:　:　:　:　:　::　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　..　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ ー　二 :　:　:　:　:　:　:　::　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　::　:　:　:　:　:　:　:　.. 　:　:　:　:　:　:　:　::　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　::　:　:　:　:　:　::　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　.. :　:　:　:　:　:　:　:　::　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　::　:　:　:　:　:　::　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　..

【食堂】 ..＼ 　　＼ 　　　 ＼ 　　　　　＼ 　　　　 　 ::＼ 　　　　　　:: :::＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 　　　 　 　 .:: :::::|:::::: . 　　　　　　|ヽ ::::|:::.　　 　＿＿＿＿＿　 　 　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 　　　　　　|　|　:|: : 　 　 ||＿_,＿＿__|| 　 　 　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 | 　　　　　　|　|　:|　 　 　 || 　 || 　 　 || 　 　 　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 | 　　　　　　!- 　 |　 　 　 || 　 || 　 　 || 　 　 　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 | 　　　　　　　　　|　 　 　 || 　 || 　 　 || 　 　 　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 |　 | 　　　　　　 　 .:::|＿＿＿||＿_||＿＿_||＿＿＿_|＿|＿|＿|＿|＿|＿|＿|＿|＿＿＿＿＿ 　　　　　　　 ／:::　　　　　/￣￣|　　　iﾆﾆi 　　　　　　／　　　　　 　　￣　.i　|￣￣￣￣￣＼|､`i　　　　　.　　　　iヽ＼￣￣￣￣ 　　　　 ／　　　　　　　 　 　 　 |‐|＿＿＿＿＿＿＼ |　　　　　　　　　|ヽ|‐ ＼＿＿＿__ 　　　／ 　　　　　　　　 　 　 　 | ::::|┃::::::::::::::::::::::┃　|　　　　　 　 　　'　.|:::.. ┃::::::::::::::: 　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　::::┸::::::::::::::::::::::┸　　　　　　　　 　 　.　　:::┸::::::::::::::: 　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼　　　　　　　　::::::::::::::::: ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿　　　　＼ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　 　　　＼ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　 　　　＼ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　 　　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ¶ー＿,―一 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/¶､　　　　７￣￣　　　　　/ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾅ__|ﾄ_,―一 ﾉ　　　　　　　　/| 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾉ￣￣ 　　　　|　(　　　　　　　　(　| 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(　　　　　　　　|　ヽ　　　　　　　　ヽ| 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿人_＿,　　　　　(､又ヽ＿＿　　 　　ヽ| 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿―￣　　ノ　/(＿＿　＿( 乂　　√　　　　匸ー｀＼ 　／＼ー―､_　　　　　　　　　　　＜二二＿￣ー――､/＿＿ｌ|　|＿_／ヽ√　　　　　＿/|＞７~~> <　　　>-､　 _￣ヽ＾､￣ー､,―-､　　__＿ー=｀ー､　　　　　　__　__　＿二　，―￣)/￣ _　　 /　/ 　＼∠／ヽ ヽ~＼ヽヽ　D　) |　_　|/|~ ┌__ｌｌ'￣'ｌ「|　|~|　ｌ'￣'ｌ|　||　||　　 // /７__/／~//＼)/　/ 　　　ヽ　　ヽ ヽ　ヽヽ､　　´､|　||　|　|　| (~ｌ| .∩||　｀' | ｜∩|| ∥ ||　ｌ二(＿´￣)､ヽ///　 |＼/ 　　　 ヽ　　ヽ ヽ_」　ヽ､ |~|　||　''　|　|　U　|| Ｕ ||　|.､ | ｜Ｕ|ｌ､　 ||　ｌ二',-:ﾆ/ /　/ ﾒ /　 | 　　　　ヽ／ヽ　　　 _/ヽ | |__||__|~|__| ｀―-.＾ﾞ,ﾆﾌｌ.ﾆｌ､ロ　ｂ ∠､二'L＿/(＿＿/　| / ／＼| 　　　　<　　 L-￣／V二/´-'―｀ｰ´｀￣　　　　　 　　　 ｀ｰ'　　　｀―｀｀―､__ノ|／　　／ 　　　　　ヽ∠―￣　　　　　　　　　　　＝＝＝　　＝＝＝＝＝　　　　　　　　　　＼／ 　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　　　　ヽヽ　　　/　| |　| | 　　　　　 　 ド ラ ゴ ン ク エ ス ト VII　　ヽヽ　　/　 | |　| |　　や る　夫　達 は エ デ ン の 戦 士 た ち の よ う で す 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽヽ　/　　| |　| | 　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ヽヽ/　 　| |　| |　　　　　　　第５２話　～有名ハーブ園殺人事件　推理篇　～ 　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 V　　 ＝＝＝＝

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　　　　　　　　／ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ザ　　　　　　　　　　　　|`ー--――-/ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:::::::::::::::::::::::::| 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ッ　　　　　 　　　|::::::::::::::::::::::::| 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |::::::::::::::::::::::::! 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |::::::::::::::::::::::::| 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-――}::::::::::::::::::::::::| 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／:::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::| 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｌ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 （;:...　　{ttttttttttttttttt,=≡≡=､ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ──────────────────────────────── 　 　　　 　　　　||　 　　|iiiii|iiiii|iiiii|iiiii|iiiii|iiiii|iiiii|iiiii|iiiii|iiiii|iiiii|iiiii||　　　 .|＝＝＝=== 　　　　　　／'i,ヽ:　　|";" ';" ' ";;" ' ";" ' ";";" ';" ' ";;" ' "|　　　　|　　＿,＿_.___. :;:;＿＿ ／ ..;;;i::: . ＼ |　　　　　　　,,.''ヽ::ヾｿ;;;:;ヾ ゞゞ:;::;;;;ゞゞ:;ゞ .:;.;.| 　|≡|　　|≡| .:.|≡≡||￣￣|￣￣| |　|[][]|　　|[][ゞ:;ヾｿ　　　ゞ:;　:;ヾ ゞゞ:; ゞゞ:; :|　 |≡|,,_.._|≡| .:.|≡≡|| l⌒l | l⌒l | |　|[][]|　　|[][]|ゞ:;ヾ 　ゞゞ:;ヾ　ｿゞ　　　:::ゞ:;ヾ.;;.; ヽ.|γ,,|≡| iiiiIIiiiI IiI| |...::l | |;;;;;l |;;:ヽﾐゞ;;　　　　ゞ;:;:ヽ:;ヾ　:::ｿゞ　:ゞゞ:;;:;ヾ ゞ ゞ:;.:　|≡|iﾆi;;|≡| 　　ﾐゞ;;;|　￣ | ￣　|;:;ミ__ヽﾐゞ,,＿;;:ヽ_;:ゞ;;＿ゞゞ:;ヾ　ｿ＿.＿ゞゞ:;　ﾐゞ;;ﾐゞ;;　￣ ヾ;:;:ヽﾐ;;| l⌒l | l⌒l |;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;; ゞｿミゝﾐゞ;;ヾ;:;;: 　　ﾐゞ;;;| |....:l | |;;;;;l |;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;ヾ;:;;:ヽﾐゞ;;ｿゝﾐゞ;; 　ヾ;:;ゝ | |;;;;;l | |;;;;;l |;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;ヾ;:;ミヽﾐゞ;;ヾ;:;;: 　ヾゝｿ |　__　|　__　|;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;ゞゝヽﾐ;ｿミゝﾐゞ;; 　　ﾐゞ;;;| LLｌ | LL;;;|　　　 __　　　 .__　　　　__　　　 .__　　　 .__　 |ﾐゞ;;;:;ｿｿミヾ;:;;: _____ 　　　|i| | LLｌ | LL;;;|　　　i_i_l　　　i_i_l　　　i_i_l　　　i_i_l　　　i_i_l　|　|iｿ ヾ;:;;:i;i ';" ' ";;" 　　　|i| | LLｌ | LL;;;|　　　i_i_l　　　i_i_l　　　i_i_l　　　i_i_l　　　i_i_l　|　i;i;:.:.:.ヽ.:i;i ＝=＝＝ iliiliiliiliililiiliiiiliiliiliiliililiilii|　　　　　　　　　|iliiliiliiliililiiliiiliiliiliiliililiiliiiliiliiliiliiliiliiliili|;:.: ､ iliiliiliiliililiiliiiiliiliiliiliililiilii|　　　　　　　　　|iliiliiliiliililiiliiiliiliiliiliililiiliiiliiliiliiililililiilili|;:''.:.:_ ' ";" ';" ' ";;" ' ";" ' ";" ';" ' ";;" ' ";" ' ";" ';" ' ";;" ' ";" ' "' ";;" ' ";;" ' ";.:..i ;" ' ";" ' ";" ';" ' ";;" ' ";" ' ";"' ";; ' ";" ' ";" ';" '" ' ' ";; ' ";" ' ";" ';" '" '　/ ＝＝==＝＝＝===＝＝=＝＝＝=＝＝＝＝==＝＝=＝＝＝＝=＝＝＝''"

　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 　　　結局、オルテガさんと一緒に戦ったのはこれが最後なんよ。 　　　その後は…… 　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ━━ノアニール郊外━━ 　　　　　　　　 ／￣＼ 　　　　　　　　|　　　 　| 　　　　　　　　 ＼＿／ 　　　　　　　　　　 | 　　　　　　　／￣￣￣ ＼ 　　　　　 ／　　u　　 ノ　 .＼ 　　　　／ 　　　　 u <●>:::::::＼ 　　　　|　 　　　　　　　（__人__）|　　　　　　　　　　なぁ、本当にいいのか？ 　　　　 ＼　/⌒)⌒)⌒)｀ ⌒／/⌒)⌒)⌒)　　　　俺の仲間ってことにすれば、たぶん歓待して貰えるぞ。 　　　　ノ　　|　/　/　/　　　(⌒) ./　/　/ 　 ／´　　　 |　:::::::::::(⌒)　　ゝ　　::::::::::/ 　|　　　　ｌ　 |　　　　　ノ　　/　　）　　/ 　ヽ　　　 ヽ_ヽ　　　 /' 　　/　　　 ／ 　　ヽ ＿＿　　 　 ／　　 /　　 ／ 　　　　　　＿ 　　　　　__|＿|__ 　　／⌒⌒⌒⌒⌒ヽ 　 (　　　 ＿＿　　　 ) ) . （　 　 /-～ ﾍ　　　 ) ) (　　 　(●　 ●)　　　 ) ) (　　 　 <__^^__>　 　　 ) ) .（　　　　huuu |　　　 ) )　　　 勇者が骸骨を仲間にしていた、なんてものは悪評にしかなりませんよ。 　 (　 .＿hnnn |＿　ﾉﾉ　　　　 塔での目撃証言は……魔物の幻術とでもしておけばいいでしょう。 　　丶＞ﾋニノ∠ノ′ 　　／＼(^Ｈ^)／＼ 　 ｜|｜ 0◎0｜ｲ｜ 　 ｜|ノ フ只ヘヽ|｜

━━エルフの里、女王の部屋━━ 　　　　　　　　　　　　　 _,,..　-─- ､.,__ 　　　　　　 （ゝ､..,_,.　'"´　　　　　　　 　｀ヽ.　/| 　　　　　 　 ,＞ '"　　 _,,,......,.,,_ （｀ '⌒;　 　∨ | 　　　　　 ／　.／　'"´ / 　　 　｀＼／、　　　/ 　　 　 ／　　/　　 /　 |　　　| ｰ-　 /| ＼ 　　ﾊ 　　 ＜/　　/　　 /イ　|　　　|ヽ.__ /　!　　＼　 } 　　　 ,{　 ∠、 　'　 |__∧　 /|ｧｔテ＝ｧ　 }　　`' iｰ- ､ 　 　 八 　 　 ,　 |ｒテ=ｧｒ＼|　　ゞ-ﾟ'´|　/　 | 　 '､　　} 　　 ´　 ＼ 　 ＼|　ゞ-ﾟ'　　　　　　""ﾚ'　　/　 　 ヽ./ 　　　　　　,＞､,__,ゝ"　　　'　　　 　 ∠,. イ!　　 　　}　　　 　　　　 ／　　ｿ 　ﾊ　　　　 r‐､　 　,|　　八　　,　 ,ﾊ　　　ナギ様。ただいま戻りました。 　　　 /　　 ∠、　 人　　 　　　　／ !　/-- ､ /ﾚ'　|　　　 　　　.{　 　　　ﾚﾍ、　 ｀l.7ァｰｒ,イr／ﾚ'　 　　 ヽ.　 ' 　　 　 、　　　　　 ＼/∨＼_ｒ}　/／ ./ ／　 　　∨ 　　　　 ＼　　　　 ,　-‐─l7| |/ 　　/|/ 　　 　 　 ﾄ、 　　　　　　ヽ　 ／　 　 　/| l/| 　 ,r{/!　 　 　 　 /|　＼ 　　　　　　　} /　 　 　　（｀'⌒ｿ´　　 |　__　 　 ' 　;　 　 ', 　 　　 　　 / |　 , --､　|,'ヽ／` ｰ ｧ'"´　 ｀ヽ/　./＿__.ノ 　　　　 　 ;'　 ､/　ｒ-､j |{　 } 　 　 ;　 く_（）)　;　/{ 　　　 　 　 、 /　￣ ヽr!|　(') 　　人　　 　　ﾉ .' 　'、 　　　　　 　 ,r{　 ｒ､ﾝ´}ﾊ|　 {　.／/　`''ー '"　ﾑ　　ヽ 　　　　　　　　　　　　　　　　　|ヽ 　　　　　　　　　　　　 　　 -‐┴┴‐-　、　　＿ノ＼ 　　　　　　　　　　　　／: : : : : : : : : : : : :｀＜　　　ノ 　　　　　　　　　　 　': : : : : : : : : : : : : : : : : :｀く￣ 　　　　　　　　 　 /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ .　　　　　　　　　/: : : : : : : : : : : : : : : : :｀丶､: : : :＼ 　　　　　　　　　' /、: : : : : : : : : ､: : |: : : : : : ｀丶: : :＼ 　　　　 　 　 　 |ｲ　｀　 ー――‐ﾍ: :|: : : : : |: : : : : :.￣ヽ 　　　　 　 　 　 | ＼　　　　　　　　 V: :　i |､ト､: : ＞- ､: ! .　　　　　　　　 |: :ｌ ｌ｀. .ー―― ￢"|: : : |:ﾄ､|: : : :／⌒ヽ|　　　　　　　さとりか……。 .　　　　　　　　 |i| | | |: :|: : : : |: :. :|: |: : :ｌ|:|ﾉｌ|.イ/ 　　　　＼　　　　　 何用じゃ？ 　　　　　　　　　}レ ⌒､ﾄｌ､＿|ｌ_: : }: |: : ｊｲ＜ｨ//　　　　　　 ', .　　　　　　　　 /　　 　 ／　　　丶､ｲ／| 　:ﾚ/　　　　　　　 ﾄ､ 　　　　　　　　/　　　　/　　　　　　　ヽ.」　.//　　　　　　　　}::ｌ .　　　　　　　/　　　　 l　　　　　　　　　＼// 　 　　 　 ／　/::| .　　　　　 　 '　　　　　.!　　　　　　　ｌ: 　　/　　　 　 ／―‐'′| 　　 　 　 　,ｲ　　 　 　 }　　　　　 　 | 　 /　　　 　 /::::::::::::::::::::| .　　　　　　{:|　　　　　 ﾊ　　　　　　 |―' 　 　 　 ./ :::::::::::::::::::::| 　　　　　　ヽﾄ､　 　 　 ハ　　　　　　| ｀ヽ、　　 .人 :::::::::::::::::::::| 　　　　　　　|　 ￣￣ /　.!　　　 　 ノｌ　　 ＼ ／　 ＼:::::::::::::::::| 　　　　　 　 |　　　　./ 　 |｀ヽ-‐ ''´　|　　　ヽゝ　　　 ＼:::::::::: |

━━カザーブ・村長の家━━ 　　 　 　 ,　'" ￣｀ ｰ''⌒ヽ、 　　　 ／　　　　　　　　　　 ＼ .　　 /　　　　　　　　　　 　 　 ヽ 　　 ｌ　　　　　　 ,ｨ j`ﾍ. ﾊ .､　　 l 　　│　　　 ,.ｨノ-jﾉ　 lﾉ-ﾘ‐l　 N .　　 |. r'ｺ.r'＝ﾋｧ= _　;ｾｧ＝:|nﾉ 　 　 ｌ |.ﾋ|.|　`ｰ- '　 / ｰ '　:||.| .　 　 l. ヽｌ|　u' 　 　 冫　　 :ﾙ' 　　　 ヽ　ﾄ.、　 'ｰ---- 　 /″　　　　　こちらがカイジ王からの伝令書です。 　　　／ヽ|.　＼　　ｰ　　,:く -‐''"|:.:.:.:.:ﾄ、 　 ＼._. イ:.:.:.|`''ｰ- :.:.:.:.:| .:.:.:.:|　＼　,⊆ニ_ヽ、|:.:.:.:.:. :.:.:.:.|:.:.:.:.:.|. 　 ／　r─--⊃、.:.:.: :.:.:. |:.:.:.:.:.|　,.ｲ　　 ｀二ﾆﾆうヽ.:.:: 　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,.ｨ　 , -''７　,.ｨ 　　　　　　　　　　 　 ,.ｲ .／　l／ 　 ,'／　|　 , 　　　 　 　 　 　 ,ｨ ./　l/　　 "　 　 "　　 レ' | 　　　　　　　　/ l/　　　　　 　 　 　 　 　 　 ﾚ1 　　　 　 　 　 i　　 　 　 　 　 ,.、　　　　　　　,'ｨ 　 　 　 　 　 .|ヽ　　/＾ヽ.＿.／　 ＼　　　　 　 /ィ 　　　　 　 　 |　　 /_　　　　　　 l　 __ヽ　　　 　 / 　 　 　 　 　 |ヽ　 l‐-ﾞﾆﾕ　 Lﾆギ-‐'７.　　　　"７ 　　　　 　 　 ゝ 　 :!＝｡=､　 ,,=｡=＝ | r=､　　∠_, 　　 　　 　 　 ゝ　　l　ｰ-/　　 ｰr '´ :l:|f‐ﾘ 　 _／ 　 　 　　 　 　 ヽ 　 l/ ７￣_ ，　|　　 |L:ソ　 _,フ　　　　　　ふむ……。 　　　　　　　 　 ＼　 l ‘"＿＿__,　　/l　　　_フ　　　　　　　決戦が近いのは気づいていたが、ついに完成したか。 　　　　　　　　　　,＞､l　　 __　　　V:　|　_,ラ＼＿ 　　 　 _,,.. -‐''／,r　,.　l　　　　 ヽ/::　 ｢　 ､ ヽ ヽ. ￣ 　 ,ｨ''"　　　 /　/　/　/:l＿＿＿/::　 ／ｼ、 ヽ.ヽ. ヽ 　/ |　　　　/　/'　/　,ｲ.l:ｷ:::::::::::::　／ﾂ"　ﾄ､　 ｌ　ｉ　l